2018年09月07日公開
2024年08月01日更新
酵素ドリンクの作り方を解説!砂糖なしで簡単に作る方法も紹介!
酵素ドリンクとは野菜や果物を砂糖と一緒に発酵させて食物酵素をひきだし、体に取り入れることができるドリンクのことです。酵素は食べ物の消化吸収を助けてくれて、代謝もアップさせてくれるのでダイエット効果が期待できます。作り方さえマスターしてしまえば美味しくて体にもいい酵素ドリンクが実は家でも作れます。意外と簡単な酵素ドリンクの作り方をご紹介します。自分好みの野菜や果物を取り入れて気軽に酵素ドリンクを作ってみましょう。
酵素ドリンクの作り方が知りたい!
美容や健康に良いと話題の酵素ドリンクはよく目にしますが、買うものというイメージが強いと思います。さらに高いし手が出しづらいという方も多いと思います。でも実は意外と簡単に作れてしまいます。作った方が自分のオリジナルを楽しめますし、砂糖なしで作ってみたりと、より体にいいものを作ることができるのでおススメです。難しそうで簡単な酵素ドリンクの作り方を紹介します。ぜひ一度手作りしてみてください。
酵素ドリンクは簡単に作れる?
酵素ドリンクの作り方が気になるところですが、実はとても簡単です。お好みの野菜や果物を密閉できる瓶に砂糖と一緒に入れて待つだけです。野菜や果物の酵素が砂糖を餌にして発酵し、炭酸飲料の様になって酵素ドリンクが作り出されます。1日に1,2回かき混ぜなければいけませんが、1週間もあれば完成するので毎日できあがりを楽しみにしていれば苦もなく過ぎてしまいます。
酵素ドリンクは果物などを醗酵させて作ったもの
酵素ドリンクとは食材本来に含まれている食物酵素を効果的に摂取できる飲み物です。酵素は人間に必要なたんぱく質で、消化や代謝を活発にしてくれます。生まれた時から人間の体内に存在していますが、その量は年々減少していき、消化機能や代謝がどんどん低下していきます。その大切な酵素を簡単に摂れるのが酵素ドリンクを飲むという方法です。消化や代謝がアップするのでダイエットにも向いていると話題になっています。
酵素ドリンクを自分で作るメリットデメリット
手作りの酵素ドリンクは自分好みの味を作ることができますし、作り方も簡単で、買うよりもリーズナブルです。他の添加物を気にする必要もなく、砂糖の量などを調整できるというメリットがあります。反面、他の菌を入れてしまうと腐ってしまい、失敗してしまう場合もありますし、手間もかかるというのがデメリットになります。
酵素ドリンクの作り方
酵素ドリンクの作り方は、熱湯消毒した瓶などの容器に切った野菜や果物と砂糖をいれて一日に1,2回混ぜ、一週間ほどおくだけです。基本的には皮ごと入れて大丈夫ですが、レモンなど皮の渋みが強いものは皮をむいて白い部分を取り除くと苦味がなくなってより美味しくできあがります。りんごは扱いやすいので初めはりんごから挑戦してみるといいかもしれません。
こちらの動画の作り方は毎日どのように発酵が進むかも見てわかるようになっています。初めて作るのは不安が多いので、毎日の工程を見られるのはとても参考になります。ぜひこちらの作り方を見ながら作ってみてください。
酵素ドリンクを作るのに必要なもの
今年も果実酒用ビンが登場しました。サイズ違いの3種類のビンと、できあがった果実酒やシロップをすくうのに便利なステンレス製のレードルもご用意しています。http://t.co/zofTa7dA3Z pic.twitter.com/9y61MPCXvv
— 無印良品 (@muji_net) June 2, 2015
酵素ドリンクを作るために必要なものは飲料を保存できる密閉瓶、砂糖、そしてできれば無農薬で安心安全の新鮮な野菜や果物です。必要なものが多いと始めるのに時間がかかったり面倒になってしまいますが、必要なものは少なく、とてもシンプルなので始めやすいです。
砂糖は上白糖を使用します。分量は食材と砂糖が1:1.1の割合が目安です。甜菜糖の方がミネラルを多く含んでいるし、健康的なイメージですが、発酵に時間がかかるため失敗しやすいので、初めは上白糖から挑戦するといいと思います。
皮にも酵素が多く含まれているため、そのまま使用したいので無農薬のもの、それが無理であれば一度重曹などで洗浄してから使います。どんな材料でも美味しくできますが、出来上がりは微炭酸になるため、レモンやオレンジなどの柑橘系などがオススメです。その時に旬の食材のウメやキウイ、梨や桃などの果物やキャベツや小松菜、トマト、セロリ、人参など自分に合った食材を選んでください。
酵素ドリンクを作る方法
材料の基本は野菜や果物1に対して砂糖を1.1の割合で作ります。より食材に染み渡るように材料と砂糖を交互に入れるようにします。気温などによりますが、夏場でしたら4,5日、冬場でしたら1、2週間ほどで出来上がります。出来上がった酵素ドリンクは漉して冷蔵庫で保存します。賞味期限は1カ月ほどが目安ですが、酸っぱいにおいがしたり、アルコール臭がした場合は飲むのをやめましょう。
意外と簡単に作れることがわかったので早速作り方を紹介します。まずは保存容器を用意します。材料と砂糖を入れても余裕があるくらいの大きさの瓶を用意して、熱湯で煮て消毒します。材料1キロで作る場合は砂糖1.1キロになるので3リットル程度の大きさがあるといいです。熱湯で煮ると割れてしまうのではないかと心配な場合は清潔なペーパータオルなどにアルコールを含ませて消毒する方法もあります。
次は食材の準備です。皮ごと発酵させていので、無農薬で安全なものを用意するのがおすすめです。用意できない場合は水道水で30秒以上洗うというのも効果的ですが、念のため重曹水で洗ってください。大きめのボールや鍋に水道水を入れて、小さじ1,2杯の重曹を入れて1分ほど浸けます。長時間浸けてしまうと野菜のビタミンが水道水に溶けだしてしまうので注意してください。
綺麗になった野菜や果物を1センチ幅くらいに切ります。小さめの方が発酵が早く、酵素を十分に引き出すことができます。レモンや甘夏など、皮が苦いものは皮と皮と身の間の白い部分を取り除くと苦みが出ずすっきりとした味になります。キウイなどの皮が硬いものも除いてもいいです。
用意した瓶に食材と砂糖が交互に層になるように入れていきます。そうすることで砂糖と混ざりやすく、失敗が少なくなります。見た目にも綺麗で飾っていてもおしゃれです。
保存の適温は20~25℃ですが、保つのは難しいので常温で保存します。ヨーグルトメーカーなど、温度を保てる機械があれば、それを使って作る作り方もあります。どちらの場合も一日1,2回清潔な手でかきまぜてください。シュワシュワ泡が出てきたら完成です。だいたいの目安としては夏場で1週間、冬場で2週間ほどで完成します。
できあがった酵素ドリンクを濾します。濾したものは冷蔵庫で保存します。だいたい1カ月くらいで飲みきるといいでしょう。炭酸水で割ったりヨーグルトやパンケーキにかけたり飲むだけでなくいろいろな食べ方があります。酵素ドリンク1対水や炭酸を5位の割合で割ります。お好みで調整してみてください。
酵素ドリンクを砂糖なしで作る方法
酵素ドリンクは体に良くて、ダイエットに効果的なのですが、どの作り方でも半分は砂糖でできていると分かると本当に健康に良いのか心配の方もいると思います。そんな方は砂糖なしで作る方法をオススメします。
酵素ドリンクは、野菜や果物に含まれる酵素の餌である砂糖を一緒に発酵させる作り方をしますが、砂糖なしでも野菜や果物本来に含まれる糖分で充分に発酵することができます。方法は砂糖の代わりに水を使うだけです。水道水でも作れますがミネラルウォーターなどをオススメします。
砂糖なしで作る場合、水を使用するので砂糖を使う作り方よりも期限が短くなります。2,3日を目安に飲み切ってください。ダイエット目的で酵素ドリンクを摂ろうといういう場合は砂糖なしで作るこちらの方法がオススメです。よりダイエットに効果的な作り方です。
おすすめの手作り酵素ドリンクのレシピ
好きな食材と言われても何を使っていいのか、この組み合わせで変な味になったりしないか心配です。まずはりんご、レモン、オレンジなど1種類の果物から作り始めるのもいいです。せっかくだからいろいろな種類を混ぜて作りたいという方に具体的な食材の組み合わせでの作り方を紹介します。
こちらは大根、ニンジン、青菜、ゆず、レモンを入れた酵素ドリンクです。野菜が入っていますが臭みなどはなく、甘くておいしいジュースに仕上がっています。
りんごとオレンジの酵素ドリンクです。甘くて美味しい組合せなので、そのまま水や炭酸で割って飲んだり、果肉をヨーグルトに入れて楽しめます。
キウイとレモンのさっぱりとした組み合わせです。炭酸で割って、夏にはさっぱりと飲めます。飲むだけでなくドレッシングなどに使うのもオススメです。
梅と生姜の甘酸っぱい酵素ドリンクレシピです。梅と生姜は同量で作ります。生姜は体を温める効果があって、そのおかげで様々な病気を予防する効果もあります。普段はたくさん採れない食材ですが酵素ドリンク効果的に摂取できます。
夏みかんと人参を使ったドリンクです。夏ミカン9割、人参1割で作られています。美肌効果が高く、甘酸っぱく出来上がります。
酵素ドリンクの作り方を参考に作ってみよう!
酵素ドリンクはダイエット効果だけでなく、美肌や免疫力を高めるなど、健康的な要素がたくさんあります。まずは失敗の少ない白砂糖を使う作り方から初めて、甜菜糖を使ってみたり、砂糖なしで作ってみたりと、いろいろとアレンジをしてみるのもいいかもしれません。紹介した作り方を参考に、美味しく健康を保てる酵素ドリンクをぜひ自宅で作ってみてください。