ハイボールに合うウイスキーはどれ?おすすめの銘柄と選び方を紹介
皆さん、ハイボール飲んでますか?ビールに代わり人気の高まるハイボールですが、選ぶウイスキーの銘柄によって味がガラリと変わります。今回は、そんなハイボールのためのウイスキーの銘柄の選び方と、おすすめの銘柄を紹介いたします。
目次
- 1今ハイボールがアツい!
- 2ハイボールに合う銘柄選びの基礎はコレ
- 31,000〜2,000円台で買えるハイボールにおすすめのウイスキー銘柄
- 4デュワーズホワイトラベル
- 5カティサークオリジナル
- 6ジャックダニエルブラック
- 7シーバスリーガル12年
- 8マリー・ボーン
- 93,000円〜から選ぶハイボールにおすすめの銘柄
- 10白州
- 11タリスカー10年
- 12グレンフィディック12年
- 13ラフロイグ10年
- 14まだまだあるぞ!フレーバードウイスキーで作るハイボール
- 15ジャックダニエルテネシーハニー
- 16アーリータイムズブラインドアーチャー
- 17メーカーズマークミントジュレップ
- 18お気に入りのウイスキーを見つけて、ハイボールを更に楽しもう
今ハイボールがアツい!
夜の部まもなくスタートします!
— とりあん_幡ヶ谷店 (@Torian_Hatagaya) February 5, 2018
良い週のスタートに、とりあんで一杯♪コリっとした食感で人気の砂ずり&なんこつのセットメニュー"おつまみセット"にキーンと冷えた角ハイボールはいかがですか☆
月曜〜金曜はハッピーアワーなので是非お気軽に〜^ ^
#幡ヶ谷#唐揚げ#とりあん幡ヶ谷店 pic.twitter.com/SCqfshsLsO
数年前からジワジワと人気を集めているハイボール。最近では「唐揚げ」と「ハイボール」という絶妙な組み合わせをアピールするお店も増えてきており、すっかり市民権を得た様子です。
そんなハイボールですが、ウイスキーと炭酸水さえあれば自宅でも簡単に作れるのが人気の要因の一つでしょう。でもウイスキーを選ぶといっても、お店には沢山の銘柄のウイスキーが並んでいて、どれがハイボールに合う銘柄なのか悩んでしまいます。今回はハイボールを選ぶ際の基本的な選び方と、おすすめの銘柄を紹介していきたいと思います。
ハイボールに合う銘柄選びの基礎はコレ
海外の銘柄を入れれば100は優に超えるウイスキーの銘柄ですが、ハイボールに合う銘柄を選ぶ際はこちらを意識して選ぶといいでしょう。
ハイボールには、熟成年数の若いウイスキーを選ぶ
ハイボールに使用する銘柄は、熟成年数の若いウイスキーがおすすめです。一般的に熟成年数が10年以下のものを若いウイスキーと呼ぶ他、熟成年数表記のないいわゆるノンエイジといった銘柄も比較的若いウイスキーである傾向があります。
若いウイスキーはストレートやロックで飲んだ場合、熟成が進んでいないため香りや味が強いものが多い傾向にあります。しかしこれをソーダで割って飲むと、強い味や香りが炭酸に乗って花を開き、ストレートやロックでは味わうことのできない爽やかな香りを楽しむことができます。
ハイボールにはスコッチウイスキーが合う?
ハイボールを選ぶ際は、マイルドなものよりも少し癖の強いものの方が、ソーダで割った際の香りがより花開く傾向にあります。スコッチウイスキーは原料である麦芽を乾燥させる際に用いる泥炭(ピート)の香りが特徴的であり、ウイスキーの中でも癖の強い銘柄が揃っています。
居酒屋でハイボールを飲もうとした場合、角瓶やトリス等ジャパニーズウイスキーの銘柄が多いですが、お家で飲む銘柄を選ぶのであれば、是非こうしたスコッチウイスキーを試してみてはいかがでしょうか?
ハイボールなら、低価格のウイスキーでも大丈夫
ウイスキーというと、高いものは数万円から数十万円と青天井なイメージがあるかもしれませんが、1,000円前後で買える比較的安価な銘柄もたくさんあります。
ハイボールに合う熟成年数の若いウイスキーは、このような比較的安価なウイスキーの中にも数多く存在します。「安いから不味い」とネガティブに考えずに「安いから美味しい」と考えてみると新たな発見があるかもしれません。
1,000〜2,000円台で買えるハイボールにおすすめのウイスキー銘柄
それでは、具体的にハイボールにおすすめしたい銘柄をあげていきたいと思います。まずは1,000〜2,000円台と比較的安価に買える銘柄の中から、特にハイボールに合った美味しい銘柄を紹介します。
デュワーズホワイトラベル
アメリカナンバー1ウイスキー
ハイボールといえばデュワーズ、と言われるほど有名な銘柄です。スコッチウイスキーとしても世界屈指の人気のある銘柄であり、特にアメリカではナンバー1の人気を誇ります。
基本のデュワーズハイボール
— かつを (@chibitar) February 3, 2018
お疲れっす🙇 pic.twitter.com/Y7ehfuOMdF
スパイシーな香りが特徴的なウイスキーですが、これをソーダで割ると非常にマイルドな香りに変わり、ウイスキー自体の格が上がったと思わせるほど上品な美味しい味に変わります。初めてウイスキーを買ってハイボールを作りたい、と思われる方にはまずオススメしたい銘柄です。
カティサークオリジナル
村上春樹の愛したウイスキー
帆船のラベルでおなじみの、スタンダードなスコッチウイスキーです。村上春樹の小説にも度々登場することから、普段ウイスキーを飲まない方でも名前を知っていたりするのではないでしょうか。
極めて淡い琥珀色をしており、非常に爽やかな口当たりが特徴的な銘柄です。際立って癖があるわけではなく万人向けに作られたウイスキーであることから、ウイスキー本来の味を楽しみたい方には物足りないかもしれません。
食中酒としてはベストな選択
きょうの晩酌は、「缶つま★レストラン」牛肉のバルサミコソースをあっためて。優しい酸味が後を引きました。カティサークを初めてハイボールにしてみましたがとってもすっきり。
— 酒器 今宵堂 (@koyoido) December 6, 2017
【今宵堂晩酌帖】https://t.co/xO8CzirrsV pic.twitter.com/BnVblRPJr6
しかしながら、ハイボールとして食中酒として飲むのであればベストな選択肢の一つでしょう。テーブルに添えれば、美味しい食事を引き立てる名脇役としての働きをこなしてくれる銘柄です。
ジャックダニエルブラック
香り高いテネシーウイスキー
テネシーウイスキー唯一にして、抜群の知名度を誇るジャックダニエル。真っ黒なラベルからは想像できない甘い艶やかな味が特徴的なウイスキーです。アメリカ本国での人気は特に高く、「美味しい酒=ジャックダニエル」と評されるほどです。
よく「ジャックダニエルはバーボン」だと誤解されますが、ジャックダニエルは「テネシーウイスキー」です。違いは産地の他にも、チャコールメローイングという製造方法にあります。このチャコールメローイングとは、木炭を使ってウイスキーをろ過するする製法であり、その原料にはメープルシロップに使用されるサトウカエデの木炭が使用されます。
甘いサトウカエデを使ってろ過をしているので、特徴的な甘い艶やかな味が出るそうです。そんなジャックダニエルで作るハイボールは、本来持つ甘さが香り立つ甘い味がするハイボールになります。特に若い女性におすすめしたいハイボールです。
シーバスリーガル12年
オーソドックスなスコッチウイスキー
シーバスミズナラ pic.twitter.com/em3a7edC7w
— oinu toshi (@oinu2010) February 4, 2018
世界中でもっとも愛飲されているスコッチウイスキーの銘柄の一つ。元々はイギリス王室も用いる富裕層向けの人気食料品店だったのですが、富裕層が好むウイスキーの需要に応えるために製造し始めたのが誕生の歴史です。
200年以上の歴史を持つこの銘柄は、リンゴや洋梨のようなフルーティな香りが特徴的となっており、特に加水すると本来の味が花開く特徴があります。ハイボールにすると、オーソドックスながら甘くすっきりとした味わいとなり、美味しい料理を引き立てる食中酒としては理想的な味になります。
ちなみにシーバスには日本のミズナラを樽に使用した銘柄もあります。お値段は3,000円台と少し上がってしまいますが、あのシーバスが日本をターゲットに作り上げた日本人の舌に合うウイスキーに仕上がっています。こちらもハイボールにすると美味しいので、気になる方はいかがでしょうか。
マリー・ボーン
低価格ながらアイラを楽しめる銘柄
低価格帯のスコッチウイスキーの中ではピート臭を強く感じる銘柄だと思います。ブレンデッドウイスキーであり、キーモルトとして後述するタリスカーの5年ものを使用している事から、アイラモルトの香りを安くた楽しみたい方に人気の銘柄です。
ブレンデッドということで、タリスカーのような爆発的な個性を感じることは難しいですが、それでもキーモルトとして使用されているだけあって、アイラ島特有の存在感を感じることができます。ハイボールにするとスモーキーな香りがふわりと香り、3千円超のアイラモルトウイスキーにも劣らないような芳醇な飲み味をもたらしてくれます。
3,000円〜から選ぶハイボールにおすすめの銘柄
普段使いとしてはちょっと手を出し辛いですが、その分間違いなく美味しいハイボールができる銘柄が揃っています。3,000円を超えるとロックやストレートでも美味しく飲める人気銘柄が揃ってくる事から、ハイボールだけではなく、本格的にウイスキーを楽しみたい方にもおすすめの銘柄が揃っています。
白州
ジャパニーズウイスキーでハイボールならコレ!
日本の誇るジャパニーズウイスキーの人気銘柄。価格は6千円といきなり飛び抜けてきますが、ジャパニーズウイスキーの中でも特にハイボールにして楽しみたい銘柄となっています。
山梨県白州の森の中に佇む蒸留所で作られたこの銘柄は、ジャパニーズウイスキーらしいみずみずしく口当たりまろやかな味が特徴的となっています。そのままでも勿論美味しいのですが、ソーダとの相性が抜群に良く、ハイボールにすると爽やかな味と香りが広がります。
ハイボールにするなら、山崎と白州どっち?
同じサントリーだと、どうしても人気銘柄「山崎」と比較してしまうかもしれません。勿論どちらも素晴らしい銘柄なのですが、ことハイボールに限るのであれば完成度は白州に軍配があがるでしょう。加水やハイボールで楽しむ場合、ジャパニーズウイスキーの中でも随一の銘柄となっています。
タリスカー10年
スコットランドの琥珀色の至宝
スコットランド・スカイ島の黄金に輝く至宝がタリスカーです。小説「宝島」の著者で有名なロバート・ルイス・スチーブンソンから「酒の王様」と評されたこの銘柄は、非常に癖の強いピート臭を持つ特徴的なウイスキーとなっています。
スカイ島の厳しい自然の中で育まれた力強く、そして豊満な香りは、他のアイラモルトウイスキーをしても唯一無二と言える存在感があります。アイラモルト好きには特に人気のある銘柄であり、万人にはおすすめ出来ませんが一度ハマると抜け出せない魅力があります。
絶品!?黒胡椒ハイボール
ハイボールに“黒胡椒”!
— PR TIMES (@PRTIMES_JP) November 10, 2017
タリスカー スパイシーハイボールの作り方!https://t.co/xKOlphQ6gt pic.twitter.com/80BmgbBEFJ
そんなタリスカーの一風変わった飲み方が、黒胡椒を振りかけたハイボール。もともとスパイシーかつスモーキーなタリスカーですが、黒胡椒をかけることで一層その味が引き立つんだとか。ハイボールに胡椒なんてなんだか想像できませんが、ヤミつきになる人にはたまらない一杯になります。
グレンフィディック12年
世界最初のシングルモルトウイスキー
グレンフィディックは、世界で最初にシングルモルトウイスキーとして販売された由緒ある銘柄であり、世界で最も売れているシングルモルトウイスキーでもあります。クリスマスの日に産声をあげたこのウイスキーは、シンプルながらも艶のある上品な味わいに仕上がっています。
フルーティなハイボールを味わえる
ウイスキー党の方にはグレンフィディックのハイボールを本日ワンコインにて。
— Cafe-BarWATER7@名古屋大須 (@bar_w7) July 14, 2017
見るからに喉ごしよさそうです! pic.twitter.com/iUit7ZCmZD
洋梨のような芳醇な香りは、タリスカーのような独特な刺激はないものの、フルーティな味わいのある銘柄となっています。ハイボールにするとフルーティさが炭酸に乗って弾け、爽やかな後味を残す食中酒にふさわしい一杯に仕上がります。
ラフロイグ10年
英国王室御用達のウイスキー
1996年はラフロイグにとって記念すべき年になりました。伝統あるこのウイスキー銘柄が、英国王室のチャールズ皇太子から王室御用達許可証を賜ったのです。
数あるウイスキーの中でも、王室御用達の認定を受けたのはラフロイグとVAT69を銘柄に持つウイリアムサンダーソンの2社のみ。その中でも、シングルモルトウイスキーに限れば、ラフロイグ唯一となっています。
アイラモルト初心者におすすめなハイボール
ラフロイグのハイボールってしたことなかったからやってみた
— ゴリラクダ@Fank (@sourumeitdovua) February 19, 2018
ハイボールにしても香り強い磯の匂い
一口目飲んだ時ピート臭と甘みにかなり違和感を感じたけど、二口目以降そういうものとわかった状態で飲むとかなり美味しい pic.twitter.com/IaH2ZZYELD
味はというと、アイラモルトウイスキー独特の強いピート臭を感じることができるおすすめの銘柄となっています。先述したタリスカーのようですが、こちらはタリスカーよりピート臭は抑え目なので、アイラモルト初心者はまず此方から試してみるといいでしょう。
ハイボールにするとピートの香りが、爽快な磯の香りへと変化し、アイラ島の潮風を感じるような一品になります。
まだまだあるぞ!フレーバードウイスキーで作るハイボール
フレーバードウイスキーを揃えてみました(。・ω・。)当店で取り扱い中
— 仲西月輪 (@centrewest1) May 17, 2017
アイスクリームにかけたりしてもいいぞ! pic.twitter.com/LD1cAcnolw
みなさんフレーバードウイスキーはご存知でしょうか。果物や蜂蜜、ハーブなどで風味付けした米国発のウイスキーなのですが、今密かなブームとなりつつあります。
銘柄ごとに違う味が楽しめるハイボールですが、フレーバードウイスキーは特にハイボールに特化した銘柄として、アメリカでは女性を中心として爆発的なブームになっています。そんなフレーバードウイスキーに関して、日本で購入できるおすすめの銘柄を紹介します。
ジャックダニエルテネシーハニー
まるでメープルシロップ
天才なのでジャックダニエルのハニーをスーパーカップにかけることを思いついた pic.twitter.com/aUNR0IfBUC
— オガタ (@mr_mrs_KK) January 27, 2018
フレーバードウイスキーの本場、アメリカ生まれのジャックダニエルのフレーバード銘柄。もともとサトウカエデを使用した甘い風味が魅力のジャックダニエルですが、そこに蜂蜜のフレーバーを加えた銘柄となっています。
ハイボールにすると普通のウイスキー銘柄と異なり、明確な甘みがあることに驚きます。元々のジャックダニエルから香るサトウカエデも相まって、まるでメープルシロップのような上品な甘みのハイボールとなります。ストレートやロックで飲んでも美味しいのですが、少し甘すぎるのでハイボールで飲むのが間違いないでしょう。
ちなみに、ハイボールの他にもバニラアイスにかけて食べても美味しいので、是非お試しください。
アーリータイムズブラインドアーチャー
ウイリアムテルの名前を冠すウイスキー
アーリータイムズ ブラインドアーチャーのハイボール!!うまぁーーー*\(^o^)/* 青りんごとシナモンのウイスキー! pic.twitter.com/NZSR653uDw
— ♪satomi♪ (@satomiii) April 26, 2015
此方もアメリカ生まれのバーボン、アーリータイムズのフレーバードウイスキー。ブラインドアーチャーを日本語に直すと「目隠しされた弓士」。そう、弓の名手ウイリアム・テルが、目隠しをして息子の頭上のリンゴを射抜いた話を商品名に頂くだけあって、青リンゴのフレーバーを持つウイスキーとなっています。
ジャックダニエル テネシーハニーと同じく、ストレートやロックだと少し甘すぎるので、ハイボールにすることを前提として作られたウイスキーとなります。もともとキャラメルのような香ばしい味わいが特徴だったアーリータイムズですが、青リンゴのフレーバーが良くマッチしています。
ハイボールにすると青リンゴサワーにも負けないくらいリンゴの芳醇な香りを楽しむことができるでしょう。価格も低く、家で常飲できる銘柄となっています。
メーカーズマークミントジュレップ
封蝋がキュートなミントフレーバーの銘柄
メイカーズマークのミントジュレップ!!
— 宮下 光世 (@tun324) June 7, 2016
ミント好きの私には、とても美味しいお酒です(´∀`*) pic.twitter.com/aQk4EgDwLN
同じくバーボンウイスキーの老舗、メイカーズマークのミントを使用したフレーバードウイスキーです。メイカーズマークといえば瓶のトップの赤い封蝋が印象的ですが、ミントジュレップの封蝋は緑色をしているのが特徴的です。
口当たりが良いのが特徴なバーボンですが、ミントのフレーバーを加えることで、すっきりとした爽やかな味となります。ハイボールにすると、ラムとミントのカクテル「モヒート」のような、爽やかな夏の味になります。こちらはあまり店頭で見る機会はありませんが、ネット通販等で探せばすぐに見つかります。
お気に入りのウイスキーを見つけて、ハイボールを更に楽しもう
ハイボールにあうウイスキーを紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?飲みやすくて低糖質なハイボールは、お酒好きにもカロリーが気になる方にもオススメなドリンクです。ウイスキーも1,000円台から美味しい銘柄が揃っていますので、この機会に是非ハイボールとウイスキーの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?