しそジュースの賞味期限は?日持ちさせる保存方法もあわせて紹介

手作りしそジュースを保存する際、気を付けるべきことや長期保存に適した保存方法をご存じでしょうか。本記事では、手作りしそジュースの賞味期限や、腐ってしまったときのことなどを紹介します。手作りしそジュースについて疑問や不安があれば、ぜひチェックしてみてください。

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目次

  1. 1しそジュースの賞味期限と消費期限
  2. 2しそジュースの賞味期限を長くするためには?
  3. 3しそジュースを日持ちさせる保存方法
  4. 4しそジュースは腐るとどうなる?
  5. 5しそジュースの賞味期限や保存方法を確認しよう

手作りしそジュースを作ろうと思った際に「手作りしそジュースの賞味期限は、いつ?」「しそジュースを長持ちさせるための方法は、なんだろう?」と思ったことはないでしょうか。


今年こそしそジュースを作ろうと考えている方には、このような不安や疑問があるのではないでしょうか。


本記事では、しそジュースを作る際に気を付けるべきポイントや、長期保存するための工夫について紹介しています。


この記事を読むことで、手作りしそジュースをおいしいまま日持ちする方法や、保存方法による賞味期限の目安を知ることができます。


また、しそジュースが傷んでいないかどうかの判断ポイントについても解説しています。


手作りしそジュースの賞味期限や長持ちする工夫を知りたいと思っている方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

しそジュースの賞味期限と消費期限

手作りしそジュースの賞味期限に不安はないでしょうか。


市販の食品であれば、ラベルなどにわかりやすく保存可能期間が記載されています。しかし、手作りのしそジュースは自身で気を付けるほかありません。


消費期限切れの食品を口にしてしまうと、体調を崩してしまう可能性があるため十分に気を付けたいところです。


せっかく作ったものですから、おいしいうちに食べたいですよね。食品に対する賞味期限と消費期限の違いや、しそジュースの保存期間について解説します。

賞味期限

市販のものであれば、賞味期限か消費期限の記載が定められています。


賞味期限というのは、『記載の「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと』と農林水産省に定められています。比較的傷みにくい食品に対し記載されることが多いようです。


手作りしそジュースの賞味期限は、濃度や保存方法によって変わります。


しその濃度が薄いものであれば、3〜4ヶ月程度と言われています。炭酸などで割って飲むような濃度の高いしそジュースであれば、1年程度保存可能なものもあります。


出典・参照:消費期限と賞味期限|農林水産省

消費期限

手作りしそジュースは消費期限などの記載がないため、しそジュースの状態から口にできるか確認する必要があります。


そして、手作りしそジュースには明確な消費期限日はありません。


そもそも消費期限という言葉は、賞味期限という言葉に比べてなかなか聞く機会が少ないのではないでしょうか。


消費期限というのは『記載の「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと』と農林水産省に定められています。


生ものなどの傷みやすい食品に対し記載されることが多いようです。消費期限の記載があった場合は、記載日までに食べてしまうのが無難です。

しそジュースの賞味期限を長くするためには?

手間をかけて作った手作りしそジュースですから、できる限り長期間楽しみたいですよね。手作りしそジュースの賞味期限を長くするためにできる工夫は、何があるのでしょうか。


実は、手作りしそジュースをおいしいまま長期間楽しむためには、いくつか方法があります。


1年近く保存できれば、1年間少しずつしそジュースを楽しめます。しそジュースがなくなってしまう前に、またしそジュースを作る時期を迎えられるとうれしいですよね。


手作りしそジュースの賞味期限を長くする方法について解説します。

容器をしっかりと加熱消毒

しそジュースを傷ませないために大切なのは、容器をしっかりと消毒することです。


容器の消毒方法は、エタノールや濃度の高い酒などを使用する方法もあります。しかし、今回は長期間保存することを踏まえ加熱消毒をおすすめします。


加熱消毒するためには、100℃以上加熱可能な保存容器と、保存容器が入る大きさの鍋が必要です。


ビンが割れないよう鍋の底にふきんを敷き、ビンが隠れるくらいの水を沸騰させます。沸騰してから5分間以上経過してから火を止めます。加熱消毒したビンは布などで拭かずに、ふきんの上で自然乾燥してください。

しそを多めに使い濃度を濃くする

しその濃度によっても、しそジュースの保存期間が変わります。


しそをたっぷり使用することで雑菌が繁殖しにくくなるので、傷みにくくなります。


また、しその濃度を高くすることで水分量が減ることによっても傷みにくくなるでしょう。


濃いしそジュースは一度作ってしまえば保存もできます。また、水や炭酸水などで割るとすっきりしておいしいのでおすすめです。


4~5倍程度に薄めて飲むくらいの濃さが良いでしょう。

クエン酸やお酢やレモン汁の量を多めに使う

手作りしそジュースの材料に、クエン酸・お酢・レモン汁を多く使用することで、長期間保存可能になります。


クエン酸やお酢、レモン汁は抗菌効果が高いので、賞味期限を長くする効果にも一役買ってくれます。


ちなみに、クエン酸には疲労回復効果もあるので、しそジュースにたくさん使うことによって身体にも良い効果が期待できるでしょう。


使用する材料によってしそジュースの味が変わるので、お好みの材料を使ってみてはどうでしょうか。


出典・参照:疲労回復に効果的な栄養素|医療法人医徳会 真壁病院

しそジュースを日持ちさせる保存方法

手作りしそジュースを長期間保存するためには、どのような保存方法が適しているのでしょうか。常温保存や冷蔵保存など、さまざまな保存方法が思い浮かびますよね。


保存方法によってもしそジュースの賞味期限が変わっていきます。一般的に、しそジュースは高温多湿な場所が苦手なので避けた方が良いでしょう。


そして、できる限りはやく消費するのが好ましいですが、どの保存方法であれば日持ちするのかを解説します。

冷蔵保存の場合

しその濃度、材料のクエン酸・お酢・レモン汁の濃度にも違いがあり、水や炭酸水などで割らなくても飲めるくらいの薄さであれば賞味期限は最短で3ヶ月程度です。


薄めに作ったのであれば、夏前にしそジュースを作って夏が終わるころには飲み終えたいところです。


濃い目に作ったしそジュースを冷蔵保存する場合の賞味期限は、半年~1年程度といわれています。


半年~1年程度保管するには、冷蔵庫内が狭くなってしまいますよね。完成してしまえば、きれいに洗ったペットボトルに移し替えて保管できます。

常温保存の場合

大きなビンで大量に作った場合には、冷蔵庫や冷凍庫にしまうのは難しいのではないでしょうか。


冷蔵や冷凍に比べると期間は短くなってしまいますが、常温での保存もできるので安心です。


しそジュースを常温保存する場合の賞味期限は、2ヶ月~半年程度といわれています。また、砂糖を使用しなかった場合には保存はできないので注意が必要です。


一般的にしそジュースを作るのは夏前が多いですが、食品を保存するには厳しい季節でもあるのではやめに消費するのが良いでしょう。

冷凍保存の場合

1年以上保存したい場合は、どうしたらいいのでしょうか。


意外かもしれませんが、しそジュースは冷凍保存できます。冷蔵や常温に比べて保存可能期間も長いため便利です。


しそジュースを冷凍保存する場合の賞味期限は、2年程度といわれています。


冷凍可能なビンにしそジュースを作ってしまえば、完成後そのまま冷凍できます。おすすめの方法は、しそジュースが完成したのちにチャック付クリアパックに入れる方法です。空気を抜き保存すると風味も落ちにくく、食べたいときに簡単に使うことができます。

しそジュースは腐るとどうなる?

手作りしそジュースを傷ませない方法を紹介してきましたが、しそジュースは腐るとどうなるのでしょうか。


腐ってしまうと、目に見える変化とにおいの変化が出てきます。少し味見をしてみて、変なにおいや変な味がしたときは飲むのをやめましょう。


無理して飲んだことによって体調を崩してしまうこともあります。体調を崩すまでいかなくても、しそジュースが苦手になってしまうのはもったいないです。


夏バテ解消など、身体に良い食品なので安全に飲みたいですよね。腐ってしまうと、しそジュースはどうなるのか解説します。

表面にカビが生える

目に見える変化としては、しそジュースの表面に白っぽいものが浮かんできます。表面に出てきた白っぽいものは、表面にできた白カビであることが多いです。


白カビは黒カビなどに比べて、身体に大きな影響を与えるものではありません。白カビは保存容器内の衛生環境があまり良くなかったことが原因で発生するようです。


白カビは、少量であれば飲んでしまっても問題はありません。そのまま飲むには抵抗がある方は、白カビを除去し、しそジュースを火にかけて5分程度沸騰させた後、再び飲む方法もあります。

ツンとした臭いがする

しそジュースが腐ってしまったときは、においでも判断できます。


しそジュースは発酵してできるものですが、発酵の香りとは別のツンとしたにおいがした場合は要注意です。


保存容器を開けた時にツンと鼻をつくような刺激臭を感じる場合は、しそジュースが腐ってしまっている可能性が高いです。


においを嗅ぐだけでわかるのか不安な方もいるでしょうが、明らかに普段と違うにおいがするのですぐにわかるでしょう。安全のためにも、一度においを嗅いで食べるのがおすすめです。

しそジュースの賞味期限や保存方法を確認しよう

手作りしそジュースの賞味期間は最短2ヶ月~2年程度と幅が広く、賞味期限の長さは保存方法や作り方によって変わります。


しそジュースの賞味期限は、しそ、クエン酸・お酢・レモン汁の濃度にもよって変わるため、長期保管する予定の場合は濃度にも注意してください。


しそが薄めの常温保存であれば、賞味期限は最短の2ヶ月程度です。しそが濃いめの冷凍保存であれば、2年程度保てるといわれています。冷凍庫内の容量や状況にあわせて保存する良いでしょう。


賞味期限内であってもしそジュースが傷んでしまう場合もあるので、この記事を参考に腐っていないかどうか口にする前に確認するようにしましょう。

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