ジュースを飲むと太る?種類別のカロリーや太らない飲み方も紹介!

せっかくダイエットをしているのになぜか痩せないという経験はありませんか?その原因は普段飲んでいるジュースのせいかもしれません。この記事では太るものそうでないもの、色々なジュースについて解説しています。正しいジュースを選んで夏を乗り切ってください。

ジュースを飲むと太る?種類別のカロリーや太らない飲み方も紹介!のイメージ

目次

  1. 1ジュースを飲むと太るのはなぜ?
  2. 2ジュースで太る原因
  3. 3ジュースの種類別カロリー
  4. 4ジュースで太ることを防ぐ飲み方
  5. 5ジュースで太る割合が少ない種類
  6. 6ジュースで太る原因について知っておこう

夏を迎えて、ダイエットに励んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?食事を制限しているのになかなか体重が落ちない、それどころか太ることになってしまったという悪夢を経験していませんか?


それはジュースが原因かもしれません。ジュースは糖質を多く含んでいたり、体を冷やして代謝を下げたりする可能性があります。ジュースのせいでダイエットが台無しになっていることもあるのです。


ジュースは目的に合ったものを選ぶことが大切で、飲む時間帯などにも注意が必要です。この記事では、ジュースの太る飲み方とそうでない飲み方を解説しています。太りにくいジュースの選び方も合わせて解説しましょう。


この記事を読んでいただければ、適切なジュースの飲み方を知ることができます。


暑い夏を乗り切るために正しいジュースの飲み方を知りましょう。

ジュースを飲むと太るのはなぜ?

ジュースを飲むと太るのはなぜでしょう?


まず、糖分・カロリーが問題になりそうです。ゼロカロリーのものを選んでいるのに?とか、甘くない商品を飲んでいるはず、といった声も聞こえそうです。


それでも食事制限をしていて太るということは、ジュースに原因があるはずではありませんか?以下、詳しくジュースで太る理由を見ていきましょう。

ジュースで太る原因

ジュースを飲んで太る原因はいくつかあります。


まず、多くのジュースには糖質を多く含まれていて、カロリーが高いということが挙げられます。カロリーを摂りすぎれば太るというのはどなたもご存じでしょう。


それ以外にも、水分の摂りすぎ、体温を下げることによる代謝の低下、アルコール入りのジュースを選んでしまっていることなどが原因になります。

原因①カロリーや糖質が高い

多くのジュースはショ糖、果糖、ブドウ糖などの糖質を多く含んでいます。糖質は1gで4kcalあり、炭酸飲料コップ1杯の中にショ糖が約20gほど含まれていますから、それだけで80kcalあることになるわけです。


ちなみにコカ・コーラ500mlのボトルを見ると100mlあたり45kcalとあります。500mlに換算すると225kcalで、ご飯一膳分とほぼ同じ程度です。太るわけですね。

原因②すべて水分である

ジュースはほぼ100%水分です。色々な成分は水に溶けています。


水分は体に不可欠なものですが、体が吸収できるのは1時間に200ml程度です。それ以上飲むと汗や尿で排泄されるかむくむかです。体質にもよりますがうまく排泄できないとむくんで体重が増えることになるでしょう。つまり、それだけでも太るということになります。

原因③体温や代謝が下がる

冷たいジュースを飲むと胃を始め内臓が冷えることになります。その結果、体温が下がり、体を守るため自然と脂肪がつくわけです。


内臓が冷えると、代謝が低くなります。つまり、太るだけでなく、瘦せにくい体になってしまうでしょう。ダイエット中には避けたい事態ですね。

原因④アルコール入りのジュースを飲んでいる

アルコール入りのジュースは、アルコール自体にカロリーがある上、食欲を増進させる効果が認められています。また、アルコール入りの飲料、お酒は夜に飲むことが多く、夜にとったカロリーはそのまま脂肪になり、太るということになります。


果汁100%のジュースにも、微量のアルコールが含まれていることもあるので注意が必要です。

ジュースの種類別カロリー

一口にジュースと言っても色々な種類があります。コーラやサイダーなど炭酸飲料、果汁100%ジュース、スポーツドリンク、野菜ジュースなど、数え上げれば無数にあると言ってよいでしょう。すべてが太るということでもなさそうです。


ここでは、代表的なジュースのカロリーを挙げていきます。カロリーを知ることで、効率のよいダイエットもできるかもしれません。

ジュースのカロリー【一般】

まず、一般的な500mlサイズのペットボトル飲料について表にまとめました。カロリーが高い順に挙げています。今回はジュースがテーマですので、紅茶やコーヒーなどを含む飲料は割愛させていただいています。


炭酸飲料のカロリーが高い傾向が見て取れると思います。

順位発売元製品名カロリー
1コカ・コーラファンタメロンソーダオリジナル260kcal
2サントリーデカビタCダブルスーパーチャージ234kcal
3アサヒカルピスウォーター230kcal
4コカ・コーラコカ・コーラ225kcal
5コカ・コーラクーオレンジ211kcal
6アサヒ三ツ矢サイダー210kcal
7大塚食品マッチ195kcal
8サントリーオランジーナ176kcal
9サントリーCCスポーツ175kcal
10キリンソルティライチ170kcal

ジュースのカロリー【スポーツドリンク】

次に、汗をかいたときに飲みたくなる、スポーツドリンクについてまとめました。薄味であるにもかかわらず、意外とカロリーが高いことに気付かれるのではないでしょうか。


痩せようと運動をしても、スポーツドリンクを飲み過ぎれば逆に太ることになりそうです。

順位発売元製品名カロリー
1ダイドーMIUマスカット・ヨーグルト138kcal
2大塚製薬ポカリスエット125kcal
3コカ・コーラアクエリアス95kcal
4サントリーグリーンダカラ95kcal
5ダイドーMIUプラススポーツ95kcal
6大塚製薬アミノバリュー95kcal
7大塚製薬イオンウォーター55kcal
8コカ・コーラアクエリアスゼロ0kcal

ジュースのカロリー【野菜ジュース】

ダイエット中の栄養補給に野菜ジュースを飲む方も多いと思います。しかし、野菜ジュースにもいろいろあることを知っておかなくてはなりません。間違えてしまうと太る原因にもなります。


野菜ジュースはよく原材料を見て選びましょう。果汁が多く含まれているものや砂糖が添加されているものは高カロリーになります。


200mlあたりのカロリーを表にしました。

順位発売元製品名カロリー
1伊藤園せんい野菜200ml88kcal
2セブンイレブングリーンスムージー84kcal
3カゴメ野菜生活100グリーンスムージー81kcal
4伊藤園理想のトマト200ml77kcal
5カゴメ野菜生活100オリジナル66kcal
6デルモンテ食塩無添加野菜ジュース43kcal
7 ローソングリーンスムージーoff&plus40kcal

ジュースのカロリー【果汁100%】

次に果汁100%のジュースについて見ていきます。果物には糖分、特に果糖とブドウ糖が多く含まれていて、ここから作られるジュースは当然カロリーも高く太る原因となることが想像できますね。


果汁100%は濃縮還元のものと、ストレートジュースがありますが、ここでは一般的に販売されている濃縮還元のものを表にまとめました。コップ1杯200mlのカロリーです。

順位材料カロリー
1ぶどう94kcal
2リンゴ86kcal
3オレンジ84kcal
4パイナップル82kcal
5ピンクグレープフルーツ80kcal
6グレープフルーツ70kcal

ジュースで太ることを防ぐ飲み方

太ることを気にしているとき、食事やおやつの糖質やカロリーばかり気にしていませんか?ここまで読んでいただけていれば、予想以上に高カロリーの飲料がたくさんあることを理解されたことと思います。


それでも、水分補給は大切ですし、水とは別にジュースを飲みたくなるでしょう。ここからは、太ることをある程度防ぐジュースの摂り方を解説します。

飲み方①夜遅くに飲まない

夕方から夜中にジュースを飲むと、そのカロリーは消費されずに脂肪となって体に蓄積され太ることになります。


それだけでなく、生活習慣病の原因ともなりますから、ジュースを飲むのは日中の活発に動いている時間帯にしましょう。3時くらいまでを目安にしてください。少なくとも夕食後のジュースは避けるべきです。太る原因となります。

飲み方②1日1杯を目安に飲む

WHOの2015年の発表では、大人も子供も一日の総カロリーのうち糖分は10%以下、できれば5%以下にすることが望ましいとされました。5%であれば成人女性で100kcalにあたります。500mlのペットボトルのジュースでは、たいていオーバーしてしまいます。


太るのが嫌であるなら、ジュースは一日コップ1杯に留めておきましょう。


出典:Sugars intake for adults and children | World Health Organization
参照:http://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/149782/9789241549028_eng.pdf;jsessionid=B57B244DA63AA29955873E11590D0924?sequence=1

飲み方③朝食を野菜ジュースに置き換える

太ることが気になるのであれば、朝食を1杯の野菜ジュースやスムージーに置き換えることをおすすめします。栄養補給にもなりますし、カロリーの削減もできます。


ただし、前述したように野菜ジュースにも色々あります。果汁がたくさん含まれている商品や、砂糖が添加されている商品には気を付けましょう。糖質の多い製品を飲めば太ることになります。

飲み方④ゼロカロリーのジュースを飲み過ぎない

カロリーゼロや糖質オフのジュースなら太ることはないのでは?と思われるかもしれません。


これは大きな間違いです。それらのジュースに入っている人工甘味料は体を勘違いさせてしまい、混乱させます。その結果、血糖値は上がり、太る原因や生活習慣病などの原因となるので摂りすぎてはいけません。

ジュースで太る割合が少ない種類

炭酸飲料や果汁100%のジュースなど、太る原因となるジュースの種類や飲み方について解説してきました。


では、ダイエット中にも飲める、太ることのないかつ健康に良いジュースはないのでしょうか?いくつかの候補を挙げてみました。この中から好みのものが見つかれば、ダイエット中でも太ることもなくジュースが飲めます。

トマトジュース

トマトジュースのカロリーは100mlあたり17kcalです。コップ1杯で34kcalで、かなり低カロリーなのがわかると思います。これであれば、太ることを気にせず飲めるでしょう。


トマトジュースには、リコピン、ビタミンC、カリウム、不飽和脂肪酸、食物繊維などが含まれていて、美容効果や健康効果が期待できます。特にリコピンの抗酸化作用は美肌効果があり、ダイエット中に最適です。

豆乳ジュース

豆乳は腹持ちもよく、低糖質でダイエット中におすすめの飲料と言えます。豆乳には調整豆乳と無調整豆乳がありますが、原材料に大豆とだけ書かれている、無調整豆乳を選びましょう。


大豆は太るとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。確かに、豆乳は100mlあたり57kcalとカロリーは少なくありませんが、このカロリーは糖質よりもたんぱく質によるものです。糖質に偏っていないので太ることは少ないでしょう。

100%オレンジジュース

果汁100%オレンジジュースは100mlあたり42kcalで、ビタミンCや葉酸、カリウムを多く含みます。また、柑橘類に含まれる、ポリフェノールの一種ヘスペリジンを含み、生活習慣病予防効果が期待できそうです。


100%オレンジジュースには濃縮還元のものと、ストレートのものがありますが、効果には大きな違いはありません。たくさん飲めば太ることになりますが、一日コップ1杯なら大丈夫でしょう。

グレープフルーツジュース

グレープフルーツジュースは100mlあたり40kcalで、ダイエット中におすすめのジュースです。フルーツジュースの中でも太ることの少ないジュースでしょう。


ビタミンCの含有量はオレンジジュースの1.7倍、カリウムも多く含んでいます。また、グレープフルーツの皮と果肉の間の白い部分にはペクチンが多く含まれ、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロール値を下げる効果があります。

バナナジュース

バナナは太るというイメージをお持ちの方も多いと思います。確かにバナナジュースは100mlあたりカロリー65kcalと高めですが、おすすめできる点も多々あるのです。


バナナは食物繊維を多く含む上、脂肪をエネルギーに替える効果があり、ダイエット中に最適な果物です。バナナジュースは太ることもなく、腹持ちもよく体に嬉しいジュースと言えます。

ジュースで太る原因について知っておこう

ジュースで太る理由は糖質とカロリーです。一部のジュースではたんぱく質、脂質などでカロリーを上げているので、気にしなくてはならないのは糖質、ということも理解いただけたと思います。


飲み過ぎはだめですが、美容や健康に良い成分をもっているジュースもあります。太ることを避けるために、ジュースを購入する際には原材料や成分表示に気をつけましょう。

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