2022年07月20日公開
2024年05月23日更新
トニックウォーターの代用品は?手作りする方法やおすすめ商品も紹介
トニックウォーターの代用品を手作りできることはご存知でしょうか。本記事では、トニックウォーターの特徴から手作りする方法、そしておすすめの代用品を紹介しています。トニックウォーターが必要な人や、切らしてしまった人はぜひチェックしてみてください。
目次
「トニックウォーターを切らしてしまったけど、代用できるものはある?」
「トニックウォーターを手作りする方法が知りたい!」
カクテル作りにかかせないトニックウォーターですが、切らしてしまったときに代用品があるのか気になりますよね。
本記事では、トニックウォーターの特徴や飲み方に加えて、トニックウォーターの代用品を手作りする方法、そしておすすめの市販品の紹介などをしています。
この記事を読むことで、トニックウォーターを代用する方法を知ることができるので、切らしてしまった時にささっと作ることができるだけでなく、ホームパーティーなどのおもてなしにオシャレな自家製トニックウォーターを振る舞うこともできます。
また、様々な特徴を持った市販品を紹介しているので、自分の好みにあった商品をストックしておくこともできます。
トニックウォーターの代用品について興味がある方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
トニックウォーターの代用品とおすすめ商品を紹介
トニックウォーターを切らしてしまっても、材料さえあれば自宅でトニックウォーターの代用品を作ることができます。
トニックウォーターを手作りする場合は、柑橘類やハーブの量を調整することで自分好みの味を作ることができます。また、ホームパーティーなどではお酒を加えずにソフトドリンクとして出してもオシャレです。
トニックウォーターの代用品とあわせておすすめの市販品もご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
トニックウォーターとは?
代用品を紹介していく前に、トニックウォーターについて少し説明していきます。
トニックウォーターは、ジントニックを作るときに使われる割り材というイメージが強いでしょう。しかし、もともとトニックウォーターは人々を楽しませるお酒とは別の形として生まれてきました。
そんなトニックウォーターの由来を含めた特徴や、おすすめの飲み方、購入できる場所についてご紹介していきます。
トニックウォーターの特徴
トニックウォーターというのは、炭酸水にレモンやライム、オレンジなど柑橘系の果物の皮のエキスとハーブ、そして糖分を加えて作った清涼飲料水です。
ほろ苦い味わいが特徴的で、現在ではお酒の割り材として多く使われています。しかし、もともとは17世紀頃のイギリスで、熱帯病であるマラリア対策のために飲まれていました。
トニックウォーターの特徴的な苦味は、キナの樹皮から抽出したキニーネがもたらしています。このエキスを飲むとマラリア患者の熱が下がるといわれていましたが、苦くてそのままでは飲めないため、柑橘系のエキスと糖分を加えて飲むようになりました。
それがトニックウォーターの始まりといわれています。
トニックウォーターの飲み方
トニックウォーターの代表的な飲み方として、ジンとミックスしたジントニックがあります。トニックウォーターがもたらす炭酸の爽やかさと苦味がアクセントになって、お酒の場では定番のカクテルです。
トニックウォーターは、果実の果皮のエキスや苦味成分が入っていて大人っぽい味がすることから、ジントニックだけではなく、フルーティーなお酒や苦味のあるお酒との相性が抜群です。
例えば、柑橘を使ったシトラスウォッカとミックスした、スカイシトラストニックがおすすめです。キリッとした飲み口で柑橘の清々しい風味を楽しめることから、甘いのが苦手な人にもおすすめできます。
また、トニックウォーターはそのまま飲んでも美味しくいただけます。普段の食事のときに、水や炭酸では物足りない場合は、トニックウォーターを飲んでみてください。ほろ苦い風味があるのでこってりした料理との相性がよく、食事がより美味しく感じられるでしょう。
トニックウォーターはどこで購入できる?
トニックウォーターは、酒屋をはじめとして様々な場所で取り扱っています。
・酒屋
・大型スーパー
・コンビニ
・インターネット通販
トニックウォーターは、お酒を買うときに割り材として一緒に買うことが想定されているため、お酒を売っているお店に置いている確率が高いです。酒屋はもちろん、成城石井などの輸入食品を取り扱うお店や、ドン・キホーテのお酒コーナーなどでも置いてある可能性は高いでしょう。
また、最近では一部のコンビニでも取り扱っていますので、急ぎで必要な場合は近くのコンビニを探してみましょう。
近くのコンビニやスーパーで取り扱っていないときもあるので、ホームパーティーなどで確実に必要なときは、インターネットで買うのが安心です。様々な種類のトニックから自分の好みに合うものを見つけられるのは、インターネットならではのメリットといえるでしょう。
トニックウォーターの代用品と手作りする方法
トニックウォーターの代用品自体は、残念ながらありません。
しかし、自宅で代用品を作ることはできます。代用品の作り方は2通りあり、サイダーや炭酸水に材料を加えるだけでできる簡単なものと、1からシロップを作る本格的なものがあります。
自宅にある材料や時間の余裕にあわせて、お好きなトニックウォーターを作ってみてください。
サイダーや炭酸水で代用できる
まずは、サイダーや炭酸水を使って、簡単にトニックウォーターを作る方法をご紹介します。
トニックウォーターは、炭酸水に果実の果皮のエキスと苦味成分、糖分でできているため、サイダーや炭酸水に果実と苦味成分を入れることで代用品を作り出すことができます。
では、サイダーと炭酸水を使ったトニックウォーターの代用品の作り方をご紹介していきます。
1.レモンの皮を1/3個ほど準備する
2.サイダーや炭酸水にレモンの皮を絞ったエキスを入れる
3.ビターズを少し入れる。
ビターズとは、ハーブや香草をお酒に漬け込んで作ったリキュールのことです。強い苦味や香りがするため、お酒に数滴入れるだけで味に深みをもたらしてくれます。また、このビターズを入れることでトニックウォーター独特の苦味に近づけることができます。
材料さえあれば2〜3分でできてしまうため、かなり簡単に代用品を作れるでしょう。
自家製トニックウォーターの作り方
次に、自家製トニックウォーターの作り方をご紹介します。
サイダーや炭酸水でも代用できますが、やはり本物のトニックウォーターと比べると風味が落ちてしまいます。本格的なトニックウォーターを楽しみたい人は、ぜひ自家製トニックウォーターを作ってみてください。
■用意するもの
・レモン 1個
・オレンジ 1個
・ライム 1個
・水 1リットル
・クエン酸 大さじ4
・オールスパイス 小さじ1
・塩 小さじ1/4
・アガベシロップ 180ミリリットル
■作り方
1.レモン、ライム、オレンジをよく洗い、一口大に切る
2.アガベシロップ以外の材料を鍋に入れ、沸騰してから弱火で15分ほど煮込む
3.キッチンペーパーや布巾で漉す
4.漉したものを鍋に戻し、アガベシロップを加えて煮立たないように弱火で混ぜる
5.粗熱が取れたら、容器に入れて冷蔵庫で冷やす
6.炭酸水で3〜4倍に薄める
苦味が好きな人は、柑橘類を漉すときに念入りに漉すと、さらに苦味が追加されるのでおすすめです。シロップと炭酸水の割合もお好みに合わせてください。
トニックウォーターのおすすめ商品
これまで代用品を紹介してきましたが、手軽にトニックウォーターを楽しみたい人はやはり市販品が手っ取り早いです。
市販品は、ブランドによって風味や味、そして炭酸の強さなどにも違いがあります。カクテルの割り材にするのか、そのままソフトドリンクとして飲むのかなども考えて選んでいくといいでしょう。
おすすめ①ウィルキンソントニック
炭酸水でもおなじみのウィルキンソンですが、トニックウォーターにおいても人気があります。トニックウォーターには独特の苦味がありますが、ウィルキンソントニックでは苦味が抑えられており、ほんのりとした甘みを感じることができます。
苦味が苦手な人や、初めてトニックウォーターを飲む人におすすめしたい商品です。
おすすめ②シュウェップストニックウォーター
シュウェップスは、世界各国で販売されるイギリスのソフトドリンクブランドです。こちらはほどよい酸味と控えめな甘み、そして強めの炭酸が特徴となっており、ドライな口当たりのため大人向けのトニックウォーターといえます。
瓶に入っているため、おもてなしとして用意しておくだけでもオシャレに決まります。
おすすめ③サントリートニックウォーター
安心、信頼の国産ブランドであるサントリーのトニックウォーターは、シトラスの爽やかさを存分に楽しむことができる商品となっています。ほのかに甘みもあることから、このまま飲んでも十分美味しいトニックウォーターです。
トニックウォーターがなくてもサイダーや炭酸水で代用できる
トニックウォーターは、サイダーや炭酸水で簡単に代用することができます。ただ、レモンとビターズが必要なため、これから頻繁にトニックウォーターを飲むという人は材料を揃えておくと、必要なときにすぐに代用品を作ることができます。
また、時間に余裕があれば自家製トニックウォーターを作ってみるのもおすすめです。自分好みのトニックウォーターを作ることで、充実したおうち時間を過ごすことができるでしょう。
カクテルにしてもそのまま飲んでも美味しいトニックウォーターを、ぜひ楽しんでください。