「ちくわぶレシピ」はおでんだけ?簡単に作れる人気アレンジを紹介!

ちくわぶを使ったレシピといったら、おでん以外に何が出てくるでしょうか?そもそもちくわぶって何?という人も多いかもしれません。ちくわぶは確かにおでんと良く合う食材です。簡単なレシピとしても人気なのは当然かもしれません。ですがちくわぶはおでん以外のレシピにも良く合い、簡単で食卓の人気者にもなれる食材なのです。そんなおでんだけじゃないちくわぶの、簡単で美味しいさまざまなレシピをたっぷりと紹介します。

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目次

  1. 1ちくわぶの驚きアレンジレシピで美味しい料理を作ろう!
  2. 2ちくわぶについて紹介
  3. 3ちくわぶの簡単和食の人気アレンジレシピ
  4. 4ちくわぶの簡単中華の人気アレンジレシピ
  5. 5ちくわぶの簡単洋風の人気アレンジレシピ
  6. 6ちくわぶの簡単韓国風の人気アレンジレシピ
  7. 7ちくわぶでボリューム満点簡単ごはんの出来上がり!

ちくわぶの驚きアレンジレシピで美味しい料理を作ろう!

おでんでは定番の具のちくわぶですが、おでん以外のレシピでも大活躍してくれる食材ということをご存知でしょうか?ちくわぶ入りのおでんをちょっとアレンジして洋食風にしてみたり、ちくわぶが主役の簡単で美味しい、食卓で人気の料理を作ることもできるのです。そんなちくわぶを使ったアレンジレシピからちくわぶ主役のレシピまで、さまざまな料理レシピを作ってみましょう。

ちくわぶについて紹介

まずはちくわぶがどんな食材なのかを紹介しましょう。食材の基本的な知識は、美味しい料理を作る基本でもあります。ちくわぶが簡単とはいえなぜおでんで人気の具になったのか、そしてちくわぶといえばおでんとなってしまったものの、ちくわぶがさまざまなレシピで使い勝手の良い、簡単に人気の料理を作れる食材であることを紹介します。

ちくわぶはどんな食べ物?

ちくわぶは元々、首都圏の中でも東京のローカル食材です。ちくわぶは小麦粉をこねたものを茹で上げて作った「ふ」で、テレビで取り上げられる機会が増えたことで知名度が上がりました。ですがちくわぶの発祥には諸説あり、練り物で有名な紀文は「京生麩が原型」、東京都北区商工会議所では「戦後の闇市が起源」とするほか、戦前まで比較的ポピュラーだった白ちくわが原型とする説もあります。

一方で1937年(昭和12年)発行の、軍隊調理法に「関東煮(おでん)」の材料として、がんもどき・こんにゃく・大根・里芋に加えてこのちくわぶが挙げられており、戦中にはちくわぶがあったことが伺えます。テレビで紹介されるまでは、ちくわぶは東京を中心に埼玉・神奈川・千葉の一部でした見ることができなかったため、ほとんど知られていなかったのです。

そんなちくわぶは、グルテンを多く含んだ強力粉を原料として作ります。強力粉に水と少量の塩を加えて何度も練り上げることでコシを出し、さらに切り分けて引き延ばす作業を繰り返すことでグルテンがより結合し、モチモチ感が増します。生地をしばらく寝かせて組織を安定させて、生地を心棒に巻きつけては引き伸ばして何層にも重なる構造を作り、さらに型に入れて茹で上げ熱い内に心棒から抜き取って、水にさらし完成となります。

ちくわぶと言えばおでん!

ちくわぶといえば、やっぱり真っ先に浮かぶのはおでんです。お出汁をたっぷりと吸ったモチモチの食感が大人気の食べ方です。ちくわぶそのものの味は、原材料が同じうどんやすいとんに似ていますが、とても分厚いため食べ応えも十分でありながら、うどんやすいとんにはないモチモチの食感が楽しめます。じっくり火を通しても煮崩れしにくく食感もトロトロに変わるなど、ちくわぶならではの味わいがおでんの定番の具として人気です。

関西にはちくわぶがない?

ちくわぶは先にも紹介したように、元々が局地的な存在の食材でした。そのためテレビで紹介されるまでは文字通りのローカル食材だったのです。そのため今でも地域ごとの認知度には温度差があります。特に関西では知らない人も多いちくわぶですが、2017年3月に個人でTwitterを使って、関西在住の人にちくわぶを知っているか調査した結果では、関西でも知っている人は55%となり、少しずつですが認知は広がっているようです。

最近では関西でもちくわぶの販売は行われるようになって来ましたが、元々おでん自体がご当地色の強い料理でもあります。ちくわぶだけでなく関東ではおなじみのはんぺんも、大阪では「何それ?」と言われることも珍しくありません。メディアで紹介されるようになって認知は進んでいるものの、関西の食材が関東でないことがあるのと同じで、まだまだ関西ではちくわぶは浸透するまでにはなっていないのです。

ちくわぶの簡単和食の人気アレンジレシピ

ちくわぶは、おでん以外の和風レシピにも良く合います。炒め物や揚げ物など、意外とも言えるレシピも数多くあります。ちくわぶならではのモッチリ感と癖のない味を活かしたレシピや、ちくわぶとは思えない味へと変化させてしまう、お弁当のおかずやおつまみにも人気のレシピなど、簡単で美味しいちくわぶのアレンジレシピを紹介します。

おつまみに大人気「ちくわぶのからあげ」

小麦粉を練ったちくわぶを、小麦粉の衣をつけて揚げるちょっと変わった組み合わせの唐揚げレシピです。ご飯のおかずとしてだけでなく、おつまみとしても大人気の料理です。ちくわぶ1本を乱切りにし、醤油大さじ3・酒大さじ2・ショウガとにんにくのすりおろし1欠け分を混ぜ合わせて漬け汁を作ります。密閉袋に漬け汁と切ったちくわぶを入れて、一晩寝かせて味を染みこませます。

揚げ油を180度に熱している間に、同量の小麦粉と片栗粉を水で溶き、天ぷら粉を水で溶いたくらいの衣を作ります。漬け込んでおいたちくわぶに衣をまとわせて、カラリとキツネ色になるまで揚げます。揚がったら熱々のうちに食べましょう。熱いうちはモチモチですが、冷めると粉っぽくなってしまいます。下味を変えることでさまざまな味に変化する、とっても奥の深い人気のレシピです。

圧力鍋を使って「簡単筑前煮」

根菜たっぷりで食物繊維もたっぷり。圧力鍋に材料を切って入れるだけの、簡単でお手軽に作れるちくわぶを使った筑前煮です。鶏もも肉150g・ちくわぶ1本・れんこん1/2個・ごぼう1/2本・ニンジン小1本を、一口大の大きさに切ります。こんにゃく1/2枚を手でちぎって湯がいてアク抜きをします。好みでにんにくをつぶして入れてください。彩りを考えて、斜め切りにしたインゲンを入れるのもおすすめです。

先に用意したインゲンを除く野菜やちくわぶなどの材料を圧力鍋に入れたら、出し汁250cc・砂糖大さじ1・酒大さじ2・味醂大さじ2・醤油大さじ3を入れて蓋をして、沸騰したら2分~3分圧をかけて煮ます。インゲンは別に煮て、味を調節しておきましょう。圧力鍋の火を止めたら、そのまま冷めるまで放置します。冷めたら好みの味に微調整をして、インゲンを加えたら完成です。特に難しい点もなく、気軽に作れるレシピです。

隠し味のにんにくが利いている「五目風ひじきとちくわぶの煮物」

具沢山でありながら小鉢にもぴったりな、冷蔵庫の中にある野菜でも作れる煮物レシピです。干ししいたけ2枚・乾燥ひじき12gを、袋に記載されている方法でしっかりと戻しておきます。大根8cm・ニンジン1/2本を、後で一緒に炒める大豆の水煮よりも少し大きめのサイズに揃えて、さいの目に切っておきます。戻したしいたけと早煮昆布25cm(約5g)も、大根などと同じサイズに切っておきます。

ちくわぶ1本を7cm~8cmの輪切りに、インゲン10本~12本は1cmの長さに切ります。材料を切り終わったら、鍋に油小さじ2とみじん切りにしたにんにく1片を入れて、火をつけて炒めます。野菜だけで作る料理には、味に影響しない程度のにんにくで旨味とコクを足すことができます。にんにくの香りがたってきたところで、ニンジン・大根の順で入れて炒めていきます。

先に入れた野菜に油が回ったら、水気を良く切ったひじきを入れて続けて大豆の水煮を加えます。軽く炒めたところで、出し汁200ml・しいたけの戻し汁100mlを入れて、酒大さじ3・味醂大さじ3も加えたら火はやや弱火にして、野菜に7分目ほどまで火が通るまで煮込んでいきます。ちくわぶを入れたら残りの調味料で味を調えます。醤油大さじ2杯~2.5杯・砂糖(三温糖)大さじ1.5杯~2杯で調節します。

味を調えたら、アルミホイルなどで落し蓋をします。ちくわぶに味が染みたころを見計らってインゲンを加え、中火にして焦げ付かないように鍋をかき混ぜながら、煮汁が1/3になるまで煮込んでいきます。つやが出てインゲンにも火が通ったら完成です。野菜は筍やごぼう、れんこんなどを入れても良く合います。もちろん鶏肉を入れても美味しくなります。緑と赤のものを入れて、彩り良く作るのがコツのレシピです。

お弁当のおかずにもぴったり!「肉巻きちくわぶ」

簡単に作れてボリュームもたっぷり!ちくわぶがお肉の旨味を吸って、お弁当のおかずにも人気の一品です。ちくわぶ1/2本を、長さを3等分にしたらさらに縦に4等分にして短冊状にします。豚肉の薄切りで、ちくわぶを1本ずつ巻いていきます。焼き始める前に、醤油大さじ2強・酒大さじ1・味醂大さじ1・砂糖大さじ1・水大さじ2・にんにくすりおろし少々を合わせて、タレを作っておくと良いでしょう。

フライパンを熱したらごま油少々を入れて、巻いた肉の綴じ目を下にして焼き始めます。焼いている間もフライパンの中で転がして、全体に焼き色が付くように焼いていきます。肉に火が通って焼き目が付いてきたら、弱火にしてタレを加えて蓋をして、時々転がしながら煮詰めていきます。全体に煮詰まってきて味が染みこんだら盛り付けて完成です。にんにくで旨味が増しますが、お弁当に使うときなどはお好みで調節してください。

お弁当にも丼にも「ちくわぶとごぼう天の甘辛煮」

ご飯のおかずはもちろん、お弁当のおかずにもぴったりなちくわぶを使ったレシピです。ちくわぶ1本を7mm~8mmの厚さで斜め切りにします。ごぼう天は油抜きせずにそのまま使って大丈夫です。小さなフライパンに水400ml・醤油大さじ6・砂糖大さじ6を入れたら、砂糖も溶けて混ざり合うまで、火の強さに気をつけながらかき混ぜます。砂糖が溶けたところでちくわぶとごぼうてんを入れましょう。

フライパンに蓋をして、10分間ちくわぶを裏返しながら、弱火でコトコト煮ていきます。10分経ったところで火力を上げて、ぐつぐつ煮立ってくるのを待ちます。その間に卵を1つずつ別々の容器に割っておきましょう。先に容器に割ることで、卵の殻が入るのを防ぐことができます。煮立ってきたところで菜箸で具を寄せて、できたくぼみに卵3個を落とし入れていきます。

卵を入れたら割ってしまわないように、できるだけ触らないように卵が固まるまで煮込みます。3分~4分ほどで卵がいい感じになってきたら、仕上げにごま油小さじ1を回し入れてからひと混ぜします。そのまま冷ますと味が良く染みますが、すぐに盛り付けても大丈夫です。お弁当に入れるときには、良く汁気を切ってから入れるようにしましょう。どんぶりに持ったご飯の上に直接乗せても、美味しい丼ものになります。

レンジで簡単和風スイーツ?「ちくわぶかりんとう」

レンジの仕様によっては、慣れるまで加熱時間の調節が大変かもしれませんが、油で揚げない分カロリーオフな和風スイーツです。ちくわぶはできるだけ薄く切って、クッキングシートを敷いた耐熱皿の上に並べておきます。ちくわぶが隠れる程度に粉末タイプの黒砂糖を乗せて、レンジで1分半加熱します。途中で砂糖が溶けてプクプクと泡立ちますが大丈夫です。熱いうちにごまを散らして、冷めてから召し上がれ。

ちくわぶの簡単中華の人気アレンジレシピ

ちくわぶは味染みも良いため、煮付けやあんかけといった中華風のアレンジレシピにもぴったりです。ちょっとした一品が欲しいときや、他の素材と合わせておかずを作っても、簡単にボリュームを増やして作ることができます。そんなちくわぶの人気の中華風アレンジレシピを紹介します。

優しい味付けが身に染みる「ちくわぶの中華風とろみ煮」

野菜もたっぷり食べられる、簡単で美味しいちくわぶの中華風煮込みレシピです。キャベツ3枚をざく切りに、ニンジン1/2本を斜め千切りに、長ネギの白い部分を1本分斜め薄切りにします。野菜と中華スープの素小さじ2、水300ccを鍋に入れて蓋をして、沸騰したら中火で1分~2分煮ます。キャベツがクタッとしたところで、5mm幅に切ったちくわぶ2本(160g)ともやし1袋を入れます。

ちくわぶがスープに浸るようにしっかり沈めて蓋をしたら、弱めの中火で6分~7分煮込みます。煮あがったら水溶き片栗粉を入れて、好みのとろみ具合になるよう調節します。仕上げにお好みでコショウを振っても美味しいです。野菜も好みや彩りを考えてアレンジするのも楽しいレシピです。ちくわぶのおかげで腹持ちも良い、寒い夜におでんとはまた違った煮物としておすすめの一品です。

食感とボリュームで大満足「鶏とちくわぶの中華風甘酢炒め」

鶏肉とちくわぶ、そしてたっぷりの野菜を使った、安くてボリュームのある一品です。まずは鶏もも肉300gを一口大に切って塩コショウで下味を付けます。ニンジン1/2本を小さめの乱切りにしたら、ラップに包んでレンジで加熱し柔らかくしておきましょう。なす1本を縦に割ったら斜めに3等分~4等分にして、水にさらしてアクを抜き水切りしておきます。しいたけは軸をとって4等分し、長ネギは7mmほどの斜め切りにします。

ちくわぶ1/2本を1cmほどの斜め切りにしたら、鶏肉に小麦粉大さじ3をまぶし、ごま油大さじ1をひいて熱したフライパンで炒めます。鶏肉に火が通ってきたら、なす・ちくわぶ・長ネギ・ニンジンの順に加えて炒め、全体に火が通り始めたら酒大さじ2を振り、酢大さじ2・砂糖大さじ3・醤油大さじ1・ガラスープの素大さじ1を混ぜ合わせたものをかけ一煮立ちさせます。水溶き片栗粉でとろみをつけたら塩コショウで味を調え完成です。

レンジでチンするだけの「ジャージャー麺風ちくわぶ」

麺の代わりにちくわぶのモチモチ感を利用した、食感の違いを楽しめるレシピです。食材を切ったりする以外はレンジ任せのため、作り方も簡単です。しいたけ1枚・筍30gを大き目のみじん切りに、きゅうり1/2本・ネギ10cmほどを千切りにします。ちくわぶを5mm程度の輪切りにしたら耐熱容器に入れて、ちくわぶが隠れる程度の水を入れます。容器がタッパーの場合は蓋は載せる程度、耐熱皿の場合はラップをします。

ちくわぶをそのままレンジで5分ほど加熱してからお湯を切り、氷水で冷やしてから水を切り、ごま油小さじ1を全体にまぶしておきます。豚挽き肉100g・しいたけ・筍・醤油小さじ1・砂糖小さじ1・甜麺醤小さじ1・豆板醤小さじ1・にんにくとショウガのすりおろし各少々を耐熱容器に入れたら、良く混ぜ合わせた後レンジで3分加熱します。一度取り出してよくかき混ぜなおし、片栗粉小さじ1・水小さじ2の水溶き片栗粉を入れます。

再度レンジで1分加熱したら肉味噌の完成です。お皿にちくわぶと肉味噌、きゅうり、ネギを綺麗に盛り付けます。辛味が足らないときにはラー油などをかけて調節してください。肉味噌に入れる野菜を好みで変えたり、飾る野菜も彩りを意識して変えてみても楽しめます。レンジの仕様によって加熱時間が異なることもあるので、挽き肉が生っぽいようでしたら加熱時間を調節してください。

オイスターソースが決め手の「ごま油香るちくわぶの中華炒め」

中華の定番野菜のチンゲンサイのシャキシャキ感が、ちくわぶのモッチリ感と良く合う中華風炒めです。豚こま肉200gを、醤油1:酒3の割合で作った調味料に浸して下味を付けます。チンゲンサイ2株は葉の白い部分と緑の部分に分けて、白い部分のシャキシャキ感も残しつつそれぞれ食べやすい大きさに切り、ちくわぶ10cm前後は5mm幅に切ります。豚こま肉に焼く前に片栗粉をまぶし、良く混ぜ合わせておきます。

大目の油をフライパンにひいて熱し、豚肉を焼いて取り出しておきます。片栗粉の影響で最初はほぐれにくいですが、火が通るにつれてばらけてくるので、塊が残らないように炒めておきましょう。綺麗にしてから油をひきなおしたフライパンで、チンゲンサイの白い部分とちくわぶを先に炒め、白い部分に火が通ってきたら緑の部分も入れて炒めます。

チンゲンサイの緑の部分は薄いこともあり火が通りやすいので、ちょっと炒めただけで先に炒めておいた豚こま肉を加えます。オイスターソース・醤油各大さじ1、酒・味醂各大さじ3で味付けたら、コショウで調節します。水溶き片栗粉で好みに合わせてとろみをつけたら、仕上げにごま油大さじ1で香りを加えて盛り付けます。甘めの味付けなので、一味唐辛子やラー油、豆板醤などを加えると味が締まるので、お好みで調節してください。

厚切りベーコンが合う「ちくわぶの中華風スープ」

厚切りベーコンの旨味とごま油の香りをアクセントに、癖のない野菜の大根とお出汁をたっぷり吸ったちくわぶが美味しい中華風スープです。大根10cm分ほどを皮をむいたら拍子切りにし、ブロックタイプのベーコン5cmほども厚切りにします。ちくわぶ5cmほどは薄い輪切りにしましょう。鍋にごま油小さじ1を入れたら大根とベーコンも入れて、焼き色が付くくらいまで炒めていきます。

鶏ガラスープを600cc~800cc入れて、そこにさらに酒大さじ2を入れたら、大根が柔らかくなるまで煮込んでいきます。大根が柔らかくなったところでちくわぶを入れて、軽く煮込んでちくわぶが汁を吸い込んだら器に盛ります。彩りに小口切りにしたネギを散らして完成です。軽く粗挽きコショウを振っても、パンチの利いた味になるのでおすすめです。

ちくわぶの簡単洋風の人気アレンジレシピ

ちくわぶは小麦粉と塩だけで作られているため、洋風の味付けにしても違和感がありません。ちょっとした工夫で、見た目にも新しいちくわぶの料理に変身します。元々がシンプルな味のちくわぶらしい、簡単で子供にも人気の味付けの洋風アレンジレシピを紹介します。

彩り鮮やか野菜をたっぷり「カラフルおでん」

ちくわぶを使った洋食レシピといっても、まずは食べ慣れたおでんから始めてみるのも良いでしょう。おでんなら簡単に作ることができるのも利点のレシピです。ただしいつもとは見た目が全く違う、カラフルな野菜おでんにしてみませんか?おでんのおつゆは、水1.5L・オイスターソース大さじ2・塩小さじ1・和風だし(顆粒)・小さじ1で作ります。オイスターソースが味の決め手の洋風出しになります。

そこに練り物の量を加減しながら入れ、ミニトマトやパプリカ、ブロッコリーなどの彩り野菜を、食べやすい大きさにカットして串に刺したものを飾り付けるように入れて一緒に煮ます。ちくわぶの断面が見えるように間に差して、お花のように飾り付けるのもおすすめです。素材を切って串に刺して煮込むだけの、簡単でありながらいつもと全く違った彩り豊かな洋風おでんの完成です。

バターが香る簡単一品「ちくわぶイタリアン」

ちくわぶがワインにも合う一品に大変身?簡単でアレンジもしやすいおすすめレシピです。ちくわぶ1本を5mm~1cmくらいの厚さに切り、熱したフライパンにバター大さじ1ほどを入れて溶かしたら、切ったちくわぶを入れて弱めの中火で炒めます。軽く塩コショウをしたらケチャップで味を調え、粉チーズを好きなだけかけて完成です。粉チーズを入れた後に炒め続けても、チーズが溶けていい感じになりますよ。

時短ヘルシーな人気レシピ「ちくわぶのモチモチ洋風スープ」

お鍋で簡単調理のちくわぶを使った洋風スープレシピです。水320ccに冷凍コーンを一握り入れて火にかけます。水が沸いてきたら、玉ねぎ小1/4個を櫛切りにしたもの・ニンジン2cmほどを短冊切りにしたもの・小松菜8本くらいを3cm程度に切ったもの・ちくわぶ1/2本(100g)を輪切りにしたものを加えて煮ます。欧風だし大さじ1を加えて味見をしたら塩コショウで味を調え、素材に火が通ったら盛り付けてコショウを振って完成です。

ちくわぶで簡単「カレー風味のムニエル」

子供にも大人気のカレー風味のちくわぶレシピです。ちくわぶ1/2本を斜め切りにしたら、6分程度下茹でしましょう。下茹ですることで食感がふっくら柔らかになります。さらに全体的に膨らんで穴も大きくなり、穴に詰め物もしやすくなります。その穴にはちくわぶの荒熱が取れたころに、チェダーチーズを詰め込みます。この後炒めるときにチーズは溶けてしまうため、ざっくり詰めてあれば大丈夫です。

チーズを詰めたちくわぶの両面に、カレー粉をまぶしていきます。ムラがあっても問題ありませんが、丁寧に満遍なくまぶしておくと、仕上がりが綺麗になります。フレークタイプのカレー粉を使ったときには、ダマになっているところをつぶしておきましょう。フライパンにバターを入れて中火で熱し、バターが溶けたらちくわぶを並べて両面を焼きます。下茹でしてあるので、表面がカリッと焼きあがったら盛り付けて完成です。

おやつやおつまみに「ちくわぶのカレーマヨカナッペ」

ちくわぶは小麦粉で作られているため、料理の仕方次第ではまるでパンのような食感にもなります。そんなちくわぶを使った、簡単おすすめレシピです。ちくわぶ1/2本をさらに半分に切ったら、縦に2つに割ります。マヨネーズ大さじ1・カレー粉小さじ1/2・塩2つまみを良く混ぜ合わせて具材を作り、ちくわぶの穴にたっぷりと詰めます。詰めた具材の上には、パン粉を満遍なく乗せていきます。

具材の上のパン粉はなくても大丈夫ですが、パン粉を乗せたほうが食感が良くなるのでおすすめです。具材を詰めてパン粉を乗せたちくわぶを、トースターでパン粉とちくわぶがカリッとなるまで焼き上げていきます。焼きあがったちくわぶを食べるときには、火傷しないように気をつけてください。スティックチーズを使っても、子供のおやつはもちろん、おつまみにも良く合うおすすめの簡単レシピです。

トースターで簡単おやつ「ちくわぶチュロス」

ちくわぶを使った簡単お手軽おやつです。ちくわぶにオリーブオイルを刷毛で塗ります。刷毛がないときはお皿にオリーブオイルを入れて、その中でちくわぶをくるくる回して絡めます。ちくわぶをトースターで5分ほど焼きます。裏返して焼けていない面も焼いて、焦げ色が全体に付き膨らんでくるまで焼き上げます。熱いうちに焼きあがったちくわぶ全体にバターを塗ります。箸でバターを持って溝に沿ってなぞると簡単です。

バターを全体に塗り終わったら、シナモンシュガーをまぶして完成です。この他にもチョコレートソースやキャラメルソース、ダイスアーモンドなど、好みに合わせていろいろな味付けができます。ちくわぶに脂分がない分、バターを塗ることでコクが出ます。さまざまな味付けが簡単にできるので、子供にも人気のお手軽おやつとして重宝します。

ちくわぶの簡単韓国風の人気アレンジレシピ

ちょっとピリ辛な韓国風味付けで、ちくわぶを使った簡単なおつまみやお弁当のおかずに人気のアレンジレシピを作ってみませんか?韓国料理にはちくわぶに良く似たトッポギという素材もあるため、簡単にアレンジレシピを作ることができます。ピリ辛好きにはたまらない人気の一品を、早速ちくわぶで作ってみましょう。

もちっとピリ辛が絶品「ちくわぶでなんちゃってトッポギ」

モチモチ感が特徴のちくわぶは、形を似せるだけで韓国料理で定番のトッポギそっくりになります。そんなちくわぶを使ったトッポギ風レシピです。ちくわぶ1/2本を、トッポギのような太目の千切りにします。切ったちくわぶは、鍋に水とともに入れて水の段階から下茹でしていきます。ちくわぶを下茹でしている間に、コチュジャン大さじ1・ハチミツ小さじ2を合わせて調味料を作っておきます。

下茹でしていたちくわぶが柔らかくなってきたら、お湯を少しずつ流していきます。お湯は全部捨てずに少しだけ残しておきましょう。このとき残すお湯の量が多くなりすぎないよう注意してください。合わせておいた調味料を加えて、絡めながら煮詰めていきます。適度に調味料が煮詰まって味が染みたら、器に盛り付けて完成です。ピリ辛でありながらハチミツの甘さもあるので、子供のおやつから大人のおつまみまでぴったりの一品です。

子供も大丈夫!「ちくわぶのケチャップ甘辛トッポギ」

子供も大丈夫な、ケチャップを使ったトッポギ風ちくわぶレシピです。ネギ2本を斜めに切ったら、油をひかないでわざと焦げるように炒めます。こうすることで、ネギから風味が出てきます。ネギに焦げ目が付いたところでごま油を適量回し入れて、あまり野菜を中心にこんにゃくやきのこに、好みの厚さに切ったちくわぶ2本を加えて炒めます。鶏ガラスープ大さじ1を入れて下味を付けながら炒めます。

甜麺醤大さじ2・三温糖大さじ1・酒大さじ2・ケチャップ大さじ2を、あらかじめ良く混ぜ合わせてソースを作っておきましょう。野菜に火が通りちくわぶに野菜の旨味や鶏がらスープが馴染んだところで、合わせ調味料を回し入れて、よくからめて馴染ませます。お好みでレタスと一緒に盛り付けていただいても美味しいです。大人用のおつまみには、コチュジャン味に変えると良く合います。

韓国唐辛子を使った「よりあったか甘辛おでん」

おでんにはからし、と思うかもしれませんが、唐辛子でピリ辛に仕上げても美味しいものです。しかもより身体があったまるので一石二鳥です。いつものちくわぶを使ったおでんに、韓国産唐辛子の粉を小さじ1入れるだけで、甘辛いおでんに早変わりします。大切なのは日本の唐辛子粉ではなく、韓国産の唐辛子粉を使うことです。韓国産の唐辛子には甘味もあるので、刺すような辛さではなく甘辛いおでんになるのでおすすめです。

辛いけど見た目ほどじゃない?「ちくわぶと油揚げの韓国煮物」

韓国唐辛子を使った料理をもう一品紹介します。ちくわぶ1本を2cm幅に切り、油揚げ2枚は湯通ししてから食べやすい大きさに切ります。醤油大さじ1・酒大さじ1・味醂大さじ1・砂糖小さじ1・出し汁1カップを鍋に入れたら、ちくわぶ・油揚げも入れて落し蓋をして10分ほど煮ます。最後に韓国産唐辛子粉を小さじ1/2振りかけて、盛り付ければ完成です。おつまみにも最適の、簡単に作れるおすすめレシピです。

ちくわぶでボリューム満点簡単ごはんの出来上がり!

ちくわぶは癖のなさとモッチリした食感で、おでんに限らず和食ばかりか洋食やスイーツにも使える万能食材です。おかずもおつまみも何でもこなしてくれながら、お値段も手ごろで使いやすいちくわぶを、もっと料理に使ってみませんか?かつてはローカル食品だったちくわぶには、メディアに紹介され広がっていくだけの奥深さがあるのです。ぜひあなたも一度、料理に使ってみてください!

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