2018年09月08日公開
2024年08月03日更新
とろたくの発祥の地とは?とろたく丼・とろたく巻き寿司のレシピを紹介!
寿司屋では多くのネタがありますが、ツウな人が愛するネタが『とろたく』です。しかし、まだまだとろたくとはどんな料理なのか、発祥の地はどこなのかご存知でない方が多いのも事実です。そこで今回は、とろたくとは一体どんな料理か、発祥の地はどこなのかといったことを調査してみました。また、とろたくとはどんな料理であれ羽化調査するとともに、とろたく巻きやとろたく丼などの定番レシピについても併せてご紹介します。
目次
とろたくという料理について詳しく知りたい!
『とろたく』という料理について、あなたはご存知でしょうか?「聞いた事はあるけど、とろたくとはどんな料理かよく詳しく知らない…」という方も多いかもしれません。しかし、実際に食べた事がある方の間ではかなりの絶品料理と言われ、人気を集めています。
とろたくのについて発祥の地などを解説!
そこでまずは、とろたくとは一体どんな料理なのかといったことや、とろたくの発祥の地や味などについて徹底解説してみました!「名前は聞いたことあるけど詳しく知らない」という方や、「聞いたこともない」という方は是非、しっかりチェックしてみましょう。
とろたくとはどんな料理?
まず、『とろたく』とは一体どんな料理かと言いますと、ネギトロと刻んだたくあんを巻いた寿司のことです。大トロや中落ち・たくあんの細巻きができる店なら基本的に作ってもらえると言われています。口溶けの良いとろと、コリコリとした食感のたくあんが一つになったとろたくは、食事として食べるのはもちろんのこと、おつまみとしても親しまれています。
とろたく発祥の地はどこ?
とろたくとは一体どんなものなのか分かったところで、次に気になるのがとろたく発祥の地は一体どこなのかということです。とろたくの発祥の地は、東京の六本木とのことです。とろたくを発案された方は、今から約30年ほど前に発祥の地でとろたくを握ったようです。
とろたく発案者である板前さんは現在、とろたく発祥の地である六本木から離れ、東京都港区西麻布の『鮨ふるかわ 麻布霞町 』と言うお店でとろたくを握っているようです。発祥されてから長い年月が流れましたが、今では全国的に多くの寿司屋などでとろたくを提供するようになりました。
とろたくの味は?
とろたくとはどんな料理なのか分かったところで、一体どんな味なのか気になる方も多いのではないでしょうか?多くの人が『とろ』『たくあん』を単品ずつ食べたことがあると思います。これらを一つに合わせたのがとろたくですが、とろたく発祥となった料理人さんによると、見た目はおはぎのように握ってあるようです。
とろといえば、寿司ネタの中でもダントツで脂が非常に乗っているものです。口の中でとろけるほど、多くの脂が含まれているとろですが、この脂が美味しさの最大の魅力でもありますが「脂が多すぎて苦手」という方も少なくありません。
しかし、とろたくではとろだけではなく、たくあんを刻んで入れます。たくあんを入れる事によって、たくあんの塩気でとろの脂を良い具合に消してくれます。そのため、とろたくはとろが苦手という方にも食べやすい味だと人気です。
とろたくを使った丼や巻きずしのレシピ紹介
とろたくは握りで食べる事が多いかもしれませんが、とろたくを使った『とろたく丼』や『とろたく巻き』なども人気です。お次は、とろたく丼やとろたく巻きなどのとろたくを使った定番レシピをご紹介しますのでチェックしてみましょう!
カラフルでかわいい!「とろたく巻きずし」
巻き寿司といえば、色合いが鮮やかで見た目も美しい料理として親しまれています。しかし、その華やかさ故に手がかかるので作るのはめんどくさいです。そこでおすすめなのが『とろたく巻きずし』です。とろたく巻きずしは、とろとたくあんを入れるだけですし、ピンクと黄色の色合いがカラフルで可愛いのでお子様にも好評な料理です。
とろたく巻きずしのレシピ材料(細巻き4本分)は、白米・1合分、寿司酢・大さじ4杯、トロ・80~100g、たくあん・(5mm幅の厚さの場合)12枚~15枚、海苔・2枚です。作り方はまず、寿司酢を作っておきます。炊いた白米に寿司酢を合わせ、酢飯を作ります。たくあんをみじん切り・海苔は半分に切っておきます。
巻きすの上に海苔を置き、その上に酢飯を均等に広げます。刻んだたくあんととろを海苔の半分よりやや下に置き、下の白米の部分を半分より上の白米にくっつけるイメージで巻いていけばとろたく巻きずしの完成です。とっても簡単なとろたく巻き寿しですが、巻いた後にすぐ切るのではなく、しばらくおいてから濡れ包丁でカットすると綺麗な断面になります。
漬けマグロを使った「とろたく風巻き寿司」
スタンダードなとろたく巻きずしに飽きたら、漬けマグロを使った『とろたく風巻き寿司』はいかがでしょうか?とろたく風巻き寿司のレシピ材料(2人分)は、白米・250g、海苔・2枚、トロ・100g、たくあん・適量、みりん・大さじ1杯、酒・大さじ1杯、しょうゆ・大さじ2杯、きゅうり・2分の1本、シソ・4枚、炒りごま・大さじ1杯です。
作り方は、まずマグロを1cm角の棒状に切り、みりん・酒・しょうゆに絡めて30分放置しておきます。その間に、きゅうりを太めの千切りにカットしておきます。巻きすの上に海苔をおき、その上に白米を均等に広げます。白米の上に、シソ・汁気を切ったマグロ・きゅうり・炒りごまを乗せて巻いていけばとろたく風巻き寿司の完成です。
手間がかからない「とろたく海苔巻きのっけ盛り」
巻き寿司は具材を一緒に巻いていく行程が最も重要であり、難関な行程です。せっかく材料を準備して張り切っても、巻きがしっかりできなければ仕上がりが残念になってしまいます。そんな時におすすめなのが『とろたく海苔巻きのっけ盛り』です。具材を一緒に巻かずにご飯だけを巻いてしまうので巻きが苦手な方はもちろん、手間がかからないのでお急ぎメニューとしてもおすすめです。
『とろたく海苔巻きのっけ盛り』のレシピ材料(3本分)は、酢飯・660g、海苔・3枚、とろのたたき・60g〜70g、たくあん・4cm~5cm、青ネギ・適量です。作り方はまず、巻きすの上に海苔の上に3等分した酢飯を均等に広げます。この時、広げる手前1cmと巻き終わり2cm程を残しておきましょう。ご飯が置けたら手前から巻いていきます。
巻けたら、海苔と酢飯がなじませるために10分ほどおいてから、濡れ包丁でカットしていきます。海苔巻きを1cm強の大きさにカットしたら、切り口を上にしてお皿に盛りつけます。その上に、必要であればわさびを塗っておき、とろのたたきとみじん切りにしておいたたくあんを適量のせ、青ネギを散らせば『とろたく海苔巻きのっけ盛り』の完成です。
簡単載せるだけ!「とろたく丼」
巻き寿司だと時間や手間がかかるので、なかなか作ってみようと思えない方も多いかもしれません。そんな時にオススメの簡単レシピが具材を乗せるだけの『とろたく丼』です!とろたく丼のレシピ材料(4人分)は、中トロ・1サク(180g)、たくあん・5〜6cm、青じそ・4〜6枚、ごはん・4膳・焼きのり・おろしわさび・白炒りごまを適量、しょうゆ・適量です。
しょうゆを使用しても良いですし、万能昆布しょうゆを使用しても良いです。万能昆布しょうゆのレシピ材料は、みりん・4分の1カップ、しょうゆ・4分の3カップ、だし昆布・10cm角1枚です。とろたく丼の作り方についてですが、万能昆布しょうゆを使う場合は、小鍋ににみりんを入れて少し煮詰めておき、しょうゆとさっと洗って水気を拭いただし昆布を加えて2~3時間以上おいておきます。
とろたく丼をしょうゆで楽しむ場合は上記の行程は省いて良いです。とろたく丼の作り方は、まず中トロを2cm角・たくあんを5mm角に刻み、青じそは粗みじん切りにします。材料をカットしたら、中トロとたくあんをボウルに入れて軽く混ぜ合わせます。器に温かいごはんを盛って、混ぜ合わせたトロとたくあんを乗せ、青じそを振ります。
さいごに、焼きのり・おろしわさび・白炒りごまをパラパラとふりかけ、しょうゆまたは万能昆布しょうゆをかければとろたく丼の完成です!万能昆布しょうゆを使うとより、とろたく丼の美味しさが深まりますが、めんどくさい時はしょうゆでも良いのが嬉しいポイントです。
ボリューム満点!「とろたく納豆の爆弾丼」
とろたく巻きは、細巻きであることが多いので男性にとってはちょっとボリュームに欠けると感じる方も多いでしょう。そんな時は薬味たっぷりでボリューム満点な『とろたく納豆の爆弾丼』がおすすめです。とろとたくあんだけだと、いまいちなボリューム感ですが納豆や卵黄などが加わることでボリュームが増します。
とろたく納豆の爆弾丼のレシピ材料(2人分)は、マグロたたき・2分の1パック、納豆・2パック、オクラ・4本、たくあん・適量、青ネギ・適量、卵黄・2個・白米・2膳、みょうが・1本、海苔・適量、わさび醤油・適量です。作り方はまず、オクラを茹でておきます。茹でたオクラとたくあんを細かくカットし、丼にご飯を入れ、甘酢に漬けたみょうと海苔を散らしておきます。
ご飯の上にマグロ・納豆・オクラ・たくあんを乗せ、真ん中に卵黄を落とします。仕上げに刻んだ青ネギと海苔をトッピングすればとろたく納豆の爆弾丼の完成です。お好みでわさび醤油、お子様やわさびが苦手な方は醤油をかけていただいてください。
お酒が進む「おつまみとろたく」
ビールやウイスキー・日本酒・焼酎などなど…。飲むお酒の種類によっておつまみをチェンジするという方は多いとおもいます。そんな中でも日本酒や焼酎などと相性抜群なおすすめメニューが『おつまみとろたく』です。『おつまみとろたく』のレシピ材料(作りやすい分量)は、とろ・100g、たくあん・5〜6枚、大葉・5枚、ごま油・少量、だし醤油・少量、韓国海苔・15枚程です。
作り方はまず、とろを包丁でたたいて細かくしていきます。たくあんと大葉を粗みじんぎりにし、とろと一緒にたたいていきましょう。とろと大葉・たくあんをボウルに入れ、ごま油とだし醤油をグルッと回すようにかけ入れてから混ぜれば完成です。食べ方は、韓国海苔に巻いて食べるだけです。お好みでわさびを足しても美味しいです。
ご飯がモリモリ食べられる「なめろう風とろたく」
ご飯がモリモリ食べられるおすすめメニューが、『なめろう風とろたく』です。『なめろう風とろたく』のレシピ材料(1人前)は、とろ・100g、たくあん・30g、みょうが・2本、白ネギ・5cm、味噌・大さじ2分の1、みりん・小さじ2分の1、ネギ・適量です。
作り方はまず、とろを包丁でたたいて細かくし、たくあんは粗みじん切りに、ネギは小口切りにしておきます。ネギ以外の材料全てを包丁で細かくなるまで叩きながら混ぜ合わせていきます。途中、味見してみて塩気が足りなければ味噌で味を調えましょう。最後にネギをパラパラっと散らせば完成です。ホカホカの温かいご飯にのせて食べると無限にご飯がモリモリと食べられます!
とろたくを違う食材でアレンジ!
とろとたくあんを巻いた『とろたく』の美味しさは、一度味わったことある方なら納得の味でしょう。しかし、とろたくのメインの一つである『たくあん』はとろ以外の食材ともかなり相性が良いと言われています。最近では、『たくあん+食材』という『◯◯たく』が流行っているそうです。
では、とろたくとは一味違った美味しさが楽しめるたくあんアレンジとは一体どんなものが挙げられるのでしょうか?さいごに、とろとたくあんを巻いた定番料理・とろたくとは違う食材を使った激ウマアレンジをチェックしてみましょう。
魚以外でも!「とろたく風!アボカド&たくあん手巻き」
「とろの脂がやっぱり苦手」「魚は生臭いから全般的に苦手」だという方は、アボカドを使ったとろたく風手巻きをおすすめします。とろたくとは少し違いますが、とろとアボカドの食感が似ている事もあって、アボカドで代用する事でなんちゃってとろたくが簡単にできます。女性人気の高いアボカドですから、ホームパーティーのおもてなしにも良さそうです。
市販の唐揚げでも!「アボカドとたくあんのタルタルチキン」
時短メニューとしておすすめしたいのが、『アボカドとたくあんのタルタルチキン』です。市販の唐揚げを使って、簡単にタルタルチキンが作れます。アボカドと粗みじん切りしたたくあん・マヨネーズ・薄口醤油・塩コショウをよく混ぜ合わせ、市販の唐揚げにかけるだけの超簡単レシピです!いつものタルタルソースに飽きた時には是非試してみてほしいアレンジレシピです。
意外な組み合わせ!「納豆たくあんチャーハン」
ご飯と納豆、ご飯とたくあんという組み合わせが絶品なのは誰もがご存知でしょう。しかし、納豆とたくあんを組み合わせると…どうなるのか不安な組み合わせですが実は意外と美味しいです!たくあんを角切りにしておき、いつものチャーハンを作る手順と同じようにベーコンや卵・野菜などと一緒にたくあん・納豆を加えて炒めるだけの超簡単レシピなので、ランチにもおすすめです。
とろたくをつくって簡単メニューを楽しもう!
とろたくとはどんな料理か・発祥の地・レシピのご紹介まとめはどうでしたか?たくあんをプラスすることで、とろの脂を良い具合に緩和させてくれる『とろたく』。そんなとろたくは、寿司店では握りの提供が多いですが、自宅で作るのであればとろたく丼やとろたく巻きなどといった定番の食べ方がおすすめです。
とろたくは多くの加薬とも相性が良いので、とろたくを作った際にはお好みの加薬と楽しんでみてくださいね。また、とろが苦手だという方は『たくあん+食材』という『◯◯たく』アレンジを楽しんでください。思いのほか、美味しくて驚くこと間違いなしです!