キムチスープの簡単レシピ！ピリ辛で低カロリーの人気アレンジ集！

韓国料理のひとつであるキムチスープですが、日本人にも馴染み深くキムチスープが好きな方はとても多く人気の一品です。美容大国の韓国の料理なだけあって、キムチスープは美肌効果やダイエット効果も期待でき、自宅でとても簡単に作る事が出来るのでおすすめしたいメニューです。今回は辛いものが好きな方にはたまらないキムチスープについて調べていきましょう。

『キムチ』とは、白菜を塩・唐辛子・ニンニクなどの調味料を使って味付けをした韓国のお漬物を指します。日本でもキムチは焼肉屋さんや居酒屋さんなどお馴染みのメニューの1つであり人気が高いです。外食店だけでなくスーパーやコンビニなど気軽に購入でき、中には白菜のキムチだけでなくキュウリや大根を使ったキムチも人気があります。

ところでキムチスープを食べる事によってどのような効果が期待できるかご存知でしょうか？美肌な方やモデルのようなスタイル抜群の方が多い韓国で美の秘訣を聞いてみると「キムチなど香辛料を含む料理を日頃から食べている」と答える人が多いです。続いては、キムチスープのメインである『キムチ』を食べる事によって一体どのような効果が得られるかをチェックしていきましょう。

ダイエットによいとされるキムチは気になるカロリーもとても低い食品です。スーパーなどで販売されている大きめのパックが、だいたい300グラムで約130キロカロリーです。日本人の主食のひとつであるお米はお茶碗1杯がだいたい150グラムで252キロカロリー、6枚切りの食パンが1枚60グラムで158キロカロリーであるので、比べてみると低カロリーだと分かります。

キムチスープであれば使った材料レシピによって異なりますが、低カロリー食品であるきのこをメインで使用したレシピの場合は70キロカロリー～100キロカロリーにおさまります。メインでキムチスープを食べる場合は春雨を加えたり、もも肉や豚肉を加えると美味しいです。ボリュームが増して満腹感が得られるのにカロリーは500キロカロリー以下に抑えられます。

そんな身近な存在であるキムチですが、美肌効果やダイエット効果があると聞いたことがあると思います。キムチには沢山の唐辛子を使用していますが、その唐辛子に含まれるカプサイシンという成分が、脂肪の燃焼を助けてくれる嬉しい働きがありますのでダイエット効果が期待できます。よく辛いものを食べるとダイエットによいと言われていますが、カプサイシンが脂肪の燃焼をしてくれるからです。

更にキムチにはダイエットに効果的な成分の他にも美肌によいとされる成分も沢山含まれています。美肌には欠かせない成分である乳酸菌やビタミンですが、キムチにはこの乳酸菌やビタミンが多く含まれています。乳酸菌は『動物性乳酸菌』・『植物性乳酸菌』の二種類があり、キムチは植物性乳酸菌に部類され、植物性乳酸菌は、胃酸や胆汁酸に強いので生きたまま腸に届きます。

善玉菌に部類されるビフィズス菌を増やす手助けをしてくれる上、善玉菌の敵である悪玉菌の大腸菌などを減らしてくれます。この植物性乳酸菌のお陰で体内に溜まった毒素がしっかり排出されるので、腸内環境が整うことによって美肌になります。日本でたくあんなどのお漬物を食べるのと同じで、韓国の方はキムチを日頃から食べている事によって美肌をキープしているのかもしれません。

キムチスープに欠かせないキムチですが、キムチには沢山のカプサイシンが含まれています。そもそもカプサイシンとは一体何なのでしょうか？カプサイシンとは、トウガラシに含まれる辛みの主な成分の事を指します。キムチには沢山のトウガラシを使用しているので、キムチスープを食べる事によりカプサイシンを多く摂取する事が出来ます。

カプサイシンの効果ですが一つ目は基礎代謝を上げてくれます。基礎代謝が上がることによって、脂肪や糖分を燃焼してくれます。体が温まる効果も抜群であり、冷え性で手足の冷えに悩んでいる方にもおすすめです。また基礎代謝が上がると沢山の汗をかくので、血流がよくなり体の毒素の排出を助けてくれる嬉しい効果もあります。

二つ目は疲れが溜まっているときなど疲労回復の効果があります。「カプサイシンと摂取するとダイエットに効果的！」と聞いたことがある方も多いと思いますが、実はダイエットだけでなく疲労回復の効果もとても高い成分です。またカプサイシンには食欲を増加させる効果があるので、夏バテや体が少し疲れ気味の時には進んで摂取することをおすすめします。

程よい辛みがクセになり、お米だけでなくお酒のおつまみにも相性抜群で人気であるキムチですが、糖質が結構高い食品です。一般的なキムチのカロリーは300グラムに対して約130キロカロリーと低カロリーであるものの、糖質は約23.7グラムもあります。このカロリーからするととても高い糖質量といえます。ダイエットによいと人気の高いキムチですが食べすぎには注意が必要です。

低カロリーで美肌効果やダイエット効果も期待できるキムチを使ったキムチスープの作り方を紹介していきます。キムチスープには春雨やお豆腐を加えて主食にしたり、お肉を加えてボリュームを出したりと沢山のレシピがありますが、簡単に作れるレシピが多く人気です。まずは基本的なキムチスープのレシピを覚えていきましょう。

基本的なキムチスープ(2人前)のレシピ材料は、市販のキムチ100g・水600ml・しょう油大さじ2杯・鶏ガラスープの素大さじ2杯・ごま油適量です。まず鍋に水と鶏ガラスープの素を入れて中火で沸騰させます。沸騰したらキムチとしょう油を加えます。味が薄かったらしょう油や鶏がらスープを少し加えて自分好みの味に調整しましょう。

最後にごま油を適量加えて完成です。お好みでゴマやネギを加えると彩りも鮮やかになります。ただ、キムチだけでは具が少ないので、キャベツやもやしを加えるとボリュームup出来ます。汁物が欲しい時やキムチが余ったときにも料理が苦手な方にも簡単にキムチスープは作れるのでおすすめです。寒い冬だけでなく食欲が低下しがちな夏にもキムチスープを食べて栄養を摂りましょう！

キムチスープはとても簡単に作れると分かりましたが野菜を加えて自分だけのオリジナルのキムチスープを作るのも楽しいです。基本的にはどの野菜とも相性が抜群ですが、キャベツ・にんじん・えのきやしめじなどのキノコ類が人気のようです。中にはショウガやトマトなども加えたりと、沢山のレシピがありますのでお好みの野菜を加えて自分好みのキムチスープを作りましょう。

低カロリーが嬉しいキムチスープですが、簡単に作れるアレンジレシピも沢山ありますので基本的なキムチスープに飽きてきたら、アレンジキムチスープを作ってみるとマンネリが防げます。またいつものキムチスープにお肉を加えると食べ応えもあって、汁物でなくメインにも早変わりします。では次は簡単に作れる人気の高いキムチスープのアレンジレシピを紹介していきます。

初めに紹介させていただくレシピは「豆腐入りスンドゥブ(2～3人前)」です。レシピ材料は、絹ごし豆腐１丁・豚肉(薄切り)150g・大根1/4本・キムチ100g・にら1束・おろしにんにく1片・コチュジャン大さじ1杯・鳥ガラスープの素小さじ1杯・酒大さじ2杯・味噌大さじ1杯半・しょう油小さじ1杯・水４カップ・塩こしょう、ごま油、一味唐辛子適量です。
 

まず豆腐をキッチンペーパーで挟みしっかり水きりをします。豆腐は煮ている間に形が崩れてしまうかもしれないので少し大きめにカットするとよいです。次に大根を５mmぐらいの厚さにいちょう切り、にらと豚肉は食べやすい大きさにカットします。野菜の下準備が終わったら、おろしにんにく・コチュジャン・鳥ガラスープの素・酒・味噌・しょう油・水を土鍋に入れ火にかけます。

スープが煮立ってきたらいちょう切りにした大根を加え柔らかくなるまで約5分煮たら、豚肉とキムチも加えて更に煮込んでいきます。灰汁が出るのでお玉などで灰汁取りをしたら、塩こしょうで自分好みに味をととのえます。豚肉にも火が通ってきたら豆腐とにらも加え、豆腐がフツフツと温まるまで煮込んだら、最後にごま油少々を回し入れると豆腐入りスンドゥブの完成です。

時短したい場合はあらかじめ大根を柔らかくなるまで電子レンジにかけておくとよいでしょう。辛いのが苦手な方やお子様には、コチュジャン抜きにしても美味しく作れます。また卵を加えるとスープがまろやかになるので卵を加えるのもおすすめです。韓国料理の中でも人気の高いスンドゥブですが、お家でも簡単に作ることが出来るので挑戦してみてください。

続いて紹介するレシピは「卵キムチスープ」です。「卵キムチスープ(2人前)」の材料は、水2カップ・鶏がらスープの素小さじ2杯・しょう油小さじ1/2杯・塩こしょう少々・片栗粉大さじ1/2杯・水大さじ1(水溶き片栗粉用)・キムチ50g・卵1個・ごま油小さじ1/2杯・小ねぎお好みの量です。まず水・鶏がらスープの素・しょう油・塩こしょうを鍋に入れ沸騰するまで火にかけます。

スープを火にかけているあいだに、卵を溶いて、ネギを刻み、片栗粉と水(水溶き片栗粉用)を混ぜ合わせ水溶き片栗粉を作ります。スープが沸騰したらいったん火を止め、水溶き片栗粉を加えよく混ぜたら、火をつけ再度沸騰させます。再度沸騰させることによって片栗粉の粉っぽさがなくなります。スープにとろみがついてきたらキムチを入れます。

キムチが温まってきたら先ほど準備した溶き卵を回し入れ、菜箸でさっと混ぜたら火を消し、ごま油を回し入れ、最後に小ねぎを散らしたら卵キムチスープの完成です。食欲のない日や少し疲れ気味の時などにも、サッと簡単に作れる卵入りのキムチスープはおすすめです。ピリ辛なキムチスープはカプサイシンの成分で体もぽかぽかと温まり美容にも効果的なスープです。

お家で餃子を作ったときに餃子を作りすぎて余ってしまった経験はありませんか？餃子はお家でも簡単に作れる上に、皮に包む作業はお子様のお手伝いにもピッタリなので餃子を作る機会も多いと思います。餃子は冷凍保存も出来るので冷凍保存してもいいのですが、いつも同じになりがちな焼き餃子をアレンジして今回はキムチスープ餃子を作ってみましょう。

「キムチスープ餃子(2人前)」のレシピ材料は、餃子6個・キムチ100g・長ねぎ1/2本・しいたけ1個・ニラ3本・にんにく1片・ごま油大さじ1/2杯・水2カップ・鶏がらスープの素小さじ1/2杯・オイスターソース小さじ1杯・卵1個です。まず長ねぎは斜めに切り、しいたけは2～3ｍｍの薄切り、ニラは4～5cm長さにカット、にんにくはみじん切りにします。

キムチは大きいままであれば一口大にカットし、卵は溶いておきます。材料を切り終えたら鍋にごま油とにんにくを加え香りするまで焦げないように火にかけ、キムチ・長ねぎ・しいたけを加え炒めます。野菜がしんなりしてきたら、水・鶏がらスープの素・オイスターソースを加えてひと煮立ちしたら、餃子も加えて火が通るまで更に煮ます。

最後にニラを加えて少し火が通ったら、先ほど溶いた卵を回し入れて菜箸でさっと混ぜたら火を止めたらキムチスープ餃子の完成です。餃子は形が崩れやすいので、餃子を加えたらあまり混ぜないように注意が必要です。餃子とピリ辛なキムチスープの相性抜群でスタミナをつけたいときには是非食べてほしい一品です。また、春雨を加えても餃子のひき肉が担々麺になり美味しいです。

続いてはがっつりボリューム満点メニュー「豚肉とモロヘイヤのキムチスープ(2人前)」の紹介です。「豚肉とモロヘイヤのキムチスープ」のレシピ材料は、豚肉(バラかたまり)100g・モロヘイヤ1袋・塩コショウ少々・ゴマ油小さじ1杯・みりん小さじ1杯・しょう油小さじ1杯・ニンニクの薄切り1かけ・キムチ100g・水300ml・酒大さじ1杯です。

まず豚肉は食べやすい大きさに薄切りにし、塩コショウで下味をつける。モロヘイヤは葉をカットし沸騰したお湯で3分～4分茹で、茹で終わったら水にモロヘイヤを入れ水分をしぼり5cmぐらいに刻んでおきます。次にフライパンを熱しゴマ油を入れて、ニンニクと豚肉をサッと炒めます。ニンニクの香りが立ったらキムチも加えて再び炒め、水と酒を加えて煮立てさせます。

その際灰汁が出るので灰汁を取りながら弱火で10分ぐらい煮ます。最後にみりん・しょう油・先ほど茹でたモロヘイヤを加えてサッとかき混ぜ、塩コショウで味をととのえたら豚肉とモロヘイヤのキムチスープの完成です。豚肉をかたまりを使う事によってボリュームも満点あり、スープでありながらとても満腹感が得られるので男性にも人気の高いキムチスープになってます。

低カロリーで満腹感が得られるのでダイエットに人気の高い春雨ですが、キムチスープとの相性も抜群である「鳥のもも肉と春雨のキムチスープ」の紹介です。「鳥のもも肉と春雨のキムチスープ(4人前)」のレシピ材料は、春雨50g・鶏もも肉50g・長ネギ1/2本・白菜キムチ100g・水800ml・鶏がらスープの素小さじ2杯・塩コショウ少々です。

まず沸騰したお湯で春雨を戻し、食べやすい大きさにカットし、長ネギは斜めに薄切りにし、鶏もも肉は食べやすい一口大にカットします。材料の下ごしらえが終わったら、水に鶏がらスープの素・長ネギ・鶏もも肉を入れ、鶏がらスープの素をかき混ぜ、沸騰後5分ぐらい煮ます。その際灰汁が出るので、時々灰汁を取り除きます。

5分ぐらい煮たら春雨をとキムチも加え、更に2分ぐらい煮ていきます。最後に塩コショウで味を調えたら「鳥のもも肉と春雨のキムチスープ」の完成です。鶏もも肉を使用しているのでがジューシーであり、春雨が入っているので料理のメインにもなる一品です。料理が苦手な方でも簡単に作れますので、料理初心者にもおすすめのレシピです。

キムチスープと言えば韓国料理の人気メニューですが、今回紹介させていただくレシピはしょう油と味噌を加えることによって、和テイストなキムチスープに大変身しています。「春雨のキムチスープ(3人前)」のレシピ材料は 春雨30g・油あげ50g・長ねぎ8本・ごま油小さじ2杯・味噌大さじ1杯・しょう油大さじ1杯・キムチ50g・水500mlです。

まず長ねぎを半分は小口切り、残りの半分は3cmぐらいにカットします。その間に春雨をお湯で戻し、食べやすい大きさにカットします。次に鍋に水を加え沸騰したらキムチ・油あげを加え、味噌・しょう油を加え味を整え一旦火を止めておきます。別にフライパンでごま油で長ネギを少ししんなりするぐらい炒めます。炒めた長ネギを先ほど味付けをした鍋に加えて混ぜ少し煮たら完成です。

いつものキムチスープに味噌としょう油を加えることによって、簡単に和風キムチスープにアレンジすることが出来ました。油揚げとネギの相性もよく。長ネギは別にフライパンで炒めてから加えることによって、甘味たっぷりなネギに変身しています。別調理工程があるので少し手がかかりますが、辛いものが苦手な方やお子様にも食べやすいマイルドキムチスープになっています。

続いては低コストなもやしを使ったキムチスープの紹介です。「もやしとひき肉のキムチスープ(2人前)」のレシピ材料は、もやし1/2袋・豚ひき肉80g・キムチ60g・ごま油小さじ1杯・水500ml・ウェイパー小さじ1杯・しょう油小さじ1杯・白すりごま、ネギお好み量です。まず、もやしはキレイに洗いしっかり水気を切っておきます。

キムチは大きいままであれば一口大にカットします。次に鍋にごま油を入れ火は中火にし、豚ひき肉を色が変わるまで炒め、色が変わってきたら水とウェイパーを加え沸騰させます。沸騰して来たら灰汁を取って、もやしとしょう油を加え一煮立ちしたさせたら完成です。最後にお好みでに白すりごまとねぎを散らすと彩りも鮮やかになります。

最後は女性には嬉しい成分がたっぷり入った豆乳を使用したキムチスープのご紹介です。「豆乳キムチスープ(2人前)」のレシピ材料は、豚肉(こま切れ肉)120g・豆乳300ml・えのき1袋・長ネギ1/2本・キムチ150g・おろしにんにく１片分(チューブ可)・塩こしょう少々・ごま油大さじ1/2杯・酒1/2カップ・みそ大さじ2杯です。

まず豚肉は食べやすい大きさにカットし塩こしょうで下味をつけておきます。えのきは食べやすいようにほぐしておき、ねぎは斜めの薄切りにカットします。キムチは大きいままであれば一口大にカットし、サッと水で洗います。鍋にごま油熱し、下味をつけた豚肉を加え炒め、豚肉の色が変わってきたらキムチとにんにくも加え香りが立つまで炒めます。

にんにくの香りが立ったら水と酒を加え、煮立ったらえのきとねぎを加えて更に５分ぐらい煮ます。一旦火を止めて味噌を溶き入れ豆乳も加えます。味噌と豆乳を加えたら火をつけ再び煮立たせたら完成です。豆乳とキムチの相性は抜群であり、キムチは洗ってから使っているので辛みもなく、マイルドで食べやすいです。キムチスープに飽きた方にも簡単にアレンジ出来おすすめです。

キムチスープについて効果についてや人気のアレンジレシピについて調べていきましたがいかがだったでしょうか？低カロリーでありながら美容にもよいとされており、韓国だけでなく日本でも人気のメニューであることが分かった事と思います。辛いものが苦手な方でも卵を入れたりすると食べやすく簡単に作れるので、是非アレンジしながら自分好みのキムチスープを作ってください。