2021年07月30日公開
2024年11月13日更新
精進料理「擬製豆腐」とは?簡単に作れるおすすめレシピも紹介
擬製豆腐についてまとめました。精進料理のひとつである擬製豆腐の特徴や、基本レシピ、作り方のポイントを詳しく解説します。なめらかな口当たりの擬製豆腐のあんかけアレンジレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
擬製豆腐の作り方を知りたい!
❁アジフライ&いも天
— ゆに (@uni_nagon) January 10, 2020
❁擬製豆腐
❁にんじんしりしり
❁白菜漬け
❁粕汁
今日はフライ!いも天も久しぶりだったから旨さ再確認。
擬製豆腐、本来は精進料理だけだ今回は鶏もものミンチ入り。昆布の佃煮も入れてほぼこの味で調味♪ pic.twitter.com/zIIY2IOkC7
精進料理のひとつ、擬製豆腐について紹介します。栄養満点で美味しいことから、最近は和風デリ感覚で人気のメニューです。本記事では、擬製豆腐の特徴や詳しい作り方、美味しく作るポイントを取り上げていきます。おすすめのアレンジレシピも紹介するので、併せてチェックしてみてください。
擬製豆腐とは?
豆腐の精進料理のひとつ
鯵の干物
— こる (@Suisea_green) March 2, 2021
白菜とベーコンの白ワインビネガー蒸し
マッシュルームのアヒージョ
擬製豆腐
菜の花の辛子和え
雷こんにゃく
いちご#おうちごはん #自炊記録 pic.twitter.com/dNT32uNk07
擬製豆腐は、細かく崩した豆腐に、卵や野菜を入れて加熱調理した料理です。ぱっと見は具だくさんの卵焼きのように見えますが、精進料理として古くから食べられてきました。
なめらかな口当たりで食べやすく、栄養豊富であることから、給食や弁当のおかずとしてもよく用いられています。地域によってぎせ豆腐、ぎせ焼きなどと呼ぶこともありますが、どれも同じ料理を指します。
擬製豆腐の基本的な作り方
【材料】
- 木綿豆腐 1/3丁
- 卵 3個
- しめじ 1/4パック
- 長ネギ 20g
- にんじん 20g
- 桜えび 3g
- A砂糖 小さじ1
- A塩 小さじ1/3
- A薄口しょうゆ 小さじ1/2
- A白だし 小さじ1/2
- Aだし汁 大さじ1.5
【作り方】
- 豆腐はキッチンペーパーで包み、軽く重石のせ水切りをしておきます。
- しめじ、長ねぎ、にんじんはみじん切りにします。
- 長ネギ以外と材料Aを入れて軽く煮て粗熱をとっておきます。
- ボウルに豆腐を入れて泡立て器などでつぶし、卵も入れてほぐします。
- (3)と長ねぎ、桜えびを加えてよく混ぜます。
- 耐熱皿に油適量を薄く塗り、 (5)を流し入れます。
- 180度のオーブンで25分焼いたら完成です。
こちらは、基本的な犠牲豆腐の作り方です。しっかり豆腐と卵液をほぐし、具材と混ぜ合わせることで、なめらかな口当たりに仕上がります。焼き上がりが少し半熟状態の場合は、オーブンから取り出し、アルミホイルをかぶせておきましょう。余熱で火が通ります。
作る時のポイント
久しぶりに擬製豆腐作りました
— ✡️としぴよ🦦✡️ (@toshi_kyun) February 16, 2017
厚焼き卵かなぁと見せかけて一口食べるとただの豆腐味というガッガリ度No.1の精進料理😃精進料理って肉や卵、大蒜とか精のつくものを禁止してる割に「○○に似せた食感」と「○○もどき」とか煩悩丸出しな料理多いよね🌟 pic.twitter.com/RdeqGTbhaj
よりなめらかに仕上げたい場合は、野菜を出来るだけ細かくみじん切りにしましょう。にんじんや長ネギ以外に、エリンギやしいたけ、たけのこ、れんこんなどを入れても美味しく出来ます。食べ応えをプラスしたい方は、ハムや取りに来肉を入れてアレンジしても良いでしょう。
擬製豆腐の簡単アレンジレシピ
オムレツ風擬製豆腐
【材料】
- もめん豆腐 1丁
- 鶏ひき肉 100g
- にんじん 2/3本
- 生しいたけ 3米
- 絹さや 50g
- 油 大さじ1/2
- A酒 小さじ1
- A砂糖 大さじ2
- Aしょうゆ 大さじ1.5
- 卵 2個
- 塩 少々
- 油 大さじ1
- 大根 200g
【作り方】
- 豆腐は水切りしておきます。
- にんじん、しいたけは細切りにします。
- 絹さやは筋を取り、細切りにします。
- フライパンに油を熱し、鶏ひき肉を入れて炒めます。
- にんじん、しいたけ、絹さやを入れて炒めます。
- 材料Aで調味し、豆腐をほぐし入れてさっと混ぜます。
- ボウルに卵と塩を入れてほぐします。
- (6)を入れて混ぜ合わせます。
- 卵焼き器に油を熱し、(7)を流し入れます。
- ふたをして両面焼き固めます。
- 食べやすい大きさに切り分け、大根おろしを添えたら完成です。
鶏ひき肉を入れた、ボリューム満点のレシピです。一品で、タンパク質や野菜がしっかり摂取できるので、栄養バランスもばっちりです。こちらのレシピは、卵焼き器で作れるので、オーブンがなくても挑戦できます。中までしっかり火が通るように、途中蓋をして蒸し焼きにしましょう。
あんかけ擬製豆腐
あんかけにすることで、ぐっと食べやすくしたアレンジレシピです。なめらかな擬製豆腐に、とろっとしたあんかけがよく合います。あんは、だし汁にしょうゆや酒、みりんで味付けし、水溶き片栗粉でとろみをつけましょう。冷やして食べても美味しいです。
擬製豆腐作りにチャレンジしてみよう!
鶏唐揚げ、擬制豆腐、カボチャの甘煮、菜花のお浸し、ラディッシュの味噌漬けにもち麦入りご飯。擬製豆腐は昨日のタネをお弁当用に分けておいたもので、卵、ゴボウ、人参、シイタケ、ヒジキ、銀杏入りです。 #お弁当 pic.twitter.com/loXRWs4GpP
— のじまめ (@Nozimame_7) February 17, 2019
精進料理は作るのが難しいイメージがありますが、擬製豆腐は材料さえあれば簡単に作れるお手軽メニューです。豆腐をおからに変えたり、野菜やきのこを入れるなど、アレンジも自在です。お弁当のおかずや、おつまみにも喜ばれるので、ぜひ作ってみてください。