2020年04月21日公開
2024年10月15日更新
鶏肩肉の人気レシピを紹介!安くてヘルシーな希少部位を簡単調理!
鶏肩肉を使った人気レシピを紹介!現在、安くてヘルシーな食材としても注目されている鶏肩肉。簡単に真似できる人気レシピの中から、おかずとその他の2ジャンルにわけて詳しく解説します。合わせて、鶏肩肉の特徴やカロリーについて見ていきましょう。
鶏肩肉の人気レシピが知りたい!
レシピサイトでは、鶏肩肉を活用したヘルシーかつ美味しい人気レシピを紹介している人が大勢います。希鶏肩肉は少部位ではあるもの、鶏もも肉や鶏むね肉と同じうようにとても使いやすい食材です。鶏肩肉をスーパーで購入した際には、これから紹介するレシピをぜひ参考にしてみてください。
鶏肩肉とは?
スーパーで一般的に目にする部位には鶏もも肉や鶏むね肉、手羽先、手羽元などがあります。今回紹介する鶏肩肉は、スーパーでもあまりお目にかかれない希少部位です。人気レシピを紹介する前に、鶏肩肉の特徴やカロリーについて解説します。知っておいて損はないので、ぜひ覚えておいてください。
鶏肩肉の特徴
鶏肩肉は、一羽から30~60gしかとれない鶏むね肉と手羽元の間にある希少部位です。鶏肩肉以外にも精肉店では手羽トロ、焼き鳥屋さんではふりそでとも呼ばれています。今までは鶏むね肉と一緒に販売されていましたが、注目され始めてからは切り離して販売されるようになってきています。
鶏肩肉にはメリットが多く、鶏もも肉のジューシーさや鶏むね肉のヘルシーさを兼ね備えています。焼きもの、蒸しもの、煮込み、揚げものなど、どんな料理にも使いやすい嬉しい部位です。値段も安くて家計に優しい食材なので、見つけたら即確保することをおすすめします。
他の部位と比べてカロリーは?
鶏肉のカロリーは鶏むね肉皮つきが191kcal、鶏むね肉皮なし108kcal、手羽元211kcalで、鶏肩肉のカロリーはその中間にあたるので110~200kcalほどと、低カロリーでダイエットにも嬉しい食材となっています。ダイエットはしたいけど、ご飯は我慢したくないという人はぜひ鶏肩肉を食事に取り入れてみてください。
鶏肩肉の簡単・人気レシピ【おかず】
夕食のおかずになる肉や魚は栄養やボリューム、味の付け方など、家族が満足できるような調理を心掛けている人も多いのではないでしょうか?先ほども紹介したように、鶏肩肉は鶏もも肉に比べて値段も安いので、簡単に作れる人気レシピをぜひ参考にしてみてください。
鶏肉じゃが
【材料】
- 鶏肩肉 300gくらい
- ジャガイモ(中) 6個
- 長ネギ 2本
- 水 300ml
- 本だし 小さじ1ぐらい
- 醤油 70ml
- 砂糖 20g
- みりん 30ml
【手順】
- ジャガイモは大きめの乱切りに、長ネギも長めに斜めにカットしていきます。
- フライパンに油を少量敷いて温まってきたら、唐揚げサイズにカットされた鶏肩肉を焼いていきます。
- 鶏肩肉に火が通ったら、ジャガイモと長ネギを入れて軽く炒めていきます。
- ジャガイモと長ネギに油が回ったら、水、本だし、砂糖、みりんを入れ、落し蓋をしてジャガイモが柔らかくなるまで、弱めの中火でコトコト煮込んでいきます。
- ジャガイモが煮えたら、醤油を入れて軽く煮ます。
- 醤油が全体になじんだら、落し蓋と蓋で二重に蓋をして火を切って2時間ほど冷まします。
- さめたら落し蓋と蓋をとって、煮汁を煮詰めていきます。
- 煮汁がほどよく煮詰まって、照りがでてきたらお皿に盛りつけて完成です。
鶏肉じゃがはご飯のおかずやおつまみにもピッタリで、ボリューム感もあるので男性でも満足のできるおすすめレシピです。ジャガイモと長ネギは荷崩れしないように大きめにカットすることで、食感もしっかりと楽しむことができます。夕食のおかずだけでなく、お弁当にもおすすめなのでぜひ参考にしてみてください。
照り焼きチキン
照り焼きチキンは、子どもはもちろん大人からも人気のあるおかずです。鶏肩肉で作ることで、ジューシーなのにヘルシーでおいしい1品に仕上がります。照り焼きチキンはそのまま食べてもおいしいのはもちろん、丼ものやサンドウィッチの具材にもできるので、飽きることなく楽しむことができます。
しっかりと味付けられているので、冷めてもおいしくお弁当にもおすすめです。下味をつけて、フライパンでタレに絡めるだけとレシピも簡単で、時短レシピとしても人気があります。
ハニーマスタードチキン
マンネリ化しがちな鶏肉料理ですが、そんな人におすすめなのがハニーマスタードチキンです。粒マスタードを使っているので、甘みの中にアクセントを感じられる1品となっています。はちみつが入っているので、子どもでも食べやすい甘さの配合になっており、小さな子どものいる家庭にもおすすめです。
オリーブオイルを事前にまぶしたりもみ込んだりしておくことで、鶏肉をコーティングし外はカリッと中はしっとり焼き上げることができます。鶏肩肉を焼いたり、蒸したりする際にはぜひ活用してみてください。
鶏肩肉の塩焼き
鶏肩肉の塩焼きは下味をつけて、オーブントースターこんがりと焼き上げるだけと簡単です。料理が苦手な人や忙しくて時間がない人でも、簡単に作ることができるのでおすすめです。夕食のおかずだけでなく、お酒のアテにもピッタリな1品となっています。
塩焼きはレシピにもあるように粗挽き胡椒や七味唐辛子、柚子胡椒などさまざまな味で楽しむことができます。タルタルソースやおろしポン酢、焼肉タレなど、味変をすることで飽きることなく、鶏肩肉を楽しむことができます。
鶏肩肉のケチャマヨ焼き
塩焼きと同じく、鶏肩肉のケチャマヨ焼きも下味をつけて、タレと絡めて焼くだけの簡単時短レシピです。調味料も常備している人が多いものばかりなので、鶏肩肉さえ購入できればいつでも作ることができます。
味付けは子どもが好きなケチャップとマヨネーズなので、お弁当のおかずにもおすすめです。鶏肩肉のレシピがマンネリ化してきた際には、ケチャマヨ焼きもレパートリーに入れて活用してみてください。
茄子と鶏肩肉の揚げ出し
茄子と鶏肩肉の揚げ出しは、フライパンに少量の油を入れて揚げ焼きにするので揚げ物よりもヘルシーに仕上がります。油の後処理も簡単で、揚げ物は食べたいけど後片付けが面倒だという人にもおすすめです。
揚げ物はずっと食べているとくどくなりますが、大根おろしと麺つゆをかけるだけでさっぱりとした一品になるので女性にも嬉しいレシピです。麺つゆは温かくても冷たくてもおいしく食べることができるので、年中楽しむことのできる人気レシピとなっています。
鶏肩肉の簡単・人気レシピ【その他】
鶏肩肉はメインのおかず以外にも、さまざまな料理に活用することができます。その中でもご飯ものやスープなどが多く、あと1品足りないというときにおすすめの人気レシピが多数あります。献立に悩んだときには、紹介する鶏肩肉の人気レシピをぜひ取り入れてみてください。
鶏肉と大根の雑炊
【材料】
- 鶏肩肉 1パック
- 煮干し 適量
- 椎茸粉 適量
- 鰹節 適量
- 昆布 1枚
- 大根 1/2本
- 人参 1/2本
- 生しいたけ 6個
- かまぼこ 1個
- 水 幸平鍋1杯
- 塩 大さじ2
- 醤油 少々
- ご飯 お茶碗4杯分
- 卵 1個
【手順】
- 煮干し、椎茸粉、鰹節をそれぞれだしパックに入れる。
- 鍋にたっぷりお湯をはり、3つにカットした昆布と先ほど作った3つのだしパックを入れて火にかけます。
- 沸騰する前に昆布を取り出し、弱めの中火で10分ほど煮出す。
- 火をとめたら、蓋をして冷まします。
- 冷めたらだしパックを取り出したら、出汁の完成です。
- 次に大根、人参、かまぼこをサイコロ状にカットし、生しいたけはスライスしておきます。
- フライパンに大根、人参、水、塩を入れて下茹でします。
- 灰汁がでてきたら、軽く灰汁を取り除きます。
- 下茹でした大根、人参、生しいたけ、かまぼこ鶏肩肉を土鍋に入れます。
- その上から出汁、塩、醤油少々入れ、沸騰するまで強火で煮ていきます。
- 沸騰したら灰汁を取り、火を弱めて中火で煮ていきます。
- 鶏肩肉に火が通ったら、ご飯を入れて強火でサッと煮ます。
- 溶き卵を回しかけ、蓋をしめ蒸らしたら完成です。
鶏肉と大根の雑炊は出汁もしっかりと取っているので、鶏肩肉の旨みも染み出たおいしい雑炊を楽しむことができます。土鍋で作ることで一度にたっぷりと作ることができ、パーティーの〆や食欲がない日でも栄養分を補給することのできるおすすめレシピです。
雑炊はご飯ものなので腹持ちもよく、使っている食材は野菜とヘルシーな鶏肩肉だけです。そのため、カロリーや塩分を気にしてる人にもピッタリな1品です。
スパイスチキンカレー
スパイスチキンカレーは3種類のパウダーを使用することで、本格的なカレーに仕上げることができます。スパイスがきいてはいるものの、プレーンヨーグルトや牛乳を入れることでマイルドにもなります。ガーリックパウダーやジンジャーパウダーがない場合は生姜やニンニクのみじん切りでも代用でき、ない場合は購入する必要もありません。
具材は鶏肩肉と玉ねぎだけとシンプルですが、鶏肩肉を2口大と大きめにカットすることで1品のおかずとしてもカレーライスとしても楽しめる1品です。牛乳の代わりにココナッツミルクを使うことで、コクや深みを加えることができ、健康に配慮したおいしいカレーを作ることができます。
鶏ガラスープで濃厚もつ鍋
このもつ鍋レシピは、大人と子どもが一緒にもつ鍋を楽しめるように鶏肩肉が具材として使っています。自家製の鶏ガラスープの簡単な作り方も紹介しているので、ぜひチャレンジしてみてください。忙しくて時間がないという人はもちろん市販の鶏ガラスープでも簡単に作ることができるので、寒い日の夕食にもおすすめです。
もつ鍋はご飯と一緒に楽しむこともできたり、お酒のお供として楽しむことのできる料理です。〆にちゃんぽんや雑炊をすることもできるので、最後までガッツリともつ鍋を楽しむことができます。
鶏のベトナム風スープ
鶏のベトナム風スープの味付けは、昆布を一晩水につけた昆布水と醤油、塩のみのシンプルなスープです。具材は鶏肉と豆腐だけとヘルシーなので、腹持ちもよくダイエットにもおすすめです。豆腐の代わりにフォーを入れると、ちょっとしたランチにもなる人気レシピです。
材料も鶏肩肉さえ購入できれば、他の材料は常備されているものばかりなのでいつでも気軽に作ることができます。シンプルなスープなので、お酒を楽しんだ日の〆にもピッタリです。フォー以外の麺類でもアレンジして楽しめるスープレシピとなっています。
鶏肩肉の炊き込みご飯
鶏もも肉は炊き込みご飯に使われることが多く、同じ味わいの鶏肩肉を使えば安くておいしい炊き込みご飯に仕上げることができます。具材はごぼう、にんじん、油揚げ、こんにゃくといったスーパーでも気軽に手に入るものばかりです。
その他にも、きのこ類やたけのこ、大根など、冷蔵庫のあまりもの野菜を使用すれば節約にもなります。炊き込みご飯は具材がたっぷりと入っているので、野菜の栄養分をしっかりと摂れる上に腹持ちもよく、野菜が苦手な子どもにも好評な人気レシピです。
鶏肩肉のいろんなレシピを作ってみよう!
ここでは、鶏肩肉のおかずやその他の人気レシピについて紹介してきました。夕食にピッタリなおかずレシピや献立が物足りないときにも活用できる簡単レシピもたくさんあります。スーパーで鶏肩肉を見つけた際にはすぐに購入して、ぜひいろんな鶏肩肉の人気レシピにチャレンジしてみてください!