骨付き鶏肉の人気レシピ！揚げ・焼き・煮物・グリルで簡単・豪華に！

テーブルに並ぶとついついワクワクしてしまう骨付き鶏。クリスマスの定番メニューとして広く親しまれていますが、家庭料理としては少し敷居が高いメニューでもあります。

本記事では、子どもから大人まで幅広い世代に大人気の骨付き鶏の様々なレシピを紹介します。焼く・揚げる・煮るなど多様な調理方法で骨付き鶏肉を美味しくいただきましょう。毎日のおかずや晩酌のお供、パーティーのメイン料理やお弁当など多様なシーンで活躍するレシピメニューばかりですので、ぜひ参考にしてください。

まず紹介するのは、骨付き鶏を焼いて作る料理の人気レシピです。お肉の旨みとこんがりとした焼き目から漂う香ばしさが人気のメニューばかりです。

どのレシピも焼く前の準備など基本の部分はほぼ共通していますが、味付けや焼き方など料理の工程で差が出ます。マンネリ化しがちな骨付き鶏のグリルメニューですが、色々と試してみてはいかがでしょうか？

【材料】
・骨付き鶏…5本
・塩…適量
・胡椒…適量
［タレ］
・みりん…100cc
・醤油…100cc
・酒…50cc
・ガーリックパウダー…少々

【作り方】
1、常温に戻した骨付き鶏肉の裏側に骨に沿って切り込みを入れ、さらにフォークを使って穴を開けます。
2、全体的に塩、胡椒を振ってよく揉み込み、下味をつけたら5〜10分ほどおいて馴染ませます。
3、タレを作ります。材料を全て入れて火にかけ、全体の2/3程度になるまで煮詰めます。
4、190度に熱したオーブンでクッキングシートの上に並べたチキンを焼きます。
5、10分素焼きをしたら取り出し、作ったタレを全体に塗ります。
6、再び190度で7〜8分ほど焼き、取り出して再びタレを塗ります。
7、身の焦げに注意しながら同じことをあと2回繰り返します。
8、最後に足にアルミホイルを巻いて完成です。

ローストチキンは、骨付き鶏のレシピとして最も浸透してると言っても過言ではない人気のメニューです。パリッとした皮の食感とジューシーな肉の旨みを堪能することができます。

見た目は豪華ですがシンプルな材料とシンプルな工程で大量にでできるので、パーティー料理としてもおすすめです。骨付き鶏をオーブンで焼く時は皮が上を向くように並べましょう。また、繰り返し熱する時は骨付き鶏の位置を変えながら焼くとムラなく焼くことができます。いつでもお家でクリスマス気分を味わいましょう。

【材料】
・骨付き鶏肉(もも)…2本
・ニンニク…1片
・塩…小さじ1
・胡椒…たっぷり
・鶏油…適量
［鶏油］
・鶏皮…300g
・生姜スライス…1枚
・ニンニク…1片

【作り方】
1、鶏肉の骨に沿って切り込みを入れます。足の付け根にも忘れずに切り込みを入れます。
2、余分な皮や脂を取り除き、鶏肉にフォークで穴を開けます。
3、すりおろしたニンニクと塩、胡椒をたっぷりと鶏肉にかけてよく揉み込み、冷蔵庫で1日寝かせます。
4、鶏油を作ります。ニンニク、生姜を包丁で潰し、鶏皮を適当なサイズに切り分けます。
5、熱した中華鍋に鶏皮を入れ、時々かき混ぜながら弱火で20分程炒めます。
6、ニンニクと生姜を入れてさらに10分加熱した後、ザルで濾します。
7、鶏油をひいたトレーに室温に戻した鶏肉を乗せ、200度に予熱したオーブンで10分焼きます。
8、10分経過したら取り出して鶏肉をひっくり返し、さらに10分焼きます。
9、オーブンの温度を250度に上げ、様子を見ながら5分程焼きます。
10、焼き目がついたら取り出し、お皿に乗せて熱々の鶏油をかけて完成です。

骨付き鳥は、香川県丸亀市のご当地グルメとして大人気の料理です。こちらはその中でも特に有名な「一鶴」というお店のレシピを再現しており、お肉の旨みと胡椒のピリッとした辛さのハーモニーがたまりません。鶏油でできた鶏皮は塩胡椒で味付けをするとビールにぴったりのおつまみになります。

1日漬け込んだり細かくオーブンから出し入れしたりと手間暇かかる料理ではありますが、お店の味を家庭で味わえると考えるととても簡単なレシピと言えます。ぜひ名物グルメの味を家庭で楽しんでみてください。

【材料 (2人分)】
・骨付き鶏(もも)…2本(760g)
・塩こしょう…少々
・水…大さじ3
・サラダ油…大さじ1
［マーマレードソース］
・マーマレードジャム…大さじ2
・しょうゆ…大さじ2

【作り方】
1、骨付き鶏に数カ所フォークで穴をあけ、塩こしょうをまぶします。
2、容器にマーマレードジャム、しょうゆを入れてマーマレードソースを作ります。
3、フライパンにサラダ油を入れて熱したら、骨付き鶏の皮目が下になるように入れ、焼き色がつくまで中火で焼きます。
4、焼き目が付いたら上下をひっくり返し、水を加えます。
5、蓋をして弱火で10〜15分蒸し焼きにします。
6、骨付き鶏に火が通ったら作っておいたマーマレードソースを加え、中火で骨付き鶏に煮からめて完成です。

骨付き鶏のマーマレード焼きはメイン料理にぴったりのおすすめメニューです。味付けにマーマレードジャムを使うことで、マンネリになりがちな骨付き鶏料理を爽やかで新しい味わいに仕上げます。使い切るのが難しいジャムの処理としても役立つので、まさに家庭の味方レシピです。

骨付き鶏の照り焼きは、小さなお子様から大人まで幅広い層に人気の料理です。照り焼きの甘さは白米と相性抜群で、ご飯がもりもり進みます。焦げるギリギリを攻める際どいレシピですが、ギリギリであればあるほど香ばしさが増し、ビールに合う一品となります。ぜひチャレンジしてみてください。

【材料】
・骨付き鶏(もも)…2本
・塩…小さじ2/3
・黒故障…たっぷり
・パン粉…20g
・フライドガーリック…小さじ1
・オリーブ油…大さじ1
・ローズマリー、タイムなど…2〜3本
・クレソン…適量
［ソース］
・マスタード…大さじ2/3
・はちみつ…大さじ1/2
・醤油…小さじ1

【作り方】
1、骨付き鶏の骨に沿って切り込みを入れ、皮面にフォークなどで穴を開けます。
2、骨付き鶏に塩、胡椒を擦り込み、下味をつけます。
3、ソースの材料を混ぜ合わせ、骨付き鶏に満遍なく塗ります。
4、骨付き鶏に焼き目が付くように、火を調整しながらフライパンで焼きます。余分な油は拭き取ります。
5、パン粉、フライドガーリック、オリーブ油を混ぜ合わせ、焼いた骨付き鶏にたっぷりと乗せます。
6、フライパンに香草を入れ、180度のオーブンで約20分程焼きます。
7、最後にクレソンを飾って完成です。

チキンの香草パン粉焼きは香草の豊かな香りを楽しむメニューです。外のカリッとした食感と中のジューシーな味わいがたまりません。オーブンを使うレシピなので、取っ手が取れるフライパンを使うととても便利です。オーブンで焼くときにじゃがいもや玉ねぎを一緒に入れると付け合わせも同時に料理ができるのでおすすめです。

新じゃがと骨付き鶏もも肉の塩釜は、骨付き鶏の新しい食べ方を提案するメニューです。塩釜というと魚料理を思い浮かべますが、肉の旨味とじんわり中まで染み入る塩味が合い、素朴な美味しさを楽しむことができます。フライパン1つでできるので洗い物も少ないお手軽レシピです。

チキンときのこの包み焼きカレーは、いつものカレーに飽きてきた人にとてもおすすめのメニューです。チキンの旨みとキノコの旨みがルーに溶け出し、極上のカレーを味わうことができます。アルミホイルで包んで焼くので、包みを開けるワクワク感も味わうことができます。お子様のいる家庭におすすめのレシピです。

シュクメルリは、グルジア地方の家庭料理です。生クリームのコクと鶏肉の旨みが合わさり、パンとワインにぴったりのこっくりとした料理です。

料理工程は簡単なのにごちそう感があるのでちょっとメニューがマンネリ化してきたときのお助けレシピとしてとてもおすすめです。ちょっとした贅沢気分に浸りたい時のメニューとしていかがでしょうか？

次はお子様にも大人気の骨付き鶏の揚げレシピを紹介します。揚げ物は手間暇かかるうえに熱くて大変なイメージがありますが、大変だからこそ出来上がった時の美味しさはひとしおです。

ここでは、晩御飯の主役にぴったりな揚げレシピばかりを揃えました。中には揚げ焼きレシピもあるので、ヘルシーに揚げ物を楽しみたい人はぜひチャレンジしてみてください。

【材料】
・骨付き鶏(手羽元)…6本
・酒…小さじ１
・醤油…小さじ１
・塩　…少々
・こしょう…少々
・にんにく…１片
・小麦粉・片栗粉…半々

【作り方】
1、骨付き鶏(手羽元)は水でしっかり洗い、水分を拭き取ります。
2、酒、醤油、塩、胡椒、ニンニクを骨付き鶏(手羽元)と混ぜ、15分漬けこみます。
3、小麦粉と片栗粉を1:1で混ぜたら、鶏肉にたっぷりとまぶします。
4、温めた油に骨付き鶏(手羽元)を入れたら蓋をして、2分〜5分ほど加熱し、こんがりと焼き目がついたら完成です。

骨付きフライドチキンは骨付き鶏の定番メニューです。材料も料理工程もいたってシンプルなレシピなので、手羽元さえあれば作ることができます。漬け込む時間が長いほどお肉に味が染みてより美味しくなるので、お好みで調整してください。お弁当やちょっとしたおつまみにも喜ばれる一品です。

【材料】
・骨付き鶏(もも)…4本分（約1000g）
・サラダ油…大さじ3
［衣］
・薄力粉…大さじ8
・片栗粉…大さじ8
・塩…小さじ4
・砂糖…小さじ4
・顆粒コンソメ…小さじ4
・オールスパイス…小さじ2
・胡椒…小さじ2
・ナツメグ…小さじ1
［漬けこみ液］
・牛乳…大さじ4
・おろしにんにく…小さじ1
・おろし生姜…小さじ1

【作り方】
1、鶏肉の骨に沿って切り込みを入れ、厚さが均等になるようにします。
2、材料を混ぜた漬けこみ液に15分鶏肉を漬けこみます。
3、バットに衣の材料を全て混ぜ、水気を切った鶏肉にまぶします。
4、油をひいたフライパンを熱したら、弱めの中火で3分焼きます。
5、鶏肉にこんがりと焼き色が付いたらひっくり返して、再び3分焼きます。
6、両面焼き色が付いたら蓋をして、8分ほど蒸し焼きます。焦げそうだったら火を弱めて調節しましょう。
7、骨の部分を確認して血がにじんでいなかったら強火にし、カリッと焼きあげて完成です。

ケンタッキー風フライドチキンは、家で心ゆくまでケンタッキーを頬張りたい！という欲望を満たしてくれる人気レシピです。本格フライドチキンに近づけるポイントはオールスパイスとナツメグです。

このレシピは揚げ焼きなので、余分な油を摂取することなくカロリーカットにもなります。ジャンキーな美味しさを家で思う存分頬張りましょう。

揚げ鶏の甘酢漬けは、お肉をさっぱりと食べることができるメニューです。疲れている時や夏バテ気味の時などにも骨付き鶏を美味しく食べることができます。骨付き鶏を揚げる時は2度揚げするとよりジューシーで美味しい仕上がりとなります。

チューリップ唐揚げは、お弁当やパーティーのメニューとして人気の料理です。見た目がポップで可愛いことに加えて食べやすく、小さな子どもも自分でパクパク食べることができます。

レシピはオーソドックスな唐揚げの作り方と変わりません。定番料理に少し手間を加えるだけでオシャレなパーティーメニューに早変わりします。たくさん作って楽しい時間を過ごしましょう。

【材料】
・骨付き鶏(手羽元)…8本
・塩…少々
・胡椒…少々
・酒…大さじ1
・おろしショウガ…少さじ1
・片栗粉…適量
・サラダ油…適量
［タレ］
・砂糖…大さじ1
・酒…大さじ1
・みりん…大さじ1
・酢…大さじ1
・醤油…大さじ1
・おろしニンニク…小さじ1/2
・コチュジャン…大さじ2

【作り方】
1、鶏肉の骨に沿って切り込みを入れます。
2、鶏肉に塩、胡椒、酒、おろしショウガを入れ、よく揉み込みます。
3、鶏肉に片栗粉をまぶします。
4、油を熱したフライパンに鶏肉を入れ、こんがりと色が付くまで揚げます。
5、タレの材料を全てフライパンに入れ、混ぜながら火にかけます。
6、タレが少し煮詰まってきたら、揚げた鶏肉を入れてよく絡めて完成です。

ヤンニョムチキンは、甘辛い味わいが特徴の韓国料理です。揚げたチキンにコチュジャンが効いた甘辛いタレが絡み合い、一度食べたら止まらない美味しさが人気の理由です。

多くの韓国料理店で味わうことができ、お店によっては激辛な味付けで提供しているところもあります。自宅で作ると辛さや甘さの調整が自由自在なのも嬉しいポイントです。ぜひ、自分の味覚にあった美味しいヤンニョムチキンを作ってみてください。

最後に紹介するのは骨付き鳥の煮物レシピです。骨付き鶏の出汁や具材の出汁が合わさり、それぞれの素材の旨みをたっぷりと味わうことができる調理法です。煮物は時間がかかるイメージがありますが、圧力鍋や炊飯器などを使うと簡単に作ることができます。ぜひレパートリーの1つに加えてみてはいかがでしょうか？

【材料】
・骨付き鶏(もも)…1本(約350g)
・大根…1/3本
・サラダ油…大さじ1
・青ねぎ…適量
［漬けこみ液］
・胡椒…適量
・おろし生姜…大さじ1
・醤油…大さじ1
［タレ］
・醤油…大さじ3
・酒…大さじ3
・砂糖…大さじ3
・オイスターソース…大さじ2
・ビール…1缶(350cc)

【作り方】
1、ビニールの中に漬けこみ液と骨付き鶏を入れ、揉み込みつつ30分ほど漬けます。
2、油を引いたフライパンに骨付き鶏を入れ、こんがりと焼き色がつくまで焼きます。
3、焼き色がついたらタレと半月切りにした大根を入れ、中火で30分ほど煮込んだら完成です。

骨付き鶏と大根のビール煮は、特別な器具を使わず簡単にプロの味が楽しめる料理です。いつものレシピ にビールを加えるだけでお肉が柔らかくジューシーになります。また、ビールを使うことで圧力鍋を使わずに短い時間で料理を作ることが可能になります。

ビールは開けたての炭酸がしゅわしゅわしているものを使いましょう。黒ビールを使用するとコクが出て大人向けな味わいに仕上がります。

隠し味にビールを使っているので、もちろんビールとの相性も抜群です。晩酌でちょっとおつまみが欲しい、という時におすすめのレシピです。

【材料】
・骨付き鶏(手羽元)…6本
・卵…2個
・大根…1/3

・砂糖…大さじ1
・醤油…大さじ3
・みりん…大さじ3
・酒…大さじ3

【作り方】
1、卵を茹で、お好みの固さになったら取り出して冷水で冷やします。
2、大根の皮をむき、食べやすいサイズに切ります。
3、炊飯器に骨付き鶏、大根の順番で入れ、調味料を全て加えます。
4、炊飯器のスイッチを入れます。
5、炊き上がったら卵を入れてさらに保温で30分程度温めたら完成です。

骨付き鶏と大根のとろとろ煮は、炊飯器で簡単にできるおすすめ煮込み料理です。煮物というとコトコト時間をかけて煮込むイメージがありますが、炊飯器を使えばお鍋に張り付いていなくて良いのでとても便利です。

炊飯器の炊きあがりを仕事帰りの時間に設定しておけば、味がしみた出来立ての鶏肉と大根のとろとろ煮が出迎えてくれます。ご飯のお供としても最適な一品です。

骨付き鶏もも肉の南瓜スープは、見た目も華やかでおしゃれな料理です。このレシピは煮込む間放置しておけるので、他の料理とも平行しやすくおすすめです。簡単でありながら一度で大人数分作ることができるので、パーティー料理の主役としても活躍します。地味な色目になりがちな鶏肉料理を華やかにしてくれる一品です。

タッペクスクは、韓国で古くから受け継がれている家庭料理です。とても美味しい！とテレビで紹介されたものの、今のところ新大久保などの韓国料理屋では味わえないマニアックなメニューです。

本場のタッペクスクは漢方や薬草をたっぷりと使用しているためなかなか日本の家庭で作るのは難しいですが、代用品やキットを利用すれば手軽にタッペクスクを作ることができます。ぜひ家庭で韓国料理を堪能しましょう。

焼筍と骨付き鶏鶏の煮物は、筍を丸々1つ使った贅沢な和食メニューです。筍は焼いてから煮るので、アクの無い香ばしさを楽しむことができます。こんにゃくは冷凍したものを解凍し、水をよく切ってから使用すると味が染み込んで美味しく仕上がります。筍の旬の時期にぜひチャレンジしてみてください。

骨付き鶏の野菜だし煮は、料理の主役にも脇役にもなるとても有能なメニューです。このレシピを使えばそのままメインメニューとしても出せるし、ほぐしてサラダやサンドイッチの具材にも使えます。また、煮汁は骨付き鶏の出汁がよく出ているのでスープとしても美味しく食べることができます。無駄が無い万能料理です。

下処理が無いので時間が無い時にも手軽にできる簡単レシピです。砂糖や醤油で味付けをするオーソドックスな味わいで、冷ますことによってより骨付き鶏に味が染み込みます。ご飯にもビールにも合うおかずです。

骨付き鶏には、クリスマスのチキン以外にも様々な調理方法が存在します。その時の気分や状況に合わせて、ぴったりのレシピを選びましょう。自分へのご褒美やパーティーなど様々なシーンで大きな骨付き鶏を口いっぱい頬張れば、特別な時間をより楽しく彩ることができます。