焼きそばがお弁当にくっつかない方法!冷めても固まらないレシピも紹介
自宅で手軽に作れておいしい焼きそば、休日のランチや夜食にも大活躍です。熱々で食べることが多い焼きそばですが、冷めるとどうしても麺がくっついて固まってしまいがちで、作り置きやお弁当には向かなそうに見えます。でも実は、焼きそばの麺にあるコツを使えば冷めてもくっつかなくなります。今回は、焼きそばがくっつかなくなるコツから焼きそばを使った色々なお弁当レシピまで紹介していきます。これで明日からお弁当に焼きそば入れることができます。

目次
焼きそばはランチの定番メニュー

焼きそばは、家にある材料を炒め合わせるだけで簡単に作れるので、休日のランチにぴったりな上、夜食にも食べやすいです。お祭りの屋台でも必ず目に付くので、ついつい買ってしまう方も多いのではないでしょうか?そんなお手軽な焼きそばをお弁当にも持っていきたい!いつもと違った麺弁当になりますし、暑くて食欲がないときでも濃いソースの匂いが食欲をそそります。

でも焼きそばは、冷めるとどうしても麺がくっついて固まってしまいます。前日からの作り置きやお弁当には向いていないと敬遠されがちです。
くっつかず固まらない焼きそばは作れる?

麺がくっついてしまったり、ぱさぱさになって固まってしまう...どうしたら固まらない焼きそばになるでしょうか?実は麺がくっつかないコツがあります!麺がくっつかなければお弁当にも持っていけるし、前日の作り置きもできるのです。ではまずその固まらないコツを伝授していきましょう。
くっつかない焼きそばの基本的な作り方

一体なぜ焼きそばはくっついてしまうのでしょうか?焼きそばの麺は、加熱するとでんぷんが水に溶けだしてきます。それが冷えると麺の表面のでんぷんが固まってしまうため、麺同士がくっついてしまいようです。ではでんぷんが溶けて固まるのを防ぐために、どんな固まらないコツがあるのか紹介していきます。
焼きそばの麺がくっつかないコツ①麺をよくほぐす

袋の上から麺をほぐす方法もありますが、麺をお湯に通すと綺麗にほぐれます。麺を5秒ほど沸騰したお湯に入れてさっと湯通しするか、ボールにお湯を入れて10秒ほどほぐしてください。麺の表面の油が取れてほぐれて、ソースがつきやすくなります。
麺を水でほぐす方法もあります。いきなり水でほぐすとちぎれやすいので、レンジで少し温めてからほぐすと綺麗にほぐれます。
焼きそばの麺がくっつかないコツ②炒める時に水を入れない
①でお湯でほぐした麺をザルで水を切って、そのままフライパンに入れます。すでにほぐしたときのお湯が一緒に入るので、炒める時には水を入れません。水を入れるとべチャッとした麺になってしまいます。
焼きそばの麺がくっつかないコツ③麺と具材を別々に炒める
炒めた麺はいったん皿に取り出して肉や野菜を炒め、野菜の水分を飛ばします。一緒に炒めると、野菜から出た水分を麺が吸収してしまって、べちゃべちゃになって麺がくっついてしまいます。フライパンにも麺がくっついて取れなくなるので、注意しましょう。
焼きそばの麺がくっつかないコツ④ボールに取ってソースを混ぜる
ソースを加えてさらに加熱すると、でんぷんが溶けて麺がくっついてしまいがちです。お弁当に入れるなら確実に、ボールに麺と具材を入れてそこにソースを混ぜた方が、より固まらない焼きそばを作ることができます。ソースの焦げた香ばしさが欠けてしまうので、そこはお好みで作ってください。
レンジでチンして作るくっつかない焼きそばの作り方

ほかにも、レンジでチンしてくっつかない焼きそばを作る方法もあります。野菜もチンするのでシャキシャキのまま食べられるそうです。忙しい朝に短時間で焼きそばを作りたい時におすすめです。
耐熱容器に、ちぎったキャベツ、ほぐした中華麺、もやし、コーン、豚肉の順でのせ、ふんわりラップをかけて、600Wの電子レンジで豚肉に火が通るまで7分ほど加熱します。もやしとコーンはお好みで、肉を入れない場合は加熱時間を減らしてください。加熱できたらソースをかけ、具材と麺をよく混ぜ合わせます。最後にかつお節を入れて、もう一度混ぜたら出来上がりです。お好みで青のりとショウガをのせます。
お弁当にくっつかない焼きそばを持っていくには?

さて、これでくっつかない、固まらない焼きそばの完成です!ではお弁当に入れる時にはどんなことに注意したらいいでしょうか。また、前日に作り置きしたいときにはどうすればいいのか、見ていきましょう。
お弁当に焼きそばを入れるときの注意点
お弁当に焼きそばを詰める前には、よく冷まして詰めましょう。できれば麺や具材を離して冷ましてあげます。また食べやすいように麺をカットしてあげるのもいい方法です。
前日に作り置きしても大丈夫?
もし焼きそばを前日に作っておくなら、作ったやきそばはよく冷ましてから密封容器に入れ、冷蔵庫で保管します。前日に野菜や肉、麺を炒めておいて、翌日の朝温めてからソースをかけるのがおすすめです。また、フライパンの上で混ぜ合わせる場合は、火を止めてからソースを混ぜるとくっつきにくくなります。
前日に作り置きする際は、当日の朝再加熱してから冷ましてお弁当に詰めるようにします。特に夏場は細菌が発生しやすいので、十分に加熱するようにしましょう。よく冷まして汁気がでないようにするのも、細菌を発生させないためのポイントです。味も濃い目にすると良いです。

ここまで、くっつかない焼きそばの作り方の基本的なコツをお教えしてきました。ここからは、そのコツを活用しつつ、自分でも作ってみたくなるアレンジしたお弁当レシピをご紹介していきます。
お弁当にピッタリの焼きそばレシピ紹介
焼きそばお弁当レシピ:冷めてもくっつかない焼きそば
こちらのレシピではお湯ではなく水で優しく洗います。フライパンに入れたらパラパラになるまで水分を飛ばして、ボールに移します。次に肉と野菜を炒め、麺の入ったボールに入れます。そこに焼きそばソースを混ぜて出来上がりです。フライパンで炒め合わせないのでよりお手軽です。
焼きそばお弁当レシピ:極上ソース焼きそば
麺を水でさっと洗ってキッチンペーパーでふいた後、酒としょうゆをふって軽くなじませます。フライパンに油を入れ、麺を入れたらこんがりするまで焼いて取り出します。次に具を炒めたら麺を戻し入れ、ソースをかけます。麺にソースをかけてから野菜と混ぜ合わせると、シャキシャキした食感が残ります。
焼きそばお弁当レシピ:オム焼きそば弁当
こちらは焼きそばアレンジレシピ。卵で巻くと存在感がすごい!これならどっしりとしてお腹にもたまり、メインのおかずになります。他におかずを作る必要がなさそうです。小さめに作れば立派なおかずにもなります。
こちらが小さめに作ったオム焼きそばです。薄焼き卵を作って焼きそばを巻き、さらに周りをのりで巻いて固定します。このほかに、卵焼きを作る際に焼きそばを入れて一緒に巻く方法もあります。
焼きそばお弁当レシピ:ジャーサラダ焼きそば弁当
ジャーサラダ風に、麺と具材を別々に詰めます。間に炒り卵やウインナーをはさんでもいいですし、上には野菜をのせます。彩りが綺麗で目で見ても楽しめるお弁当です。
焼きそばお弁当レシピ:焼きそばパン弁当
ロールパンやコッペパンに焼きそばをはさんで、焼きそばパン弁当に。手軽で食べやすく、おかずがなくてもボリュームがあって満足できるお弁当になりそうです。
焼きそばお弁当レシピ:そばめし弁当
細かく刻んだ焼きそばとご飯を混ぜ、具材を合わせて炒めたそばめし弁当。ソースが濃いのでおかずはさっぱりした味で。食欲のない夏でもぺろっと食べられそうなお弁当です。
焼きそばお弁当レシピ:運動会お弁当に紙コップで小分けして
紙コップに小分けして運動会のお弁当にも。見た目も綺麗で詰めやすく、小分けしてあるのでみんなで手に取って食べやすいです。紙コップなので多少汁気が出ても大丈夫です。
焼きそばお弁当レシピ:少量作ってすき間埋めおかずに
こちらはサラスパで作った焼きそばです。サラスパならお弁当用に少量だけ作ることができます。可愛いカップに入れて、隙間埋めおかずの出来上がりです。
焼きそばお弁当レシピ:焼きそばロール
海苔巻きを作る要領で、海苔の上にご飯の代わりに焼きそばをのせて巻きます。食べやすい大きさに切ったら出来上がり。小さいお子さんも喜びそうです。
焼きそばお弁当レシピ:目玉焼きをのせて
こちらは、焼きそばをもやしの水分でほぐしています。ちょっと手抜きをして焼きそばだけにする日でも、上に目玉焼きと青のりがのっているだけで見た目が鮮やかになります。
焼きそばお弁当レシピ:おにぎらずの具材に
まだまだブームが続くおにぎらずの具にするのも美味しそうです。卵とレタスの相性が抜群です。ご飯にはさむので少し濃い味にするか、あとからソースをかけると良い味になります。前日に焼きそばを作って置けば、朝具材をはさむだけでできそうです。
焼きそばお弁当レシピ:小分けにして冷凍保存も
小分けにして冷凍保存することもできます。育ち盛りのお子さんのお弁当にも良さそうです。作り置きもできるし、たくさん作って余った焼きそばを冷凍しておけるのが便利なポイントです。
焼きそばお弁当レシピ:焼きそばでキャラ弁!
こちらはなんと、焼きそばのキャラ弁です。おにぎりに海苔で顔をつけて、焼きそばで髪に見立てたアイデアが素晴らしいです。彩りも良くてとても可愛らしいお弁当です。
明日のお弁当は焼きそば弁当で決まり!
いかがでしたでしょうか?固まらない焼きそばを作るコツから、お弁当に入れる際の注意点や前日に作り置きするコツ、また色々な焼きそばのアレンジお弁当レシピまでご紹介してきました。これでもう悩むことなく、くっつかなくて冷めてもおいしい焼きそばを作ることができます。前日に作り置きして手間を省けば、時間のない朝でもお弁当に焼きそばを入れることができそうです。ぜひ明日から、焼きそば弁当を実践してみてください!
