冷やし中華の献立レシピ!相性抜群のおかずや副菜を厳選
冷やし中華は暑い時に食べたくなる料理ですが、冷やし中華を食べるときどのような料理と組み合わせることでさらに美味しく食べることができるのでしょうか?冷やし中華と合う献立のレシピを野菜系の副菜、おかず系、スープ系、ご飯系に分けて紹介します。相性抜群のおかずや副菜のレシピを知ることで献立も立てやすくなります。冷やし中華を作る際には、合わせておかずや副菜も作り美味しくいただきましょう。
目次
冷やし中華の献立を立てるのは難しい?
冷やし中華と言うと他の料理と組み合わせて献立を立てて食べるというよりも、単品で食べることが多い料理になりますが、栄養が偏ってしまったり、物足りなく感じてしまう時があります。そんな時に、おすすめの献立について、副菜、おかず、スープなどのレシピを紹介します。冷やし中華と上手く組み合わせて、美味しい献立を立ててみましょう。
冷やし中華と相性の良い献立レシピ【野菜系の副菜】
冷やし中華と相性のよい献立として野菜系の副菜のおすすめのレシピを紹介します。冷やし中華を食べて、さらに野菜を摂りたい時におすすめのレシピになっています。参考に献立を作ってみましょう。
ブロッコリーのマスタード和え
- ブロッコリー200g
- 塩少々
- A粒マスタード大さじ1
- Aマヨネーズ大さじ2
- A塩ひとつまみ
- A砂糖ひとつまみ
- Aコショウ少々
- ブロッコリーは小房に分け、鍋にお湯を沸かして塩を入れてから切ったブロッコリーを入れて1分程茹でてザルにあげましょう。
- Aの調味料を混ぜて茹でたブロッコリーに和えたら完成です。
ブロッコリーのマスタード和えは作り方も簡単で美味しく栄養が摂れるレシピになっています。冷やし中華との相性も良い一品で献立としても取り入れることができます。ポイントとしてブロッコリーは固ゆでにして、予熱で火を通し、ブロッコリーの食感が出るようにしましょう。
もやしナムル
- 大豆もやし1袋
- A中華味小さじ1/4
- Aごま油大さじ1
- A塩ひとつまみ
- Aすりごま小さじ1
- コショウ適量
- 鍋に水を入れて沸騰させて大豆もやしを1~2分茹でます。
- もやしを茹でている間にAの調味料をボウルで混ぜ合わせます。
- 茹でたもやしをザルにあけて温かいうちに2と混ぜ合わせます。コショウも適量入れます。
- 混ぜ合わせた物を冷蔵庫で冷やしたら完成です。
もやしのナムルは冷やし中華の副菜としても食べることができますし、また冷やし中華の上にのせて一緒に食べるものおすすめの一品です。さっぱりした副菜をお好みの方におすすめの一品で、献立にも取り入れやすい料理になります。
ナスの煮浸し
- なす3本
- しょうが1片
- きざみネギ少々
- サラダ油大さじ2
- Aだし汁250ml
- Aしょう油大さじ3
- Aみりん大さじ2と1/3
- A砂糖小さじ2
- なすはヘタを切り落として縦半分に切り、皮の部分に2~3mm間隔で浅く切り込みを入れましょう。
- フライパンの底面に皮があたりやすくするために、なすをさらに縦半分にします。水にさっとつけてアク抜きをしましょう。
- Aの調味料を合わせておきます。煮汁にしょうがの風味を付けるために、しょうがは皮ごと包丁の背の部分で軽くつぶして使いましょう。なすは傷める前にキッチンペーパーなどで水分をしっかり拭き取りましょう。
- フライパンにサラダ油を入れて、しょうがを入れて弱めの中火で火にかけます。しょうががぶくぶくしてきたら火を一度止めましょう。なすの皮を下にしてフライパンに入れて中火で火を付けます。
- なすの皮面に火が通って全体的にきれいな紫色になったら、なすを返し残りの2面も軽く焼き、Aの調味料を加えます。
- 加えた調味料が沸いてきたらそのまま3分程ぐつぐつ煮ます。2~3時間以上味をなじませたら完成です。
なすの煮浸しは、野菜の副菜としておすすめの一品です。冷やし中華ともよく合うので、献立メニューとして一緒に食べるものおすすめです。ポイントとして、焼いてなすは火を通しているので煮る時間は短めにしましょう。また、作り置きおかずにもなるので、冷蔵庫で3~4日ほど保存することもできます。
きゅうりとわかめの酢の物
- きゅうり1本
- しらす大さじ2
- おろししょうが小さじ1
- 塩蔵わかめ15g
- 塩ふたつまみ
- Aしょう油少々
- A塩少々
- A砂糖小さじ2
- A酢大さじ1と1/2
- きゅうりは小口切りにしましょう。
- きゅうりに分量の塩をまぶして10分程置きます。出てきた水分を絞りましょう。
- 塩蔵わかめは水で洗って塩を落とし、たっぷりの水につけて柔らかく戻します。水気を絞り、食べやすく切りましょう。
- ボウルにAの調味料を混ぜ合わせてきゅうりとわかめ、しらすを加えて混ぜます。器に盛りしょうがをのせたら完成です。
きゅうりとわかめの酢の物はさっぱりしていて、酸味のある冷やし中華とよく合います。酸味がある物同士で献立メニューにも取り入れやすくなっています。ポイントとしては塩蔵わかめは何度か水を替えてしっかり塩を抜くようにしましょう。また、合わせ酢は食べる直前であえると良いでしょう。
ポテトサラダ
- じゃがいも5個
- きゅうり1本
- 人参1/2本
- 玉ねぎ1/2個
- ハム50g
- 卵2個
- マヨネーズ120ml
- 塩適量
- コショウ適量
- みそ小さじ1
- 鍋に皮つきのままじゃがいもを入れます。水を入れ20分程中弱火で茹でます。卵も水からゆでます。塩を入れて中弱火で11分茹でます。
- 人参は薄くいちょう切りにして、塩を振り10分程置き水気を絞ります。きゅうりも薄く輪切りにして、塩を振り10分程置き水気を絞ります。玉ねぎはスライスして、みずに浸します。
- 卵が茹で上がったら殻をとります。じゃがいもは茹で上がったら皮を剥きます。
- ボウルにじゃがいもを入れてマッシュします。きゅうり、人参、玉ねぎを加えて、短冊切りにしたハム、つぶしたゆで卵を加えて、マヨネーズ、塩、こしょうをして、味噌を加えて混ぜ合わせたら完成です。
ポテトサラダは冷やし中華と合わせて食べたいサラダでもあります。じゃがいもなのでボリュームもあり、ボリュームを出したい献立を考えている時にはおすすめの一品です。このレシピは隠し味に味噌を入れているので、またいつもと違った美味しいポテトサラダを楽しむことができます。
冷やし中華と相性の良い献立レシピ【おかず】
冷やし中華と相性の良いおかずの献立レシピを紹介します。冷やし中華だけでは物足りないという時にも、献立に取り入れるのにおすすめのおかずレシピなので、ぜひ活用し献立を立ててみましょう。
餃子
- 餃子の皮50枚
- キャベツ300g
- 玉ねぎ100g
- ねぎ1本
- にんにく2片
- しょうが15g
- A豚ひき肉200g
- Aしょう油大さじ1
- A酒大さじ1
- Aごま油大さじ1
- Aみりん大さじ1
- A一味唐辛子小さじ1
- Aの材料を混ぜ合わせて粘りが出るまでよくこねます。野菜はすべてみじん切りにしてAの材料に加えます。よく混ぜ合わせたらラップをかけて冷蔵庫で1時間以上なじませます。
- 餃子の皮に餡をのせてヘラで抑えて空気を抜きます。ひだを付けながら包み、打ち粉をまぶしたお皿に置いていきます。
- フライパンに油をひき餃子を並べて中火にかけます。少し焦げ目がついてきたら熱湯を入れて蓋をして強火にします。
- 3分ぐらい焼いたら水分が少なくなりパチパチしてきたら、蓋を取って弱めの中火に落としましょう。
- フライパンの淵にごま油をかけまわし水気を飛ばしながら焼き色を付けたら完成です。
餃子は冷やし中華と同様、中華なのでおかずの献立として組み合わせるのにも良く合います。パリパリに仕上げるとさらに美味しく食べることができるので、焼き方もなるべく水分を飛ばして焼くようにしましょう。
巻くだけ春巻き
- 豚小間肉200g
- 塩小さじ1/4
- 片栗粉大さじ1
- キャベツ1/4個
- 人参1/2本
- もやし1袋
- 春雨40g
- オイスターソース大さじ4~5
- サラダ油大さじ3~4
- 春巻きの皮10枚
- 豚小間肉に塩と片栗粉を揉み込んで千切りにしたキャベツと人参、もやしを炒めて戻した春雨とオイスターソースを入れて汁気がなくなるまで炒めます。
- 春巻きの皮に具をのせて巻く回数を増やすように巻いたら、フライパンを強火で熱しサラダ油を入れて弱めの中火にして両面8分揚げ焼きします。焼き色が付いたらひっくり返して、もう片面も焼き色がついたら完成です。
巻くだけ春巻きは、揚げることなく作ることができるので簡単に作ることができます。春巻きも冷やし中華と同じく中華になるので献立としての相性も良くおすすめのおかずレシピになります。
鶏の唐揚げ
- 鶏もも肉1枚
- しょうが1片
- 片栗粉大さじ4
- レモン適量
- Aしょう油大さじ2
- A酒大さじ1
- 鶏のもも肉を食べやすい大きさに切り、しょうがは皮ごとすりおろしましょう。
- 切った鶏肉にAの調味料を入れて、しょうがのしぼり汁を入れ15~20分漬け込みます。2、3度上下入れ替わるように混ぜましょう。
- つけ汁を少し捨て片栗粉を入れて混ぜ合わせます。
- 160~170度の油で3~4分程揚げましょう。1度油から取り出し4~5分置き、油の温度を180~190度にして再度1~2分揚げます。器に盛りお好みでレモンを添えたら完成です。
唐揚げは冷やし中華だけでは物足りないと感じる方にボリューム感を感じさせる献立として、おすすめのおかずレシピになります。低温で揚げてから高温で2度揚げることでジューシーに仕上げります。
青菜炒め
- 小松菜1束
- にんにく1片
- 塩コショウ少々
- 鶏がらスープの素小さじ1
- 酒大さじ1
- サラダ油適量
- にんにくはみじん切りにしましょう。小松菜は洗って5cm幅にカットします。
- フライパンにサラダ油を入れてにんにくを炒めて香りが出たら小松菜の茎の部分を先に入れて、後から葉の部分を入れて強火で炒める。
- 塩コショウ、鶏がらスープの素、酒を入れて炒めたら完成です。
青菜炒めは強火で炒めることで青菜のシャキシャキ感が残りおかずとしても美味しく食べることができます。冷やし中華との献立に加えることで、箸休めとしてもおすすめの一品になります。
アスパラの豚肉巻き
- 豚肉200g
- アスパラ3本
- A酒大さじ1
- Aみりん大さじ1
- Aしょう油大さじ1
- A砂糖大さじ1
- アスパラを5cm程度の長さに切りましょう。豚肉は15cmの長さに切ります。
- アスパラに豚肉を巻いていきます。
- フライパンに油をしいて、巻いた豚肉を入れます。焼いている間にAの調味料を合わせておきます。
- 豚肉を転がしながら全体に火が通るように焼きましょう。火が通ってきたら合わせ調味料を入れて、絡めたら器に盛り完成です。
アスパラの豚肉巻きは彩も良く、食欲をそそるおかずレシピです。冷やし中華の酸味とアスパラの豚肉巻きの甘辛だれのとの相性も良くおすすめの献立になります。
冷やし中華と相性の良い献立レシピ【スープ】
冷やし中華を食べるとどうしても体を冷やしてしまうこともあると思います。そんな時に体を温めることができるスープを献立として取り入れることで体を冷やしすぎずに、美味しく食べることができます。レシピを参考に、冷やし中華にスープを取り入れた献立を立ててみましょう。
卵スープ
- たまご1個
- 水300cc
- 鶏がらスープの素小さじ2
- すりおろししょうが少々
- ごま油少々
- ねぎ適量
- 卵を割り切るように溶きます。
- 鍋に水を入れてお湯を沸かし、しょうがと鶏がらスープの素を入れます。
- 溶き卵をさえばしを使ってまわし入れ、そのまま固まるまで触らずにします。固まってきたら、ごま油を入れ器に盛ります。
- 最後にお好みでねぎを入れたら完成です。
卵スープはシンプルでとても簡単な物になります。冷やし中華と組み合わせて作るのにも時短で作ることができるので、献立としてもおすすめのレシピです。
鶏団子のスープ
- 鶏胸ひき肉300g
- A片栗粉大さじ2
- Aめんつゆ小さじ2
- A白ごま適量
- A塩コショウ適量
- 大根1/4本
- 白ネギ2本
- じゃがいも1個
- にんにくの芽1束
- 味噌大さじ2と1/2
- だしの素小さじ1
- しょうが1/4片
- ねぎは斜め切りにして大根は千切り、じゃがいもとにんにくの芽は一口大に切ります。
- 鶏ひき肉にAの材料を入れて粘りが出るまでよく混ぜます。
- スプーンで鶏団子の形成をしながら沸騰したお湯に入れて8~10分程茹でます。
- 鶏団子に火が通ったら一度取り出し、1の野菜を入れて火が通るまで煮ます。
- だしの素、味噌、おろししょうが、鶏団子を入れて塩で味を調えたら完成です。
鶏団子スープは栄養が偏りがちになってしまう冷やし中華にとって、バランスよく栄養を摂ることのできるスープになっています。冷やし中華と一緒に献立に取り入れ、栄養バランスよく美味しく食べるようにしましょう。
豆腐と春雨のスープ
- 絹豆腐50g
- 春雨20g
- 白菜1枚
- かにかま1本
- 細ねぎ3本
- しょうが1片
- 鶏がらスープの素小さじ2
- 水300cc
- ごま油小さじ1
- 塩コショウ少々
- 絹豆腐は食べやすい大きさに切り、白菜は1cm幅に切ります。ねぎは細かく刻み、しょうがは細切りにしてかにかまはさきましょう。
- 鍋に水を入れて中火にかけて沸騰したら春雨を食べやすい長さに切りながら加えます。
- 1の材料と鶏がらスープと塩コショウを加えて混ぜて煮立ったら蓋をして弱火で2~3分煮ます。
- ごま油を加えて器に盛り、細ねぎを散らしたら完成です。
豆腐と春雨のスープはカロリーも低く、カロリーが気になる方におすすめのスープです。冷やし中華のカロリーは意外と高いので、カロリーを気にする方には献立の中に取り入れやすい一品になります。
冷やし中華と相性の良い献立レシピ【ご飯もの】
冷やし中華も麺類なので主食になりますが、一緒にご飯も食べたい方に冷やし中華と相性の良い献立おすすめのご飯ものレシピを紹介します。夏に合うご飯ものレシピなので、冷やし中華と組み合わせて献立を考えてみましょう。
新生姜の炊き込みご飯
- お米2合
- 新生姜2片
- 料理酒20cc
- 白だし大さじ2
- しょう油小さじ2
- 水300cc
- 昆布10cm
- 白ごま少々
- お米を洗い、ザルに30分あげておきます。
- 新生姜の皮を剥いて千切りにします。
- 鍋に水を入れて沸騰させて2をいれ1分程湯がき、ザルにあげます。
- 1を炊飯器に入れて料理酒、白だし、しょう油、水を入れて3を加え、昆布をのせて炊飯します。
- 炊き上がったら昆布を取り出しよく混ぜて、白ごまを振りかけたら完成です。
新生姜ご飯は新生姜の出回る時期にしか作ることのできないご飯になります。冷やし中華で体を冷やしがちですが、新生姜ご飯を献立に取り入れることで生姜は体を温めてくれる効果があるので、身体を冷やしすぎずに食べることができます。
梅とシラスの炊き込み御飯
- 米1合
- しらす30g
- 梅干し2個
- だし昆布2.5g
- 水1合分の分量
- 大葉3枚
- 白ごま適量
- お米、昆布、しらす、梅干し、水を入れて炊飯する。
- 大葉は千切りにし、水にさらしてキッチンペーパーなどで水気を切りましょう。
- 炊き上がったらだし昆布を取り、梅干しを一度取り出して種を取ってから混ぜます。
- 器に盛り、仕上げに刻んだ大葉と白ごまを振りかけたら完成です。
梅とシラスの炊き込みご飯は冷やし中華と同様、夏に食べたい献立になります。冷やし中華だけでは物足りなく主食をきちんと食べたい時におすすめの献立の1つになります。
冷やし中華の献立を工夫して栄養もプラスしよう!
冷やし中華の献立について紹介しましたが役に立てたでしょうか?冷やし中華と言うと、冷やし中華だけで済ませてしまうことが多く、どうしても栄養が偏りがちになってしまいます。今回紹介した、おかずや、副菜、スープ、ごはんなどを献立の中に取り入れることで栄養バランスも取れて、満腹感も得ることができます。
紹介したレシピなどを参考に、冷やし中華と相性の良い物として、おかずや副菜、スープなどを献立に取り入れ食卓に並べてみましょう。