きな粉を使った離乳食レシピまとめ!おすすめの理由やあげ方のポイントも!
きな粉を使った離乳食レシピをまとめました。きな粉を使った離乳食の人気簡単レシピを、離乳食の時期ごとに分けて紹介します。きな粉が離乳食におすすめの理由や、きな粉を赤ちゃんにあげる時のポイントなども詳しく説明します。
目次
きな粉を使った離乳食レシピを紹介!
10/22昼
— はるたろの離乳食記録 (@haruharurinyu) October 22, 2020
・きなことバナナのミルクオートミール
・おさかなせんべい(1枚はおやつへ) pic.twitter.com/C8HcVmAs0L
きな粉は昔から和菓子に使われることが多く、日本人にとってもなじみの深い食材です。スイーツに使われるイメージのあるきな粉ですが、実は離乳食にも使えることを知っていますか?
本記事ではきな粉を使った離乳食の簡単人気レシピを、「初期・中期」「後期・完了期」の2つのジャンルに分けて紹介します。きな粉を離乳食に使う際のポイントもまとめてあるので、ぜひ一度チェックしてみてください。
きな粉を使った離乳食のポイント
いつから使える?
どうしてもきな粉餅が食べたくて買ってきたきな粉の袋にえんぬ先生みたいなこと書いてあった pic.twitter.com/5TS5f8xgDw
— フィン (@finn0010) August 19, 2020
きな粉は大豆から作られたタンパク質を含む食材ですので、離乳食でタンパク質を食べ始める頃になれば使うことができます。離乳食でタンパク質を使えるようになる時期の目安は、離乳食を始めてから3~4週間たった頃です。このくらいになれば、きな粉も離乳食に使うことができるようになります。
きな粉は良質な植物性タンパク質で、他の動物性タンパク質よりは赤ちゃんの消化器官に負担がかかりません。しかし、まずは同じ大豆を原料としている豆腐から与えることをおすすめします。豆腐を食べることに慣れてきたら、少しずつきな粉にチャレンジしてみましょう。
注意点
きな粉をそのまま食う人とか俺くらいでしょ pic.twitter.com/XDjjli01Wo
— 青ソルが欲しいりるちゃそ (@rirumutan43) June 7, 2020
大人でもそうですが、きな粉はとても粒子が細かいためそのまま食べようとすると気管に入ってむせてしまうことがあります。むせるだけならまだしも、赤ちゃんの場合はきな粉が喉に張り付いて窒息してしまう危険性もあります。そうならないためにも、きな粉を与える場合は必ず他の食材と混ぜて水分を含ませてから食べさせるようにしましょう。
また、大豆はアレルギーが出やすい食材でもあるので、アレルギー反応にも注意が必要です。豆腐をすでに食べている場合は体が多少体が大豆に慣れていますが、豆腐は加工の段階で大豆のアレルゲンがだいぶ減るといわれています。
そのため、「豆腐を食べられるからきな粉を食べても大丈夫」ということにはなりません。初めて与える時は病院が開いている平日の昼間に、様子を見ながら少量ずつ食べさせることを心がけてください。
離乳食にきな粉がおすすめな理由
スーパーで大好きなきな粉。
— スポ根⚾️💪😙あれのアレをデカくしたい (@hirotakasports) October 26, 2020
良いもの見つけたどーー😆👍🏼 pic.twitter.com/0kgkZF5WNw
きな粉はタンパク質をはじめ、良質な脂質やビタミン、ミネラル、葉酸、鉄分などが豊富に含まれた栄養素の宝庫です。胃腸の働きを良くするイソフラボンやオリゴ糖、食物繊維なども含まれており、赤ちゃんの健康に役立ちます。
また、加熱せずにそのまま調理に使えるため、離乳食に手軽に利用できるのもおすすめな理由のひとつです。普段のお粥やおかずに少し混ぜるだけでマンネリ化した味付けを変えることができて、赤ちゃんも喜んで食べてくれます。
他の食材にちょっと混ぜるだけで、いつもと違った食感と味、香りを楽しむ事ができます。
きな粉の選び方
小分けのきな粉買った!これや!私が欲しかったのは!٩( 'ω' )و pic.twitter.com/CizP2TnzLH
— いく (@life19__) July 11, 2018
市販のきな粉には外国製のものもありますが、できるだけ国産のものを選ぶようにしましょう。また、農薬や化学肥料を使っていないオーガニック素材のものを選べば、赤ちゃんにも安心して食べさせることができます。
きな粉は一度にそれほど大量に使わないので、大きい袋に入っているものだと使いきれないことがあります。そのため、離乳食に使うきな粉を選ぶ場合は、小さな袋に入った小分けになっているタイプの商品がおすすめです。一度封を開けてしまうと香りや風味も落ちてしまうため、赤ちゃんにはできるだけ開けてすぐのきな粉を使うようにしましょう。
オーガニックフードは有機食品とも呼ばれていて、農薬や化学肥料などの化学物質や遺伝子組み換え作物を使わずに栽培・生産された食品なので、赤ちゃんにも安心して与えることができ、おすすめです。
保存方法
しっとり系の自家製きな粉は冷凍保存。凍ったまま食べれる。 pic.twitter.com/sSa6Clg7Bb
— -50kg主夫社長田中@自炊料理本出版 (@passion_tanaka) July 4, 2019
きな粉の保存方法は、しっかりと密封できる容器に入れて冷蔵保存するのが基本です。しかし、あまり知られていませんがきな粉は冷凍で保存することもできます。ジップロックなどの密閉できる袋に入れて、しっかりと空気を抜いてから冷凍庫で凍らせましょう。
サラサラした状態のまま冷凍されるので、使う時は解凍する必要もなくそのまま使うことができて便利です。ただ、やはりどうしても風味や香りは落ちてしまうので、できるだけ賞味期限内に使うようにしましょう。
きな粉を使った離乳食の簡単人気レシピ【初期・中期】
バナナきな粉
【材料】
- バナナの輪切り 3~4個
- きな粉 小さじ1
- ミルクまたはお湯 適量
【作り方】
- バナナをフォークなどで滑らかになるまで潰します。
- 1を500wのレンジで30秒ほど加熱します。
- きな粉を入れて混ぜます。
- ミルクやお湯を少しずつ入れながら、柔らかくなるまで伸ばします。
- 適度な柔らかさになったら完成です。
バナナときな粉を混ぜるだけで簡単に作れるバナナきな粉を紹介します。バナナの甘みで食べやすく、食物繊維もたっぷりと摂れます。そのまま食べても美味しいですし、ヨーグルトやパン粥などに混ぜるのもおすすめです。
お麩きな粉
【材料】
- お麩 4個
- きな粉 小さじ1
- 水 少量
【作り方】
- お麩をすりおろします。
- 1に水を入れて混ぜ、500wのレンジで30秒加熱します。
- 2にきな粉を入れて混ぜたら完成です。
離乳食初期から使えるお麩きな粉のレシピです。お麩はすりおろすことができるので、パンよりも簡単にドロドロにすることができて便利です。水の代わりにミルクを使うと、ほんのりと甘くなってさらに食べやすくなります。
じゃがいものきな粉マッシュ
【材料】
- じゃがいも 30g
- 水 120ml
- きな粉 小さじ1/4
【作り方】
- じゃがいもは皮をむいて芽を取り除き、7~8mm角に切ります。
- 鍋に1と水を入れて、中火で10分ほど柔らかくなるまで茹でます。
- 2をすり鉢に入れてすりこぎで潰します。
- 3にきな粉を加えて混ぜたら完成です。
シンプルなじゃがいものマッシュも、きな粉を入れることで一味違ったメニューに早変わりします。じゃがいもだけだと少し栄養が偏りますが、きな粉を入れることで栄養バランスが良くなります。じゃがいもは茹でても良いですが、レンジで加熱して柔らかくしても大丈夫です。
きな粉を使った離乳食の簡単人気レシピ【後期・完了期】
マカロニきな粉
【材料】
- マカロニ 20g
- きな粉 大さじ1
- きび砂糖 小さじ1/2
【作り方】
- 鍋にお湯を沸かし、マカロニを茹でてザルにあげます。
- 1を冷水で冷まし、キッチンペーパーで水気を拭きとります。
- きな粉ときび砂糖を合わせて、2と絡めたら完成です。
保育園でも人気が高いマカロニきな粉のレシピです。意外な組み合わせですが、マカロニの食感ときな粉の相性が抜群で大人でも手が止まらなくなる美味しさです。マカロニは子供の成長具合によって半分に切るなどして、大きさを調節するようにしてください。
茹で方もあまり弾力が残らないように気を付けて、できるだけ柔らかくなるまで茹でるようにしましょう。砂糖はきび砂糖でなくても、てんさい糖や普通の砂糖でも大丈夫です。
手づかみきな粉パン
【材料】(約30個)
- バナナ 80g
- A ホットケーキミックス 150g
- A きな粉 大さじ2
- A サラダ油 小さじ2
【作り方】
- 袋にバナナを入れて揉み潰し、Aを加えて揉みながら生地をまとめます。
- 生地を細長く丸め、長さ1cm×8cm、薄さ3mm程度のスティック状に形を整えます。
- フライパンに2を乗せ、弱火で2分ずつ両面を焼いたら完成です。
フライパンで簡単に作れるきな粉パンを紹介します。手で持って食べることができるので、つかみ食べを始めた子供にもおすすめです。バナナとホットケーキミックスの甘みがあるため、砂糖を使わなくても美味しく仕上がります。ボウルなどを使わずに袋で生地を混ぜる作り方で、後片付けの手間がかからないところも人気のひとつです。
きな粉ボーロ
【材料】
- 片栗粉 大さじ4(約50g)
- 砂糖 大さじ2
- きな粉 大さじ1
- 卵黄 1個分
- 牛乳 10ml
【作り方】
- ボウルに卵黄と砂糖を入れて混ぜます。
- きな粉を入れてさらに混ぜます。
- 片栗粉を加え、ダマがなくなるように混ぜます。
- 牛乳を少量ずつ入れて生地をまとめます。
- 生地がまとまってきたら手でひとまとめにします。
- アルミホイルを敷いて、小さく丸めた生地を並べます。
- トースターで10分ほど焼いたら完成です。
子供に人気のおやつであるボーロも、片栗粉ときな粉を使って家で簡単に作ることができます。レシピではトースターで焼いていますが、オーブンで焼く場合はアルミホイルではなくクッキングシートを使うようにしましょう。一口サイズで食べやすく、指で物をつまむ練習にもなります。
きな粉を使った離乳食を作ってみよう!
Twitterママアカのママ友さんから教わった、鉄分たっぷりのベビーおやきを作りました👶🏻🍪
— ごきげん@イラン偏愛 (@contentente) April 21, 2020
オートミール4
かぼちゃフレーク3
きなこ1
を水で軽くまとめて焼くだけ!
おやきは色々なレシピを試してるけど、焼くとベチャベチャかカリカリになってしまうの、どうしたら良いんだろう🤔蒸す?レンジ? pic.twitter.com/lTxeN6yd8N
きな粉を使った離乳食の簡単人気レシピをまとめました。きな粉は栄養も豊富で使い勝手が良く、離乳食にも活躍してくれる便利な食材です。砂糖を入れなくてももともと素朴な優しい甘さがあるので、赤ちゃんにも食べやすい離乳食を作ることができます。
本記事で紹介したレシピ以外にもきな粉を使った離乳食は数多くあるので、いろいろなレシピを参考に毎日の離乳食作りにきな粉を取り入れてみてください。