アヒージョをたこ焼き器で！作り方と人気の具材などやり方を丁寧解説！

アヒージョという料理の意味を知っていますか？元々アヒージョは、スペイン語で文字通りには「小さなニンニク」をさし、更に具体的にいうなら「刻んだニンニク」を表わす言葉であります。オリーブオイルとニンニクで煮込む、マドリード以南の代表的な小皿料理の一種であり、スペイン料理店ではよく出ます。このアヒージョをなんと家で作れる方法があるというのです。どうやったら作れるのかぜひ知りたい所です。次から紹介します。

最初に紹介した通り、アヒージョは元々スペインに出てくる小料理の一つでもあり、スペインではマドリード以下南側だけではなくマドリード以北でも提供しているバルと呼ばれる飲食店や酒場での提供も多いそうです。カスエラという耐熱の陶器を使って熱したオリーブオイルごと供されるものでもあります。つまりそのカスエラの代用となるものがあれば家でもいくらでもアヒージョを作ることが出来ます。アヒージョは家でも出来ます。

そのカスエラの代用になる物とはいったい何でしょうか？それは場所にもよりますが殆どの家ならばあるであろうもので代用できます。それは「たこ焼き器」です。大阪では一軒に1個はあって当たり前と言われているたこ焼き器がなんとかアヒージョを作る時に必須なカスエラの代用品になるというのです。たこ焼き器とカスエラは構図が似ている為にアヒージョをする時にたこ焼き器さえあればどんな家でも作り方を知ればできるのです。

しかしたこ焼き器で代用できるたこ焼き器ですがやはりメリットとデメリットがあります。そこもしっかり把握した上でたこ焼き器で使ったアヒージョを楽しんでほしいと思います。まず最初に紹介するのはメリットです。たこ焼き器を使っているので材料が一口サイズで十分入ること、そして洗い物もたこ焼き器だけで済むこと、場所もスペースも取らないという事があげられます。狭い部屋でもテーブルのスペースさえあれば出来ます。

逆にデメリットとして一番注意がいるのはやはり油跳ねです。一定の高温度がある油の中へ直接素材を入れる為に、子どもは必ず大人と一緒にしないと高温度の脂による油跳ねでやけどする事があります。また、たこ焼き器を使ったやり方の為油を入れすぎたりすると高温度の油跳ねがします。それぐらい温度にも気を付けないといけない料理です。しかし一定の温度がないと美味しくできないのもこのアヒージョが持つデメリットです。

さて、次にアヒージョの作り方ややり方について簡単にですがご紹介しましょう。作り方は簡単です。材料は、オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪（子ども用には抜く）、塩、エビを使うのであればシェリー酒、素材です。作り方は、素材の下ごしらえした後、ニンニクをスライスか微微塵切りにし、たこ焼き器にオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪、塩を入れて火にかけ一定の温度まで揚げます。ニンニクに色がついたら素材入れましょう。

アヒージョはオリーブオイルの温度が左右します。つまり温度が低いと料理そのものを味わう事が出来ず、高すぎると素材の味を壊してしまうのです。アヒージョにとって必要な温度というのを見極めるのもアヒージョのやり方をする上では大事な事です。油を使う料理は温度がどうしても料理に左右されてしまいます。アヒージョもまさしくその油の温度が大事と言われている料理でもあります。温度管理と調整が大事な料理です。

ここでやり方や作り方で他に必要な事を伝えます。材料に関しては先ほど上で紹介したのですが、やはりそれ以外にも色々必要な物があります。しかし食べ終わった後のお片付けを少しでも楽に出来るやり方を紹介します。やはり最後に片づける事を考えると少しでも楽にしたいですしそのやり方が分かればちょっとお得です。ではそのやり方についてです。お皿に関していうならば特に気にしないのであれば100均にある紙皿がいいです。

今やお皿も100均とは思えない可愛い物もありますし、紙皿であれば終わった後そのままゴミ箱へ捨てる事が出来ます。そして次に竹串。こちらも100均で売っているのでお勧めです。どうして竹串がいいのかというと油跳ねを避けるためです。竹串は爪楊枝よりも長めなので安全なやり方をするのであればおすすめです。また竹串も終われば紙皿と一緒に捨てる事が出来るのでお得です。安全なやり方を知ることで楽しくできる事がいいです。

さてここからアヒージョにお勧めの具材と作り方についてご紹介しましょう。たこ焼き器を使ったやり方とはいえ、やはりしっかり作り方を知らないと折角のアヒージョが台無しになります。最初にアヒージョで使われる素材として人気なのはタコです。スペインでは食べられないタコですが、日本ではタコをアヒージョに使う人が多いです。やはりたこ焼き器を代用している所為でしょうか？タコを使った作り方はいたって簡単です。

タコを使う作り方の特徴なんといってもタコは一度下茹でした状態で売られていることが多いからです。つまりわざわざめんどくさい下処理をする必要もない上に改めて茹でる必要はありません。それでも最初は表面の水分をキッチリ拭き取っておきます。タコはたこ焼き器に入るぐらいのサイズに切り落とせば1匹から相当の量を取る事もできますし少ない家族であれば足だけで売っているパックを買えば十分の量が確保する事ができます。

次にアヒージョにお勧めする具材はマッシュルームです。アヒージョの本場であるスペインでもよく使われる素材でもあります。マッシュルームを素材として使う一番の特徴はやはり切り分ける必要がないことです。マッシュルームの絵の部分を切り落として笠の部分だけを入れて食べる事もできます。もちろんマッシュルームを薄切りにすることも可能です。野菜のアヒージョで最も有名でプリプリ食感がオリーブオイルとよく合います。

画像の様にかさの部分だけを入れて上から刻んだパセリをかける。それだけでもちょっと豪華なイメージがしませんか？そんなアヒージョで美味しい素材でもあるマッシュルームですが、必ず水洗いした後に、表面の水分をしっかり拭き取っておきましょう。水分を拭き取らないと油跳ねの原因にもなります。またマッシュルームはキノ類なのでカロリーはほぼなく、オリーブオイルも油の中ではヘルシーなのでダイエット中でもおすすめです。

アヒージョをするのにおすすめの具材として紹介するのは鶏肉です。やはりオリーブオイルと相性がいいと言われている鶏肉はアヒージョする上では欠かす事が出来ない料理でもあります。鶏肉といえばどこでも食べれるのが一番の特徴でもあります。そしてやはり鶏肉と言えば皮！そして砂肝を始め多くの内臓もあります。鶏の内臓系は脂で揚げて食べる料理もあるので、アヒージョに入れるにもおすすめの素材だらけです。

鶏肉をオリーブオイルにいればプリプリで美味しい。さらに皮もカリッと美味しくいただけます。ちなみに内臓系でおすすめするならやはり砂肝です。あれは炒めるとコリコリ感があるので、オリーブオイルの中で素揚げするように焼き上げるとまた違う味わいを感じることが出来ます。鶏肉はまたお肉類の中ではカロリーも低いので、マッシュルームと同様にダイエット中の人でも安心して食べれる素材なのでぜひチャレンジして下さい。

次に紹介するアヒージョでおすすめの具材は海老です。エビは本場でもよく食べられています。その海老ですが、アヒージョをする前にあればでいいのですがシェリー酒で軽く味をつけると更に美味しくなるそうです。アヒージョでも定番のえびですが、生のエビは水分が多く、そのまま入れるとすごい勢いで油はねするため、一度下茹でしてペーパーで表面の水分を拭き取る事が必要です。下ごしらえが嫌な人も必ず水分は拭き取ります。

もう一つおすすめのアヒージョの具材はいかです。タコと違い外国でも積極的に食べられているイカはアヒージョの素材としても大人気の物です。本場スペインでは定番具材でもあります。イカもエビと同様に一度下茹でし、表面の水分を拭き取ってからアヒージョに使うのがお勧めです。因みにホタルイカもおすすめですが、塩分がありますので、ホタルイカを入れるところには塩抜きの所を作っておけば塩分の過剰摂取になりません。

次にアヒージョに使うおすすめの素材は「ウィンナー」です。どちらかと言えば夜に食べる素材よりは昼のホームパーティーなどでアヒージョを使う時にはお勧めです。もちろんウィンナーをいろんなお野菜と一緒に竹串に挿した状態で用意するのも悪くありません。ウィンナーは子ども向けの素材と言ってもいいでしょう。子ども達もウィンナーと野菜のセットならば、普段なかなか食べなくてもつい食べてしまうのは間違いなしです。

またウィンナーは下ごしらえもとても簡単です。小さくカットできるだけでなくいろんな形にウィンナーは作る事もできるのでたこさんウィンナーなんて特におすすめです。オリーブオイルの中に入ればウィンナーがタコになったりするとちょっと楽しくないですか？大人でも思わずワクワクしてしまいます。ウィンナー以外にもベーコンもおすすめです。ベーコンは厚切りものをサイコロ状にカットして入れると食べやすいのでお勧めです。

さて次にお勧めする具材は野菜です。野菜として王道なものとしてマッシュルームをあげましたが、その他にもお勧めの野菜はいくつかあります。一つめはアヒージョにはあまり入れないブロッコリーは入れませんが、たこ焼き器で作るアヒージョにはオススメの野菜でもあります。小房に分けることでくぼみに入りやすく、食べやすい具材でもあります。これも必ず一度下茹でして柔らかくしてからたこ焼き器に入れるのがお勧めです。

また他にお勧めの野菜としてはジャガイモもアヒージョの定番の野菜メニューです！しかしジャガイモはそのまま入れると固くて食べられませんので、一度下茹でして全体に火を通しておきましょう。またオクラや人参も野菜としてアヒージョに入れるのにはおすすめできる具材です。ただ野菜の中でミニトマトだけはお勧めできません。というのもミニトマトは水分が多いのでどうやっても油跳ねが起きるのであきらめるのが一番です。

ここまでいくつかのおすすめする具材を紹介してきました。しかし中にはアヒージョ向きではないと言われている具材も存在しています。先ほど野菜の所で紹介した水分が多いミニトマトはもちろんなのですが、他にもこれはいれるのには向かないという素材があります。それは、貝の中でも水分が多くあると言われているカキです。カキは水分をたっぷり含んでいるため、オリーブオイルに入れた時にとにかく油跳ねを起こしやすいです。

それだけではなく普通にカスエラを使って作るアヒージョであれば鍋に深さがあるので大丈夫なのですが、家でするときに代用するたこ焼き器は浅いため十分に注意がいります。またカキの場合、具材が跳ねて飛び出したという例も報告されているので油断できないものでもあります。カキ以外の貝類は今の所油跳ねがひどかったという話は聞いたことないので、カキを含めた水分が多い食材だけは要注意というよりは避けるのが一番でしょう。

ここまでアヒージョについてどんな料理であり、そしてやり方やお勧めの具材など色々ご紹介してきました。こうしてみるとたこ焼き器さえあればアヒージョって出来るんだなと容易に感じる事もできます。ちなみに油跳ねが気になる人は油避けシートを使うと安心です。完全に油跳ねをよけられるというのではありませんが少しでも安全に楽しくするのであれば活用してほしいやり方でもあります。アヒージョの楽しさはまだまだあります。

アヒージョについて家で作れる方法からおすすめの素材までご紹介しました。アヒージョをしてみたいけど、やり方や作り方が分からなかった人もこれでいつでも家で作ることが出来ます。それぐらいアヒージョのおいしさを味わう事が出来ます。もちろん素材はここにある以外にも色々あるのでぜひいろんなやり方をしてチャレンジしてみて下さい。作り方はとても簡単ですし、ちょっと物足りないなという時にはアヒージョをしましょう。