2020年10月22日公開
2024年11月03日更新
カレーの食べ過ぎは体に悪い?毎日食べたときの弊害とダイエット効果も調査
カレーを食べ過ぎた時に体に起こる影響についてまとめました。カレーを毎日食べるとどうなるのか?食べ過ぎた時の弊害はあるのか?といった疑問について徹底解説!また、カレーのダイエット効果についてもあわせて紹介します。
目次
カレーの食べ過ぎはどういう弊害がある?
カレーライス pic.twitter.com/wyYzCN2wYQ
— 食楽園~幸福に空腹を満たす~ (@hi_kirin) October 17, 2020
カレーは子供から大人にまで人気があり、手軽に作れる便利なメニューです。しかし、美味しいからといって毎日食べても体に害はないのでしょうか?本記事では、カレーを食べ過ぎることによる弊害やダイエット効果についてまとめました。太りにくいカレーの食べ方も紹介しているので、ダイエット中の人もぜひ参考にしてください。
カレーの食べ過ぎに注意!
カロリーは高い
カレーライス食べたい pic.twitter.com/AnCvyqx3Bl
— 【飯テロ】〇〇食べたいbot (@mesitero1129) October 19, 2020
カレーのカロリーはひと皿でだいたい600~700kcalくらいです。大人の女性の1日当たりの標準摂取カロリーが1600~2000kcalですので、毎日ひと皿食べるくらいであればそこまで気にするカロリーではありません。
しかし、カレーは普段よりも多めに食べたりおかわりすることも多く、そうするとあっという間にカロリーオーバーになってしまいます。また、具材によってもカロリーはだいぶ変わるので、種類によってはカロリーオーバーしてしまうこともあります。
塩分量も多い
カレーライスを食べます。
— エス・さわやか (@wfTFPbGviQXKUoN) October 15, 2020
クレジットカードの審査が通りにくい人の特徴として、カレーは飲み物だという考え方の人が多いそうです。 pic.twitter.com/wuzkIvx6BG
カレーは意外と塩分が多く、ひと皿で2.4g程度の塩分が含まれています。塩分の理想摂取量は1日で5g未満だといわれているので、カレーひと皿で1日の半分近くの塩分量を摂取してしまうことになります。ただ、この5g未満という基準はやや厳しめの数字ですので、食べ過ぎたり他の食事で塩分を摂りすぎたりしなければそこまで気にしなくても大丈夫です。
しかし、昼間にラーメンを食べて夜はカレーライスを食べるような食生活だったり、高血圧などで塩分を控えなければならないような人の場合は注意が必要です。
体臭が発生する可能性がある
はなまるうどん
— もぐもぐチカコ (@chikaco_eats) October 13, 2020
冷たいぶっかけうどん
カレーライス pic.twitter.com/IOPm5ngF4I
カレーにはたいてい「クミン」というスパイスが含まれているのですが、このクミンは食べ過ぎると体臭がきつくなることがあります。一般的な市販のルーに含まれている程度の量ならばそこまで気にすることはありませんが、自分でスパイスを使って作る場合には入れすぎないように注意しましょう。
また、本格的なインドカレーやネパールカレーなどは日本のカレーよりもスパイスがたっぷりと含まれているため、種類によっては食べ過ぎないほうが良いものもあります。
二日目のカレーは食中毒に注意
カレーライス pic.twitter.com/1vsEj0Tqo8
— 食楽園~幸福に空腹を満たす~ (@hi_kirin) October 17, 2020
「カレーは作った翌日が美味しい」とよくいわれますが、作り置きしておいたカレーには食中毒の危険性があります。カレーによる食中毒の原因となるのは「ウエルシュ菌」という菌で、12~50℃の環境に長く置かれることで増殖します。
ウェルシュ菌は一度芽胞を形成してしまうと100℃の加熱でも死滅しないため、カレーを作る際にはウェルシュ菌を増殖させないことが大事です。ウェルシュ菌は酸素が苦手なため、作る時は鍋底から大きくかき混ぜて酸素を入れるようにして作りましょう。
作ったらすぐに食べきるか、食べきれない場合はすみやかに10℃以下まで冷やして冷蔵または冷凍保存します。冷却する時は小分けにすることで中心部まで素早く冷やすことができ、また空気にも触れやすくなるのでウェルシュ菌の増殖を防ぐことができます。
カレーに含まれるスパイスのダイエット効果
消化不良を改善する効果があるターメリック
「GABAN ギャバン ターメリック360g」あります! いわゆる、ウコンのパウダー。 ショウガのような香りと辛味がある。 認知症予防効果があると話題。 缶コーヒーサイズ80gもあります! https://t.co/sNwtbxH4yu #ターメリック #カレー #楽天市場 pic.twitter.com/Lreulu323Z
— 五葉商会 楽天市場店 (@GOYOrakuten) February 27, 2019
ターメリックはウコンとも呼ばれており、カレーの着色料としてよく使われています。ウコンは肝機能を高める効果があることでも有名ですが、それに加えて強い抗酸化性と抗炎症性も持ち合わせたスパイスです。これらの作用にはアンチエイジングに加えて、消化不良を改善してくれる効果が期待できます。
消化不良が続くと基礎代謝や免疫力が低下し、便秘やむくみなどが起きやすくなります。しかし、この消化不良が改善されれば便秘やむくみがなくなり、基礎代謝も高まって痩せやすい体を作ることができるのです。
代謝を上げてダイエット効果を高くするクミン
クミンの空き瓶を匂って思い出した。これだ。 pic.twitter.com/jFaYlOK2Bd
— しょぱん (@chopashi) February 27, 2018
クミンは混合スパイスであるガラムマサラに使われることが多く、カレーにもよく入っているスパイスです。クミンは消化を促進したり、胃腸の働きを良くする効果があるといわれています。また、代謝をあげて脂肪の燃焼を助けてくれる効果があるため、ダイエットにはうってつけのスパイスだといえます。
中性脂肪とコレステロールを減らす効果があるコリアンダー
【コリアンダー】(リーフ)
— スパイス好きBot (@spice_fun) October 19, 2020
別名:シャンツァイ(中国)、パクチー(タイ)
役割: 味付け、香り付け
効能:食中毒予防(肉など)
最近日本でも流行っているパクチー。料理の仕上げや、カレーにとろみを加える作用があったり、料理に深い味わいを生む効果も。 #スパイスpic.twitter.com/PZ6ylNdi94
コリアンダーはパクチーの英語圏での呼び方で、その独特の香りや風味で好みが大きく分かれるスパイスです。コリアンダーにはベータカロテンが豊富に含まれており、美容や健康の維持にも役立ちます。また、中性脂肪やコレステロールを減らす効果もあるため、肥満体質の人やダイエット中の人におすすめです。
他にも、便秘や下痢などを改善する整腸作用やデトックス効果もあるので、腸内環境が崩れている人は積極的に使うと良いでしょう。
カレーで太る原因は?
太る原因①ごはんの量が多い
ラッキョは食わず嫌いでしたが頑張ってほおばりました#カレーライス
— ワタナベーカリ (@EARLY80S) July 31, 2019
飯山盛り^^ pic.twitter.com/7i0XsfqFqp
カレーを食べる時、ついついごはんを多めによそってはいませんか?カレーは味が濃くごはんが進むため、たいていの人が普段より多めのごはんを食べてしまいます。
ごはんは意外とカロリーが高いので、カレーと合わせて食べることでさらにカロリーが増してしまいます。カレーを食べる時はごはんを食べ過ぎずに、できるだけ控えめの量にすることが大事です。
太る原因②遅い時間に食べる
(深夜の)帰ってきた「おこもり様のひとりごはん」
— はひふのか (@hahifu_ka) October 6, 2020
リターン232食目
10月6日ディナー
○カレーライス
○お水
あやうく昼も夜もご飯抜きそうになったけど、かろうじて夜中のカレー。#カレーは味方#帰ってきたおこもり様 pic.twitter.com/07Vxw18FN5
カレーは夕食に食べることも多いメニューですが、あまり遅い時間に食べると太る原因となります。夜は日中に比べて活動量が落ちるので、寝る前に食べたエネルギーは消費されずにそのまま体にたまってしまいます。特に22時から深夜2時の間は一番脂肪がたまりやすい時間帯ですので、この時間帯にカレーを食べるのはやめておきましょう。
太る原因③トッピングをしている
おはようございます😃☀️
— パド (@padopado25) April 13, 2019
昨日、 #目黒 の中華料理屋さんで山盛りのチキンカツが乗った #カレー を食べました🍗🍛🍴😋
その名もマウンテンチキンカツカレー✨
そのまんまです😆🎵
並盛を注文したのに、半分も食べないうちにお腹いっぱいになりました😳#カレーライス#ランチ pic.twitter.com/c69CfC4t8Y
カレーだけならそこまで高くないカロリーも、トッピングをすることで一気にカロリーが増えることがあります。野菜などのヘルシーなものなら問題ありませんが、チーズや揚げ物などのトッピングは要注意です。どうしてもトッピングをしたい場合は、カロリーがあまり高くないものを使うようにしましょう。
太る原因④市販のルーを使用している
今日の晩御飯は
— kera 「明日には笑える様に…」 (@keran935) December 13, 2017
久しぶりの
山盛りカレーライスです🍛
いただきまーす😋🍴✨ pic.twitter.com/Vjyt66Nn6I
市販のルーは動物性油脂がとても多く、とろみづけのための小麦粉も入っています。市販のルーを使ったカレーを食べると気持ち悪いという人は、この動物性油脂が原因だと考えられます。市販のルーを使うと手軽にカレーが作れてとても便利なのですが、油脂や小麦粉を大量摂取してしまうためダイエットにはあまり向いていません。
できるだけカロリーを抑えたい場合は、自分でスパイスを使ってカレーを手作りするのが良いでしょう。市販のルーを使わずに作ると聞くとなんとなく難しそうなイメージがありますが、最初にスパイスさえ揃えてしまえば意外と簡単に作ることができます。
カレーを食べてダイエットするには
もちろん食べ過ぎは厳禁
みんな緊急事態宣言で大変だと思うけど……すごい山盛りのカレーライスできたから見て pic.twitter.com/olomQnMONa
— いーびる (@evil07) April 7, 2020
カレーにはダイエットに効果的なスパイスがいろいろと含まれていますが、食べ過ぎればもちろんカロリー過多になってしまいます。ごはんの量は少なめにして、カレー自体もあまり多く食べないように気を付けましょう。
もっとカロリーを減らしたい場合は、思い切ってごはんを食べずにルーだけを食べても良いでしょう。カレーのルーだけだと食べにくい場合は、スープカレーにして汁物のひとつとして食べるのもおすすめです。
毎日食べるなら朝が最適
今日の晩御飯はこれ!
— のせヒゲ (@nose5551) October 14, 2020
カレーライス ⸜(◍ ´꒳` ◍)⸝
前日に水分をかなり減らした状態で作ることで一つの塊みたいなのにして味を染み込ませて今日の朝にお湯を少しずつ入れて溶かすことで自分好みに出来て美味しくなるから俺は好きなんだよね。
(*´༥`*)モグモグ pic.twitter.com/avDWQdHYsU
カレーを毎日食べたい場合は、夜ではなく朝に食べるのが一番です。朝は活動量が多いので、カレーを食べてもエネルギーが消費されやすくなります。ただ、朝は胃の働きもまだそこまで活発ではないので、食べ過ぎには注意が必要です。もしも朝はどうしても食べられないという場合は、夜は避けて昼に食べるようにしましょう。
白米を他の食材で代用する
保温6日目の発酵玄米でカレーライスです。やっぱ玄米カレーは心に沁みる美味しさですね~😆 辛党の私は更に唐辛子をドバドバかけます(笑) 食事にはいつでも熱い黒茶を用意します。連日の暑さで体も腸も疲弊していますので、私は菜食の方が体が楽です😊 pic.twitter.com/2G96SGQAki
— あおてん農園 (@aoten49003) August 15, 2020
ルーだけ食べるのはどうしてもつらい場合は、白米を他のもので代用するという手もあります。例えば白米の代わりに玄米にするだけでも、カロリーはぐっと抑えられます。また、玄米は白米よりも噛み応えがあるので、満腹感が得られやすいのもメリットのひとつです。
他にもキャベツの千切りやカリフラワーを利用したり、豆腐やおからを白米代わりに使うこともできます。特に豆腐やおからは低カロリーでありながらタンパク質をしっかりと摂れるため、ダイエットにはおすすめの食材です。
具材に注意する
カレーライスです!鶏むね肉がスーパーで100g38円という安さでした。
— まめ@お得情報研究家 (@billion_log) October 15, 2020
むね肉は、別で炒めて直前で入れるとパサつきにくくなります。 pic.twitter.com/pjC5bMLqKG
カレーには肉を入れることが多いですが、脂身の多い肉を使うとカロリーが高くなってしまいます。できれば野菜だけのカレーやシーフードカレーのほうがカロリーは低くなりますが、どうしても肉を使いたい場合は鶏肉を使うのがおすすめです。
野菜の他にも豆やこんにゃく、高野豆腐など、工夫次第で低カロリーなカレーを作ることができます。ヘルシーな具材を使って、いろいろと試してみましょう。
カレーは条件次第で毎日食べても大丈夫! 食べ過ぎには注意
今日の晩ごはーん!
— くみこ (@hanakumiko) May 17, 2017
カレーライスです🍛
うちは甘口と中辛を半々混ぜまーす🎵
今日は家庭訪問だったため、カレーライス山盛りでお願いしまーす❗️ pic.twitter.com/RGppaVcAVo
カレーは食べる量やトッピングなどに気を付ければ、毎日食べてもそこまで体に悪いということはありません。ただ、カレーでダイエットをしたい人や太りたくない人は、食べる時間帯に気を付けたり市販のルーを避けたりする工夫が必要です。
最近では低カロリーのレトルトカレーや本格的なスパイスを使ったレトルトカレーなども売られているので、そういったものを利用するのもひとつの手です。食べ過ぎに気を付けながら、美味しいカレーを楽しみましょう。