カレーの食べ過ぎは体に悪い?毎日食べたときの弊害とダイエット効果も調査

カレーを食べ過ぎた時に体に起こる影響についてまとめました。カレーを毎日食べるとどうなるのか?食べ過ぎた時の弊害はあるのか?といった疑問について徹底解説!また、カレーのダイエット効果についてもあわせて紹介します。

カレーの食べ過ぎは体に悪い?毎日食べたときの弊害とダイエット効果も調査のイメージ

目次

  1. 1カレーの食べ過ぎはどういう弊害がある?
  2. 2カレーの食べ過ぎに注意!
  3. 3カレーに含まれるスパイスのダイエット効果
  4. 4カレーで太る原因は?
  5. 5カレーを食べてダイエットするには
  6. 6カレーは条件次第で毎日食べても大丈夫! 食べ過ぎには注意

カレーの食べ過ぎはどういう弊害がある?

カレーは子供から大人にまで人気があり、手軽に作れる便利なメニューです。しかし、美味しいからといって毎日食べても体に害はないのでしょうか?本記事では、カレーを食べ過ぎることによる弊害やダイエット効果についてまとめました。太りにくいカレーの食べ方も紹介しているので、ダイエット中の人もぜひ参考にしてください。

カレーの食べ過ぎに注意!

カロリーは高い

カレーのカロリーはひと皿でだいたい600~700kcalくらいです。大人の女性の1日当たりの標準摂取カロリーが1600~2000kcalですので、毎日ひと皿食べるくらいであればそこまで気にするカロリーではありません。

しかし、カレーは普段よりも多めに食べたりおかわりすることも多く、そうするとあっという間にカロリーオーバーになってしまいます。また、具材によってもカロリーはだいぶ変わるので、種類によってはカロリーオーバーしてしまうこともあります。

塩分量も多い

カレーは意外と塩分が多く、ひと皿で2.4g程度の塩分が含まれています。塩分の理想摂取量は1日で5g未満だといわれているので、カレーひと皿で1日の半分近くの塩分量を摂取してしまうことになります。ただ、この5g未満という基準はやや厳しめの数字ですので、食べ過ぎたり他の食事で塩分を摂りすぎたりしなければそこまで気にしなくても大丈夫です。

しかし、昼間にラーメンを食べて夜はカレーライスを食べるような食生活だったり、高血圧などで塩分を控えなければならないような人の場合は注意が必要です。

体臭が発生する可能性がある

カレーにはたいてい「クミン」というスパイスが含まれているのですが、このクミンは食べ過ぎると体臭がきつくなることがあります。一般的な市販のルーに含まれている程度の量ならばそこまで気にすることはありませんが、自分でスパイスを使って作る場合には入れすぎないように注意しましょう。

また、本格的なインドカレーやネパールカレーなどは日本のカレーよりもスパイスがたっぷりと含まれているため、種類によっては食べ過ぎないほうが良いものもあります。

二日目のカレーは食中毒に注意

「カレーは作った翌日が美味しい」とよくいわれますが、作り置きしておいたカレーには食中毒の危険性があります。カレーによる食中毒の原因となるのは「ウエルシュ菌」という菌で、12~50℃の環境に長く置かれることで増殖します

ウェルシュ菌は一度芽胞を形成してしまうと100℃の加熱でも死滅しないため、カレーを作る際にはウェルシュ菌を増殖させないことが大事です。ウェルシュ菌は酸素が苦手なため、作る時は鍋底から大きくかき混ぜて酸素を入れるようにして作りましょう。

作ったらすぐに食べきるか、食べきれない場合はすみやかに10℃以下まで冷やして冷蔵または冷凍保存します。冷却する時は小分けにすることで中心部まで素早く冷やすことができ、また空気にも触れやすくなるのでウェルシュ菌の増殖を防ぐことができます。

カレーに含まれるスパイスのダイエット効果

消化不良を改善する効果があるターメリック

ターメリックはウコンとも呼ばれており、カレーの着色料としてよく使われています。ウコンは肝機能を高める効果があることでも有名ですが、それに加えて強い抗酸化性と抗炎症性も持ち合わせたスパイスです。これらの作用にはアンチエイジングに加えて、消化不良を改善してくれる効果が期待できます

消化不良が続くと基礎代謝や免疫力が低下し、便秘やむくみなどが起きやすくなります。しかし、この消化不良が改善されれば便秘やむくみがなくなり、基礎代謝も高まって痩せやすい体を作ることができるのです。

代謝を上げてダイエット効果を高くするクミン

クミンは混合スパイスであるガラムマサラに使われることが多く、カレーにもよく入っているスパイスです。クミンは消化を促進したり、胃腸の働きを良くする効果があるといわれています。また、代謝をあげて脂肪の燃焼を助けてくれる効果があるため、ダイエットにはうってつけのスパイスだといえます。

中性脂肪とコレステロールを減らす効果があるコリアンダー

コリアンダーはパクチーの英語圏での呼び方で、その独特の香りや風味で好みが大きく分かれるスパイスです。コリアンダーにはベータカロテンが豊富に含まれており、美容や健康の維持にも役立ちます。また、中性脂肪やコレステロールを減らす効果もあるため、肥満体質の人やダイエット中の人におすすめです

他にも、便秘や下痢などを改善する整腸作用やデトックス効果もあるので、腸内環境が崩れている人は積極的に使うと良いでしょう。

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カレーで太る原因は?

太る原因①ごはんの量が多い

カレーを食べる時、ついついごはんを多めによそってはいませんか?カレーは味が濃くごはんが進むため、たいていの人が普段より多めのごはんを食べてしまいます。

ごはんは意外とカロリーが高いので、カレーと合わせて食べることでさらにカロリーが増してしまいます。カレーを食べる時はごはんを食べ過ぎずに、できるだけ控えめの量にすることが大事です。

太る原因②遅い時間に食べる

カレーは夕食に食べることも多いメニューですが、あまり遅い時間に食べると太る原因となります。夜は日中に比べて活動量が落ちるので、寝る前に食べたエネルギーは消費されずにそのまま体にたまってしまいます。特に22時から深夜2時の間は一番脂肪がたまりやすい時間帯ですので、この時間帯にカレーを食べるのはやめておきましょう。

太る原因③トッピングをしている

カレーだけならそこまで高くないカロリーも、トッピングをすることで一気にカロリーが増えることがあります。野菜などのヘルシーなものなら問題ありませんが、チーズや揚げ物などのトッピングは要注意です。どうしてもトッピングをしたい場合は、カロリーがあまり高くないものを使うようにしましょう。

太る原因④市販のルーを使用している

市販のルーは動物性油脂がとても多く、とろみづけのための小麦粉も入っています。市販のルーを使ったカレーを食べると気持ち悪いという人は、この動物性油脂が原因だと考えられます。市販のルーを使うと手軽にカレーが作れてとても便利なのですが、油脂や小麦粉を大量摂取してしまうためダイエットにはあまり向いていません。

できるだけカロリーを抑えたい場合は、自分でスパイスを使ってカレーを手作りするのが良いでしょう。市販のルーを使わずに作ると聞くとなんとなく難しそうなイメージがありますが、最初にスパイスさえ揃えてしまえば意外と簡単に作ることができます。

カレーを食べてダイエットするには

もちろん食べ過ぎは厳禁

カレーにはダイエットに効果的なスパイスがいろいろと含まれていますが、食べ過ぎればもちろんカロリー過多になってしまいます。ごはんの量は少なめにして、カレー自体もあまり多く食べないように気を付けましょう

もっとカロリーを減らしたい場合は、思い切ってごはんを食べずにルーだけを食べても良いでしょう。カレーのルーだけだと食べにくい場合は、スープカレーにして汁物のひとつとして食べるのもおすすめです。

毎日食べるなら朝が最適

カレーを毎日食べたい場合は、夜ではなく朝に食べるのが一番です。朝は活動量が多いので、カレーを食べてもエネルギーが消費されやすくなります。ただ、朝は胃の働きもまだそこまで活発ではないので、食べ過ぎには注意が必要です。もしも朝はどうしても食べられないという場合は、夜は避けて昼に食べるようにしましょう。

白米を他の食材で代用する

ルーだけ食べるのはどうしてもつらい場合は、白米を他のもので代用するという手もあります。例えば白米の代わりに玄米にするだけでも、カロリーはぐっと抑えられます。また、玄米は白米よりも噛み応えがあるので、満腹感が得られやすいのもメリットのひとつです。

他にもキャベツの千切りやカリフラワーを利用したり、豆腐やおからを白米代わりに使うこともできます。特に豆腐やおからは低カロリーでありながらタンパク質をしっかりと摂れるため、ダイエットにはおすすめの食材です。

具材に注意する

カレーには肉を入れることが多いですが、脂身の多い肉を使うとカロリーが高くなってしまいます。できれば野菜だけのカレーやシーフードカレーのほうがカロリーは低くなりますが、どうしても肉を使いたい場合は鶏肉を使うのがおすすめです。

野菜の他にも豆やこんにゃく、高野豆腐など、工夫次第で低カロリーなカレーを作ることができます。ヘルシーな具材を使って、いろいろと試してみましょう。

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カレーは条件次第で毎日食べても大丈夫! 食べ過ぎには注意

カレーは食べる量やトッピングなどに気を付ければ、毎日食べてもそこまで体に悪いということはありません。ただ、カレーでダイエットをしたい人や太りたくない人は、食べる時間帯に気を付けたり市販のルーを避けたりする工夫が必要です。

最近では低カロリーのレトルトカレーや本格的なスパイスを使ったレトルトカレーなども売られているので、そういったものを利用するのもひとつの手です。食べ過ぎに気を付けながら、美味しいカレーを楽しみましょう。

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