2018年09月07日公開
2024年08月02日更新
ダイエット中のカレーライスの食べ方を紹介!ヘルシーにする方法も!
カレーライスは、高カロリーで太りやすいイメージがあります。ダイエット中には禁物とも思われるカレーライスですが、食材や食べ方を変えることで、ヘルシーにもできるのです。また、カレーには様々なスパイスが含まれており、そのスパイスがダイエット効果にもつながると言われています。それでは、ダイエット中にはどのようなカレーライスの食べ方をすればよいのでしょうか?そのおすすめの方法を紹介します。ぜひ、ダイエット中の方は参考にしてください。
目次
ダイエット中でもカレーライスは食べていいの?
刺激的な香りが食欲をそそるカレーライスは、好物という方も多いのではないでしょうか?ダイエット中は、つい避けがちなカレーライスですが、工夫次第でヘルシーに食べることも可能です。カレーに含まれるスパイスや香味野菜は、脂肪燃焼や発汗効果もある非常に優れた食材です。ここでは、ダイエットをしていても食べられる食べ方や調理方法などを詳しく紹介します。
ダイエット中のカレーライスの注目点
カレーライスは、ダイエットの大敵と思っている方もいるかもしれません。しかし、カレーライスも食べ方を工夫するだけで、ダイエット効果が高まることもあります。カレーライスを食べる上で注目すべき点は、カロリーや糖質などです。カレーのメリットを活かした食べ方をして、心も体も健康になりましょう。
ダイエット中のカレーのメリット
カレーは、食べる漢方薬とも言われるほど健康効果の高い食べ物として知られています。野菜が一度にたくさん摂れるというのもメリットですが、カレーに含まれるスパイスこそが、健康効果の役目を担っています。カレーには、ターメリックやクミン、コリアンダーなど様々なスパイスが含まれています。それらの中でも注目すべきスパイスがターメリックです。
ターメリックはウコンとも呼ばれ、カレーの着色料として良く使われています。このターメリックには、消化作用や新陳代謝を活性化させ、脂肪の分解や燃焼を促進してくれる効果があるのです。また、ターメリックに含まれるクルクミンという成分により、コレステロールの低下や便通の改善まで期待できるといいます。
更に、ニンニクや唐辛子、クミンにも新陳代謝を活性化させ、脂肪を燃焼、分解してくれる効果が期待できます。意外に感じるかもしれませんが、カレールーにはショウガも含まれています。このショウガの成分であるジンゲロールは、殺菌作用や免疫力アップにもなります。このことから、カレーは食べ方や調理方法次第でダイエットや健康にも効果があるといえるのです。
ダイエット中のカレーのデメリット
では、カレーのデメリットとは何でしょうか?一番のデメリットは、食べたら太るというイメージが強いことでしょう。カレーライスが高カロリーなのは、様々な要因があります。ここからは、どうしてカレーを食べたら太ると言われるのか、カロリーや糖質などの要因を見ていきましょう。
一般的なカレーのカロリーや糖質
外食で食べるカレーライスは、量やレシピにもよりますが700~1,000キロカロリーが一般的と言われています。家庭で作るカレーライスも大体600~1,000キロカロリーですので、外食とそう変わりはないようです。カレーライスのカロリーの差は、食材によっても変わってくるのですが、そのカロリーの多くを占めているのが白米です。この白米の量によってカロリーの差が出ると言えるでしょう。
糖質は、炭水化物から食物繊維を除いたものと言われており、カレーの中だと白米、じゃがいも、人参などが糖質の高い食材とされています。また、カレールーには糖質が高い小麦粉も使われています。そのため、カレーライスの糖質量は低く見積もっても65~70グラムにもなると言われます。これは、ショートケーキ1.5個分にも値します。
カレーが太るとされている理由
続いて、カレーライスを食べると太ると言われる原因を見ていきましょう。先ほども述べたように、カレーライスのカロリーはご飯の量で大きく変わります。そのため、太るという原因の一つがご飯にあることは間違いありません。しかし、太る原因はそれだけではないようです。
太ると言われる最大の原因は、糖質にあります。なので、じゃがいもや人参など糖質を多く含まれる野菜にも太る要因があるのです。では、ダイエット中にカレーライスを食べると太ってしまうのではないでしょうか?
ダイエット中のカレーライスの食べ方を解説!
一般的には高カロリーと言われるカレーですが、ダイエット中でも罪悪感なく食べられる方法があります。カレーには、脂肪を燃焼、促進させる効果のあるスパイスもたくさん含まれています。賢い食べ方で、ダイエットも成功させましょう。
夜ではなく朝にカレーを食べる
カレーは、食べるタイミングが重要です。朝にカレーを食べると、味や香りで脳が刺激されて交感神経が活発になります。すると、1日のスタートだとわかるように、体内スイッチが上手く切り替わってくれるのです。また、スパイスの効果でストレス低減や抵抗力もアップします。脳の血流も良くなって集中力まで高まると言われており、まさに朝にカレー食べるのは良いことづくしだといえるでしょう。
ご飯の量を意識する
カレーライスのご飯の量は、一般的にお茶碗一杯(150グラム)より多い200グラムほどです。ご飯200グラムというと約340キロカロリーなので、それより少なめのご飯の量を心がけることをおすすめします。ご飯150グラムで約250キロカロリーと、ご飯の量を50グラム少なくするだけで約100キロカロリーも抑えることができます。
カレールーにもこだわろう
ダイエット中は、カレールーにもこだわりましょう。カレールーは、スパイス、小麦粉、油から作られています。そのため、カロリーを抑えるとなるとカレールーの選び方も重要になってきます。最近では、カロリーハーフのカレールーなども販売されています。味も遜色ないと言われているので、ぜひ試してみると良いでしょう。
サラダを一緒に食べる
太らないカレーライスの食べ方には、サラダを一緒に食べるという方法もあります。太らないためには、食べる順番も大切です。まず一番最初に、サラダを食べるようにしましょう。サラダを先に食べると、野菜の食物繊維がカレーに含まれる糖質の吸収を抑えてくれます。
また、サラダを食べることで満腹感が得られ、少ない量のカレーライスでも十分に満足することができます。最終的に、摂取するカロリーを抑えることにもつながってきます。サラダを一緒に食べるだけで、こんなにもダイエット効果を上げられるのです。
しっかり噛むことを意識しよう
カレーライスは汁気が多い食べ物のため、つい噛む回数が少なくなりがちです。早食いになってしまうことの多いカレーも、しっかり噛むことで満腹中枢が刺激され、食べすぎを防ぐ役割もしてくれます。普段から早食いの癖がある人は、スプーンを小さめにするなど、ひと口の量を減らしてみると、噛むことを意識できるでしょう。
ダイエット中のカレーライスをヘルシーにする方法
ここまで、ダイエット中のカレーライスの食べ方を紹介してきました。普段と食べ方を変えるだけでも随分摂取カロリーが変わってくるとわかりましたが、他にもカレーライスをヘルシーに食べる方法があります。ダイエットを意識して、更に調理方法などを工夫してみましょう。
具材はヘルシーなものを使う
先ほど、カレールーに入っている野菜にも糖質が含まれていると紹介しました。じゃがいもやニンジンの代わりに糖質が少ない野菜を使うと、カレーライスのカロリーをより少なくすることができます。では、糖質の少ない野菜とはどのようなものでしょうか?
糖質が少ない野菜には、茄子やズッキーニ、ゴーヤ、オクラなど夏野菜が多く挙げられます。また、ブロッコリーや枝豆も糖質が少ない野菜に含まれます。秋、冬であれば、食物繊維が豊富なキノコをたっぷり入れたカレーもおすすめです。逆に、カレーライスの具材によく使われるカボチャには糖質が多く含まれるので、注意が必要です。
ご飯を変える
カレーライスのカロリーの中で大きな範囲を占めるのが白米です。その白米を、雑穀米や発芽玄米にかえるとカロリーも抑えられてヘルシーになります。雑穀米や発芽玄米は、白米に比べてGI値が低いと言われています。このGI値とは、食事をしたときに血糖値が上昇するスピードのことを指します。このGI値が低いものほど、血糖値の上昇スピードも遅くなるため、低GI値の雑穀米や発芽玄米の方がダイエットには向いていると言えます。
ダイエット中でもカレーをヘルシーにして食べよう!
カレーライスは、カロリーも高いためダイエット中は避けてしまいがちです。しかし、食べ方や具材を意識するだけでダイエット中でも気にすることなくカレーライスを食べることが可能です。カレールーに含まれるスパイス類は、脂肪を燃焼、分解してくれるダイエット効果も期待できます。カレーライスを食べるときは、ぜひ紹介した食べ方を参考にして、ダイエットに役立ててください。