離乳食のヨーグルトはいつからか調査!初めての量やおすすめ商品は?
離乳食にヨーグルトを使用したいと思ったお母さんも少なくないのではないでしょうか?ヨーグルトを離乳食に使う場合は、いつから赤ちゃんに与えることができるのでしょうか?初めて与える場合の量は?など離乳食が始まるとさまざまな悩みが出てくることと思います。今回は、そんな赤ちゃんの離乳食におすすめの市販のヨーグルトや、ヨーグルトを使用したレシピなど豊富に紹介していきたいと思います。こちらを読んで、不安を解消しましょう。
目次
離乳食でヨーグルトは食べれるの?
赤ちゃんの月齢に合わせて始まる離乳食は、いつからどのような食材を与えたらいいの?と悩むお母さんも少なくないことと思います。その中でも、今回はヨーグルトに焦点を当ててみました。ヨーグルトは、赤ちゃんの離乳食で与えるのはいつから使用できるのでしょうか?栄養がたくさん含まれているヨーグルトは、与えるのにも様々な注意点もあります。
いつからヨーグルトを使用できるのか?いつからヨーグルトの料理を与えていいのか?また、与える量はどれくらいが正解なのでしょうか?そのように、大切な可愛い赤ちゃんの食に関するからこそ世のお母さんたちは安全かつ美味しい離乳食を与えたいと思う方が多いことでしょう。今回は、そんなヨーグルトの疑問やおすすめの市販ヨーグルト、ヨーグルトのレシピなど盛りだくさんで紹介していきたいと思います。
離乳食のヨーグルトはいつから食べれるか解説!
ヨーグルトは栄養豊富で離乳食にもおすすめ
ヨーグルトと聞くと、腸の調子を整えてくれる万能の食べ物という印象を持っている方が多いのではないでしょうか?その通り、ヨーグルトにはさまざまな栄養素が含まれているので身体の調子、特に腸の調子を整えるには最適な食材のひとつと言えます。まずは、ヨーグルトの栄養素について知っていきましょう。まず、ヨーグルトは乳製品の中でも人体に絶対的に必要であるタンパク質が豊富に含まれていると言われています。
豊富なタンパク質に加えて、乳製品のため乳酸菌はもちろんのこと、善玉菌と呼ばれているビフィズス菌も豊富に含まれています。この、善玉菌が含まれていることで腸の調子を高めてくれるのです。また、腸の調子を整えるだけではなく、カルシウムも豊富に含まれているため、赤ちゃんの離乳食に使用することで、普段の食事では補うことの難しいカルシウムの摂取にもつながるのです。骨を丈夫にするのは赤ちゃんには必須です。
母乳でのカルシウムの摂取が行われる離乳食の初期に比べて、離乳食の段階が進んでいくことで、カルシウムの摂取量は減っていくと言われています。そのためにも、ヨーグルトで必要なカルシウム量の摂取には心がけたいものです。ヨーグルトは、離乳食のみならず、大人にももちろん効果的な食材となりますので、赤ちゃんだけに与えるのではなく、お母さんもしっかりとヨーグルトを食べて必要な栄養素の摂取を心がけましょう。
ヨーグルトの離乳食はいつから食べられる?
では、離乳食に使用するヨーグルトは大体いつからを目安に赤ちゃんに与えていいのでしょうか?市販のヨーグルトには、いつから与えても大丈夫かの月齢の記載がされていることが多くあります。そのほとんどのヨーグルトが、離乳食中期頃からの摂取をすすめています。
初期のころは、先ほどもお伝えしたように、母乳からの栄養もしっかりと摂れている時期です。そのため、初期の離乳食では焦ってヨーグルトを与える必要はないようです。いつから与えればいいのだろうか?と思われる方は、まずは情報を得ることから始めましょう。
市販のヨーグルトの中でも、離乳食初期の後半から食べられるものもあります。そのため、離乳食の時期を見極めて、離乳食にヨーグルトを取り入れていってみましょう。ヨーグルトは、基本的に裏ごしをする必要もありませんので、離乳食でのデザートの役割などには最適でお母さんの負担も少ないと言われています。また、淡泊なヨーグルトは、さまざまな食材と合わせていろいろな味を楽しむことができますので、おすすめです。
ヨーグルトを初めて与えるときの量は?
離乳食が始まると、初めて与える食材には不安になるお母さんも多数いるのではないですか?初めて与える食材では、アレルギーが発症したりなどのリスクも伴っています。そのため、初めての食材には慎重になるように心がけましょう。ヨーグルトも、アレルギーのリスクとしては牛乳アレルギーの心配が伴います。そのため、初めて離乳食にヨーグルトを与える際の量は、いつから始めてもスプーン1杯を目安に与えるようにしましょう。
また、ヨーグルトに限らず、その他の食材にも共通して言えることですが、初めての食材を与える場合は午前中に与えるのがいいとされています。その理由として、初めて与える食材で、万が一アレルギー症状が出てしまった場合に、すぐに小児科にかかれるように万全の対策を取っておきましょう。ヨーグルトは、乳のアレルギーを発症する恐れがあり、乳は症状が重篤な特定原材料7品目のうちのひとつに挙げられています。
初めて与える食材は、離乳食の中にひとつにするようにしましょう。万が一アレルギーを発症した場合に、どの食材でのアレルギー反応であるのかを明確にするためです。一度に複数の初めての食材を与えてしまわないように注意しましょう。また、初めて食べる食材は赤ちゃんの身体には負担が大きい可能性があり、うまく消化できない場合があります。便秘や下痢の症状などある場合は、赤ちゃんの様子を見て与えるようにしましょう。
離乳食でのヨーグルトは加熱が必要?
赤ちゃんに与える離乳食のほとんどが、加熱を行っているものばかりになります。では、ヨーグルトではどうでしょうか?ヨーグルトは、加熱する必要がなく、そのまま与えることのできる食材となります。ですが、初めて与える場合や心配な方はヨーグルトの加熱を行ってもよいでしょう。また、加熱ではなく下ごしらえをする方法もあります。下ごしらえには、水切りを行う方法がありますのでぜひ参考にしてみてください。
また、ヨーグルトは冷蔵して保管してあることと思いますが、冷蔵庫から取り出してすぐのヨーグルトは冷たいため、赤ちゃんの身体を冷やしたり、お腹に刺激をあたえすぎてしまう場合があります。そのため、ヨーグルトの温度は、常温に近い温度になったのを確認してから与えるようにしましょう。成長とともに、いつからか冷たいままでも食べられる時期が来ます。それまでは、お母さんが赤ちゃんに最善の配慮を行いましょう。
離乳食で毎日ヨーグルトは食べれる?
離乳食にヨーグルトを使用するのは、お母さんにとっても手間がかからず一品を追加でき、また栄養素も豊富なので、赤ちゃんのためにも毎日与えたほうがいいのでは?と疑問に思う方もいることと思います。結論的には、ヨーグルトを離乳食として与えるのは毎日でも、問題はありません。ですが、与えすぎには注意するようにしましょう。月齢によって、乳製品の摂取量には違いがありますので、摂取量を守れば毎日の摂取は可能です。
厚生労働省が発表している、離乳食時の1回の乳製品の摂取量は初期は記載なし、中期が50~70g、後期が80g、完了期が100gの発表をしています。この乳製品にはヨーグルト以外の食事内全ての乳製品が値しますので、料理全体で乳製品としてヨーグルトをプラスしてみてもいいでしょう。この厚生労働省の発表をみるといつからどれだけの量を与えるのかがわかりやすいことと思います。
ヨーグルトを与えすぎてしまった場合、どうなってしまうのでしょうか?大人でも、乳製品の摂りすぎはお腹を下したりなどの症状に襲われます。そのため、赤ちゃんの小さな胃では食べ過ぎることにより便がゆるくなったりなどの原因となります。赤ちゃんに与えるときは、量にも注意して与えるようにしましょう。
離乳食で余ったヨーグルトは冷凍保存できる?
市販のヨーグルトは、1回分の量が決まっているため食べ始めのころはヨーグルトが余ってしまいがちです。そのため、開封後のヨーグルトを何日にも分けて冷蔵庫で保管しておくのは、衛生面でも少し心配になるのではないでしょうか?では、衛生面も考えてヨーグルトの冷凍は可能なのでしょうか?離乳食の他の食材では、よく冷凍保存を耳にしますがヨーグルトも冷凍が可能なのか解説していきたいと思います。
ヨーグルトの冷凍ですが、結論を言うと冷凍が可能な食材です。ですが、あまりヨーグルトの冷凍はおすすめされていません。ヨーグルトは、冷凍することによって分離する性質を持っているので、冷凍後に解凍をしても元通りには戻らないのです。そのため、なめらかな印象のあるヨーグルトは、冷凍と解凍の流れをすることで、ヨーグルトにはざらつきが発生し、赤ちゃんが食べるのを拒む可能性もあります。
離乳食用にヨーグルトを冷凍する場合の解凍方法には、電子レンジを使用しましょう。また、ざらつきなどが出るのでそのままのヨーグルトとして使用するのではなく、料理の中にヨーグルトを使用するようにするのがおすすめです。また、冷凍することによって栄養成分の効果効能が下がってしまう心配をされる方も多いですが、ヨーグルトを冷凍しても乳酸菌は死なないので、安心して使用することができます。
離乳食で初めて与えるときにおすすめの市販品
砂糖が入っていないプレーンやはっ酵乳の種類を選ぼう
では、ここからは、赤ちゃんに初めて与えるときにおすすめの市販のヨーグルトを紹介していきたいと思います。いつから与えたらいいのかは紹介してきましたが、赤ちゃんの初めてのヨーグルトを選ぶ際の注意点を紹介したいと思います。赤ちゃんに初めて与えるヨーグルトの選ぶポイントは、無糖であることが一番に挙げられます。また、プレーンであること、そしてははっ酵乳であることを確認して購入するようにしましょう。
無糖であることの理由は、赤ちゃんの離乳食時期は赤ちゃんに味を覚えてもらう訓練でもあります。そのため、砂糖の入ったヨーグルトを与えてしまうことで、赤ちゃんの今後の味覚を左右すると言われています。また、離乳食を始めた赤ちゃんは味覚が過敏になっています。そのため、素材の味を最優先した薄味の味付けを意識したいところです。そのためにも、赤ちゃんのヨーグルトには無糖であるものを選択しましょう。
プレーンが進めらている理由は、フルーツなどの入っているヨーグルトはフルーツによって加糖がされている可能性があります。そのため、フルーツなどを加えるのは、お母さんの手で果物類の裏ごしなどで加えてあげましょう。はっ酵乳である理由は、ヨーグルトは厚生労働省の基準ではっ酵乳であることが位置付けられています。そのため、赤ちゃんには規定を満たしたヨーグルトを摂取できるよう心がけましょう。
離乳食おすすめヨーグルト:ダノンビオ(砂糖不使用)
ダノンビオは、1個づつの小分けになっていますので、衛生面でも安心できます。また、大人が食べてもお通じが良くなるなどの効果も見られますので、赤ちゃんの離乳食で使用した残りをお母さんが食べることも可能です。ダノンビオのヨーグルトは、酸味が少ないのが赤ちゃんにおすすめされるひとつの理由です。酸味が強すぎてしまうヨーグルトは、赤ちゃんの敏感な味覚ではびっくりしてしまう子も少なくないです。
ダノンビオは、酸味が少なくクリーミーな味わいなので、赤ちゃんも喜んで食べてくれることでしょう。ダノンビオのヨーグルトは75gの4パックとなっていますので、赤ちゃんに必要な量も、計りやすいのではないでしょうか?ダノンからは、ベビーダノンという赤ちゃん向けのヨーグルトも販売されていますが、加糖されているものになるので、離乳食のはじめなどには無糖であるダノンビオがおすすめと言えます。
離乳食おすすめヨーグルト:ビヒダスプレーンヨーグルト
ヨーグルト本来の味を楽しむことのできるビヒタスプレーンヨーグルトは、赤ちゃんの離乳食の始まりにもおすすめできる商品となっています。ダノンビオ同様に、酸味の少ないヨーグルトになっていますので、赤ちゃんも酸っぱい思いをせずに食べ進めることができます。ビヒタスプレーンヨーグルトの内容量は、400gとなっていますので、家族みなさんでヨーグルトのある生活をしてみてはいかがでしょうか?
また、ビヒダスプレーンヨーグルトは他の食材との相性もいいとされています。そのため、果物やお粥などと合わせても主張をしすぎないのが特徴です。その点もあってか、お母さんたちの口コミで広がり、ビヒタスプレーンヨーグルトを離乳食に使用される方が多いとされています。容量も大きいので、ストックすることも可能です。
離乳食おすすめヨーグルト:明治ブルガリアヨーグルト
明治ブルガリアヨーグルトは、これまでに紹介してきたダノンビオやビヒタスプレーンヨーグルトよりも少し酸味があるヨーグルトになっています。大手メーカーなので、明治ブルガリアヨーグルトの名前を知っている方も多いのではないでしょうか?そのため、昔からお母さんも食べているからとの理由で、明治ブルガリアヨーグルトを離乳食に取り入れる方も多いようです。酸味は少しありますが、比較的食べやすいので安心です。
明治ブルガリアヨーグルトは、容量の大きいものしか販売がされていないので、家族内でもヨーグルトを食べるのであればおすすめの商品です。発酵が少し進むと酸味が出やすい傾向にあるので、赤ちゃんに与える際には、酸味が強くなっていないか確認を行ってから与えるようにしましょう。
離乳食で食べるヨーグルトおすすめのレシピ
市販のおすすめのヨーグルトを紹介してきましたが、ここからは、離乳食に使えるヨーグルトを使用したレシピを紹介していきたいと思います。そのまま与えるのも良いとされているヨーグルトですが、料理にも使用することで、離乳食のレパートリーも増えていくことと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
離乳食初期に!「魚と人参のヨーグルトサラダ」
こちらの離乳食レシピはいつから食べられるのかといいますと、離乳食初期後半から与えることのできるレシピとなっています。材料は、無糖ヨーグルトを大さじ1、人参を5g、プチトマトを1個、白身魚を10gを用意しましょう。作り方は、まず白身魚を湯通ししましょう。ほぐれるほどになればOKです。人参は蒸して、細かく刻むか裏ごしでペースト状にしましょう。プチトマトは必ず皮を剥きこちらも刻むか軽くすりつぶしましょう。
準備した材料と、ヨーグルトを耐熱容器に入れて少し温まるまで電子レンジで温めたら完成です。栄養のある魚と、ヨーグルトの組み合わせは栄養の効果が抜群です。また、人参やプチトマトにも栄養素が多く入っているので栄養効果が期待できる料理と言えるでしょう。
酸味が抑えられるので食べやすい「バナナヨーグルト」
バナナの甘味が加わって、ヨーグルトの酸味が抑えられることで赤ちゃんがパクパクと食べ進めてくれる離乳食。材料は、バナナを3/1、ヨーグルトを大さじ2となります。作り方も簡単になっていますが、ポイントはバナナをすりつぶしたら電子レンジで少し温めましょう。このひと手間を加えることでバナナの甘味、そして柔らかくなります。このバナナをヨーグルトに混ぜましょう。こちらも離乳食初期の後半から食べることができます。
離乳食中期に!「もちもちサツマイモお焼き」
離乳食中期になってくると、手づかみでの食べ進めが開始します。いろいろな食材に興味を湧かす赤ちゃんは、汚れるのは後回しにして手づかみで離乳食を楽しませてあげましょう。そんな、手づかみ食べを楽しむ赤ちゃんにおすすめの離乳食レシピになります。材料は、サツマイモのペースト大さじ2、絹ごし豆腐40g、ヨーグルトを大さじ1杯、片栗粉大さじ1を用意しましょう。
ボウルに材料を全て入れて手でこねます。このときに、絹ごし豆腐に少し粒が残る程度になるまでこねましょう。こね終わったら、形を成型して油をひいていないフライパンで焼き上げましょう。このとき、油をひいてしまうとお焼きが油を吸収してカロリーの高い料理となるので注意しましょう。焦げ付かない程度に焼き上げたら完成です。たくさん作って冷凍保存しておくのもおすすめです。
便秘解消におすすめ「きな粉ヨーグルト」
赤ちゃんの便秘予防の離乳食におすすめが、きなこヨーグルトです。材料は、そのままきなこ小さじ1、ヨーグルト大さじ2を用意しましょう。ヨーグルトに、きなこを加えただけの簡単おすすめレシピとなります。きなこには、タンパク質が豊富です。なかなか使用方法が難しいとされるきなこですが、ヨーグルトと混ぜることで通常のヨーグルトよりも、味が少しマイルドになるので食べ進める赤ちゃんが多いです。
離乳食中期から後期におすすめ「食パンのヨーグルト和え」
朝食の離乳食におすすめのレシピを紹介します。材料は、食パン半分、ホウレンソウ1束、ヨーグルト大さじ2のみです。朝のバタバタする時間におすすめのこの離乳食レシピは、簡単混ぜるだけのレシピなので忙しいお母さんにおすすめです。作り方は、まずホウレンソウを茹でましょう。茹でたホウレンソウを1cmほどにカットします。食パンも同様に月齢に合わせた食べやすい大きさにカットしておきましょう。
カットしたホウレンソウと食パンに、ヨーグルトを加えたら簡単離乳食の出来上がりです。青みもホウレンソウで出せるので、栄養素も豊富で主食になる離乳食レシピです。ヨーグルトを、電子レンジで少し温めて使用するとホワイトソースのように使用できるので、温めたヨーグルトを使用してもいいかもしれません。
離乳食でヨーグルトを取り入れてみよう!
離乳食にヨーグルトを使用する時期がわからない方、離乳食のレパートリーが浮かばない方、いかがでしたでしょうか?ヨーグルトを離乳食に使用するには、少し不安要素もあることかと思います。まずは、食べ始めにアレルギー反応が出ないかを確認してから徐々に使用する量を増やしていきましょう。ヨーグルトを離乳食に加えることで、レパートリーの幅も広がります。楽しい離乳食の時間を過ごしてください。