【バジル】冷凍・冷蔵・乾燥保存方法まとめ!長期間香りが長持ち!

バジルの保存方法を詳しく解説します!常温、冷蔵、冷凍、乾燥の4つにわけて、バジルを長持ちさせるための保存方法をまとめました。冷凍バジルの使い方やフレッシュバジルを使った活用法も紹介しているので、ハーブ好きの方はぜひチェックしてください。

【バジル】冷凍・冷蔵・乾燥保存方法まとめ!長期間香りが長持ち!のイメージ

目次

  1. 1バジルを冷凍や冷蔵する保存方法を紹介
  2. 2バジルを保存する時のポイント
  3. 3バジルの保存方法
  4. 4バジルを加工して長期保存できるおすすめレシピ
  5. 5バジルは冷凍保存や乾燥をさせて長期保存ができる

バジルを冷凍や冷蔵する保存方法を紹介

家庭菜園に人気のバジルですが、使い切れずに困ったことはありませんか?本記事では、バジルを長持ちさせるための保存方法を常温、冷凍、冷蔵、乾燥にわけてまとめました。正しい方法で保存すれば、長期間香りを持続させることができます。オイル漬けや酢漬けなどの活用レシピも取り上げているので、自宅で栽培している方は必見です。

バジルを保存する時のポイント

バジルはシソ科の多年草です。イタリア料理に使われるイメージが多いですが、実はタイ料理やインドネシア料理、カンボジア料理などにも幅広く使われています。ここ最近はスーパーでも手軽に手に入るようになり、身近なハーブとして人気が出てきました。まずはバジルを保存するときのポイントを解説します。

変色を抑えて保存しよう

バジルは寒さに弱く、保存方法を誤るとすぐに色が黒ずんでしまいます。摘み取った葉は水分にも弱いため、湿気の多い場所に置いておくだけでも色が悪くなります。変色を抑えるには、温度の低い場所や湿度の高い場所を避けることが重要なポイントとなります。

色が変わったバジルは、残念ですが処分した方がよいでしょう。変色すると風味が落ちて、料理の彩りも悪くなってしまうからです。ただし、乾燥させる場合は別です。ドライハーブにする過程で茶色くなりますが、品質には問題ありません。

バジルの保存期間の目安

バジルの保存期間
保存方法 保存期間
常温保存 1週間
冷蔵保存 1~2週間
冷凍保存 1か月
乾燥保存 半年

保存方法別に日持ちを比較すると、もっとも保存期間が短いのが常温保存、長いのが乾燥保存という結果になりました。常温、冷蔵保存は保存期間がさほど変わりません。乾燥させると変色するため、トッピングなどに使用する場合は常温、冷蔵、冷凍保存がよいでしょう。

バジルの保存方法

続いて、バジルの保存方法を解説します。バジルは繊細なハーブのため、方法を誤るとすぐに変色してしまうことも少なくありません。面倒に思えても、ひと手間かけるだけでフレッシュな香りや美味しさがぐんと長持ちするので、ぜひ参考にしてください。

常温保存の場合

茎つきのものは常温保存が可能です。用意するものは、コップ、水です。まずコップに少量の水を入れ、茎の部分を挿します。この時、茎の3分の2程度が水に浸かるようにしておきましょう。葉に元気がない場合は、茎を少し切って水に浸けるとハリが戻ります。

ここで気をつけたいのが、葉に水が触れないようにすることです。水が浸かった葉はあっという間に変色してしまいます。茎にのみ水が浸かるように、透明のグラスに挿すとわかりやすいでしょう。水は毎日取り替えてください。

冷蔵保存の場合

茎つきでないものは、冷蔵保存をおすすめします。用意するものは、水、キッチンペーパー、ジッパー付き保存袋です。まず葉を水洗いして汚れを落とし、水分を拭き取ります。

次に湿らせたキッチンペーパーで葉を包みましょう。ジッパー付き保存袋に入れて空気を抜き、冷蔵庫へ入れたら完了です。寒さに弱く、冷気にあたると変色するので、必ず密閉することがポイントです。

冷蔵保存は茎つきのバジルでも行えます。茎つきの場合は水を入れたグラスに挿し、ポリ袋をかぶせて輪ゴムで密封します。この状態で冷蔵庫の野菜室へ入れてください。保存袋に入れたものより保存期間は短くなるため、変色する前に使い切りましょう。

冷凍保存の場合

しばらく使わないという時は冷凍保存しましょう。用意するものは、キッチンペーパーとジッパー付き保存袋です。まず茎から葉を摘み取り、水洗いして汚れを落とします。水分をしっかり拭き取ったらジッパー付き保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍庫へ入れましょう。冷凍すると香りが弱まりますが、手軽に保存できて日持ちするのがメリットです。

冷凍した葉を使う際は必要な分だけ取り出し、解凍せずに使用します。軽く力を入れるだけで砕けるので、粉々にしてソースなどの風味づけに使うとよいでしょう。形を残した状態で利用する場合は、冷凍のままパスタやピザなどにのせてください。

乾燥保存の場合

長期保存にはドライハーブにするのがおすすめです。用意するものは、キッチンペーパー、耐熱皿、消毒済みの密閉容器です。はじめに葉を摘み取り、水洗いして汚れを落とします。水分を拭き取ったらキッチンペーパーを敷いた耐熱皿に葉が重ならないように並べましょう。

600Wのレンジで1分加熱し、茶色くなったらいったん取り出します。手でつぶして再度レンジに入れ、30秒~1分加熱したら出来上がりです。しっかり水分が抜けたのを確認したら、密閉容器に入れてください。

バジルを加工して長期保存できるおすすめレシピ

バジルソース

【材料】

  • フレッシュバジル:50g
  • オリーブオイル:130ml
  • くるみ:50g
  • 粉チーズ:25g
  • にんにく:5g
  • 塩:3g
  • 黒こしょう:3g

【作り方】
  1. バジルは水洗いし、水気を切ります。
  2. くるみはトースターで2分加熱します。
  3. にんにくは芽を取り除き、薄切りにします。
  4. ミキサーに粉チーズ、にんにく、塩、こしょう、オリーブオイルを入れます。
  5. なめらかになるまで攪拌し、1を加えてさらにミキサーにかけます。
  6. 瓶に詰めたら完成です。

定番人気のジェノベーゼソースを手作りしています。ミキサーで攪拌するだけの簡単レシピですが、使い方は無限大です。パスタに絡めるのはもちろん、肉や魚にかけたり茹でたじゃがいもと和えたりしてもよいでしょう。美味しく作るコツは水気をしっかり拭き取ることと、バジルを最後に加えることです。

保存する際は、上にオリーブオイルで膜を作ると劣化が防げます。本格的なジェノベーゼソースを作りたい方は、くるみを松の実に代えて作ってください。

バジル塩

粗塩とあわせてハーブ塩を作るのもおすすめです。こちらはゲランの塩を使った香り豊かな一品です。葉を払って水気を拭き取り、塩と一緒にミルやフードプロセッサーで攪拌しましょう。あっという間にハーブ塩の出来上がりです。

ドレッシングに使うほか、カルパッチョやチキンソテー、カプレーゼなどに使っても美味しそうです。長時間攪拌するとペーストになってしまうため、攪拌し過ぎないように気をつけてください。

香り豊なバジル塩♪ by チョコたま 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが337万品

バジルの酢漬け

意外に感じるかもしれませんが、バジルはお酢と相性の良いハーブです。作り方はとても簡単で、水気を拭き取った葉を純米酢に漬けたら出来上がりです。使う際は、葉が完全に茶色くなったことを確認してから使用してください。ひと月ほどで完全に酢に香りが移るため、1か月経ったら葉は取り出しましょう。

自家製ビネガーは、マリネやカルパッチョ、ドレッシングなどに加えて風味づけとして使うのがおすすめです。自家栽培している方は大量消費にも重宝します。

常温で長持ち!バジルビネガー by mipon 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが337万品

バジルのオイル漬け

バジルをオリーブオイルに漬けたお手軽な保存食です。刻んだにんにくの風味がよく、フレッシュなハーブの香りも存分に楽しめます。葉は粗く刻むだけで作れるので、ミキサーやフードプロセッサーがない方もトライしやすいです。オイル漬けはゆで卵やバゲットにトッピングするほか、ガパオライスやパスタ、ピザなどに使ってもよいでしょう。

簡単!バジルのオイル漬け(保存) by yokokima 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが337万品

バジルは冷凍保存や乾燥をさせて長期保存ができる

バジルの保存方法には、常温、冷蔵、冷凍、乾燥の4タイプがあります。それぞれ日持ちが違うため、調理法や保存期間などで選ぶとよいでしょう。

フレッシュな香りを活かしたいなら常温か冷蔵保存、長期間保存がしたいなら冷凍か乾燥保存が向いています。調味料として使う場合は、ジェノベーゼソースやハーブ塩にするのもおすすめです。ぜひ正しい方法で保存して、最後までバジルを美味しく使い切りましょう。

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