うどんの賞味期限切れは何日まで食べられる?腐ったうどんの見分け方

賞味期限の切れたうどんをあなたは何日までなら食べますか?乾麺や生麺、冷凍うどんはうっかり賞味期限を切らしてしまいがちです。そんなうどんは賞味期限切れ後何日まで大丈夫なのか、腐るとどうなるのか、さらに長持ちさせる保存方法など紹介します。

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目次

  1. 1うどんの賞味期限はどのくらい?
  2. 2うどんの賞味期限切れは何日までなら食べられる?
  3. 3うどんの賞味期限切れを食べるとどうなる?ネットの声も
  4. 4うどんは腐るとどうなる?見分け方は?
  5. 5うどんを長持ちさせる保存方法
  6. 6うどんの賞味期限切れは麺の種類によって何日までOKか変わる

うどんの賞味期限はどのくらい?

うどんは手ごろな価格で買えるため買い置きしておくという方も多い食品です。2~3玉がセットになって販売されていることが多いので余らせてしまい、うっかり賞味期限を切らせてしまったなんて経験がある方も多いのではないでしょうか?

生麺のうどんは特に賞味期限が短いので期限を切らしがちだと思います。そんな時、それらのうどんは食べても大丈夫なのか不安になることでしょう。

今回はうどんは賞味期限が切れた後、何日まで大丈夫なのかを乾麺や生麺、冷凍などといった種類別に紹介します。また、腐るとどのような変化が見た目や味に現れるのかということや長持ちさせる保存方法も解説していきます。

賞味期限と消費期限の違い

食品には賞味期限と消費期限というものがありますが、これらの違いを知っていますか?賞味期限とは食品を美味しく食べられる期間のことで、ゆとりをもって設定されることが多いです。なので賞味期限を切らしてしまったからすぐに腐る・食べられなくなるというわけではありません。

それに対して消費期限は食品を安全に食べられる期間のことです。5日以内に設定されているものが多く、この期間を過ぎると腐敗しやすなり腐ることが非常に多くなります。消費期限を切らしてしまった場合には、お腹を壊す危険性があるので食べない方が望ましいです。

乾麺の賞味期限

乾麺のうどんの賞味期限は製造会社によって異なりますが、約1~3年であることが多いです。麺から水分を抜いて作られるため麺類の種類の中でもかなり長持ちします。3年経ったうどんは匂いや味、外観は若干低下しますが、食感はほとんど変わらない状態であったという調査結果もあります。

半生麺の賞味期限

半生麺のうどんは生麺のうどんを少し乾燥させて水分を少なくしたものです。実は一般的なスーパーで生麺として売られているのは、ほとんどが半生麺だそうです。そんな半生麺のうどんの賞味期限は、約2か月~3か月と生麺に比べるとある程度は日持ちします。

生麺の賞味期限

生麺のうどんは打ってそのままもので、水分で麺同士がくっつかないように小麦粉をまぶしてあることが多いです。水分を抜いていないため生麺の賞味期限は短く、数日~1か月程度だとされています。ちなみにスーパーでよく売られている生麺をゆでたものをチルドパックしたゆでうどんの期限は、5日程度であることが多いです。

冷凍うどんの賞味期限

冷凍うどんの賞味期限は製造日から365日、約1年と設定されています。これは未開封の状態で-18度以下に保存した場合の期間のことを指します。スーパーなどで買ってから自宅に戻るまでに解凍されてしまったあと、冷凍庫で再冷凍というのはあまり望ましくなく、凍ったままの状態が常にキープされていなければならないそうです。

うどんの賞味期限切れは何日までなら食べられる?

うどんは短いもので数日、長いものならば3年と種類ごとに賞味期限にかなり差がありました。期限が長いからと言って安心しているとうっかり忘れて期限を切らしてしまったなんてことも多いでしょう。

そんな時どれくらいまでの期限ならば切らしてしまっても大丈夫なのか考えたことはありませんか?早速期限が切れた後何日までなら食べられるのか見ていきましょう。

乾麺は賞味期限が過ぎてもしばらく大丈夫

1番賞味期限の長かった乾麺のうどんは期限を切らしてしまった後しばらく過ぎても大丈夫だそうです。賞味期限を1年に設定している会社が賞味期限が3年過ぎたものと比較する検証をしています。艶がやや失われて味が僅かに劣化してしまったが、品質が極端に劣ることはなかったという結果が出ていました。

つまり、期限を切らしてしまった乾麺は目視で問題がなければ十分に賞味できるということになります。もともとの期限が長いので期限を切らしても気にせず食べてしまう方が多く見られました。期限よりも注意すべきなのは保存場所で、期限内でも高温多湿の場所で保管してしまうとカビが発生する可能性があるので注意が必要です。

生麺の賞味期限切れは危険

生麺はものによっては賞味期限ではなく、消費期限がかかれているものもあります。つまり、それほど傷みやすい食品であるということなので、生麺の賞味期限切れは他の種類のうどんよりも危険だと言えます。多くの方が2~3日程度なら食べているようですが、「他の麺ならともかく生麺の期限切れは絶対に食べない」という方も多く見られました。

基本的には早めに食べきるのがベストですが、食べきれなさそうな場合はあらかじめ冷凍保存しておくことをおすすめします。

冷凍うどんは1か月程度なら食べられる

冷凍うどんは賞味期限を切らした後、約1か月程度なら食べられるそうです。長い間冷凍庫に入れていると冷凍庫や他の食品の匂いが移ってしまったり、完全に密封出来ているわけではないのでうどんの水分が蒸発してしまったりします。なので生麺や半生麺ほど急ぐ必要はありませんが、美味しく食べるにはなるべく早く食べてしまうのがおすすめです。

うどんの賞味期限切れを食べるとどうなる?ネットの声も

生麺以外のうどんならば賞味期限を切らしてしまった後でもある程度なら食べても大丈夫だと紹介しました。ですが、賞味期限が切れたうどんを食べるのはあくまでも自己判断となります。実際期限を切らしてしまったうどんを食べても大丈夫なのでしょうか?

うどんによる食中毒の事例もある

ネットでは期限を切らしてしまったうどんを食べても大丈夫だという声が多くなっていましたが、過去にはうどんによる食中毒の事件が発生しています。カンピロバクターという菌が主な原因で、感染してしまうと下痢や腹痛の症状が出るそうです。

この菌は熱や乾燥、酸に弱い性質があるのでしっかりとうどんを加熱してから食べることで予防することができます

また期限を切らしてしまったうどんは、体が弱い方やお年寄り、乳幼児は食べないようにしましょう。健康な方なら菌があっても気にせず食べることができますが、身体が弱っている状態だったり、免疫力が弱かったりすると身体を壊してしまいます。そのためお年寄りや乳幼児、健康状態でないときには期限を切らしたうどんは避けましょう

実際に賞味期限切れのうどんを食べた人の反応

ネットの声を見ていると賞味期限を切らしてしまったうどんをあまり気にせずに食べている方が多くいました。「期限切れだけど大丈夫かな?」と心配している方もいましたが、半数以上の方が特に期限切れだからと言って心配している様子はありませんでした。

「期限を切らしてしまったから捨ててしまうのはもったいない」という意見が多く、見た目や味に違和感がなければ食べてしまうことが多いようです。

大丈夫な方が多かった一方で、お腹を壊してしまった方も少なくはありませんでした。なのでやはり期限が切れたものでも「ある程度なら大丈夫」と信じ切って食べてしまうのはよくないと言えます。しっかりと見た目や味に違和感がないことなどを確認し、保存状態がどうであったかもよく考えて食べるかどうかを判断すべきです。

うどんは腐るとどうなる?見分け方は?

うどんは腐ると味や見た目にどのような変化が現れるのでしょうか?明らかにカビが生えていたりしたら誰でも危ないことはわかりますが、それ以外の変化はどうなるのか知らなければ気づかないこともあるかもしれません。早速うどんは腐るとどうなってしまうのか紹介します。

見分け方①見た目

うどんは腐るとカビが生えたり、色が黄色や茶色っぽくなったりします。その他には表面にねばねばやぬるぬるといったヌメリが出てきたり、麺が乾燥していたりするとうどんが腐っていると判断することができます。また、開封後の乾麺の場合には虫がつくこともあるそうです。

これら変化見受けられた場合にはうどんが腐っている可能性が非常に高いので食べないでおきましょう。「若干当てはまるかも?」という場合もやめておいた方が賢明です。お腹を壊してしまってはうどんの何倍もの病院代がかかってしまいます。

見分け方②匂い

うどんに限らず食品は腐ると酸っぱいヨーグルトような臭いがします。他にも腐ると生臭かったり、発酵臭がすることが多いのでそれらの臭いを感じた場合には迷わず捨てるようにしましょう。

見分け方③味

見た目や臭いが大丈夫だったとしても味が酸っぱかったり、明らかにうどんではない味が少しでもしたらすぐに吐き出すようにしてください。賞味期限を切らしてしまったのうどんの見た目は大丈夫そうだという場合には、茹でてから一本味見をしてみるようにしましょう。見えないカビがあって腐ることもあるので慎重に判断してください。

見分け方④茹でた際に崩れる

賞味期限が切れたうどんはもろくなっていることが多く、特徴としては茹でた際にモロモロと崩れていきます。そのようなうどんは、美味しくないのはもちろんうどんが悪くなっている可能性が非常に高いです。なので茹でて崩れるような場合には味を確認し、少しでも異変があるようならば捨てるようにしてください。

うどんを長持ちさせる保存方法

2~3玉がセットに売っていることも多いうどんは余ってしまうことも多いと思います。また、便利なので買い置きしておくご家庭も多いことでしょう。そんな時どのようにしてうどんを保存すれば長持ちさせることができるでしょうか?腐らせないためにもうどんを正しく上手に保存しましょう。

乾麺

乾麺を美味しく安全に保存する上で大切なのが密封することと保存場所です。1度開封した乾麺はしっかり封をしておかないと湿気てしまったり、虫がついたりしてしまいます。おすすめなのはジップ付きの袋に入れて密封したうえでタッパーや瓶などの固い容器で保存する方法です。

またジップ付きの袋でなくても、もともとうどんが入っていた袋を縦に切り、袋の余白をくるくると巻いて輪ゴムやテープで止めるのも1つの方法です。保存場所としては高温多湿の場所は避けて、風通しのいいところで保存しましょう。

開封した後は冷蔵庫か冷凍庫で保存するのがおすすめです。匂いの強いものの近くに置くと密封していても匂いが移ってしまうことがあるので、そういうものの近くには置かないようにしてください。

生麺

生麺や半生麺は水分が残っている麺なので、水分中での雑菌の繁殖や周囲も匂い移りがしやすいデリケートな食品です。そのため密封することが非常に重要となってきます。保存方法としてはぴっちりとラップでくるみ、ジップ付きの保存袋に入れます

この際に保存袋はしっかりと密封するようにしてください。その後匂いの強い食材とは離して冷蔵庫で保存するようにしましょう。もともとの商品に脱酸素剤が入っていたら一緒に保存しましょう。

また生麺やゆで麺は冷凍することも可能で、冷凍してから2週間ほどは美味しく食べられるそうです。冷凍の保存方法は冷めた状態の物をラップできっちり包み、ジップ付きの保存袋に入れてしっかりと密封します。匂いの強いものの近くにはおかず、入り口付近ではなく奥の方に入れて保存しておくのがポイントです。

ですが、完全に密封できるわけではないので市販の冷凍うどんよりも水分が蒸発してしまうことが多くなります。その分劣化が早いのでなるべく早めに食べきるのがおすすめです。

冷凍うどん

冷凍うどんは解凍時間が約1分程度と短く、期限も生麺より長いので重宝している方も多いと思います。市販の冷凍うどんは急速冷凍されて作られるため、匂い移りや水分の蒸発がしにくいようになっています。なので、匂いが強いものの近くに置かないことよりも冷凍庫に入れる場所がポイントとなります。

冷凍庫の入り口に近いところだとドアを開け閉めした際に外気の影響を受けてしまいう可能性が高くなります。ドアを開けた際に少しだけ解凍され、閉めた後に再冷凍されることを繰り返し行うとどうしても品質が劣ってしまい、長持ちしなくなってしいます。なので冷凍庫の入り口付近ではなく奥の方で保存するようにしましょう。

うどんの賞味期限切れは麺の種類によって何日までOKか変わる

うどんには様々な種類があり、その種類によって賞味期限を切らしてしまった後何日まで大丈夫なのかが変わることを紹介しました。生麺や半生麺は麺に水分が残っている状態の麺なので腐るのが早く、駄目になってしまいがちです。なので早めに食べきってしまうのがベストだと言えます。

乾麺や冷凍うどんはある程度ならば期限を切らしてしまっても大丈夫だと紹介しましたが、保存状態によっては期限内でも駄目になっている場合があります。そのため保存を正しく行うことが重要となります。期限を切らしてしまったうどんを食べる際には見た目や臭い、味をしっかり確認したうえで食べるかどうか自分で判断するようにしてください。

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