梅シロップにカビが生えたときの対処法!カビが生えたらもう飲めない?

梅シロップにカビが生えたときの対処法をまとめました。爽やかな味が美味しい手作り梅シロップですが、梅が発酵してできる白カビや、青カビができやすいものです。カビが発生する原因と、飲んでも大丈夫かどうかの見分け方について解説しています。

梅シロップにカビが生えたときの対処法!カビが生えたらもう飲めない?のイメージ

目次

  1. 1梅シロップにカビが生えても飲んで大丈夫?
  2. 2梅シロップのカビる原因
  3. 3梅シロップのカビの見分け方
  4. 4梅シロップにカビが発生したときの対処法
  5. 5梅シロップのカビを予防する方法
  6. 6梅シロップの美味しい飲み方
  7. 7梅シロップのカビまとめ

梅シロップにカビが生えても飲んで大丈夫?

爽やかで甘酸っぱい味が特徴の梅シロップは、自宅で手作りするととても美味しいものです。氷砂糖と青梅を重ねるだけで手軽にできる梅シロップですが、心配なのはカビの発生です。梅シロップを作る過程で思いがけず白カビや青カビを見つけてしまい、困った人もいるかもしれません。

本記事では梅シロップにカビが生える原因と、その対処法を詳しく解説していきます。梅が発酵した結果できる白カビと、生えると捨てるしかない青カビの見分け方についても紹介しています。

梅シロップのカビる原因

梅シロップがカビた時の対処法を紹介する前に、カビの原因についてチェックしてみましょう。カビの原因は梅シロップを手作りする過程にあります。保存容器を十分に消毒することや、下準備した青梅の水分をしっかりと拭きとることなど、ちょっとした作業でカビの発生は防ぐことができます。梅シロップを作る前にチェックしておきましょう。

保存容器の消毒が十分ではなかった

ガラス瓶など梅シロップを作る用の保存容器は、材料を入れる前に滅菌消毒する必要があります。滅菌の仕方には煮沸消毒が有名ですが、ホワイトリカーなどを使ったアルコール消毒でも大丈夫です。

いずれにせよ消毒が不十分だと雑菌が入り梅シロップにカビが発生してしまいます。保存容器を滅菌消毒する際には、フタになる部分の消毒も忘れないようにしましょう。

保存ビンは煮沸滅菌します。大鍋に湯を沸かしてビンを煮ます。煮立ったお湯に急に入れるとビンが割れることがあるので、湯が沸く前からビンを入れてください。滅菌は90℃以上5分以上が目安です。キッチンペーパーなどでよく拭くか逆さにして、水分が残らないように注意してください。

梅を洗ったあと水分を十分ふかなかった

梅シロップにカビが生えるもう一つの原因は、梅を洗った後の水分のふき取りが不十分なことです。梅を洗った後はキッチンペーパーで梅についている水をふき取りますが、扱う手にもホワイトリカーなどアルコールをスプレーするなど消毒してから行いましょう。

水分をふき取る時には青梅の実全体だけでなく、ヘタをとった後の凹みの部分もきちんとふき取るようにします。

中身のかき混ぜをせず梅の表面が長時間露出した

梅シロップの仕込みが終わったら、毎日保存容器ごとゆすって梅の実がしっかりとシロップに浸かるようにします。中身のかき混ぜをせず梅の実の表面が長時間空気に触れていると、梅が発酵してしまい白カビが生える原因となってしまいます。発酵を抑え、青梅から十分にエキスを抽出するためにも、毎日瓶をゆするようにしましょう。

梅シロップを暑い場所に保管した

手作りの梅シロップにカビが生える原因の一つに、保存容器の置き場所が悪かったということがあります。梅シロップに限らず梅仕事を始めるのは、気温がだんだんと高くなる初夏の時期です。太陽光が当たる場所や、湿度の高い場所では雑菌が繁殖しやすいので要注意。梅シロップの保存容器は高温多湿にならない冷暗所で保管するようにしましょう。

家に冷暗所のような場所が見当たらないという人は、冷蔵庫で保管しても大丈夫です。野菜室ほどの室温であれば梅シロップの保存に適しています。

梅シロップのカビの見分け方

手作り梅シロップに発生しやすいカビの種類は、主に白カビと青カビです。白カビは発酵してできるカビで、対処法をきちんと行い味をみて確認すれば、飲んでも大丈夫な場合があります。

一方、青カビは一度発生してしまうと対処法はなく捨てるしかありません。本項では梅シロップにカビが生えてしまったときの、具体的な見分け方について解説していきます。

白カビ

まずは白カビの見分け方について解説しましょう。青梅を氷砂糖などで漬けこみ3~4日すると、梅からエキスが出てきます。そのエキスと保存容器との境目に白い泡のようなものが見えることがあります。これは梅についた白カビが発生する発酵ガスによるものです。梅の実の周りにも白い膜のようなカビがつきます。

この梅の実についた白カビは天然酵母であり、そのままにしておくと発酵が進み糖分がなくなってしまいます。発酵が進み切った梅シロップは梅のエキスが入った甘みのない梅シロップになり、あまり美味しくありません。

白カビは発酵した天然酵母ですから、体に害はないと言われており口にしても大丈夫です。しかし、梅シロップに白カビがついているのを見つけたら、基本的には食味のために白カビがついた梅の実を取り除いた方がよいかもしれません。

青カビ

発酵してできる天然酵母の白カビと違い、出来てしまうと対処法がないのが青カビです。青カビの見分け方は見た目が青色であるのはもちろん、白カビと違ってツーンとした匂いがあるところです。

残念ながら青カビが梅シロップに発生してしまった場合は、廃棄するほか方法はありません。また、青カビではなく赤カビが出来た場合も、味に関係なく捨ててください。飲んでも大丈夫なのは白カビだけだということを覚えておきましょう。

梅シロップにカビが発生したときの対処法

ホワイトリカーなどのアルコールで漬ける梅酒と異なり、梅シロップはどうしてもカビが発生しやすいものです。あらかじめカビが発生したときの見分け方と、対処法を覚えておきましょう。カビがあっても対処法をきちんと覚えておけば、飲んでも大丈夫な場合があります。せっかく作った梅シロップを無駄にしないためにも要確認です。

カビが生えたらもう飲めない?

梅シロップはカビが生えたらもう飲めないのでしょうか?実は、梅が発酵してできる天然酵母の白カビなら対象法があり、きちんと対処すれば飲んでも大丈夫です。白くなっている部分をすくって捨て、残ったシロップを煮沸消毒します。

ただし、青カビの場合は、生えているところだけでなく全てを廃棄しなければいけませんので、見分け方を覚えておくと良いでしょう。

カビの状態や匂いを確認する

飲んでも大丈夫かどうかの見分け方は、見た目の状態と、匂いに注目することです。天然酵母の白カビの場合、色は白で泡立ちがあり、匂いはどこかフルーティーな良い香りがします。一方で飲んではいけない青カビの場合、ツーンと鼻につく匂いが特徴です。

梅シロップは1日一回、保存容器の瓶全体をゆするようにして中身を混ぜますが、その際に梅シロップや梅の実にカビができていないか毎回チェックすると良いでしょう。

シロップを煮沸する

前述したカビの見分け方で梅シロップに発生したカビが、発酵による白カビだと判明したらこの対処法を覚えくと便利です。まず、梅シロップをつけ始めてから10日以上たっている場合は、白カビが生えている梅も食用できます。梅の実を取り出して別途ジャムなどに作り替えてしまえば大丈夫です。

そして、残った梅シロップを鍋に移し、約70℃のお湯で5分から10分程度弱火で殺菌します。しっかりと冷ましてからもう一度、冷蔵庫等の冷暗所で保管します。次に、梅シロップをつけ始めて10日以内の場合は、消毒殺菌するところまでは同じ工程ですが、梅の実も再び梅シロップに戻すことができます。

また、煮立てて消毒した後に、コーヒーフィルター等でシロップを丁寧に濾すと、不純物を取り除くことができるのでおすすめです。
 

シロップの量は多いですか?多ければ鍋に取り煮立ててしまえば大丈夫です。熱いうちにコーヒーフィルターで漉して、きれいな容器に移して冷ましてください。

梅シロップのカビを予防する方法

出来上がりを楽しみに作った自家製の梅シロップですから、できるだけカビの発生は避けたいものです。梅シロップのカビ予防には、いくつかのポイントがあります。毎日保存容器をゆすって梅シロップの中身を混ぜる工程や、高温多湿の環境を避けて冷暗所で保管するなど、どれも簡単にできることばかりです。

こまめに瓶をゆする

梅シロップを美味しく作る上で大切なのは、できるだけ梅の実を梅シロップの液体に浸かった状態を保つということです。梅の実が露出した状態だと、そこから発酵が進み白カビが生えやすくなってしまいます。

そのため、毎日1日一回は保存容器の瓶をしっかりとゆする作業を行いましょう。保存瓶の底にたまってくる梅シロップを梅の実全体に行き渡るようにゆすります。その際にカビができていないかチェックするのも良いでしょう。毎日のことで面倒に思うかもしれませんが、1日1回ゆすっていると愛着もわいてくるのでおすすめです。

冷暗所で仕込む

青梅の実がスーパーの青果売り場等で並び始めるのは、例年梅雨の時期です。夏が近づいてきて気温も日々上昇し、湿度の高さに悩まされる季節です。高温多湿の環境は、カビが発生しやすい環境でもあります。そのため、梅シロップを仕込んで保管する場所には十分注意しましょう。

梅シロップを仕込んだ保存容器は、直射日光が当たらない風通しの良い場所での保管がおすすめです。一般に冷暗所と言われる環境ですが、家の中で適当な場所が見つからない場合、冷蔵庫内での保存も良いでしょう。口コミでも野菜室など高さがある場所で保存している人が多く見られました。

漬ける前に梅を冷凍する

梅シロップを仕込んだのがすでに非常に暑い時期の場合、どうしても発酵が進みやすくなってしまいます。梅の実から梅のエキスが出てくるのが間に合わず、白カビが発生してしまったという経験がある人もいるかもしれません。これに対して梅シロップの仕込み前に、梅の実を凍らせておくというやり方があります。

下処理をした梅の実を冷凍庫で一晩凍らせ、凍った梅の実で梅シロップを作る方法です。常温の梅の実で梅シロップを作るよりも早く梅エキスが出てくるので、結果としてエキスが上がるまえに発酵するのを防ぐことができます。

ただし、冷凍した梅の実を使って梅シロップを作ると、通常に作る場合と比べ香りや味が物足りないという意見もあります。冷凍梅で作った梅シロップは、香りに甘みが足りなかったり、風味が落ちるようです。ただし、カビ予防には効果が期待できるので、住宅環境やその年の天候に合わせて判断すると良いでしょう。
 

梅シロップに酢を加える

梅シロップのカビ予防に、シロップにお酢を足して作るという方法があります。お酢には殺菌効果があり、雑菌が繁殖しにくい環境を作る効果があります。真夏の暑い時期に常温で置いていても傷みにくいのがメリットです。出来上がりの梅シロップには酸味が加わりますが、さほど強い酸味には感じないので大丈夫です。

梅シロップに足すお酢の分量としては、青梅、氷砂糖それぞれ1kgに対してお酢200ccが適量です。青梅と氷砂糖を保存容器に重ねて入れ、最後にお酢を回しかけるように入れるのがポイントです。梅シロップに使うお酢の種類は好みで選んで良いでしょう。穀物酢や、米酢、リンゴ酢などもおすすめです。

梅シロップの美味しい飲み方

カビにも負けず自家製の美味しい梅シロップが出来上がったら、ぜひいろいろなドリンクを作ってみましょう。シンプルに冷たい水に混ぜて飲んでも美味しいですが、炭酸水やミルクと混ぜても絶品です。本項では梅シロップを使った美味しい飲み方を紹介していきます。

炭酸水と割る

暑い夏やお風呂上りの一杯におすすめなのが、梅シロップを炭酸水で割って飲むレシピです。炭酸水のはじけるような喉ごしと、すっきりと甘い梅シロップが爽やかな組み合わせです。炭酸水と梅シロップの割合は1:1とちょうど半々くらいがベストです。梅シロップ自体に甘みがありますから、炭酸水は無糖のものを使っても大丈夫です。

牛乳と割る

梅シロップの飲み方としてあまりメジャーではないかもしれませんが、意外に合うのが牛乳との組み合わせです。梅シロップと牛乳を1:4の割合で混ぜて飲みます。

実際に飲んでみるとヨーグルトのような味になり、まろやかな風味が楽しめます。デザート感覚で飲める梅シロップドリンクです。口コミでも意外な組み合わせにびっくり、美味しいという感想が見られました。いつもとちょっと違う梅シロップの楽しみ方をしたい人にぴったりです。

夏はかき氷にもおすすめ

梅シロップが出来上がるのは、夏のとても暑い季節です。暑い日のおやつに梅シロップをかけたかき氷もおすすめです。市販のかき氷シロップに比べると、甘さがすっきりしていて子供はもちろん、大人も喜ぶ味わいです。控えめな甘さなので、かき氷にはたっぷりと梅シロップをかけるのがおすすめです。

梅シロップをかけたかき氷は、かき氷専門店でも大変人気があるメニューです。自家製の梅シロップがあれば、専門店の味が家でも楽しめ贅沢な気分になれます。この夏は、酸味と甘みがほどよい絶品かき氷にぜひトライしてみましょう。

梅シロップのカビまとめ

夏が近づいてくるとやりたくなる梅仕事、なかでも梅シロップ作りは家庭で簡単にできて美味しいと人気の梅仕事です。しかし、アルコールで漬ける梅酒と異なりカビが生えやすいため、手作りする際にはカビの発生を防ぐ工夫が必要です。

本記事では梅シロップにできやすいカビの種類とその見分け方、万一カビが出来てしまったときの対処法について詳しく解説しました。しっかりとカビ予防のポイントをおさえて、美味しい自家製梅シロップを作りましょう!

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