2022年07月27日公開
2024年05月24日更新
バームクーヘンは冷凍保存がおすすめ!解凍方法やアレンジレシピも紹介
バームクーヘンについて残ってしまった際の保存方法や保存期間、またおいしく食べられるバームクーヘンのアレンジレシピ、冷凍保存した際のおいしく食べられる方法をはじめ、冷凍保存したバームクーヘンの解凍方法など盛りだくさんの内容でお伝えさせ頂きます。
「バームクーヘンを買ったけど食べきれずに残ってしまった。」
「バームクーヘンはどうやったらおいしく保存することができるんだろう?」
「おいしいバームクーヘンをさらにおいしく食べられるアレンジレシピってあるのかな?」
バームクーヘンを購入した際上記のような疑問を持ったことはないでしょうか?
この記事はそんなバームクーヘンに関して、気になるおいしく保存できる方法やアレンジレシピなど詳しく紹介しています。
この記事を読むことで、バームクーヘンをおいしく保存できる方法やアレンジレシピを知ることができ、実際にバームクーヘンが残ってしまったときに実践できるでしょう。
残ったバームクーヘンの保存方法が知りたい方は是非確認してみてください。
バームクーヘンとは
バームクーヘンとは中心に穴が開いていてその断面は樹木の年輪のような模様になっているドイツ発祥の伝統的なお菓子のことです。昔、ドイツではこのお菓子は野外で作っていたといわれています。お誕生日などで長寿をお祝いするお菓子として今でも使われています。
バームクーヘンを焼く際は、生地の配合や火加減がとても難しいため年季の入った職人さんしか焼くのが難しいといわれています。その理由は特殊なバームクーヘン焼物器で火加減を調整しながら、焼物器に20回ほど巻き付けながら焼き上げていく工程があるからといわれています。
バームクーヘンの保存方法
「大好きなバームクーヘンを購入したけど残ってしまった」
「残ってしまったバームクーヘン、どうやって保存したらいいんだろう?」
こんなことを経験した方も少なからずいらっしゃるかと思います。ここからは、残してしまったバームクーヘンをおいしく保存できる方法をお伝えしていきたいと思います。
バームクーヘンの保存方法には常温保存をはじめ、冷凍保存や冷蔵保存といった色々な保存方法があります。実は保存方法によってもお好みの食べ方や保存期間の目安などが違ってきますのをご存知でしょうか?ここからはバームクーヘンの保存方法や保存期間についてお伝えしてまいります。
おすすめは冷凍保存!
残ってしまったバームクーヘンのおすすめの保存方法はなんと冷凍保存という事、ご存知でしたか?バームクーヘンは時間がたつとどうしてもパサついて風味がどんどん失われてしまいます。すぐに食べられないバームクーヘンは冷凍して食べても実はおいしいんです。ここではバームクーヘンの冷凍保存の方法についてお伝えしてまいりますね。
1.まずは残ってしまったバームクーヘンを一口大にカットします。
2.冷凍庫のにおい移りを防ぐためにサランラップで1つずつラップします。
3.1つずつラップしたバームクーヘンを重ならないようにジップロックなどの保存袋に入れて冷凍庫へ入れる。
これで冷凍保存は完了です。冷凍されたバームクーヘンは風味も損なわれず保存期間も3-4週間と長くなくなるので、ぜひやってみてください。3-4週間以上冷凍保存してしまうと冷凍焼けなどにより、バームクーヘンが本来持った風味やしっとり感が損なわれてしまうこともありますので、冷凍保存した場合は、長くても3-4週間以内に消費しましょう。
冷蔵保存の場合
保存方法が簡単なうえにもっとも安心な保存方法は冷蔵保存です。
1.残ってしまったバームクーヘンをカットする。またはそのままお皿の上へ置く。
2.サランラップに包んで乾燥やにおい移りを防ぐ。
3.バームクーヘンの風味など逃げないようにするためにはジップロップなどの保存袋に一口大にカットしたものをラップで包んで重ならないように保存するとなおよい。
保存期間も基本的には購入したお店の賞味期限に従えばOKというお手軽さに加え、周りについている砂糖が溶けてしまわないかな?という心配が減って良い方法です。
冷凍保存に比べるとどうしても保存期間は短めになりますがとても簡単な保存方法なのでぜひやってみてください。
常温保存の場合
バームクーヘンの冷蔵保存や冷凍保存する方法を先にご紹介しましたが、常温でも保存することは可能です。販売されているメーカー様によっても違いはありますが、基本的にバームクーヘンの保存温度は周りに砂糖が付いているためそれが溶けない25度以下が望ましいとされています。ですから暑い梅雨時や夏場のような時期を除けば基本的には常温保存も可能なわけです。
購入して未開封のバームクーヘンでしたら十分に賞味期限内でしたら常温保存はできます。しかしながら一度開封してしまった場合は乾燥したり、生地が固まってしまったり、環境温度によっては周りについている砂糖がとけてしまったりするので以下の保存方法をお勧めします。
1.サランラップをかけ、販売メーカー様が定めている期間内もしくは風味が損なわれない3-4日以内には食べてしまう。
2.風味が逃げたり生地が乾燥して固くなってしまうのをさらに保護するために、サランラップで包んだバームクーヘンをジップロックなどの保存袋にいれ販売メーカー様が定めている期間内もしくは3-4日以内に食べてしまう。
3.直射日光をさけて、一定温度が保てる場所で保存する
保存期間は基本的には販売メーカー様の定めている賞味期限などに従っていただけたらよいと思いますが、常温保存の場合は、保管環境によって周りのお砂糖がとけてしまうかもしれないという事もありますので直射日光を避けて一定温度が保てる場所での保管をすることで常温保存でもおいしく食べられます。
冷凍バームクーヘンの解凍方法
では一度冷凍したバームクーヘンをどうやって解凍しておいしく食べたらよいのでしょうか?ここでは3つの方法をお伝えしていきます。
冷凍保存したバームクーヘンは保存期間も長いうえに、そのまま食べても良し、自然解凍してお好みの温度で食べても良し、電子レンジで温めて食べても良しと食べ方に広がりが出ていいですね。
それではご紹介したい3つのおいしく食べられる解凍方法を見ていくとしましょう。
解凍せずそのまま食べる
一度冷凍保存したバームクーヘンは実はそのまま食べると、冷凍されたサクサク感を真っ先に感じられます。そしてなぜか程よいシャリシャリ間で凍ってパサパサ間もなく、口溶けもとてもなめらかでおいしく頂けます。
冷凍されたバームクーヘンは何といっても暑い日に食べるのがおすすめです。冷たくておいしく食べることができます。冷凍保存したものをそのまま頂くといつもとは違う食感でこれがまたいいんですよね。
冷凍するとバームクーヘンの独特な層がこっくりとした味わいを残してそのまま保存されますので盛夏のおやつには本当にもってこいです。ぜひ冷凍したままのバームクーヘンを一度味わってみてください。
自然解凍
一度冷凍保存してしまったバームクーヘンをお好みの硬さや温度に自分アレンジできる方法はなんといっても自然解凍方法です。一度冷凍されたバームクーヘンの生地は思っているよりも意外にもしっとりしていて食べやすくなっています。冷凍されて冷たいままでも十分においしく食べられますが、完全に自然解凍してバームクーヘンを食べたいという方は、バームクーヘンを食べる前日、もしくはお好みの硬さになる数時間前に冷凍庫から出して冷蔵庫に移して自然解凍してあげましょう。そうすることで本来のバームクーヘンのしっとり感や風味がそのままでおいしく召し上がれます。
冷凍されているバームクーヘンはゆっくり冷蔵庫の中で解凍していくと水分が少しずつ生地の層へ染み込んでいきますので、一度冷凍されたものとは思えないくらいのしっとり感をあるでしょう。
あまりお勧めしない冷凍保存したものを解凍する方法はいきなり常温で解凍していく方法です。この方法ですと冷凍したバームクーヘンに含まれていた氷の結晶が急速に溶けてしまうことで一気にお水になり、それがベターっとなってしまいます。ですから、自然解凍をする際はこの点に気を付けてみましょう。
電子レンジを使用
一度冷凍保存したバームクーヘンを電子レンジで解凍していく方法をお伝えしていきましょう。方法としてはとても簡単で、一度冷凍したバームクーヘンをラップをしたままで500wで30秒温め、5-10分程度粗熱をとってあげるだけで大丈夫です。冷凍したバームクーヘンをこのやり方で解凍してあげるとバームクーヘンの真ん中までちゃんとふんわりします。
注意点としてはラップをしないで温めてしまう、またあたためすぎないという2点です。この点に気を付けてあげないと水分が飛んでパサパサになってしまったり、生地が固くなってしまいます。個人のお好みもあると思いますので、5-10秒単位でお好みの解凍具合を調整してあげてください5
おすすめアレンジレシピ
大好きなバームクーヘンをさらにおいしくアレンジしたい!とお考えの方もいるのではないでしょうか。ここではなるべくおうちにある物ですぐできて簡単に作ることができるバームクーヘンのアレンジレシピをお伝えしていこうと思います。宜しかったらぜひご参考にしてみてください。
バームクーヘンで作るチョコラスク
バームクーヘンがあっという間にチョコラスクに早変わり。おうちの冷蔵庫に余ったチョコレートがあったらすぐにできちゃう簡単バームクーヘンアレンジのチョコラスクレシピです。
簡単!オーブンで出来るハニーバター風バームクーヘン
おうちにはちみつとバターがあればすぐにできちゃうお手軽さのバームクーヘンアレンジレシピです。朝食もよし、おやつにもよし、お子様でも簡単にできちゃいます。
バームクーヘンのフレンチトースト
糖分を抑えたかったので、卵液にはお砂糖は加えず、仕上げにメープルシロップと粉糖をかけて。
お好みのフルーツをたっぷりのせて召し上がれ♪
おうちにたまごやバターばあればすぐにできちゃうバームクーヘンアレンジレシピです。トッピングしたいものによって、おかず系、おやつ系のフレンチトーストがすぐにできますので気になる方はぜひ作ってみてください。
バームクーヘンのフルーツケーキ
バームクーヘンをケーキに早替えしたい人は必見のアレンジレシピです。
季節のフルーツや缶詰でフルーツをトッピングに使って見た目も可愛いアレンジケーキにできます。お誕生日でもイベントでも使えるケーキレシピですのでバームクーヘンとフルーツケーキを食べたくなったらこれを作れば一石二鳥。二つの風味を楽しめます。
食べきれないバームクーヘンは冷凍保存しよう!
ここまで食べきれなかったバームクーヘンの保存方法をお伝えさせていただきましたが、バームクーヘンをおいしく長持ちさせるにはやはり冷凍保存が一番だなと思った方も多いでしょう。
生地はしっとり、口溶けもよく、味もよし。暑い夏にはなおさらひんやりスイーツ感覚で食べられるといった冷凍保存されたバームクーヘンはやってみること間違いなしです。まだやったことがない方は、一度一口サイズのバームクーヘンからでもよいので冷凍してみてください。