2022年07月25日公開
2024年05月25日更新
親子丼は保存できる?日持ち期間や方法・温め直し方も合わせて紹介
食卓に並ぶ機会の多い親子丼ですが、その保存方法に迷う人も多いのではないでしょうか。この記事では、親子丼の正しい保存方法や、美味しい温め直し方を紹介していきます。余った親子丼をどうしたら良いのか迷っている人は、ぜひ、参考にしてみてください。
「親子丼はどうやって保存するの?」
「余ったらどうしよう?」
「食べきれなかった親子丼の保存方法って何?」
親子丼を食べる機会も多い日常生活の中で、このように考えたことがある人も多いのではないでしょうか。
卵と鶏肉で気軽に作ることができ、食卓に並ぶことも多い親子丼ですが、余らせることもよくあることでしょう。作った後で、時間を置いてから食べなければならなくなることもあります。いざ、親子丼の保存が必要となった際、どのようにしたらよいのでしょうか。
この記事では、親子丼の保存方法や、日持ちさせるポイントについて解説していきます。正しく安全な保存方法を知ることで、より一層料理スキルが上達するのではないでしょうか。ぜひ、参考にしてみてください。
親子丼の保存方法とは
もし、作った親子丼を後で食べなくてはならなくなった場合、どのように保存すると良いのでしょうか。作り過ぎたことで、食べきれずに保存しておきたいと考える日もあるでしょう。また、忙しい家庭では、親子丼を作り置きしておきたいこともあるのではないでしょうか。
以下では、親子丼の保存方法をいくつか紹介します。親子丼の保存に迷うことは、誰もが一度は経験するでしょう。親子丼の保存に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
常温保存は避けよう
まず大事なこととして、親子丼を常温保存することは避けるようにしましょう。親子丼に含まれる卵には、食中毒を引き起こすサルモネラ菌が潜んでいることがあります。
親子丼は、半熟で仕上げることも多い料理です。火を通しているとはいえ、半熟では不安が残ります。保存する際には、再度しっかりと火を通して半熟部分がないように調理してみてはいかがでしょうか。
完成した親子丼は冷蔵保存
具をごはんの上にのせ、完成された親子丼は、冷蔵保存がおすすめです。菌が繁殖しないようにしっかりと粗熱をとり、冷ましてから、ラップをかけて冷蔵庫に入れましょう。
冷ましてから冷蔵庫に入れることで、ほかの食材が痛むことも防止できます。保存する場合は、早めに食べることを心がけ、入れたことを忘れないようにしましょう。
親子丼の具材のみは冷蔵・冷凍保存可能
卵も加えず、具材のみの状態であれば、冷蔵でも冷凍でも保存することが可能になります。卵を加えているのであれば、しっかりと加熱した状態で冷蔵、または冷凍するようにしましょう。卵の冷凍は、パサつきの原因になるため、注意が必要です。
ごはんにのせていないだけで、保存方法の幅が広がるといえます。安全に、美味しく保存するためには、なるべく完成していない状態が望ましいでしょう。
親子丼を冷蔵保存する方法と日持ち期間
親子丼を保存する場合、手軽にできるのが冷蔵庫による冷蔵保存でしょう。あまり日持ちがしないと思われがちな冷蔵保存ですが、親子丼では、どれだけの期間で日持ちするのでしょうか。以下の記事では、親子丼の正しい冷蔵保存の仕方と、日持ち期間を詳しくみていきます。
正しい知識を持って食品を扱うことで、食中毒を防止することができます。安心安全で、美味しい食べ方を学びましょう。また、日持ちに不安がなくなることで、食べ物を不必要に捨てることもなくなるでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。
ごはんと一緒に「完成した親子丼」の場合
ごはんの上に具材をのせた後の親子丼は、しっかりと粗熱をとり、ラップをかけて冷蔵庫に入れましょう。また、タッパーに詰めて保存することもおすすめです。ごはんの上にのせていると、お米が汁を吸うことで痛みが早くなります。また、卵料理は時間経過によってパサつきが出るでしょう。
完成された親子丼の冷蔵保存の目安としては、2日から3日ですが、ごはんや具材が固くなるため、半日以内に食べきることが望ましいといえます。食べる際には、しっかりと温め直し、全体を加熱させるようにしましょう。
ごはんなし「具材」だけの場合
ごはんにのせていない、親子丼の具材だけの場合は、同じくしっかりと粗熱をとり、冷めきってからタッパーなどの密閉容器に詰め、冷蔵庫に入れましょう。
完成されている場合と同じく、親子丼の具材だけの冷蔵保存では、2日から3日の日持ちが見込めます。鶏肉や卵のパサつきが気になる前に、食べきってしまいましょう。
親子丼の具材を冷凍保存する方法と日持ち期間
親子丼の具材を冷凍保存する場合には、卵を加える前の状態が好ましいといえます。できれば、親子丼の具材を調味料と共に加熱した後、卵を加える前に密閉容器やジップロックに入れ、平に均して冷凍庫に入れましょう。
卵を冷凍保存すると、パサつきが出てしまい、美味しく食べることが難しくなります。
どうしても卵を加えてから冷凍保存する場合には、しっかりと火を通すことを心がけましょう。冷凍保存であれば、冷蔵保存よりも1週間ほど日持ちさせることができます。容器の密閉性が高いほど、親子丼の具材を空気に触れさせることがないため、日持ちさせやすくなるといえます。
親子丼の美味しい温め直し方
冷蔵保存した親子丼は、そのまま電子レンジでしっかりと温めます。冷凍保存していた場合には、できるだけ冷蔵庫に移して解凍した後、鍋やフライパンで加熱し直すと美味しく食べることができます。
急に温度を上げると、パサつきが出るため、ゆっくりと解凍し、加熱すると良いでしょう。
どちらにしても、食中毒を避けるために、しっかりと火を入れ直すことが求められます。卵は直前に入れることができると、より美味しく食べることができるのではないでしょうか。後から卵を入れる場合には、冷凍していた具材をそのまま鍋に入れ、解凍する手順でも良いでしょう。
親子丼を正しく保存して食べよう
親子丼の正しい冷蔵保存、冷凍保存の方法や、美味しい温め直し方を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。卵と鶏肉、最低でもこの2つの食材があれば手軽に作ることができ、食卓に並ぶことも多い親子丼です。
しかし、馴染みの多い親子丼だからこそ、正しい保存方法を知らなかったという人も多いででしょう。
ぜひ、この記事を参考に、親子丼を正しく保存して、より美味しく日持ちさせてみてはいかがでしょうか。より一層、親子丼の美味しさに気づくことがあるでしょう。しっかりとした保存方法で、家族や友人と、美味しい親子丼を味わってみてください。