豆乳は腐るとどういう状態になる?見分け方や適切な保存方法を紹介

豆乳が健康にいいと思い買ってみたものの、飲み切れなかったり飲むのを忘れてしまう人は多いのではないでしょうか。この記事では豆乳が腐った場合の見分け方、適切な保存方法、余った豆乳を使ったレシピについて紹介しています。豆乳についてより知りたい人は読んでみてください。

豆乳は腐るとどういう状態になる?見分け方や適切な保存方法を紹介のイメージ

目次

  1. 1豆乳は腐るとどういう状態になる?
  2. 2豆乳が腐ったときの見分け方のポイント
  3. 3豆乳の賞味期限や適切な保存方法
  4. 4誤って腐った豆乳を飲んだ場合の対処法
  5. 5豆乳を活用したアレンジレシピ3選
  6. 6豆乳は適切に保存して腐る前に使おう

近年、健康ブームもあり、豆乳を食事に取り入れる人も増えていると思います。


豆乳が身体にいいことは何となく知っている人は多いかもしれませんが、豆乳は腐るとどういう状態になるかを知っている人は少ないのではないでしょうか。


この記事では、豆乳が腐るとどういう状態になるのか、豆乳が腐ったときの見分け方のポイント、豆乳の賞味期限や適切な保存方法、また、豆乳を活用したアレンジレシピについて詳しく紹介していきます。


この記事を読んだ後には、今までよりももっと、豆乳について詳しく知ることができます。


豆乳はいつも飲んでいるけれどもし豆乳が腐るとどうなるのか、また、腐らせないためにはどうすればよいかなど、豆乳について知りたい人はぜひ読んでみてください。

豆乳は腐るとどういう状態になる?

それでは、豆乳は腐るとどのような状態になるのでしょうか。


「豆乳は身体に良いから毎日飲もう」とは思っていても、買った日だけ飲んでそのまま冷蔵庫に入れたままの人も多いのではないでしょうか。


また、買ったのはいいけれど、多過ぎて飲み切れず余ってしまう場合もあります。


豆乳が腐ると、見た目・臭い・味にいつもの豆乳とは全く違う変化が現れます。


素人目にも分かるポイントをあらかじめ知っておけば、腐った豆乳を飲んでしまった、という大変な事態は防げるでしょう。


また、見た目・臭いの変化をより感じやすくするために、パックのままではなく、普段からコップに移し替えて飲むようにしておくといいかもしれません。


それでは、実際に豆乳が腐るときの見分け方のポイントを詳しく見ていきましょう。

豆乳が腐ったときの見分け方のポイント

先ほどもいったように、豆乳が腐ったときの見分け方のポイントは、見た目・臭い・味に変化が現れます。


ここでは豆乳が腐るとどうなるのかを、詳しく具体的に紹介していくため、しっかりとポイントを押さえて、誤って腐った豆乳を飲むことがないようにしていきましょう。

形状や色が変化する


まず、豆乳が腐るとどのような見た目になるのか詳しく見ていきましょう。


・カッテージチーズのような固まりがある
・ドロドロとしたヨーグルト状になっている
・黄色く変色している
・加熱したときのような薄い膜がはる
・色が濁ってくる


このように変化します。


この豆乳が腐るときの見た目の変化は、いつもの豆乳とはあからさまに違うのですぐにわかると思いますが、買ってきたパックのまま飲んでしまうと色や形状が見えないため、気づかずにそのまま飲んでしまう恐れがあります。


普段から「豆乳はコップで飲む」ことを習慣づけていれば、万が一の時に役に立つでしょう。

鼻をつくような悪臭がする

次に、豆乳が腐るとどのような臭いになるか、詳しく見ていきます。


・普通とは違う異臭がする
・酸っぱい臭いがする
・ツンと鼻をつく臭いがする
・豆乳ではない臭いがする
・明らかな腐敗臭がする


このような変化があります。


豆乳が腐るのが進むと、その過程で異臭を放つので、腐っていることに気づくことができるでしょう。


ただ、いつもの豆乳の臭いではなけれどそんなに異臭はしない、と言う場合もあります。


この場合は気づきにくいかのしれませんが、「いつもの豆乳の臭いではない」という時点で「腐っているかも」と判断し、飲まないように気を付けてください。

豆乳とは違う酸っぱい味がする

最後に、豆乳が腐るとどのような味になるかについて、詳しく見ていきましょう。


・苦い味がする
・酸っぱい味がする
・舌がピリピリする(炭酸のような口当たりがする)
・味が薄く感じる
・明らかにいつもの味と違う


このような変化があります。


豆乳が腐ると、もしコップに移さずにパックのまま飲んでいたとしても、口に豆乳が入った時点で何らかの異変を感じるはずです。


今まで豆乳を飲んだときと違う感覚が口の中にあれば、それが少しの量であったとしても絶対に飲み込まず、吐き出すようにして下さい。

腐ると加熱しても飲めない

たまに、少しくらい傷んでいる食べ物でも火を通せば食べられる、と言う人がいますが、一度腐ると豆乳は加熱しても飲むことができません。


豆乳は劣化しやすく、腐ると雑菌が一気に増えます。


加熱すれば雑菌が消えるのでは、と思う人もいるでしょうが、腐ると加熱しても消えない雑菌もありますので、一度腐った豆乳を加熱して飲むことはやめましょう。


また、賞味期限が近い豆乳だからといって加熱すれば賞味期限が延びるわけではないので、注意が必要です。


豆乳が一度腐ると「火を通せば安全」というわけではないので、気を付けましょう。

豆乳の賞味期限や適切な保存方法

それでは、豆乳の賞味期限や適切な保存方法とはどのようなものなのでしょうか。


未開封の豆乳と開封後の豆乳の賞味期限はそれぞれいつまでなのか、また、未開封の豆乳と開封後の豆乳の適切な保存方法とはどのようなものなのか、詳しく紹介していきます。


正しい賞味期限や適切な保存方法を知ることで、豆乳が腐ることがないように注意しましょう。

豆乳の賞味期限はどのくらい?


豆乳の賞味期限は意外に長く、購入時より数か月先の賞味期限が設定されている場合が多いです。


メーカーによって設定は違いますが、未開封の状態だと90~180日ほどの賞味期限が設定されています。


ただし、この長い賞味期限は未開封の場合に限ります。


開封後は、長くても2~3日以内に飲み切るようにしてください。


特に、コップに移すタイプの豆乳ではなく、パックにそのままストローを指して飲むタイプの豆乳は、ストローに口を付けているところから菌が増えてしまう場合があるので、開封したらその日のうちに飲むようにしましょう。

未開封なら常温保存できる?


豆乳は未開封であれば常温で保存できます。


豆乳を製造・販売しているメーカーでは、内側にアルミをコーティングした特殊な容器を制作して、その中に豆乳を入れています。


豆乳を殺菌したアルミコーティングの容器に入れることで、アルミの層が雑菌や空気に触れるのを防ぐことで、常温保存を可能にします。


ただし、未開封であっても保存する場所が悪いと容器が劣化し、中の豆乳が腐る場合もあります。


豆乳を未開封で保存するときは、必ず直射日光のあたらない、涼しい場所に置くようにしましょう。

開封後はどうすればいい?


未開封の場合と違い、開封後の豆乳の賞味期限は短いです。


開封後は劣化も早いため、必ず冷蔵庫で保管し、長くても2~3日以内で飲み切るようにしてください。


特に、パックに直接ストローを指して飲むタイプの豆乳の場合は、ストローに口を付けているため、そこから菌が増えていく場合があるので、開封後はすぐ飲みきるようにしてください。


また、スーパーの冷蔵コーナーで売られていた豆乳を自宅で常温で保存してしまうと、温度差で豆乳の中身が劣化する場合があります。


スーパーの冷蔵コーナーに並んでいた豆乳は、必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。

冷凍保存は可能?

賞味期限が切れるのが心配なら冷凍すればいい、と思う人もいるかもしれませんが、賞味期限を延ばすための豆乳の冷凍保存はオススメできません。


豆乳は一度凍らせると、品質や味も落ちてしまいますし、解凍するときに豆乳が分離してドロドロになってしまいます。


また、冷凍する際に一度開封するので、菌が増える場合もあるので注意が必要です。


しかし、豆乳を凍ったまま料理に使用したり、豆乳を凍らせたままアイスとして食べる場合には、冷凍はオススメです。


豆乳は冷凍すると、10日ほど賞味期限があります。


豆乳がどうしても飲み切れない場合は、冷凍して、うまく料理などに使ってみてください。

誤って腐った豆乳を飲んだ場合の対処法

誤って腐った豆乳を飲んだ場合は、口に入れた時点で「おかしい」と思ったらすぐに吐き出して下さい。


万が一飲み込んでしまっても、飲んでしまったのが少量であれば、何も体調に変化がないこともあるようです。


しかし、飲んだ量やその時の体調によっては何らかの不調がでてきてしまう場合もあります。


下痢・嘔吐・腹痛・発熱などの食あたりや食中毒の症状が出てきたら、脱水をおこさないように、水分をこまめに取りながら症状が治まるのを待ちましょう。


この時、症状を抑える薬などは飲まず、悪いものは出し切ってしまったほうがいいです。


ただし、水分が取れないほどの状態の場合や、何日も症状が続く場合は、すぐに受診して診てもらってください。


特に子どもさんやお年寄り、妊婦さんや持病がある人はすぐに診てもらったほうが良いでしょう。

豆乳を活用したアレンジレシピ3選

豆乳を買ったけれど多くて飲み切れない場合は、料理に使うのが一番豆乳を消費できます。


ここでは、豆乳を使ったアレンジレシピを紹介していきます。


豆乳を使ったレシピを知ることで、もし飲み切れない豆乳があったときに一品メニューとして多く食卓に出すこともできますし、無駄なく豆乳を使い切ることもできて最高です。


豆乳が腐る前に、ぜひレシピを参考に料理を作ってみてください。

1:5分レシピ!そうめんで担々麺風

5分レシピ!そうめんで担々麺風
こんな作り方あり!?な「そうめんを別茹でしない」超簡単な担々麺です! 豆乳を使うのでまろやかで優しいコクがあり、食べるラー油がしっかり担々麺感を出してくれます!

こちらのレシピは、そうめんをあらかじめ湯がいておくのではなく、スープに直接入れるだけなので、手間もかからず簡単に作れます。


また、食べるラー油を使用しているので、時短で手軽に作れます。


夏は冷やして食べても美味しそうなので、ぜひ作ってみてください。

2:冷たい豆乳スープ

混ぜるだけなのに濃厚で美味♪冷たい豆乳スープ
食べたい時にすぐできる、とっても便利な豆乳スープです♪豆類は毎日摂りたいと思うけど、なかなか難しいですよね。このメニューなら、混ぜるだけなのでとっても手軽に作れますよ(^^)

こちらのレシピも、お湯を沸かして注ぐだけでできるので、とてもお手軽です。


熱いまま食べても、冷たく冷やしても美味しくいただけます。


時間がないけれどスープは飲みたいときにピッタリのメニューです。

3:豆乳はちみつバナナラテ

豆乳はちみつバナナラテ
優しい甘味とバナナのまろやかな味がたまらないドリンク。スムージーのような感じで、喉越しも良いので暑い季節にもぴったりのドリンクです!

ミキサーがあれば、材料を投入して混ぜるだけで簡単デザートの出来上がりです。


凍った豆乳を使えば、スムージーになるので夏にもってこいのレシピです。

豆乳は適切に保存して腐る前に使おう

豆乳が腐るとどういう状態になるのか、見分け方や適切な保存方法などについて紹介してきましたが、お分かりいただけたでしょうか。


豆乳が腐ると、見た目、臭い、味に変化が生じます。


食あたりを避けるため、少しでもいつもの豆乳と違う、おかしいと感じたときは、迷わずに処分しましょう。


開封後は要冷蔵で2~3日で使い切るのが一番いいのですが、未開封のときは直射日光のあたらない涼しい場所で保存しておけば、常温で90~180日の賞味期限があります。


賞味期期限が近いものや、開封してもすぐに飲み切れない場合は、冷凍保存をして10日以内に使い切りましょう。


その場合、凍らせた豆乳を解凍して使わずに、凍ったまま料理に使用してください。


豆乳の正しい保存方法を知り、腐ってしまう前に使いきれるようにしましょう。

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