ブロッコリーのソースのレシピ！基本の作り方と作り置き活用レシピも紹介

ブロッコリーソースは魚、お肉、パン、野菜など様々な食材と合うソースです。作り置きしておけば、冷蔵庫の中で嵩張りやすいブロッコリーをコンパクトに保存することもできます。まず基本の作り方について解説します。

基本の作り方レシピで揃える材料は次の通りです。ブロッコリーを1株（房部分）、バター20g、小麦粉大さじ1、ブイヨンもしくはコンソメスープの素を1/2個、牛乳200cc、塩胡椒、以上になります。

塩を入れたお湯を沸かし、沸騰したらブロッコリーを湯がきます。柔らかくなったらザルにあげ、水気を切り、粗熱をとります。粗熱が取れたら布巾を使い水気をさらにとりましょう。次にブロッコリーをすり鉢で磨り潰します。

茎の部分が残っている場合、先にすりこぎで叩いて潰してください。鍋にバターを入れ、弱火にかけます。泡立て器を使い小麦粉を炒め、牛乳を少しずつ加えつつ滑らかになるよう溶いてください。

牛乳を全て投入し終えたら、ブイヨンもしくはコンソメを入れます。とろみがついてきたら磨り潰したブロッコリーを加え、しっかりと混ぜ合わせます。最後に塩胡椒で味を調えたら完成です。

ブロッコリーソースはブロッコリーの保存にも最適です。作り置きしたものは冷凍保存しましょう。バットにラップを敷き、ソースを流し込みます。ラップで全体を包み、そのまま冷凍庫で冷やしてください。固まったらバットを回収し、冷凍保存用のジップロックに入れます。保存期間はおおよそ1ヶ月です。

【材料】

• ブロッコリー：40g
• 玉ねぎ：20g
• 牛乳：50cc
• コンソメ顆粒：小さじ1
• 水：70cc
• 有塩バター：5g
• 小麦粉：小さじ1

1. ブロッコリーは房に分ける。玉ねぎは2cmほどの角に切る。
2. 1を耐熱容器に入れ、ラップをかけたら電子レンジ(500w)で3分間温める。
3. 2と牛乳をミキサーにかける。
4. フライパンにバターを入れ、弱火にかける。
5. 3、コンソメ、水を4に入れ混ぜ、蓋をして5分間煮込む。
6. 最後に小麦粉を入れ、とろみがついたら完成。

ソースはすりこぎを使う以外にも、ミキサーやブレンダーを使い簡単に作ることができます。玉ねぎを加えることにより、甘みが増すのでおすすめです。

【材料】

• じゃがいも：350g
• ブロッコリー：1/3株
• 明太子：50g
• 牛乳：200～400cc
• バター：30g
• ニンニク：1片
• チーズ：200g
• バケット：適量
• パセリ：お好み

1. じゃがいもを茹でる。
2. 茹で上がったらマッシャーを使い、潰す。
3. ブロッコリーは12分程蒸す。
4. マッシャーで潰せるくらい柔らかくなったら、じゃがいもと同じように潰す。
5. ニンニクはみじん切りにする。
6. 牛乳200cc、ニンニク、バターを鍋に入れ、火にかける。
7. 香りがしてきたら2を入れ、混ぜる。
8. チーズを入れ混ぜ、好みの固さになるまで牛乳を追加して伸ばす。
9. 2つに分け、片方には4を、もう片方には明太子を混ぜる。
10. お好みでパセリを散らし、バケットと一緒に盛り付けたら完成。

アリゴとは、フランスの郷土料理の一つでじゃがいもをベースにチーズと他の食材を加えた料理です。ブロッコリーはたらことの相性も抜群、食卓を彩る一品が簡単に作れるレシピです。

【材料】

• ブロッコリー：1株
• 玉ねぎ：1/2個
• 牛乳：100cc
• ブイヨン：1袋
• クリームチーズ：適量　　　　　　　
• 塩胡椒：適量

1. ブロッコリーを房に分ける。
2. 茎は底面の緑と白の境目から外側を剥いていく。穂先の部分は房と同じくらいの大きさに切る。根元の部分は細く輪切りにする。
3. 玉ねぎはスライスする。
4. 房と穂先の茎の部分を3〜4分塩茹でにする。
5. 別の鍋にオリーブオイルを引き、玉ねぎと根元の茎を入れ、塩をかけて強火にかける。
6. 4が串が刺せるくらい柔らかくなったらお湯を漉して引き上げる。
7. 5には牛乳を加え、そのまま沸かす。
8. ミキサーに6を入れ、回す。
9. 7を加え、さらに回す。
10. クリーミーになったら、ブイヨンを加えさらに混ぜる。
11. 塩胡椒で味を整え、皿に盛り付ける。
12. クリームチーズを添え、オリーブオイルをかけたら完成。

ヴルーテもフランス料理の一つです。フランス料理における基本のソースの1つとされています。単純にディップにしても美味しいですし、オーロラソース等を作る際に利用するのもおすすめです。作り置きしておくことで応用が効きます。

基本のレシピと違い、牛乳では無く白ワインをベースに作ったレシピです。牛乳の代わりに白ワインを同じ分量投入し、最後にバジルを加えて作ります。ここに牛乳を加えることでクリーム状にすることもできます。作り置きしておき、場合によっては牛乳を加えて応用するのがおすすめです。

【材料】

• ラザニアシート：100g
• ホールトマト：1缶
• サルシッチャ：150g
• ブロッコリー：1/2株
• イタリアンパセリ：適量
• ローズマリー：1枝
• パルミジャーノ・レッジャーノ：40g
• ニンニク：1片
• 白ワイン：適量
• オリーブオイル：適量
• 黒胡椒：適量
• 塩：適量

1. ラザニアシートは半分の時間を茹で、冷水に取り1/8サイズにカットし、オリーブオイルをかけ、ラップをしておく。
2. サルシッチャは皮から出して一口大に、ブロッコリーは細かく切っておく。
3. ローズマリーはみじん切りにしておく。
4. フライパンにオリーブオイルを引き、潰したニンニクを入れ、弱火で香りが出るまで炒める。
5. 2を加えて炒める。
6. 白ワインを加え、アルコールを飛ばす。
7. トマトホール缶と3を加え、煮る。
8. 1をアルデンテまで茹で、7に加えて混ぜる。
9. パルミジャーノ・レッジャーノと黒胡椒を入れ、塩で味を調整する。
10. 皿に盛り付け、パルミジャーノ・レッジャーノとパセリを散らしたら完成。

小さなラザニア、ラザニエッテのレシピです。ラザニアシートを使うことで簡単に作れます。サルシッチャの旨味がブロッコリーとトマトに溶け込み、おしゃれな食卓にふさわしい一品が仕上がります。

【材料】

• オレキエッテ：75g
• ブロッコリー(小)：1株
• オリーブオイル：大さじ1と1/2
• ニンニク：1片
• 鷹の爪：1本
• オリーブオイル：適量
• パルミジャーノ・レッジャーノ：適量

1. ブロッコリーは房に分け、さらに蕾と茎を切り分ける。茎はオレキエッテと同じ大きさに切る。
2. ニンニクはみじん切りにし。鷹の爪は種を取り除いておく。
3. 沸騰したお湯に塩を入れ、表記より1分程短くオレキエッテとブロッコリーの蕾を茹でる。
4. フライパンにオリーブオイルを引き、ニンニク、鷹の爪を入れ強火にかける。
5. ニンニクがふつふつしてきたら弱火にし、オイルに香りをうつす。
6. ニンニクの色が変わり始めたらブロッコリーの茎を入れ、炒める。
7. 茹で上がった3、茹で汁大さじ1を入れる。
8. 弱火にし、柔らかくなったブロッコリーを潰して全体を混ぜ合わせる。
9. 皿に盛り付け、オリーブオイルやパルミジャーノ・レッジャーノをお好みでふりかけたら完成。

オレキエッテという耳型のパスタをブロッコリーソースに絡めたレシピです。ソースが固く味が薄いと感じる場合は茹で汁を、味が薄い場合は塩を、ソースが固く味が濃い場合は水で調整しましょう。パルミジャーノ・レッジャーノは粉状のものでも構いません。

【材料】

• ハマチ：2切れ
• ブロッコリー：6房
• 料理酒：小さじ1〜3
• オリーブオイル：小さじ1〜2
• 小麦粉：適量
• 水：適量
• 生ニンニク（チューブ）：小さじ2
• ラー油：お好み

1. ハマチをボールに入れ、料理酒、オリーブオイルをかけ、もみ込む。
2. 塩胡椒を両面にかかるようにかける。
3. 房に分けたブロッコリーを細かく刻む。
4. フライパンにオリーブオイル（分量外）を引く。
5. ハマチに軽く小麦粉をつけ、両面を焼く。
6. ハマチを皿に盛り付ける。
7. 使用していたフライパンをキッチンペーパーで拭き、オリーブオイルを足す。
8. 4を入れ、炒める。全体に油が回ったら水を足す。
9. 蓋をし、蒸し焼きにする。
10. とろっとしてきたら生ニンニク、ラー油を加える。
11. 醤油を回し入れ、軽く炒めたら7にかけて完成。

ブロッコリーソースは魚とも相性が抜群です。ハマチ以外にも、タラやカジキマグロ、鯛にも合います。簡単に作れるレシピですので、白身魚のソテーに一味付け加えたいときにおすすめです。

ブロッコリーソースは簡単に応用ができ、作り置きもできる優秀なソースです。ブロッコリーが余ったときや、安くて多く買ってしまったときになど、ぜひトライしてみてください。