2020年08月02日公開
2024年10月29日更新
長芋の磯部揚げレシピまとめ!簡単調理でお弁当のおかずや作り置きに!
長芋の磯部揚げレシピを紹介します。簡単な作り方や人気のアレンジレシピもまとめました。誰でも簡単に作ることができる長芋の唐揚げの人気アレンジレシピも一緒に解説!食感が楽しめる長芋の磯部揚げを、この機会にぜひ作ってみてください。
長芋の磯部揚げの人気レシピを紹介
冷や汁モドキときゅうりの浅漬けと長芋のフリットあらため磯部揚げでごはーん! pic.twitter.com/8toZe90aMj
— 山城よるは執筆苦戦中 (@ik_cir) August 17, 2018
長芋は天ぷらでも美味しいのですが、磯部揚げにすると天ぷらとは違った食感が楽しめると人気です。長芋は山芋と混合されがちですが、実は山芋という品種は無く、「ヤマノイモ科」に属する芋類の総称で長芋もこの中のひとつです。長芋は日本原種の芋のひとつで、江戸時代には滋養強壮の食材として重宝されてきました。
たんぱく質やカリウム、食物繊維など豊富な栄養を含む長芋の磯部揚げの人気レシピを紹介します。
長芋の磯部揚げの基本レシピ
まずは長芋の磯部揚げの基本レシピから紹介していきましょう。天ぷらとは違う美味しさを味わうことができます。冷凍もできますから、解凍したものを使っても大丈夫です。
用意する材料
酒の見た目全く一緒だが、獺祭等外と長芋の磯部揚げ〜♪
— みどり (@mido_dqx_) May 31, 2018
旨し(≧▽≦) pic.twitter.com/elhkhl2zvv
【材料】
- 長芋のすりおろし 100g
- 海苔 適量
- 塩 少々
- アオサ 少々
長芋の磯部揚げの基本的な材料です。アオサが無い場合は青のりや細かく刻んだ海苔で代用しても大丈夫です。磯の香りを楽しみたい人はアオサがおすすめです。
作り方
【作り方】
- 長芋をすりおろす
- 塩を振って長芋と混ぜ合わせる
- フライパンに油を入れて熱する
- すりおろした長芋を海苔で巻いて揚げる
- きつね色になったら油を切って器に盛り付けアオサを振って出来上がり
揚げ焼きすることでカロリーダウンできる長芋の磯部揚げの基本のレシピです。揚げ物のカロリーが気になる人におすすめです。すりおろすと型崩れしやすいので手早く成形しましょう。アオサは長芋と混ぜ合わせても美味しく出来上がります。
長芋の磯部揚げの簡単アレンジレシピ
長芋の磯部揚げはすりおろして海苔で巻くのが一般的ですが、アレンジレシピも多数あります。冷めても美味しいので、お弁当のおかずや作り置きにおすすめできるアレンジレシピを厳選して紹介します。
すりおろさない山芋の磯辺揚げ
【材料】
- 山芋 適量
- 天ぷら粉 適量
- 青のり 適量
- 水 適量
- 揚げ油 適量
【作り方】
- 山芋の皮をむいて5mmくらいに切る
- 天ぷら粉に青のり、水を加えてトロリとするまで混ぜ合わせる
- 混ぜ合わせた天ぷら粉に切った山芋を混ぜ合わせる
- 熱した油で揚げたら出来上がり
スライスした長芋の磯部揚げは、すりおろしたときのモチモチ感とは違う、シャキシャキ感を味わうことができます。同じ材料を使っていても食感の違いで全く違う料理のように感じます。すりおろすのが面倒な場合や、時短レシピとしておすすめの磯部揚げです。
やまといも磯辺揚げ
【材料】
- やまといも 200g
- 海苔 1枚
- 揚げ油 適量
- 抹茶塩 適量
【作り方】
- やまといもは皮をむいてすりおろす
- 海苔は巻きやすい大きさに切っておく
- やまといもをスプーンですくって海苔で巻いて180度の油で揚げる
- きつね色になったら油を切って抹茶塩を添えて出来上がり
やまといもとは自然薯のことです。やまといもは山芋類の中でも粘りが強く、すりおろして磯部揚げにすると長芋の磯部揚げよりモチモチとした食感を味わえます。上品な甘さもあるので、塩や少量の醤油で味わってください。
長芋とシャコの磯辺揚げ
【材料】
- 長芋 100g
- 茹でシャコ海老 2尾
- 海苔 4枚
- 梅肉 適量
- 小麦粉 25g
- 水 50cc
- ししとう 適量
【作り方】
- 長芋は皮をむいて細切りにする
- シャコは半分に切る
- 海苔に長芋とシャコ、梅肉を乗せて巻く
- ボウルに小麦粉と水を入れて混ぜる
- 2に3をつけて180℃の油で揚げる
- ししとうは素揚げにする
- 皿に盛り付けたら出来上がり
シャコ、長芋、梅肉を海苔で巻いた豪華な長芋の磯部揚げのレシピです。簡単なのに豪華な一品が出来上がると人気です。シャコが無い場合はエビで代用しましょう。シンプルに塩だけで食べると美味しさが引き立ちます。抹茶塩を使っても美味しいです。
山芋の海苔&大葉揚げ
【材料】
- 山芋 10cm
- 発芽大豆または豆 20粒程度(無くても可)
- めんつゆ 大さじ1弱
- 海苔 1枚
- 大葉 2枚
- 抹茶塩か塩 適量(好みで)
【作り方】
- 山芋の皮を剥いて発芽大豆または豆を食べやすい大きさに切る
- ボールに山芋、大豆、めんつゆを入れて混ぜて摩り下ろす
- 海苔や大葉ですりおろした具材を巻いて揚げたら出来上がり
海苔と大葉を一緒に巻くことで、あっさりとした味わいの磯部揚げが出来上がります。山芋を海苔を巻く際は形が崩れてしまうのを防ぐため、手早くやりましょう。食卓のおかずとしてはもちろん、お弁当のおかずとしても活躍する人気レシピです。
納豆と長芋のおろし揚げ
【材料】
- 長芋 100g
- 納豆(小粒のタレ付き) 1パック
- 青のり 小さじ1/4
- 小麦粉 大さじ2
- 塩 適量
【作り方】
- 長芋は皮をむいてボウルにすりおろしておく
- 納豆の付属のタレと青のり、小麦粉を加えよく混ぜ合わせる
- 170℃の油に具材をスプーンで一口大ずつ落とし入れてきつね色になるよう揚げる
- 油をきって皿に盛り付けたら出来上がり
ネバネバ食材の長芋と納豆を合わせた磯部揚げです。磯部揚げは海苔で包むものが多いのですが、青のりやアオサを混ぜ合わせて揚げたものも磯部揚げと呼ばれています。もっちり感と納豆が合わさり表面はサクサク、中はモチモチな磯部揚げが出来上がります。
にらとろろ揚げ
【材料】
- やまといも 適量
- にら 適量
- 大葉(海苔でも可) 適量
- 揚げ油 適量
【作り方】
- やまといもをすりおろす
- 食べやすい長さに切ったにらを、やまといもに混ぜ合わせる
- 混ぜ合わせたやまといもを大葉(海苔)で挟む
- 揚げ油を熱しフライパンに入れ揚げ焼きする
- 油を切って皿に盛り付けたら出来上がり
磯部揚げは「包んだもの」なので、海苔など海の食材だけでなく大葉などを使って揚げても磯部揚げになります。磯部揚げらしく作りたい場合は、大葉と海苔の二重で包めば大葉のさっぱり感と海苔の磯の香りが楽しめます。
ツナの磯部揚げ
長芋とツナを混ぜ合わせたアレンジレシピです。長芋は自然薯などと比べると水分が多めなため、片栗粉を加えて硬さを調整してください。すりおろした長芋を海苔で包んだあとは、素早く揚げてください。包んだまま置いておくと海苔がしんなりするだけでなく、すりおろした長芋はだれてしまいます。
すりおろしが出来上がったら揚げ油を準備して、すぐに揚げられるようにしておけば、長芋がだれることなく海苔もしんなりしません。ツナの味があるので特に味付けは必要ありませんが、お酒のおつまみなどにする場合は少し塩を足してもいいでしょう。食べるときは醤油がおすすめです。
長芋の磯部揚げ風
すりおろした長芋に水切り豆腐を混ぜ合わせた磯部揚げのレシピです。形が崩れやすい長芋に豆腐が加わっているので、かなり柔らかくなっています。スプーンなどですくって油に投入しましょう。両面をしっかり揚げることで表面はさっくり、中はふわふわの磯部揚げが出来上がります。
揚げ焼きのレシピなのでカロリーも低めになりますし、冷凍することもできます。冷凍する際は、一つ一つをしっかりラップなどで包み込み密封袋に入れてください。解凍はレンジで温めた後、軽くオーブンで焼けば表面のサクサク感が味わえます。
レンチンで簡単!自然薯の磯部揚げ
揚げ焼きよりもさらにカロリーダウンできる自然薯の磯部揚げです。味付けした自然薯をうすく油を入れたフライパンやホットプレートで焼くだけ。焼く前にレンジで火を通しているので焼き色を付ける程度です。一度レンジで温めるのは面倒ですが、この工程を行うことでフライパンにくっつきにくくなります。
さっくりとしているのにモチモチの食感が楽しめる自然薯の磯部揚げが出来上がります。お酒のおつまみとしても活躍するレシピです。
長芋の磯部揚げの人気レシピまとめ
ついつい揚げ過ぎる天ぷら。
— はくさい (@hakusaimovie_n) June 8, 2020
長芋の磯部揚げがしゃきしゃきでうっま!
そして、ゴーヤ大好き💛
コーンと桜エビのかき揚げ。 pic.twitter.com/GZOEaxIwRK
すりおろしやそのままスライスして揚げるという2種類の調理方法で、食感などが全く違う長芋の磯部揚げが出来上がります。基本のレシピやアレンジレシピを参考に自分好みの長芋の磯部揚げを作ってみてください。食卓はもちろん、お弁当のおかずとしても活躍しますよ。