ピザに合うチーズとは?ピザ用チーズの冷凍保存やチーズたっぷりピザを紹介
ピザに合うチーズというとどんなチーズを思い浮かべますか?また自宅でピザを作る場合どんなチーズを使いますか?自宅でピザを作る場合好きなチーズをたっぷりかけて作ることもできますしカロリーを抑えてヘルシーなピザを作ることも可能です。ピザ用チーズは一度で使い切るのが難しく保存が必要になってきます。その場合冷凍保存がおすすめですが一つの大きな塊になってしまいがちです。今回はピザ用チーズの冷凍保存の方法やカロリーなどを紹介していきます!
ピザに合うチーズとはどんなチーズ?
ピザに欠かせない食材がチーズですが最近ではスーパーでも数多くの種類のチーズが売っていて以前よりもチーズが入手しやすくなりました。ピザの種類も多くあるのと同様にピザに合うチーズの組み合わせも数多くあります。
そこで今回はピザに合うチーズの種類とそれぞれの特徴やどんなピザと相性がいいか?使い切らなかったときの保存方法と解凍方法・さらに気になるカロリーや糖質などを紹介していきます。
ピザに合うチーズの種類
チーズには大きく分けてハードタイプ・セミハードタイプ・ナチュラルタイプ・ウォッシュタイプがありますがその中の種類でもピザに合うチーズは一般的にモッツァレラチーズ・ゴーダチーズ・チェダーチーズ・ゴルゴンゾーラチーズの4種類があります。
ここからはそれぞれのチーズの特徴とどんなピザに合うのかをふまえて詳しく紹介していきます。
モッツァレラチーズ
モッツァレラチーズはイタリア南西部のカンパニア州が原産のチーズでくせのない味わいと弾力のある歯ごたえが特徴的なチーズです。モッツァレラという名前はモッツァレラチーズを作るときの製法で引きちぎるという工程があるのですが引きちぎることをイタリア語でモッツァレラというのでそこから名前が付けられたといわれています。
本来モッツァレラチーズは水牛の乳を使用したものであるが最近では牛乳で代用したものも多くあります。水牛の乳と牛乳では風味・味ともに差があり一般的に水牛の乳を原料としたモッツァレラチーズの方が良質とされております。
モッツァレラチーズに合うピザはトマトソースとバジルで作るマルゲリータピザが最もメジャーです。バジルのフレッシュさとモッツァレラチーズの味がマッチしたシンプルな代表的ピザです。
ゴーダチーズ
ゴーダチーズはエダムチーズと並ぶオランダの代表的なチーズでオランダでのチーズ生産量の約60%を占めるチーズです。ロッテルダム近郊のゴーダという町で作られたことからゴーダチーズとつけられたといわれています。
外見が黄色かかった茶色い円盤型のチーズで中は白から黄色かかっているもので熟成とともに色が変化していくのが特徴です。主な材料は牛乳とレンネットと呼ばれる凝乳酵素でチーズとしてはセミハードチーズに分類されます。味はマイルドなので日本でも広く親しまれています。チーズの香りを楽しみたいピザにおすすめのチーズです。
チェダーチーズ
出典: http://iewine.jp
チェダーチーズは世界中のいろいろなところで作られているチーズですが元来はイングランドのサマセット州チェダーというところで作られたチーズです。
チェダリングとい独特な工程を持つチェダーチーズは最も一般的なチーズの一つでありゴーダチーズと並びプロセスチーズの主な原料となっているチーズです。チーズの中では甘めなのが特徴で味を例えるならヘーゼルナッツのような味が特徴で口に入れると溶けやすいです。
チェダーチーズはヘーゼルナッツのような味と例えられるようにナッツ系を散らしたピザなどと相性がいいです。味がしっかりしているので酸味がきいたトマトソースとの相性も抜群です。
ゴルゴンゾーラチーズ
ゴルゴンゾーラチーズはイタリアのロンバルディア州とピエモンテ州にまたがる地域が原産地のイタリアを代表するチーズの一つです。フランスのロックフォール・イギリスのスティルトンとともに世界3大チーズと呼ばれています。
アオカビを原料としていて内部には筋状のアオカビが走っているのが特徴です。ゴルゴンゾーラチーズには辛味が強いピッカンテと呼ばれるタイプとクリーミーで甘みの強いタイプのドルチェと呼ばれる2種類のゴルゴンゾーラチーズがあります。
ピザのほかにパスタや料理のソースにしたりと幅広く使われているチーズです。はちみつとの相性がよくピザで使う際にはトマトソースを使わずゴルゴンゾーラチーズとはちみつで仕上げるピザも多いです。
ピザ用チーズのカロリーと効果
ピザに使われる代表的な4種類の特徴とそれぞれのチーズに合うピザを紹介した後は気になるピザ用チーズのカロリーと効果を紹介していきます。先ほど紹介したピザのカロリーを紹介していくので参考にしてください。
カロリーと糖質量
ピザ用チーズにはいろいろな種類がありますが先ほど紹介した4種類のチーズの100gあたりのカロリーと糖質を紹介します。
モッツァレラチーズのカロリーは100gあたり280kcalで糖質量が100gあたり4.2gです。ゴーダチーズのカロリーは100gあたり380kcalで糖質量は100gあたり1.5gです。
チェダーチーズのカロリーは100gあたり423kcalで糖質量は100gあたり1.5gです。ゴルゴンゾーラチーズのカロリーは100gあたり349kcalで糖質量は100gあたり1.0gです。
たんぱく質で基礎代謝アップ
チーズは高カロリーなイメージがありますが栄養成分のほとんどがタンパク質でできています。チーズに含まれる良質なタンパク質は基礎代謝アップにつながるので痩せやすい体を作るうえで欠かせない栄養です。
どちらかというとカロリーを気にしてチーズを避けるより積極的にチーズに含まれる良質なタンパク質を摂取してどんどん代謝アップにつなげたいところです。
カルシウムで脂肪分の吸収を抑制
チーズは乳製品です。乳製品にはカルシウムが多く含まれていてカルシウムは脂肪の吸収を抑制してくれる栄養分といわれています。チーズは高カロリーな食品ですがチーズが持つ脂肪分はエネルギーとして燃焼されやすいので極力摂取したい食品の一つです。
ピザ用チーズの冷凍保存
ピザ用チーズの栄養分などを紹介してきましたがここからはピザ用チーズの保存方法について紹介していきます。たっぷりとチーズの乗ったピザを作ってもなかなかピザ用チーズを使い切ることは難しい時がほとんどです。ここからの保存方法を参考にして使いたいときに使いたい分だけたっぷりと使いましょう!
冷凍保存方法
チーズはとてもデリケートな食品なので油断するとすぐにダメになってしまいます。そこでおすすめの保存方法が冷凍保存です。スーパーで売られているピザ用チーズ(シュレッドチーズ)は使いきれなかった場合ジップロックなどに移すかそのままの袋で冷凍できます。
薄く平らにして冷凍しある程度冷凍されたら細かくほぐしておくとパラパラに保存出来て使うときに使いたい分だけすぐ使うことができます。
保存期間と解凍方法
冷凍した場合気になるのが保存期間と解凍方法です。冷凍した場合表示の賞味期限より長持ちしますが一体どれぐらいの保存期間持つのかと使うときの解凍方法を紹介していきます。
保存期間
ピザ用チーズを冷凍保存した場合の保存期間ですが3週間ほどが目安ですが長くても1ヵ月以内で消費するようにしましょう。家庭の冷凍庫は温度を一定に保つのが難しいため1ヵ月過ぎるとチーズに霜が付きやすくなってしまいます。
解凍方法
ピザ用チーズの解凍方法は使いたい分だけ袋からとりだし料理にかけてトースターやレンジで温めるだけで使うことができます。使い切らなかった分は再冷凍できるので安心して使えます。
宅配ピザ屋で人気のチーズたっぷりピザ
最近では宅配ピザでもチーズがたっぷり乗ったピザが人気です。ここからは宅配ピザで人気のクワトロフォルマッジを紹介します。
チーズたっぷりピザ「クアトロフォルマッジ」
最近宅配ピザで人気のクワトロフォルマッジは4種類のチーズが乗ったチーズたっぷりのピザです。なぜ4種類かというとクアトロは数字の4を意味していてフォルマッジはチーズという意味なので4種類のチーズが乗ったピザです。
以前は飲食店でしか目にすることがなかったクワトロフォルマッジですがその人気の高さから宅配ピザでも人気のメニューになりました。店舗によって使っているチーズの種類が違うのでそれぞれのお店のクワトロフォルマッジを楽しむのもチーズの楽しみ方の一つです。
もちろん家庭で作る場合には好みの4種類のチーズを使ってクアトロフォルマッジを作れるのも家庭での楽しみ方の醍醐味です。
ピザに合うチーズの種類は色々
ピザに合うチーズの種類はいろいろありますが自分の好みに合わせてチーズを選ぶことでオリジナルのピザを作ることができます。また、チーズだけでなくピザソースなどを工夫するとより一層オリジナリティあふれたピザを楽しむことができます。
保存も冷凍保存してしまえばある程度賞味期限を気にせず食べたいときに食べたい分だけチーズを食べれるのでチーズを楽しむ幅が広がります。好きなピザに好きなチーズをたっぷりかけておいしいピザを楽しみましょう!