2018年10月02日公開
2024年08月07日更新
ローストビーフ丼のタレは?簡単で人気のレシピ7選を紹介!
雑誌やテレビ、SNSでも話題にのぼるグルメの一つに「ローストビーフ丼」があります。その見た目のインパクトとボリュームに、驚く方も多いのではないでしょうか。ローストビーフ丼は口当たりもさっぱりしていて、タレがしみ込んだご飯が食欲をそそる魅惑のグルメです。実は、そんなローストビーフ丼が家庭でも簡単に作れてしまいます。ここでは、丼にぴったりな人気のタレのレシピを紹介します。家庭では、ぜひ好みのタレでローストビーフ丼を味わいましょう。
目次
ローストビーフ丼の美味しいタレのレシピを試してみたい
インスタにもよく登場する「ローストビーフ丼」は、その見た目と美味しさが常に話題になっているグルメの一つです。肉汁がしたたるほどジューシーなローストビーフと、タレがたっぷりしみ込んだご飯の組み合わせは、何とも言えない幸せを感じさせてくれます。この美味しさをまとめる役割をしているのが「タレ」です。ここでは、ローストビーフ丼と相性抜群のタレを詳しく紹介します。ぜひ、特別な日の料理に活用してください。
ローストビーフ丼の簡単で人気のタレの作り方
ローストビーフ丼には、和風や洋風などいろんなタレがよく合います。その中でも、簡単かつ美味しいタレのレシピを紹介します。ローストビーフにかける以外に他の料理にも合わせやすいシンプルなレシピです。
柚子が香る「和風ソースのローストビーフ丼」
シンプルなローストビーフ丼には、香り豊かなタレがよく合います。柚子胡椒は唐辛子と柚子を原料とする調味料で、九州では多くの料理に使用されています。この柚子胡椒をローストビーフ丼のタレにすることで、肉の旨味がより強く感じられ、唐辛子により食欲増進の効果も期待できます。
出典: https://mdpr.jp
簡単ローストビーフ丼の4人分のレシピ材料は、ローストビーフ300g、ご飯丼4杯分、バター20g、ポン酢しょうゆ大さじ8、柚子胡椒小さじ1、卵黄4個分です。まず、ローストビーフを薄めにカットします。冷蔵庫に入れて保存していたローストビーフは、カットする前に常温に戻すと切り分けやすくなります。続いてタレを作っていきましょう。フライパンにバター、ポン酢しょうゆを入れて火にかけます。
少し煮詰めたら、柚子胡椒を加えて混ぜ合わせた後、すぐに火を止めます。ご飯を盛り、その上にローストビーフをご飯を覆うように盛りつけます。その上からタレをたっぷりまわしかけます。卵黄を真ん中に落とし入れたら完成です。彩りに水菜や刻み海苔を添えても良いでしょう。柚子の香りが食欲をそそる一品です。
玉ねぎで簡単ソース作り「おろし玉ねぎのローストビーフ丼」
おろし玉ねぎを使ったローストビーフ丼の簡単レシピです。玉ねぎをすりおろして調理すると、消化吸収がアップする効果があります。また、玉ねぎに含まれている硫化アリルには、血液をサラサラにしてくれる作用も期待できます。簡単レシピの4人分の材料は、ローストビーフ300g、ご飯丼4杯分、玉ねぎ80g、醤油小さじ4、酒小さじ4、みりん小さじ4、砂糖小さじ1、バター5g、卵黄4個分、カイワレ大根適量です。
まず、ローストビーフは常温に戻し、薄くスライスしておきます。また、玉ねぎはすりおろし、カイワレ大根を食べやすい大きさにカットします。続いて、鍋におろし玉ねぎ、醤油、酒、みりん、砂糖を入れ火にかけます。中火で軽く煮詰めたら、火を消しバターを予熱で溶かします。ご飯、ローストビーフをこんもりと盛り付け、上から玉ねぎのタレをまわしかけます。
真ん中に卵黄をのせ、その周りにカイワレ大根を散らしたら完成です。余裕があれば、ご飯をジンジャーライスにすると更に美味しいローストビーフ丼になります。ご飯4膳分に対し、しょうが(みじん切り)20g、塩小さじ1/2、黒こしょうを混ぜるだけです。玉ねぎとしょうがが相性抜群で、おもてなしにもぴったりな一品になります。
さっぱり食べられる「大根おろしの簡単ローストビーフ丼」
大根おろしを使ったローストビーフ丼のタレのレシピです。大根は、さっぱりと食べやすくなるだけでなく、どんな料理にも合わせられる万能食材の一つです。また栄養価も高く、すりおろすことでその効果も更にアップするといわれます。大根おろしにすると現れる「イソチオシアネート」という辛味成分は、食中毒予防のほか免疫力向上など様々な効果が期待できます。幅広い年齢層に人気のある大根おろしソースを、ぜひ試してみてください。
それでは、4人分のレシピの材料を紹介します。ローストビーフ300g、ご飯丼4杯分、大根9cm、醤油大さじ4と1/2、酒大さじ4と1/2、みりん大さじ4と1/2、酢大さじ1と1/2です。ローストビーフは薄くスライスし、大根は事前にすりおろしておきます。鍋に大根おろし、醤油、酒、みりん、酢を合わせ入れ、軽く沸騰するまで火にかけます。
ご飯を盛り、そのまわりにローストビーフを盛りつけます。上から大根おろしソースをまわしかけたらローストビーフ丼の完成です。卵黄をのせたりカイワレ大根を散らすと、見た目もよくなります。簡単にできて栄養もとれる大根おろしのタレは、ハンバーグに合わせるのもおすすめです。
ローストビーフ丼をワサビを使った大人の味のタレの作り方
お寿司や蕎麦の薬味として欠かせないワサビですが、意外にもローストビーフ丼のタレとしてよく使われています。ツンと鼻にくる本ワサビの辛味成分「アリルイソチオシアネート」には、強い抗菌、抗カビ作用があります。また、殺菌作用や食欲増進効果もあるため、ワサビを使ったソースを使うと、ローストビーフ丼をより一層美味しく食べられるのです。
オリーブオイルがポイント「さっぱり生ワサビのローストビーフ丼」
ワサビを使った簡単なタレのローストビーフ丼レシピを紹介します。ローストビーフ300g、酢飯丼4杯分、オニオンスライス75g、焼き海苔適量、生ワサビ(チューブタイプでも良い)40g、醤油大さじ8、みりん大さじ4、オリーブオイル(エキストラバージン)大さじ8です。最初にローストビーフを薄くスライスしておきます。
次にワサビのタレを作ります。まず、生ワサビをすりおろし、ボウルに入れた醤油、みりん、オリーブオイルと一緒によく混ぜ合わせます。器に酢飯を盛り、焼き海苔を細かくちぎって上にかけます。続いてオニオンスライス、ローストビーフの順に盛りつけます。
最後にワサビソースをまわしかけ、彩りで刻みネギをのせたらローストビーフ丼の完成です。海苔の風味やオニオンスライスの食感がワサビソースと相性抜群です。ワサビのタレは作って時間がたつと、せっかくの香りや辛味が抜けてしまいます。美味しく味わうためにも、使う分だけ作るようにしましょう。
赤ワインとワサビの相乗効果「大人のローストビーフ丼」
ローストビーフを食べる時に赤ワインを合わせる方も多いのではないでしょうか?実は、赤ワインはローストビーフ丼のソースとしても使えるのです。赤ワインには、ブドウ由来のポリフェノールやタンニンが豊富に含まれています。料理に赤ワインを使うことで、コクや風味がアップしてツヤのある美味しいソースになります。
出典: https://note.mu
4人分のレシピの材料は、ローストビーフ300g、ご飯丼4杯分、醤油大さじ6、みりん大さじ6、赤ワイン大さじ6、砂糖一つまみ、わさび(チューブタイプ)15cmです。先にローストビーフを薄くスライスし、盛り付けの準備をしておきます。次に、フライパンに醤油、みりん、赤ワイン、砂糖を入れ火をつけます。とろっとするまで弱火で焦げないように煮詰め、火を止めてからワサビを溶かし入れます。
このタレは、冷めてくると濃度がアップします。そのため、煮詰めすぎないようにするのがポイントです。味付けをみて、ワサビの辛味が足りないと感じたら最後に追加しましょう。丼にご飯をよそい、ローストビーフをふんわりとのせます。その上からワサビのタレをかけて、真ん中に卵黄を落としたらローストビーフ丼の完成です。キリっとした後味が爽やかなタレなので、ローストビーフ丼以外にステーキソースとして使うのもおすすめです。
ローストビーフ丼のマヨネーズを使った子供に人気のレシピ
やわらかいローストビーフは、子供にも大人気の料理です。ローストビーフをのせて丼にすると、タレがからんでご飯もいつも以上に食べることができます。子供に人気の味付けというと、やはりマヨネーズは欠かせません。醤油味のタレとマヨネーズソースを一緒に盛りつけると、子供も喜ぶ一品になります。
子供も大人も大好き!「マヨレモンのローストビーフ丼」
レモンを使うと、さっぱり食べやすいマヨネーズソースが作れます。4人分のレシピの材料は、ローストビーフ300g、ご飯丼4杯分、卵黄4個分、レモンマヨソース(マヨネーズ大さじ4、牛乳大さじ2、レモン汁小さじ2、塩少々、粗びきこしょう少々)、たれ(醤油50ml、酒25ml、みりん25ml、おろしにんにくチューブ6cm)です。事前にローストビーフは薄くスライスしておきます。次にレモンマヨソースの材料を混ぜ合わせ、ソースを作ります。
続いて醤油ソースを作っていきます。フライパンにたれの材料をすべて入れ、火にかけて沸騰したら出来上がりです。丼にご飯をよそい、醤油ソースを少しかけておきます。その上にローストビーフを盛り付け、醤油ソースとレモンマヨソースをバランスよくかけます。最後に卵黄を真ん中にのせたら完成です。ローストビーフの盛り付けの時に、卵黄をのせやすいよう窪みを作っておくと綺麗な仕上がりになります。
マヨネーズを使って「ヨーグルトソースのローストビーフ丼」
次に、マヨネーズを使って作るヨーグルトソースを紹介します。ヨーグルトには、ビフィズス菌や乳酸菌などが含まれています。これらの菌には便秘、整腸作用のほか、免疫力アップや生活習慣病を予防してくれる効果があります。また、ヨーグルトに含まれるカルシウムには骨や歯を丈夫にしてくれる働きもあることから、子供にも食べやすいソースにして料理にも取り入れると良いでしょう。
では、ヨーグルトソースのローストビーフ丼のレシピです。4人分の材料は、ローストビーフ300g、ご飯丼4杯分、玉ねぎ170g、醤油大さじ1、酒大さじ1、砂糖大さじ1、酢大さじ1、コチュジャン小さじ1、おろししょうが小さじ1、サラダ油大さじ2、ヨーグルトソース(ヨーグルト大さじ4、おろしにんにく小さじ2/3、塩少々、レモン汁小さじ2、マヨネーズ大さじ2)です。
事前にローストビーフをスライスしておきます。ローストビーフ丼に一緒にかける玉ねぎのタレから作っていきましょう。まず、玉ねぎをみじん切りにします。油を熱したフライパンに玉ねぎを入れ、アメ色になるまで炒めます。醤油、酒、砂糖、酢、コチュジャン、おろししょうがを入れて混ぜ、ひと煮立ちさせたら完成です。続いて、ボウルにヨーグルトソースの材料をすべて入れ、混ぜ合わせてヨーグルトソースを作ります。
ご飯を盛った丼にローストビーフを盛り付け、玉ねぎのタレとヨーグルトソースを適量にまわしかけたらローストビーフ丼の完成です。子供に作る場合は、コチュジャンを省いても構いません。ヨーグルトソースの隠し味ににんにくを使っているので、玉ねぎのタレともよく合います。2種類のタレをローストビーフ丼に使うことで、最後まで飽きずに美味しく食べられるでしょう。
ローストビーフの基本の作り方
ここまでは、ローストビーフ丼に合うタレを紹介してきました。続いて、ローストビーフの作り方を説明していきます。ローストビーフというと、おしゃれなレストランで食べるイメージがあるかもしれませんが、実は家庭でも簡単に作ることができます。
ローストビーフにおすすめはもも肉
ローストビーフは、出来立てをすぐに食べるものではありません。そのため、冷めても美味しく食べられる赤身の肉を選ぶようにしましょう。中でも、脂身が少ないもも肉が最適です。ローストビーフは見た目が赤いですが、火が通っていないのではなく予熱を使ってじっくりと中心まで火を入れるからです。そしてこの調理法こそが、しっとりと美味しい最高のローストビーフを作るコツといえます。
グリルを使ったローストビーフの作り方
それでは、家庭でも作れるローストビーフのレシピとして、魚焼きグリルを使う方法を紹介します。ローストビーフの4人分のレシピの材料は、牛もも肉(かたまり)400g、塩こさじ1、粗びきこしょう小さじ2です。始めに牛もも肉を常温に戻して、塩こしょうをふっておきます。そして、魚焼きグリルの高さに合わせて手でたたきつぶし、形を整えます。グリルは火をつけ、2分間予熱しておきましょう。
予熱が終わったら、肉をグリル網に乗せて焼いていきます。両面焼きグリルの場合は7分、片面焼きグリルの場合は4分たったら裏返してさらに4分焼きます。火を止めて一度蓋を開けグリルの温度を下げた後、再び蓋を閉めて8分間休ませます。この時に予熱で中心部まで火をじっくり通します。タレ作りがまだの場合は、好みのタレを準備しておきましょう。
8分たったらグリルから取り出し、冷蔵庫である程度冷やすか、粗熱が取れてから薄くスライスします。温かいままの状態でローストビーフをカットすると、せっかくの美味しい肉汁が流れ出てしまいます。それを防ぐためにも一旦肉を落ち着かせてからスライスするようにしてください。
じっくり時間をかけて火を通したローストビーフは、口に含むとしっとりとして柔らかく、噛むたびに美味しさが口の中に広がります。お店のようなローストビーフ丼に盛りつけるには、ご飯を山のような形によそうのがポイントです。そしてご飯をローストビーフで隠すように、ふんわりと盛りつけていきます。卵を入れやすいよう窪みをつけ、タレを全体にかけた後に卵黄をのせたら出来上がりです。
ローストビーフ丼のタレを作っていろんな味を楽しもう
ローストビーフ丼のタレが簡単に作れるレシピを紹介しました。ローストビーフはあっさりしていて子供から大人まで人気のある料理です。丼にすることで、タレがご飯にしみ込んでいつも以上に食もすすみます。家庭で作る時は、ぜひタレにこだわってみてください。紹介したタレは他の料理にも合わせやすいものばかりです。いろんな料理とのアレンジも楽しんでみてはいかがでしょうか?