マヨネーズを手作りするときの作り方は?失敗しないレシピも紹介!

サラダにお好み焼き、唐揚げやジャガイモと、どんな食べ物にもマヨネーズをかけるだけで更に美味しくなってしまう魔法のソース、マヨネーズです。最近では、マヨネーズを手作りする人が増えてきました。手作りマヨネーズのメリットや作り方、またオイルを使わないマヨネーズとそっくりなソースの作り方など、マヨネーズの意外な健康効果や、失敗しないマヨネーズ作りに欠かせない、乳化のメカニズムなども一緒に紹介したいと思います。

マヨネーズを手作りするときの作り方は?失敗しないレシピも紹介!のイメージ

目次

  1. 1マヨネーズ発祥
  2. 2マヨネーズに魅せられたキューピーマヨネーズの創始者
  3. 3マヨネーズの栄養価
  4. 4脂溶性ビタミンの吸収を促すマヨネーズの乳化
  5. 5日本のマヨネーズが人気の理由
  6. 6手づくりマヨネーズの作り方で知っておくべきこと
  7. 7手作りマヨネーズが失敗する理由
  8. 8卵の代わりに豆乳を使った手作りマヨネーズ風の作り方
  9. 9ヨーグルトを使用して手作りマヨネーズ風ソースの作り方
  10. 10簡単ヘルシー手作り豆腐マヨネーズの作り方
  11. 11あっさりマヨネーズ風はアレンジで美味しく食べよう
  12. 12オリーブオイルを使った手作りマヨネーズの作り方
  13. 13ゴマドレ風の手作りマヨネーズの作り方
  14. 14手作りマヨネーズで失敗しない作り方ポイント
  15. 15手作りマヨネーズの作り方をマスターして活用しよう!

マヨネーズ発祥

マヨネーズの発祥の地として、いくつかの説があります。その中の一つ、スペインのメノルカ島説は、18世紀の中頃に当時イギリス領だったメノルカ島に、リシュリュー侯爵が指揮をとっていたフランス軍が攻撃をした際のことです。戦火の中、マオンという港町のあるレストランに侯爵が入り、肉料理に添えられていたソースと出会いました。

侯爵は、そのソースを大変気に入った様子で、パリに帰った侯爵はそのソースのことを「マオンのソース」として紹介したことから、Mahonnaise(マオンネーズ)と呼ばれ、Mayonnaise(マヨネーズ)と変化していったという説が、最も有力と言われています。

マヨネーズに魅せられたキューピーマヨネーズの創始者

マヨネーズに魅せられたのは、マオンのソースを紹介したリシュリュー侯爵だけでなく、そこから約160年後に一人の日本人が缶詰の勉強の為に、アメリカに居ました。その当時、日常的に野菜サラダが食べられていたアメリカで、その日本人はアメリカのポテトサラダに使われているマヨネーズが美味しくて、栄養価も高いということに気付きました。

その一人の日本人こそが、キューピー株式会社の創始者である中島薫一郎だったのです。帰国した中島薫一郎は、当時の輸入品の2倍ほどの卵黄を使用したマヨネーズを、日本で売り出そうと考えました。その想いは、日本人の体格の向上を願い栄養価の高いものを食べてもらいたい、というものでした。

マヨネーズの栄養価

中島薫一郎氏が考えた通り、マヨネーズが本当に栄養価が高いのか、調べてみましょう。まずマヨネーズ100gのカロリーは703kcalもあります。分かり易く例えるならば、大さじ1杯が84kcalです。戦後の食糧不足のころにすれば、マヨネーズのカロリーの高さは必要とされていたのでしょう。今となっては、一番気にする部分となってしまったカロリーです。

そしてマヨネーズの脂質の一種であるレシチンは、悪玉コレステロールを減らす効果があり、動脈硬化の予防と改善に役立ち、またレシチンは、脳の栄養素とも言われており、脳細胞の活動を助けます。アルツハイマーや認知症の予防に役立ちます。それから、植物性脂肪酸のリノール酸もコレステロールの抑制効果があります。

マヨネーズの黄色い色素成分であるルテインが目の機能の向上に効果があります。白内障やぶどう膜炎などの目の病気の予防にも有効です。そして女性に嬉しいビタミンEは、協力な抗酸化作用によって老化を防ぎエイジング効果があります。更に血行の促進により美肌、肩こりや腰痛の改善にも効果がみられます。

そしてマヨネーズに多く含まれるビタミンKは、止血の効果やカルシウムの働きを助け、骨粗鬆症の予防にも役立ちます。カロリーは高いですが、大変優秀な健康効果が沢山あるマヨネーズです。

脂溶性ビタミンの吸収を促すマヨネーズの乳化

健康志向の人が増えてきた近年、野菜を沢山食時に取り入れる傾向にありますが、優れた栄養素のある野菜を食べても、それが吸収されていのではあまり効果がありません。マヨネーズの乳化が、βカロテンをそのまま食べた時よりも、7倍の吸収率に上がることが研究により発表されました。

現代人は不規則な生活などにより、常にストレスにさらされています。そんな現代人に必要な栄養素で、脂溶性のビタミンやカロテノイドを効率良く吸収するために油が必要なのです。しかし、胃の中でも水と油は分離しています。乳化したマヨネーズを一緒に食べることで、油よりも野菜の成分が均一に混ざりやすく溶解し、吸収率もよくなるようです。

日本のマヨネーズが人気の理由

元々ヨーロッパで誕生したマヨネーズが、日本よりも先にアメリカで使われるようになり、日本はマヨネーズにおいては、後進国だったにもかかわらず、現在ではAmazonで売り上げ上位になっている日本のマヨネーズは、他の国のマヨネーズと何処が違うのでしょうか?

日本と世界のマヨネーズで、大きな差といえば日本のマヨネーズは卵黄と油と酢で作られていますが、世界的には全卵を使ったマヨネーズが主流のようです。よって、日本のマヨネーズはまろやかでクリーミーで、濃厚で贅沢なマヨネーズの味なのです。全卵を使ったマヨネーズは酸味が強くて、あっさりしたマヨネーズとなってしまいます。

さらに、輸入品のマヨネーズの容器は殆どが瓶でできているのに対して、日本のマヨネーズの容器はチューブ入りが主流です。瓶の容器は、一度上げると酸素に触れる面積が多く酸化してしまい風味が落ちていきます。一方、チューブ入りの場合、酸素透過率の低いポリエチレンとプラスチックの多層構造と、口を細くしたりと、使い勝手が良く酸化しにくい容器になっています。

それから日本のマヨネーズを作る時に使われている酢は、酸味が柔らかい米酢です。原料の大半をしめる油は、クセのない植物性の油を使っていることから、マヨネーズが主張しすぎない為に、色々な食材と合うので、用途が広くなります。また、昆布の旨味成分も日本のマヨネーズの多くに配合されているので、美味しいマヨネーズに仕上がっています。

このように、酸味が柔らかくてクセが無い、マイルドでコクのある贅沢な味のマヨネーズで、しかも使い勝手の良い配慮のされた容器に入れられているということから、世界でも日本のマヨネーズは大変人気があるのです。

手づくりマヨネーズの作り方で知っておくべきこと

料理好きの人たちは、いとも簡単にマヨネーズをささっと作ってしまうかもしれませんが、初めてマヨネーズを手作りする人にとって、マヨネーズが手作りできることすら知らなかったり、作り方以前に何で出来ているのかすら、知らないわけです。そんな人の為にも、まずは基本的な手作りマヨネーズの作り方や、知っておくべきことを紹介します。

手作りで納得した作り方ができる

手作りマヨネーズの簡単に作れるようになれば、自分の好みの硬さにしたり、好みのハーブやスパイスと合わせてみたり、経済的でもあります。また、市販のマヨネーズは簡単に手に入りますが、使われている油に納得できない人は、手作りすることにより安全で健康にいい納得したオイルで、マヨネーズが作れます。

手作りマヨネーズの作り方で大事なこと

手作りマヨネーズを作るにあたり、卵・酢・油・塩などは家庭で常備されている材料ではないでしょうか?これを読んでいる今、すぐに作ろうと思った人はちょっと待ってください。折角手作りするなら、材料の鮮度にも拘りましょう。油も開けたてのものを使うことで、酸化していません。食べきれる量を作ることでマヨネーズの効果も得やすくなります。

手作りマヨネーズの作り方に重要な乳化とは?

マヨネーズを手作りする上で最も重要なのは、乳化させることです。乳化とは、どういうことでしょう?まずは乳化につての説明です。本来、水と油は絶対に混ざり合わないものです。しかし、乳化という現象を利用すれば、混ざり合うわけです。水か油のどりらかが微粒子化して、もう一方の液状の中に浮いている状態を乳化と言います。

乳化には二種類あり、油が微粒子化して水に囲まれている状態の乳化をO/W乳化と言い、水が微粒子化して油の中に囲まれている状態の乳化をW/O乳化と言います。ドレッシングを思い出してみてください。液状のものの上に油が浮いているので、使う前に容器を振って水分と油を混ぜて使います。しかし、すぐに水分と油とに分かれてしまいます。

卵黄が乳化剤となると理解すれば手作りで失敗しにくい作り方ができる

ドレッシングが混ざった状態、つまり乳化した状態は持続しません。この乳化した状態を維持するために、水と油を結び付ける材料を加えることにより、乳化した状態が保てます。私たちの身の回りで一番身近にある、乳化した状態のものが、マヨネーズなのです。そして、卵黄が乳化を保つための材料であり、乳化剤としての役割をしています。

医薬品や化粧品にも乳化を利用した作り方をしている

乳化のメリットにはどんなものがあるのでしょうか?まず、クリーム状になり、滑らかで舌ざわりが良くなります。アイスクリームも舌ざわりが良くなると美味しく感じますし、食品に限らず化粧品でも乳化を利用すると、滑らかで伸びが良く肌への吸着力がアップし、むらなく肌に塗ることができます。

さらに乳化のメリットは、消費期限を長くし、長期保存が可能となります。マヨネーズの他に乳化により長期保存が可能になったものが、チーズやバターです。チーズとバターの場合は、牛乳の水分を抜くことで、乳化をさせたものです。化粧品や医薬品も乳化によって、長期に品質を保つことが可能となります。

乳化が作り方の中で大事な処理であること

驚くことに、乳化のメリットはまだあります。消化吸収がよくなるのです。先に述べたように、野菜の脂溶性ビタミンを効率良く取り入れるのにマヨネーズの栄養素が、重要な働きをするとともに、乳化したことにより食材の消化吸収を良くする作用が働きます。また、医薬品でも飲み薬などは、胃で早くとけて吸収されることが大切で、乳化が欠かせない処理と言えます。

手作りマヨネーズの作り方

では本題のマヨネーズの作り方です。卵黄2個分をボウルに入れて塩と白コショウ少々と酢大さじ2を加えて、もったりするまで混ぜ合わせます。サラダ油は150㏄用意しておき、卵黄のボウルに最初は数滴入れて泡だて器で混ぜ合わせます。サラダ油が半量になるまでは、数滴入れては良くかき混ぜるという作業を焦らず地道に行います。本当に簡単で地道な作業です。

少しずつ油を足して混ぜることで、乳化が進みますので、一度に沢山油を入れないことが一番重要です。泡だて器で混ぜるのを止めてみた時に、卵と油がキチンと混ざっていて、つぶつぶとしていないか確認しながら、油を足していきます。白っぽくてクリーム状になれば完成です。初めて作り方を知った人は、なんて簡単なんだとおもいませんか?

その通り、簡単なのです。しかし、簡単だからと侮っていては、油を入れる量を多くしてしまい、乳化せずに分離してしまいます。一度分離してしまうと、もう使えません。もう一度最初からやりなおしとなります。あと、卵は事前に冷蔵庫から出しておき、室温に戻しておきましょう。

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手作りマヨネーズが失敗する理由

基本的なマヨネーズの作り方のコツを覚えていくと、サラダ油をオリーブオイルにしてみたり、または酢を他の酢にしてみたり、手作りだからこそできる、アレンジをしてみたくなってくるとおもいます。その前に出来るだけマヨネーズの手作りを楽しむために、失敗を減らしたいと思いませんか?そこで、失敗する理由を説明しておきたいと思います。

作り方のコツを掴む

手作りマヨネーズの作り方は、材料もシンプルですし、混ぜるだけなのでとても簡単そうに思いますが、本当はすごく難しいと言われているのも事実なのです。最も多い失敗の理由は、油を一気に入れてしまうことです。これをしてしまうと、酢と油が分離をしてしまいシャバシャバになってしまいます。それから、卵は必ず室温に戻してから作ることも忘れないでください。

その他に、失敗の理由として考えられるのが、ハンドミキサーなどの機械を使って混ぜる場合に回転が速すぎると、失敗しやすいようですので、低速回転で混ぜましょう。あとは、オイルの種類によっては、濃度の高いグレープシードオイルやエクストラバージンオリーブオイルなどは、失敗しやすいようです。最初は、普通のサラダ油や米油のようなもので練習しましょう。

卵の代わりに豆乳を使った手作りマヨネーズ風の作り方

イソフラボンたっぷり手作りマヨ風の作り方

卵のアレルギーがある人や、ダイエット中の人の為のマヨネーズ、豆乳を使った手作りマヨネーズの作り方を紹介します。豆乳200㏄にサラダ油を少しずつ入れて混ぜます。泡だて器でもいいですが、ハンドミキサーやブレンダーなどを使うと早く簡単に混ぜ合わせられます。サラダ油100㏄全部混ぜ、サイリウム小さじ1、からし小さじ1、酢小さじ2を入れて完成です。

味付けは、好みで塩加減を調整してください。ここで、サイリウムというものが登場しましたので、サイリウムについて説明をしたいと思います。

サイリウムとは

サイリウムは、オオバコという植物の仲間であるエダチオオバコ、プランタゴ・プシリウム、プランタゴ・オバタなどの種の皮を粉砕して、精製したもののことです。薬品ではなく、植物から採取したものなのです。サイリウムには、食物繊維が豊富に含まれており、日本では特別保健用食品(トクホ)に、サイリウムがふくまれた食品があるそうです。サイリウムの食物繊維は水溶性で、こんにゃくや海藻の成分と似ており、水に溶かすとトロミが出ます。

片栗粉を水で溶いたような感じとよく似ています。先ほど紹介した、豆乳を使ったマヨネーズでは、卵黄を使った時のようなトロミが少ないので、サイリウムでトロミをつけました。サイリウムは、水溶性の食物繊維ですし、無味無臭ですので、安心して食品に使うことができます。それに健康にも良い効果があるのです。

まず一つ目は、食物繊維の塊であるサイリウムには、整腸作用があります。そして血糖値の上昇を抑制する働きもあり、糖尿病の予防や肝疾患・悪性腫瘍・冠動脈流疾患などの予防にも有効です。更に、血液中の脂質の調整をする働きもあると言われるサイリウムは、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞の予防にも良い成分と言えます。

ヨーグルトを使用して手作りマヨネーズ風ソースの作り方

手作りでヘルシー・マヨネーズと間違うソースの作り方

オイルは絶対に使いたくないけど、マヨネーズが食べたい人の為の、ヨーグルトを使った手作りマヨネーズ風の作り方を紹介します。まず、ヨーグルト100gはザルのキッチンペーパーを敷いて、その上に乗せて冷蔵庫で水気をしっかりと切っておきます。出来上がりがシャバシャバしないように、しっかり水分を切ることが大切です。

水気を切ったヨーグルトに卵黄1個分とレモン果汁か酢小さじ1、砂糖小さじ2分の1、塩コショウ適量、コンソメ小さじ1を入れて良く混ぜ合わせたら完成です。お好みで、からしやにんにくなどを入れても美味しくなります。水気をしっかりと切ったヨーグルトの硬さが、丁度マヨネーズのようで、おすすめの簡単ヘルシーマヨネーズ風です。

簡単ヘルシー手作り豆腐マヨネーズの作り方

豆腐も白くてヘルシーな食材です。また、栄養価も高いので健康志向の人向けのマヨネーズ風が作れます。豆腐200gをザルに敷いたキッチンペーパーの上に置き冷蔵庫でしっかりと水気を切っておきます。水気が切れたら、豆腐、米酢大さじ1、レモン汁または酢大さじ2、砂糖大さじ2分の1、塩小さじ1、サラダ油大さじ1を全部混ぜ合わせたら出来上がりです。

あっさりマヨネーズ風はアレンジで美味しく食べよう

手作りだからこそできるマヨ風ディップの作り方

ヨーグルトや豆腐を使ったマヨネーズ風は、ヘルシーですが味の濃厚さがないので、少し物足りないかもしれません。そんな人のために混ぜるだけで簡単で失敗のない組合せを、紹介します。野菜のディップにしたり、バゲットやクラッカーに塗ったりして楽しんでみてください。

次の材料をヨーグルトマヨネーズ風や、豆腐マヨネーズ風に混ぜ合わせるだけです。おろしにんにくとブラックペッパーシンプルですがにんにくの旨味と香りで食欲がそそられますしブラックペッパーでぐっと味が引き締まり大人の味になります。次は、ケチャップとみじん切りの玉ねぎとみじん切りのトマトです。鮮やかな赤いソースになり栄養価もいいソースになります。

カレー粉と砂糖はカレーのスパイスの香りで食欲を増進させ、暑い日にもおすすめのソースです。お肉料理のソースにしても相性抜群ですので、試してみてください。次は、味噌です。味噌は日本人のソウルフード、発酵食品ですのでヨーグルトのマヨネーズ風とは相性が良いでしょう。最後にアンチョビです。小さく刻んで混ぜます。アンチョビの旨味と塩気が効果的です。

Thumbオリーブオイルはカロリーが高いので太る?サラダ油やマヨネーズと比較 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

オリーブオイルを使った手作りマヨネーズの作り方

元祖スペインの手作りマヨネーズアリオリソースの作り方

マヨネーズの起源説のところでも書いた通り、もともとスペインで作られるマヨネーズは、オリーブオイルと卵を使ったものです。ですから、元祖マヨネーズの作り方とでも言えるマヨネーズの紹介です。卵黄2個分をボウルでしっかりと混ぜておきます。20秒ほどレンジで加熱したにんにく1片を潰して入れます。オリーブオイルを少量ずつ入れて混ぜます。

好みの硬さになるまで、オイルを入れて混ぜるを繰り返します。白くもったりと滑らかなマヨネーズになってきたら白ワインビネガーまたはレモン汁を加え、塩で味を調えて出来上がりです。オリーブオイルの香りがする大人のマヨネーズです。ビネガーを入れると少し緩くなるので、気持ち硬めに仕上げてからビネガーを入れましょう。

ゴマドレ風の手作りマヨネーズの作り方

オリーブオイルを使ったマヨネーズだと、オリーブオイルの香りが大人にとっては美味しく感じますが、オリーブオイルに慣れていない子供や、オリーブオイルの臭いが好きではない家族がいる家庭の為の、救済レシピのようなものです。オリーブオイルのマヨネーズと、ゴマドレ風マヨネーズと半量ずつにしておいても、好みで使い分けができておすすめです。

オリーブオイルの手作りマヨネーズの作り方で作ったマヨネーズに、白ごま大さじ5(好みで量は加減してください)、めんつゆ濃縮タイプ大さじ5、砂糖大さじ1を入れて混ぜ合わせたら、出来上がりです。オリーブオイルを使ってマヨネーズを作ったけども、失敗したかなと思った時に試してみてください。

手作りマヨネーズで失敗しない作り方ポイント

失敗しないマヨネーズの作り方において、何度も伝えてきましたが、材料を常温にしておくだけでも失敗のリスクは簡単に減らせます。そして油を入れる前に卵黄をしっかりと混ぜておくことも大切です。更に失敗のリスクを減らす為にマスタードを入れることをおすすめします。マスタードの種には、乳化剤となる成分が含まれているので、乳化の安定に役立ちます。

次に油を足していく前に、卵黄と酢を先にまぜる作り方を紹介しているレシピも多く見かけますが、これが失敗の原因のひとつなのです。一見、先に酢を混ぜた方が簡単に乳化しやすそうに思ってしまいますが、逆効果です。油の粒子が大きくなってしまうからです。油の粒子を細かくする為には、卵黄と塩とマスタードにより、高い粘度の乳化液を簡単に作れます。

粘度のある乳化液に油を注ぐことで、油の粒子も小さくなりやすいので、先に酢をいれた作り方よりも、簡単に乳化を進めやすくなります。マヨネーズ作りで失敗しない為には、この乳化のメカニズムを理解しイメージしておくと、失敗の確率も減り気軽にマヨネーズを作れるようになるでしょう。

手作りマヨネーズの作り方をマスターして活用しよう!

体に良くないイメージの強いマヨネーズですが、意外と健康に効果があることも、知っていただけたでしょうか?また、簡単そうで実は難しいマヨネーズの作り方のコツは、乳化がポイントであること、乳化のメカニズムをイメージできれば失敗も少ないので、鮮度のいいマヨネーズを手作りして、色々なアレンジも楽しんでみてください。

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