鯖缶を使ったそうめんは山形の郷土料理!レシピと作り方は?

ケンミンSHOWで話題となった、鯖缶を使ったそうめんを知っていますか?ヘルシーで夏バテにも良い山形の郷土料理で、夏になると山形の家庭では定番の料理です。ケンミンSHOWでも放送となった鯖缶を使ったそうめんには、いろんなアレンジが存在し、簡単レシピで出来上がる料理なので、忙しい主婦さんの味方です。簡単で美味しい鯖缶を使ったそうめんのレシピをご紹介しますので、是非参考にしてください。

鯖缶を使ったそうめんは山形の郷土料理!レシピと作り方は?のイメージ

目次

  1. 1鯖缶を使ったそうめんがケンミンSHOWで話題に!
  2. 2鯖缶を使ったそうめんは山形の郷土料理!作り方を紹介
  3. 3鯖缶を使ったそうめんのアレンジレシピ
  4. 4鯖缶を使ったそうめんを食べて暑い夏を乗り切ろう!

鯖缶を使ったそうめんがケンミンSHOWで話題に!

鯖缶といえば、お酒の肴として食べるイメージもありますが、鯖缶を使ったそうめんのレシピがケンミンSHOWで話題となりました。山形県の郷土料理で、簡単で誰でもマネできる親しみやすいレシピです。鯖缶とそうめんなので、低脂質で罪悪感なく食べられて、ダイエットをされている方にもおすすめです。

ケンミンSHOWでも、いろんな県の鯖の郷土料理を取り上げられていますが、山形県の鯖缶を使ったそうめんは、簡単なレシピでヘルシーで美味しいものがあったのかと衝撃的でした。岡山県の鯖ずし、福井県では鯖のへしこなど、日本では古くから鯖を食べていることから各地に鯖の郷土料理があります。

100円程度の鯖缶が品薄状態になり、高級な鯖缶も通販で品切れのものもあるほど鯖ブームがきており、鯖専門店も大盛況となっています。お酒の肴に食べるのももちろん美味しいのですが、いろんなアレンジができること、栄養価が高いことから人気に火が付きました。ケンミンSHOWで放送されてから、さらに鯖ブームは加速しています。

Thumb鯖缶の食べ方は?そのまま食べるときの温め方やちょい足しレシピも! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

鯖缶を使ったそうめんは山形の郷土料理!作り方を紹介

鯖缶の消費量山形県は全国1位

山形県は、ラ・フランスの生産量が全国1位、さくらんぼの生産量が全国1位など、全国1位の食材がある中、意外にも「鯖缶の消費量全国1位」です。山形の中でも、内陸部や地域によって食べ方も違う鯖缶を使ったそうめんのレシピは、ケンミンSHOWで話題となってから話題となりましたが、山形県では鯖缶を使ったレシピは定番です。

マグロやカツオの不漁でツナ缶の値段も高騰しているので、鯖缶はツナ缶よりも生産量が多く、高級志向な人に向けたものも多く販売されています。共働きが増えている中で、仕事から帰って魚をさばくのは面倒な人も少なくありません。鯖缶で料理をすれば、骨も一緒に食べられて火も通っているので、時短レシピで料理を作ることができます。

冬場に比べると夏場は3倍程度「鯖缶」の売り上げが伸び、スーパーではめんつゆの横に「鯖缶」が売られているところもあるほど、山形県では料理には欠かせない食材となっています。そうめんに鯖を入れるのは、普通のことだと思っている人もいるほど、鯖缶を使ったそうめんは山形県で親しまれたソウルフードと呼べます。

鯖缶のおかげで山形県は肥満知らず?

鯖に含まれる、EPAには、体内の痩せるホルモンを増やす効果があり、ほかにもビタミンDやDHAなどを多く含んでいます。脳の活性化や血液サラサラ効果など、鯖には体に良い栄養がたくさん入っています。鯖缶を大量消費する山形県の県民は、知らないうちに肥満しらずの元になる栄養をとっているので、ダイエットにも鯖缶はおすすめです。

山形県の山形県漁業協同組合では、鯖の「下ごしらえ」や「2枚おろし」など、写真付きで丁寧に紹介しています。また、山形県のホームページでは、鯖缶を使った「ひっぱりうどん」のレシピを公開しているので、鯖缶を使った料理は、山形県では日常の料理となっています。鯖缶をストックしている家庭が多いので、肥満しらずとも言えます。

鯖缶は種類豊富で、定番の鯖缶は「味噌煮」「水煮」ですが、トマト煮やカレー煮のほか、オリーブオイル漬けなどがあります。「マツコの知らない世界」でも鯖缶が紹介されるほど、鯖缶ブームがきています。鯖缶を使ったそうめんのレシピの幅も広がり、クックパッドなどの料理専門サイトではいろんなアレンジが紹介されています。

鯖缶を使った山形料理レシピにはひっぱりうどんも有名

鯖缶そうめんと似ているレシピで「ひっぱりうどん」もとても人気があります。地区によっては「ひっつりうどん」と呼ぶところもあります。鍋や窯からひっぱりあげることから、ひっぱりうどんと呼ばれています。方言で「ひっぱり=ひっつり」という地域もあることから名前が2通りあります。

山形で一般的なレシピは、「納豆」「鯖缶の水煮」「しょうゆだれ」で、お好みでネギや温玉をのせています。せっかくひっぱりうどんを食べるなら、食べ方も再現して「鍋や窯から引っ張り上げて」いただくと、山形の郷土料理を楽しめます。たれは、家庭によって多少味が違いますが、簡単でササッと作れるレシピです。

ひっぱりうどんにアレンジを加えて、「キムチ」「大根おろし」「かつお節」などを入れて食べるのもおすすめです。鯖のいいところはいろんな食材に合うので、レシピも無限大になるということです。たれを上からかけても、つけて食べても美味しく味わえます。鯖は栄養価が高く、ダイエットにもおすすめの万能食材です。

鯖缶を使ったそうめんのレシピと作り方を紹介

ケンミンSHOWでも紹介されていた「鯖缶を使ったそうめん」のレシピを紹介していきます。用意する食材は、「そうめん」「鯖缶」「めんつゆ」「小ネギ」を準備します。家庭によって入れるものは違うのですが、「納豆」を入れたり、「シソ」「みょうが」などをいれてさっぱりとした味でいただく家庭もあるようです。

そうめんを茹でていくのですが、もっと簡単に作りたい方には、「レンジでそうめん」という便利グッズも販売されいるのを知っていますか?ケースにお湯と乾麺を入れてレンジで過熱をすると簡単にそうめんが茹で上がります。鍋で茹でる時間にプラス2分程度でできるので、忙しい主婦さんにはこちらもおすすめです。

麺が茹で上がったら、流水で冷やしてしっかりともみ洗いをします。そのあと、水をしっかり切って盛り付けします。好みや家庭によっては、しっかり冷やすために氷を入れてもみ洗いする家庭もあります。そうめん用の水切りザルなども売っているので、そういったグッズを使うと便利で、さらに簡単に作ることができます。

あとは、鯖缶の鯖や薬味、お好みで入れる納豆などの食材を用意して完成です。本当に簡単なレシピなのですが、一度食べたらやめられないので、是非味わってもらいたいです。簡単に作ることができて、夏バテしている人にもさっぱりした味で食べやすいです。鯖缶を使うことによって、骨まで食べられるのでお子様がいる家庭でも安心のレシピです。

最近ではいろんなレシピに使用されていて、万能で栄養価の高い食材として人気を呼んでいます。ケンミンSHOWで取り上げられてから、鯖缶の人気はさらに急上昇し、いろんな味がついた鯖缶や高級なものも売れるようになりました。ケンミンSHOWでの放送はかなりの反響だったといえます。鯖缶を使ったそうめんは、ヘルシーでおすすめです。

盛り付けによっては、このように見た目も美しくできます。そうめんとシソ、トマトも入れているので色味もよくてとても食欲がわいてきます。同じ料理やレシピでも、作る人が変わると違う料理のように見えます。味は同じでも、見た目ですでに美味しく見えることも大事なのかもしれません。

鯖缶を使ったそうめんのアレンジレシピ

暑い日におすすめメニュー「鯖缶冷や汁そうめんレシピ」


「鯖缶冷や汁そうめん」の食材は、「そうめん」「サバ味噌煮缶」のほかに、山形県の鯖を使ったそうめんとは違う食材が入ります。「きゅうり」「木綿豆腐」のほか、「味噌」や「白ごま」「すりごま」などを入れた味噌ベースのつけダレです。

冷や汁の作り方は、「味噌」や「白ごま」「すりごま」と「鯖缶の汁」を混ぜます。その中に手でつぶした木綿豆腐を入れ、きゅうりも混ぜます。きゅうりは、スライサーで薄切りして塩もみして、しんなりしたら水で洗い、冷や汁に入れます。冷や汁は完成したら冷蔵庫で冷やしておきます。鯖缶の鯖はオーブンで焼いても美味しいです。

鯖缶が入っていない「冷や汁そうめん」は、ケンミンSHOWで埼玉県や宮城県などで郷土料理として食べている地域もあると放送されていました。あっさりとした山形県の「鯖を使ったそうめん」の食べ方とはちがい、ごまや味噌などでつくる「冷や汁そうめん」はひと手間かけて美味しく頂けるレシピです。

大人数で食べるときは、どうしても汁があまってしまうことがあるので、そんなときはシメにご飯にかけて冷や汁を食べるのも美味しいと人気があります。冷や汁の味は、濃く見えますが妊婦さんでも食べれるさっぱり味ですし、味噌を使用しているのでヘルシーに食べることができます。

麺つゆとマヨネーズで味付け「鯖缶コクうまそうめん」

「鯖缶の水煮」「めんつゆ」「マヨネーズ」「きゅうり」「大葉」を使用した「鯖缶コクうまそうめん」もおすすめです。きゅうりはスライサー等で薄切り、大葉は千切りして、食材を混ぜて汁を作ります。冷や汁のようにつけて食べても良し、上から汁をかけてぶっかけそうめんにしても良し、どちらも美味しくいただけます。

「めんつゆ」と「マヨネーズ」を混ぜると、コクが出て旨みが増します。かつお節やゴマを入れると、香りがよても良くなるので箸がどんどん進みます。暑い日は特に、つけダレに氷を入れて食べるとクールダウンしつつ、美味しさを味わえます。和と洋のコラボレーションのような雰囲気ですが、そうめんはどんな食材とも合いやすいのですべてが引き立ちます。

その他にも、鯖缶を使用したコクうまのレシピがあります。「マヨネーズ」と「しょうゆ」で味付けしたそうめんも簡単でパスタよりも軽い食事としていただけます。そうめんは意外とマヨネーズと相性もよく、食欲がない人でも、麺が細いのでスルっと食べやすくておすすめです。マヨネーズをかけても、鯖の味がちゃんと引き立って美味しいです。

コクのある味わい「鯖味噌缶とポン酢のさっぱりそうめん」

「鯖味噌缶とポン酢のさっぱりそうめん」は、「鯖味噌缶」を開けて缶の中で鯖をほぐして、その中にポン酢を入れて混ぜます。その鯖をそうめんの上にのせたら、あとは「小ネギ」やお好みで「わさび」を入れても美味しくできます。ポン酢と鯖味噌が絶妙なバランスで、味噌味がついているのにさっぱりとした味わいになります。

鯖味噌缶の鯖をそぼろにしても美味しいです。フライパンに汁ごと鯖味噌缶の中身を投入して、鯖をほぐしながら水分を飛ばしていきます。お好みに合わせて「小ネギ」や「ごま」をいれても美味しいです。鯖缶と納豆を混ぜても美味しいですし、鯖缶をそぼろにして余ってもご飯にかけて食べられるのでおすすめです。

「男子ごはん」というテレビ番組でも紹介されていたのが「モロヘイヤのさっぱりポン酢」です。タレの作り方は「ポン酢」「みりん」「すりごま」「かつお節」に「塩」を少し入れます。モロヘイヤを茎の部分から茹でていき、すべて茹でてから流水で洗って千切りします。大根おろしとモロヘイヤ、みょうがの薄切りをそうめんにのせて完成です。

野菜盛りだくさんの「鯖そうめんチャンプルー」

そうめんチャンプルーのレシピは、簡単に作れてアレンジもできるのでおすすめです。意外と知られていない「そうめんチャンプルー」ですが、野菜をたくさん入れてしょうゆベースの味付けにすることで、そうめんと絶妙なバランスで野菜をたくさん食べることができます。そうめんチャンプルーに鯖缶を入れると、さらにあっさりして食べやすいです。

豆苗と鯖缶の水煮、塩コショウや醤油、オリーブオイルで簡単にできる「鯖チャンプルー」はあっさりしていて食べやすいです。お好みでニンジンなど野菜をたくさん入れても美味しいので、是非試してみてください。鯖缶を使ったそうめんレシピは、主食にもおかずにもできますし、栄養がたっぷりなので夏バテの人にもおすすめです。

山形県以外でも人気急上昇?「焼き鯖そうめん」

しょうゆで味付けされている鯖の缶詰を使用して「焼き鯖そうめん」を作ることができます。缶詰から鯖の身を取り出し、汁は残しておきます。鯖はグリルかフライパンで両面をこんがりと焼きます。鯖缶の汁と、しょうゆや料理酒を混ぜたものにかために茹でたそうめんを入れて、煮汁で煮込みます。器に盛り付けたら完成です。

鯖缶の汁を入れることにより、そうめんにも鯖の美味しいダシがしみ込み、さらに焼き鯖と一緒に食べて鯖の美味しさを活かしたレシピだといえます。そうめんを煮汁で茹でるので、最初にお湯でゆでるときはかために茹でるのがポイントです。家庭でも、焼き鯖の味わいが楽しめるおすすめレシピです。

滋賀県の長浜で郷土料理として「翼果楼」さんで「焼鯖そうめん」を提供しているようです。鯖そうめんの午前や鯖寿司など、鯖の日本料理を提供している有名なお店で、焼き鯖は2日間特性ダレに漬け込んでいるものを使用しています。この焼き鯖そうめんを食べたくて、家庭で作っている人も少なくありません。

鯖缶を使ったそうめんを食べて暑い夏を乗り切ろう!

鯖缶を使ったそうめんは、ケンミンSHOWで放送されてから簡単で美味しいと、山形県以外でも食べる人が増えました。鯖缶を使うことによって、骨を気にせず美味しくいただけることで、いろんな料理の幅が増えたといえます。簡単レシピで美味しい、「鯖缶を使ったそうめん」で暑い夏を乗り切りましょう。

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