さわらで作る離乳食レシピまとめ!与える時期や下ごしらえのコツは?

さわらを使った離乳食レシピを紹介していきます。さわらに含まれている栄養成分や下ごしらえの方法、離乳食レシピに活用できる時期をまとめました。また、簡単に作れるおすすめ離乳食レシピも掲載しているので、赤ちゃんのご飯を作る際の参考にしてください。

さわらで作る離乳食レシピまとめ!与える時期や下ごしらえのコツは?のイメージ

目次

  1. 1さわらを使った離乳食レシピを紹介!
  2. 2さわらを使った離乳食レシピのポイント
  3. 3さわらを使ったおすすめの離乳食レシピ
  4. 4さわらを使った離乳食を作ってみよう!

さわらを使った離乳食レシピを紹介!

さわらは焼き魚や西京焼き、から揚げなどさまざまなレシピに使われている魚で、実は赤ちゃん用の離乳食にも使うことが可能です。本記事では、さわらを使ったおすすめの離乳食レシピについて紹介していきます。

また、さわらに含まれている栄養成分や特徴、赤ちゃんのご飯に取り入れることができる時期や使う際の注意点についてもまとめています。さらに、さわらを使う時の下処理のやり方や保存する方法も掲載しているので、離乳食作りの際の参考にしてください。

さわらを使った離乳食レシピのポイント

まずは、さわらを離乳食レシピに使う際のポイントについて見てみましょう。さわらを使うメリットや使える時期、下処理の方法や保存方法についても掲載しているので、さわらを調理する際の参考にしてください。

さわらの栄養・特徴

生の状態のさわらは100g中、DHAが1100mg、EPAは340mgと比較的多く含んでいます。DHAは子供の発育に必要な栄養成分といわれているので積極的に摂取したい栄養の1つです。また、さわらには良質なタンパク質や鉄分を豊富に含んでいます。

タンパク質は筋肉や骨などの成長には欠かせない栄養素のひとつとなっています。そして、赤ちゃんは鉄分不足になりやすく、鉄分は不足すると脳の発達にも影響してしまうため、タンパク質と同時に摂取することができるさわらは、赤ちゃんのご飯におすすめの食材といえるでしょう。

さらに、さわらにはビタミン類も多く含んでいます。カルシウムの吸収を促進し、骨の健康維持の効能が期待できるビタミンDやDNAの合成に深く関わり、正常な細胞の増殖を助ける働きが期待できるビタミンB12も豊富です。

いつから使える?

さわらを赤ちゃんに与える際は、離乳食中期からでも少量なら食べられますが、基本的には後期の生後9ヶ月~11か月頃から献立に取り入れるのがおすすめです。また、離乳食初期の段階では食べさせないようにしましょう。

そして、さわらは赤ちゃんの成長に必要な栄養成分を多く含んでいるので、完了期(1歳~1歳半ごろ)には積極的に献立のおかずに取り入れていくようにしましょう。

注意点

さわらは身が白いため、白身魚と思われがちですが、含まれている成分や脂分が多いことから赤身魚に分類されています。そのため、赤ちゃんのご飯に使う場合は、鯛やカレイなどの白身魚に慣れてきてから与えるようにしましょう。また、さわらを選ぶ際は、透明感があって身割れが少なく、血合いの部分が鮮やかでなものを選ぶのがおすすめです。

さらに、赤ちゃんに食べさせる際には、子供用のスプーンひとさじから始めて、少しずつ量を増やしていきます。そして、初めて食べさせる場合は、少量を他の食材と混ぜずに与えるようにしましょう。

下ごしらえのコツ

赤ちゃんにさわらを食べさせる場合は、下処理をしっかりと行う必要があります。さわらを使う場合は、赤ちゃんの食べやすい大きさに切り、皮と骨を取り除きます。その際は、魚の身をほぐしつつ、指で確認しながら骨の取り残しには注意しましょう。

また、調理する際にはしっかりと加熱しなければ、食中毒になってしまう可能性もあるため、使う場合はしっかりと火を通すようにしましょう。

保存方法

生のさわらは、購入した当日に調理して食べるのがベストです。また、冷蔵庫に入れて保存する場合でも翌日には調理して食べきるようにしましょう。購入してすぐに食べきれない場合は、冷凍保存がおすすめです。加熱処理を行った後に、ペースト状や細かくほぐした身を製氷皿などに入れて、冷凍しましょう。

解凍時は、電子レンジや鍋を使って解凍します。そして、冷凍保存した場合は1週間を目安に使うようにしましょう。

さわらを使ったおすすめの離乳食レシピ

次は、さわらを使った簡単に作ることができるおすすめ離乳食レシピを紹介していきます。赤ちゃんの月齢に合わせた献立を掲載しているので、離乳食を作る際の参考にしてください。

さわらとアサリのアクアパッツァ

【材料】

  • さわら…2枚と1/3切
  • 塩…ひとつまみ
  • アサリ…150g
  • にんにく…ひとかけ
  • プチトマト…9個
  • マッシュルーム…5個
  • アスパラガス…5本
  • ブラックオリーブ…6個
  • オリーブオイル…大さじ1
  • 水…100cc
  • 白ワイン…30cc
  • 塩コショウ…適量

【離乳食分の作り方】
  1. クッキングシートを半分に折って折り目をつけます。
  2. 折り目に向かって上下それぞれ2回ずつたたみ、さらに半分にたたみます。
  3. 縦向きにして、両端を細く2~3回折って、ホッチキスで止めたら真ん中を開いておきます。
  4. プチトマトは4等分に切ります。
  5. アスパラガスは穂先を使い、マッシュルームは7~8mm角に切ります。
  6. さわらは2cm角に切り、骨をしっかりと取り除きます。
  7. 舟形にさわら、アスパラガス、トマト、マッシュルームと水(大さじ1)を入れます。
  8. フライパンに7を入れて蓋をし、中火で蒸していきます。
  9. 大人用の中身に入っているアサリの口が開いたら、取り出します。
  10. トマトの薄皮を取り除いて、お皿に盛付けたら完成です。

【大人分の作り方】
  1. アスパラガスは5cmくらいに切ります。離乳食用に穂先を1本取り分けておきます。
  2. ブラックオリーブは半分に切ります。
  3. マッシュルームも半分に切ります。
  4. にんにくは皮を剥いて、半分に切ります。
  5. 大人用の魚は塩を振り、5分置いてからキッチンペーパーで水分で拭き取ります。
  6. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、香りが出るまでにんにくを炒めます。
  7. お魚を入れて、両面にしっかりと焼き色が付くまで焼いていきます。
  8. アサリ、トマト、マッシュルーム、水を加えます。
  9. 白ワイン、アスパラガス、ブラックオリーブを加えて強火で1分煮ます。
  10. 蓋を開けて、塩コショウを入れて混ぜたら完成です。

大人と赤ちゃんのご飯を同時に作ることができる取り分けレシピです。さわらの他に、アスパラガスやトマト、マッシュルームも使っているので、野菜も同時に摂取することができる1品となっています。そして、魚を使っているので、下処理の段階でしっかりと骨を残さず、取り除くようにしましょう。

さわらのフライ

離乳食完了期(1歳~)から食べられる、手づかみ練習としてもおすすめのレシピです。身が柔らかめのさわらは、赤ちゃんのカミカミの練習にもおすすめの魚です。そして、揚げる際には油の量を減らすと身体にも優しい一品に仕上がります。

さらに、パン粉はそのまま使ってもよいのですが、裏ごししてから使うことで口当たりが柔らかくなり、赤ちゃんでも食べやすい料理になります。また、パン粉に青のりを混ぜることで風味もアップするので、大人用と合わせて作ってみましょう。

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さわらのあんかけご飯

ご飯のみの離乳食に飽きてきた際に、おすすめのあんかけメニューです。冷凍保存をしておくと、電子レンジで解凍ができ、調理時間を短縮することが可能です。そのため、作る際には多めに作って冷凍しておきましょう。魚の他に大豆やワカメを加えても美味しいので、同じ献立に飽きてきた際に作ってみてはいかがでしょうか?

さわらのあんかけご飯 by うぃえ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが342万品

さわらのおからバーグ

離乳食後期から食べられる、おからを使ったヘルシーハンバーグメニューです。初めての手づかみ食べの練習にもおすすめのメニューとなっています。そして、だしを取るのが面倒な際はレトルトのものを使うのもおすすめです。また、中身の野菜などはお好みで変えてみましょう。

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さわらの煮付け

赤ちゃん用に薄く味付けをした魚の煮付けメニューです。1歳以降の完了期から食べさせることができ、タンパク質や鉄分が不足している赤ちゃんにおすすめの料理となっています。そして、調理した煮付けは汁ごと冷凍保存することもできますが、魚の身が少し硬くなってしまうので注意しましょう。

離乳食完了期☆魚の煮つけ(鰆) by gukitchen 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが342万品

さわらのポテトグラタン

離乳食中期の7か月ごろから食べられる、さわらとジャガイモを使ったボリューム満点のメニューです。ミルクやチーズも使っているため、カルシウムも同時に摂取できる一品となっています。そして、食材からだし汁を取るのが面倒な場合は、無添加の市販のだし汁を使うようにしましょう。

離乳食7か月頃~ さわらのポテトグラタン by 新潟県阿賀野市役所☆ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが342万品

さわらを使った離乳食を作ってみよう!

さわらにはEPAやDHA、タンパク質が豊富に含まれています。さらに、大人と一緒に食べられる取り分けレシピも多く存在するため、離乳食後期からの食材としておすすめです。また、冷凍保存できるメニューも多いので、まとめて調理して冷凍しておきましょう。

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