2020年10月10日公開
2024年11月02日更新
離乳食におすすめのフレンチトーストレシピまとめ!保存の仕方も紹介!
離乳食におすすめのフレンチトーストのレシピをまとめました。離乳食にも使えるフレンチトーストの簡単人気レシピを紹介します。フレンチトーストの保存方法や離乳食用に作る時の注意点もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
目次
離乳食のフレンチトーストのレシピを紹介!
低浮上が続いとるが大学のやつで離乳食作りに没頭しておる
— 🦄あちゃん🦋 (@_sekaowa_ami_) September 26, 2020
これは豆乳で作るフレンチトースト pic.twitter.com/XifKEuqzLu
甘くてふわふわなフレンチトーストは子供から大人にまで人気のメニューですが、材料や作り方を工夫すれば離乳食として利用することもできます。本記事では離乳食用のフレンチトーストの簡単人気レシピを、「果物・野菜」「卵・牛乳なし」の2つのジャンルに分けて紹介します。
離乳食用のフレンチトーストの注意点や保存方法もまとめてあるので、作る前に一度目を通してみてください。
フレンチトーストの保存方法と注意点
冷凍保存がおすすめ
冷凍庫がAALIYAのフレンチトーストでいっぱいなの嬉しい🤤 pic.twitter.com/mtcRtuuNQL
— おこ🍺🦐 (@oknooot) April 18, 2020
フレンチトーストは調理済みのものであれば冷凍保存することができます。焼いたフレンチトーストの粗熱を取り、しっかりとラップで包んでから冷凍庫で保管しましょう。フレンチトーストは柔らかく形が崩れやすいので、重ねたりしないで金属バットの上などに並べて凍らせるのがポイントです。
加熱前のものや余った卵液は雑菌が繁殖しやすくなるので、保存することはせずに余ったら破棄するようにしましょう。
アレルギーに注意
急にやる気になったので明日以降の朝食であるフレンチトーストを今から作って冷凍保存や! pic.twitter.com/8M6mYiuvcP
— 大☆誤☆算 (@k66daigensui) April 16, 2013
フレンチトーストは一般的には牛乳と卵を使いますが、牛乳と卵はアレルゲンの「特定原材料7品目」に制定されているほどアレルギーが出やすい食材です。離乳食用にフレンチトーストを作る場合は、あらかじめ卵と牛乳を試した上でアレルギーがないことを確認してから使うようにしましょう。
牛乳は加熱してもほとんどアレルゲン性は変質しませんが、卵黄は加熱することでアレルギーが出づらくなります。そのため、フレンチトーストを焼く時は蓋をして蒸し焼きにするなどして、中までしっかりと火が通るようにしましょう。
しかし、卵白には「オボムコイド」というアレルギー物質があり、この成分は加熱してもアレルゲン性が弱まることはありません。そのため、卵のアレルギーが心配な場合はまず卵黄だけを使って作ってみると良いでしょう。
もともと牛乳や卵にアレルギーがある子供はこれらの食材を使ったフレンチトーストを食べることはできませんが、フレンチトーストのレシピには牛乳や卵を使わないものも数多くあります。アレルギー体質の子供には、こういったレシピを参考に作ると良いでしょう。
栄養バランスに気を付ける
今日の朝離乳食
— ま (@mmaem19) October 1, 2020
フレンチトースト
鶏鱈ハンバーグ
オクラのネバネバ
フルーツジュレ
ねむーい😪💤 pic.twitter.com/KGCSxfY9zI
フレンチトーストを離乳食のメニューに使う場合は主食として使うことがほとんどですが、それだけだとビタミンやミネラルなどの栄養分が不足しがちになります。フレンチトーストを食事に使う時は献立の中に具沢山のスープを加えたり、中に果物や野菜を混ぜたりして栄養バランスに気を付けるようにしましょう。
特に野菜はそのまま食べるよりもフレンチトーストに混ぜたほうが食べやすく、嫌いな野菜でも食べてくれることが多くなります。野菜を茹でてペースト状にして混ぜ込んだり、ベビーフードの粉末野菜をミルクなどで溶かしたりして利用しましょう。
火の通り具合も大切
日曜日の朝、ふわふわしっとりフレンチトーストを作っています。
— はるさー@72lab (@harusaa_koubou) July 18, 2020
弱火でじっくり蒸し焼きにするのがコツです。#おやじメシ pic.twitter.com/8aveSZmBHW
火がしっかり通っていないと卵のアレルギーが出やすいことは先に書いた通りですが、アレルギー以外にも卵にはサルモネラ菌による食中毒の心配があります。大人は免疫力があるため生卵を食べても問題ありませんが、まだ小さな子供は免疫力が低いため卵はしっかりと加熱する必要があります。
乳幼児に卵を食べさせる場合は、75℃以上で1分、または65℃以上で5分の加熱が目安となります。ただ、フレンチトーストは中まで火が通っているかわかりにくいメニューでもあるため、きちんと加熱されているか心配な場合は焼いた後にレンジで2~3分加熱すると良いでしょう。
また、食パンの厚さや切り方を変えることでも火の通りは早くなります。加熱具合が心配な場合は8枚切りの薄い食パンを使ったり、できるだけ小さめにパンをカットするなど工夫しましょう。
離乳食のフレンチトーストの簡単人気レシピ【果物・野菜】
りんごソースのフレンチトースト
【材料】
- 8枚切り食パン 1/2枚
- 牛乳 30cc
- 溶き卵 1/3個分
- 砂糖 ひとつまみ
- バター 3g
- りんごペースト 大さじ2
【作り方】
- 食パンは耳を切り、3cm角に切ります。
- 牛乳、溶き卵、砂糖を入れてよく混ぜ、食パンを浸します。
- 途中で食パンをひっくり返し、両面をしっかりと浸します。
- フライパンにバターを塗り、弱火で熱しパンの両面を焼きます。
- きつね色になったらお皿に盛りつけ、りんごペーストをかけたら完成です。
りんごの甘みで美味しく食べられるフレンチトーストのレシピです。りんごペーストはくたくたに茹でたりんごを裏ごしすれば出来上がります。もちろん市販のものを使っても良いですし、お好みで違う果物のペーストをかけてみても良いでしょう。
砂糖を入れると甘味が増して食べやすいですが、まだ使いたくない場合は除いてしまってもOKです。バターが焦げやすいので、焼く時は火加減に気を付けましょう。
コーンフレンチトースト
【材料】
- サンドイッチ用食パン 1枚
- とうもろこし 1/2本(100g)
- バター 5g
【作り方】
- 生のとうもろこしをすりおろし、ザルで濾します。
- 食パンをスティック状に4等分します。
- 1に2を浸します。
- フライパンにバターを熱し、両面を焼いたら完成です。
とうもろこしが旬を迎えたら、コーンの風味たっぷりのフレンチトーストを作ってみてはいかがでしょうか?すりおろしたとうもろこしにそのまま食パンを浸すため、余計な味は一切せずにとうもろこしの旨みをそのまま味わうことができます。
とうもろこしの自然な甘みとバターの風味が人気のメニューで、つかみ食べもしやすく便利です。もっと中まで味を染み込ませたい場合はとうもろこしの粉末を牛乳に溶かしても良いですし、赤ちゃん用のコーンスープを使っても良いでしょう。
にんじんフレンチトースト
【材料】
- 食パン(6枚切り) 1枚
- 育児用ミルク 60ml
- 卵 1個
- すりおろしにんじん 20g
- バター 少々
【作り方】
- 食パンは耳を切り、8等分に切ります。
- にんじん、卵、ミルクを混ぜ合わせて食パンを浸します。
- フライパンにバターをひいて食パンを並べます。
- 蓋をして両面をしっかりと焼いたら完成です。
にんじん嫌いな子供でも美味しく食べることができる、にんじんフレンチトーストを紹介します。すりおろしたにんじんを卵液に混ぜて作るメニューで、ほのかな甘みが人気を集めています。
卵とミルクのおかげでにんじんの味もまろやかになり、独特の青臭さもほとんど感じません。にんじん以外にもトマトピューレなど他の野菜を使うのもおすすめです。
バナナフレンチトースト
【材料】
- 食パン 1枚
- バナナ 1/2個
- 卵 1個
- ミルク 100ml
【作り方】
- 食パンは耳を切り6等分にします。
- バナナを潰してペースト状にします。
- 2と卵、ミルクを合わせてよくかき混ぜます。
- 3に食パンを浸します。
- 4を蓋をしたフライパンでしっかりと蒸し焼きにしたら完成です。
子供にも大人気のバナナを使ったフレンチトーストのレシピです。砂糖を使わなくてもバナナのおかげで甘く仕上がるので、食事だけでなくおやつにもぴったりです。バナナピューレは卵液と混ざりにくいため、混ぜる時は泡だて器などでしっかりと混ぜるようにしましょう。
一度すり潰したバナナをレンジで温めると、そのまま使うよりも混ざりやすくなります。なかなか均一に混ざらない時には、あらかじめ食パンでバナナピューレをサンドしてから卵液に浸すという作り方もあります。
野菜入りフレンチトースト
野菜フレンチトーストは、小松菜や人参をすり潰して混ぜた栄養バランスの良い一品です。子供が食べづらい青野菜も、卵とミルクに混ぜることで味が気にならなくなります。他の野菜をすり潰して入れても良いですし、市販の粉末野菜やペーストを利用しても良いでしょう。
5枚切りの食パンを使っているためふわふわな仕上がりになりますが、その分中まで火が通りにくくなります。そのため、焼き上がった後にすぐに取りださず、蓋をしたまま少し蒸しておくのがおすすめです。
離乳食のフレンチトーストの簡単人気レシピ【卵・牛乳なし】
豆乳きな粉フレンチトースト
【材料】
- 食パン(8枚切り) 1枚
- 豆乳 大さじ4
- きな粉 小さじ1
- サラダ油 適量
【作り方】
- 食パンの耳を切り落とし、8等分に切ります。
- ボウルにきな粉を入れて、豆乳を少量ずつ加えて混ぜ合わせます。
- 2に食パンを浸します。
- フライパンにサラダ油を熱し、食パンの両面を焼いたら完成です。
きな粉と豆乳を使ったヘルシーなフレンチトーストを紹介します。砂糖が入っていないため調整豆乳のほうが美味しく仕上がりますが、余計な添加物を与えたくない場合は無調整豆乳を使いましょう。
トロトロとしたフレンチトーストにはなりませんが、その分つかみ食べがしやすく便利です。きな粉好きの子供たちに人気のメニューで、パンが苦手な子でもパクパクと食べてくれます。
麩のフレンチトースト
【材料】
- 麩 10個くらい
- ミルク 大さじ3
- きな粉 小さじ2
- 砂糖 小さじ1/2
- 無塩バター 少量
【作り方】
- 砂糖ときな粉を合わせてよく混ぜます。
- 1にミルクを加え、きな粉を溶かします。
- 2に麩を入れて片面を10分ほど浸します。
- ひっくり返して裏面にもしっかりと液を染み込ませます。
- フライパンにバターを塗って麩を焼きます。
- 中火で全体をしっかりと焼いたら完成です。
食パンの代わりに麩を使った、珍しいフレンチトーストを紹介します。麩を使うためパンの耳を切り落としたりカットしたりする手間がなく、簡単に作ることができます。砂糖やバターは使わなくても大丈夫ですので、子供の成長具合によって調整しましょう。
食パンで作るものよりもふわふわに仕上がるため、噛むのがあまり得意でない子供にもおすすめです。麩は小さいサイズの商品を使ったほうが楽ですが、大きなサイズしかない場合は半分に切るなどして使いましょう。
かぼちゃのフレンチトースト
かぼちゃの自然な甘みが人気のフレンチトーストのレシピです。トロトロ食感にしたい場合は、かぼちゃよりも豆乳の量を増やしてパンにひたひたに浸しましょう。逆にかぼちゃの量を増やしたり豆乳の量を減らしたりすれば、適度な柔らかさになりつかみ食べがしやすくなります。
かぼちゃは身の部分だけ使っても良いですが、皮の部分も柔らかくして潰して使うとさらに栄養価がアップします。
ジュースで簡単フレンチトースト
赤ちゃん用のジュースとミルクで簡単に作れるフレンチトーストを紹介します。パンに浸す材料にはジュースとミルクしか使っていないため、パンに染み込むまでに時間もかかりません。子供の好きなジュースを使えば喜んで食べてくれるので、あまりご飯を食べない食の細い子にもおすすめです。
ジュースは赤ちゃん用のものでなくても大丈夫ですが、できるだけ塩分や糖分の入っていないものを選びましょう。ドロドロしたものよりはサラサラしたジュースのほうがパンに染み込みやすくなります。
液体ミルクのフレンチトースト
最近注目され始めた液体ミルクですが、その液体ミルクを使うことによってフレンチトーストも簡単に作ることができます。粉ミルクだといちいち調乳する手間がありますが、液体ミルクなら牛乳のようにそのまま使えて便利です。また、液体ミルクが余ってしまった時にも活用できます。
焦げないように両面をじっくりと焼くことで、子供でも食べやすいふわとろ食感に仕上がります。焼く時にオイルやバターを使っても良いですが、油分を使いたくない場合はフライパンにアルミホイルやクッキングシート敷いて焼くのがおすすめです。
グリーンフレンチトースト
グリーンフレンチトーストは、小松菜とほうれん草の粉末を使った甘くないメニューです。フレンチトーストはどうしても甘めのメニューが多いのですが、このレシピでは青野菜と粉チーズを使って、食事に合うような味に作られています。
甘いものを食事に使うことに抵抗がある人には特におすすめのメニューです。乳製品のアレルギーがある場合は、粉チーズやバターは入れずに作りましょう。
豆乳と甘酒のフレンチトースト
豆乳と甘酒だけで作る、とても簡単なフレンチトーストを紹介します。甘酒の甘みで美味しく仕上がるので、子供だけでなく大人も一緒に楽しむことができます。甘酒にはアルコール分のない米麹の甘酒と、アルコール分が含まれている酒糀の甘酒があります。離乳食用に使う場合は米麹のものを使うように気を付けましょう。
甘酒は飲む点滴と呼ばれるほどに栄養価が高く、食物繊維やオリゴ糖も豊富で便秘解消にも役立ちます。固さのある離乳食がはじまると便秘になる子供も多いので、そういった時にも利用すると良いでしょう。
離乳食のフレンチトーストのレシピまとめ
10/1 離乳食② 12:00
— まなみ@離乳食memo✏️ (@tai_baby_food) October 1, 2020
にんじんフレンチトースト 55g
ツナと大根のトマトわかめスープ 95g
ヨーグルトとももとりんごジュレ 50g
(ヨーグルト20g)
麦茶
total 200g#離乳食#離乳食日記 pic.twitter.com/TR3qLidUZc
離乳食に使えるフレンチトーストの人気レシピをまとめました。フレンチトーストはもともと柔らかく噛みやすいため、離乳食にも適したメニューであるといえます。卵や牛乳アレルギーがある子供はフレンチトーストが食べられないと思われがちですが、アレルゲンフリーのレシピも数多くあるのでそういったものを参考にすると良いでしょう。
フレンチトーストは簡単に作れる上に子供にも人気があるため、朝ご飯やおやつ作りなどにとても重宝します。いろいろなレシピを参考に、自分の子供のお気に入りの一品を探してみましょう。