ガレットブルトンヌの基本とアレンジレシピ!簡単にプロの味が完成!

ガレットブルトンヌの、家庭で簡単にできるレシピを紹介します。ガレットブルトンヌの基礎知識と基本のレシピについて詳しく説明!チョコレートや抹茶、オレンジピールを使った、プロ並みの人気ガレットブルトンヌのアレンジレシピも紹介します。

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目次

  1. 1ガレットブルトンヌとは?
  2. 2ガレットブルトンヌの基本のレシピ
  3. 3ガレットブルトンヌのおすすめ人気アレンジレシピ
  4. 4ガレットブルトンヌを自宅で作ってみよう!

ガレットブルトンヌとは?

ガレットブルトンヌとは、普通のクッキーでは感じることのできないボリューム感とバターの濃厚さが際立つお菓子です。一度食べたらその味わいに魅了されてしまう方も多いでしょう。魅力的なお菓子であるガレットブルトンヌの簡単レシピを紹介します。

自宅でのティータイムに楽しんだり、ホームパーティーの時などに振る舞えば、きっと素敵な時間になるでしょう。

ガレットブルトンヌはフランスの代表菓子

ガレットブルトンヌとはフランス、ブルゴーニュ地方の代表的なお菓子のひとつです。ブルゴーニュ地方は古くから酪農をするのに適した地域であり、新鮮なミルクやバターを簡単に手に入れることができました。そのため、ミルクやバターの味を活かした、地方独特のお菓子が多いことで有名です。

あの有名なクレープやクイニーアマン、塩バターキャラメルなどもこのブルゴーニュ地方で生まれたものです。さらに、ブルゴーニュ地方は塩づくりでも有名な場所であり、ゲランド塩と呼ばれる良質な塩が含まれた有塩バターを使うことにより、ガレットブルトンヌというお菓子が誕生しました。

味・焼き具合・表面の模様など、古くからフランスの菓子屋それぞれの、こだわりレシピがあり、長い時間をかけて作り上げられてきた伝統菓子です。

名前の由来

ガレットとはフランス語で「丸く平たい物」を意味する単語ですが、「ブルターニュ風の」というブルトンヌという単語が加わることによって、フランスのお菓子を表すものとなります。実際にフランスでは、ガレットブルトンヌというと薄いサブレを意味するようです。

日本では、少し厚めのクッキーのようなイメージが強く浸透しています。どちらにも共通しているのは、バターが多く使われていて、サクサクの食感があり、程よく塩味がきいていることです。

ガレットブルトンヌの基本のレシピ

自宅でも簡単にプロ並みに仕上がる、人気のガレットブルトンヌレシピを紹介します。少し時間をかければ、家庭でもプロが作るようなガレットブルトンヌの味が楽しめます。

材料

  • 無塩発酵バター 115g
  • 塩 2g
  • バニラシュガー 2g
  • 粉砂糖 70g
  • 卵黄 30g
  • ラム酒 8g
  • 薄力粉 50g
  • 強力粉 50g
  • アーモンドプードル 25g
  • A 卵黄 10g
  • A インスタントコーヒー 0.5g
  • A 水 5g
  • A 卵白 20g

作り方

  1. バターをボウルに入れ、泡立て器で軽く混ぜておく。
  2. 塩・バニラシュガー・粉砂糖を加え、さらに混ぜます。
  3. 卵黄30gを混ぜ、1に加え混ぜていきます。
  4. ラム酒を入れ少し混ぜたところに、薄力粉・強力粉・アーモンドプードルをふるいにかけながらしっとりとするまで混ぜます。
  5. 2枚のラップで1を挟み、めん棒で生地が1cmの厚さになるまで伸ばし、冷蔵庫で冷やします。
  6. Aを全て混ぜ合わせ、ドリュールを作ります。
  7. 冷えた生地を取り出し、5.5cmの抜き方で抜きます。
  8. 余った生地はまとめて、再度伸ばし、抜きます。
  9. オーブン板にペーパーを敷き、生地を並べ、ドリュールを2回塗ります。
  10. フォークで線を引きます。
  11. 直径6cmのセルクルに油を塗り、生地に重ねていきます。
  12. 予熱しておいたオーブンに入れ、160℃の温度で35分焼いたら完成です。

作り方のコツ

ガレットブルトンヌをプロ並みに仕上げるコツを、いくつか紹介していきます。バターは混ぜやすい硬さにするため、あらかじめ冷蔵庫から早めに出しておくのがコツです。また、バターを多く使うお菓子であるため、質の良いバターを使うほど、味の良さが際立ちます。

有塩バターでなく、無塩バターにゲランドの塩を加えてみることをおすすめします。ゲランドの塩はミネラルが豊富に含まれており、食材の旨味をより一層引き出してくれるためです。今では通販でも簡単に手に入れることができますので、ぜひ一度試してみてください。もちろん他の料理やお菓子にも使えます。

薄力粉・強力粉・アーモンドプードルを入れてボウルで混ぜ合わせる時に、粘り気が極力出ないように切るように混ぜることも大事です。空気を含ませて混ぜてしまうと、生地がいびつに膨らむこともあり、注意が必要です。

ドリュールは2回しっかりと塗るようにしましょう。焼き上がった時に、ガレットブルトンヌの表面の焼き目がしっかりとつくようにするためです。

バターを混ぜやすい硬さにするため、前もって冷蔵庫から出しておいてもらえば、生地作りは、簡単。バターが硬いからと言って、間違っても湯煎で溶かしたりしないこと。

動画で解説

分かりやすい動画でガレットブルトンヌの基本レシピを解説していますので、こちらも合わせて参考にしてみてください。

ガレットブルトンヌのおすすめ人気アレンジレシピ

人気のガレットブルトンヌのレシピを紹介していきます。手作りでしか味わえない、自分だけのアレンジを楽しんでみてください。

ガレットショコラ

【材料】

  • 無塩バター:90g
  • 粉糖:45g
  • 塩一つまみ
  • 卵黄:15g
  • A 薄力粉:75g
  • A ココアパウダー:18g
  • A ベーキングパウダー:4g
  • A アーモンドプードル:45g
  • ブラックチョコレート:適量
  • フリーズドライ マンゴーフレーク:適量
  • フリーズドライ フランボワーズ:適量
  • ピスタチオ:適量
  • 卵白:1/2個分
  • 卵黄:1個分

【作り方】
  1. 無塩バターをあらかじめ柔らかくし、粉糖と塩を混ぜます。
  2. 1に卵黄を混ぜます。
  3. Aを合わせてふるいにかけ、1に混ぜ合わせます。
  4. 生地が丸くまとまってきたらラップをかけて、冷蔵庫で8時間以上冷やします。
  5. 1cmの厚さにのばし、生地を再度冷蔵庫で2時間程冷やし固めます。
  6. 60mmのセルクル型で生地を抜き、卵液を2回塗ります。
  7. フォークで表面に跡をつけます。
  8. 予熱した160℃のオーブンで28分焼きます。
  9. 冷やした後に、テンパリングしたチョコをつけます。
  10. お好みでフリーズドライのフレークをつけ、表面のチョコが固まったら完成です。

大人気のショコラ味のガレットブルトンヌのレシピです。ポイントは、粉をボウルに入れた後、切るように混ぜて粘り気を少なくすることです。ガレットブルトンヌの基本レシピと同様に、ドリュール(卵液)は、一度塗ったあとに冷蔵庫に入れて乾燥させてから、再度塗ることをおすすめします。プロのように見た目がきれいな仕上がりになります。

セルクルが家にない時は、型なしでも牛乳パックを切ることにより、代用できます。焼き上がった後に溶かしたチョコレートを付け、色鮮やかなフリーズドライのフレークを重ねると、プロ並みのガレットショコラの完成です。

大豆粉のガレットブルトンヌ

ヘルシーなガレットブルトンヌのレシピを紹介します。薄力粉や強力粉の代わりに、大豆粉とアーモンド粉を使うことによって、糖質を大幅に抑えたガレットブルトンヌになります。冷めると、サクサクの食感が口の中に広がります。

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オレンジピール入りガレットブルトンヌ

おしゃれな酸味の効いた、オレンジピール入り人気ガレットブルトンヌのレシピです。ラム酒は最初に卵黄に混ぜておくと、甘い香りが際立ちます。オレンジピールはガレットブルトンヌの中に入れるため、2枚の生地を重ねる必要があります。そのため、生地を6mmの薄さで型抜きし、オレンジピールをのせた後に、更に同じ生地を重ねていきましょう。

オレンジピールは焦げないように中心に乗せていくのが、このレシピのポイントです。焼き上がりはラム酒とオレンジピールの香りが広がり、紅茶との相性も抜群です。優雅に過ごしたい午後におすすめのガレットブルトンヌです。

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黒糖ガレットブルトンヌ

黒糖を使ったガレットブルトンヌレシピの紹介です。黒糖はきび砂糖と一緒に泡立て器でクリーム状にしたバターに加えます。黒糖は溶け残らないように、事前にふるいにかけておきましょう。

ドリュールにラム酒を入れることにより、焼き上がりに取り出す時に、甘い香りが一面に広がります。くるみやその他お家に余っているナッツ類を、生地に混ぜてみることもおすすめです。香ばしさが増し、カリカリした食感も楽しめるガレットブルトンヌになります。

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ガレットブルトンヌを自宅で作ってみよう!

フランスの伝統菓子のガレットブルトンヌの基本レシピと人気アレンジレシピを紹介しました。ガレットブルトンヌはフランスのお菓子ということもあり、手作りは難しいのではと思う方もいるかもしれません。ただ実は材料を混ぜて焼くという簡単な手順で、家庭でもプロ並みに作ることができます。

塩のしょっぱさと砂糖の甘さが絶妙に混ざり合い、伸びた手が止まらなくなってしまうのではないでしょうか。手作りだからこそできるアレンジレシピを、ぜひ楽しんでみてください。

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