2019年06月25日公開
2024年09月19日更新
豚汁の献立まとめ!付け合わせに相性抜群のおかずレシピを解説
豚汁は具沢山で美味しくて栄養も摂れる人気メニューですが、献立のメインにするか脇役として考えるべきか悩むメニューでもあります。具沢山で野菜も肉もたっぷり入っている分、付け合わせのおかずには何がいいのか迷ってしまいます。今回は豚汁が献立の主役の場合のおかず、豚汁が脇役の場合のおかず両方のレシピをまとめました。魚・肉・野菜・その他と分けてレシピを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
豚汁と相性のいい献立・付け合わせとは?
豚汁はおかずとしてバランスが良く完成度が高い分、付け合わせの献立には何がいいのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか?豚汁は献立のメインなのか?それとも献立のあくまでも脇役なのか?によっても、付け合わせのおかずは変わってきます。
献立のメインとして考える場合は付け合わせは小鉢や簡単なおかずがおすすめです。献立の脇役という場合は、ご飯がすすむメインとなるおかずが必要になってきます。それらを踏まえた上で、豚汁と相性のいい付け合わせは何か考えていきましょう。
豚汁の定番の具材は?
豚汁の具材は地域や各家庭によっても大きく変わってきます。その中でも豚汁に必ず入っているのは大根やごぼうや人参などの根菜類です。
芋類や玉ねぎ、白菜、ねぎ、こんにゃくも豚汁の定番の具材です。地域や家庭によってはきのこ類、豆腐、油揚げ、さつまいもなどを入れることもあります。入れる具材にはこれといった決まりはなく、どんな具材を入れても美味しい豚汁になります。
そして忘れてはならない主役が豚肉です。豚バラ肉だと脂分が多い分コクがあって甘く濃厚な味わいになります。豚小間の場合はあっさりして豚肉の食べ応えのある豚汁になります。
栄養バランスを考える
豚汁は栄養バランスがとてもいい汁物で、おかずとしてかなり完成度が高い献立です。強いていうなら緑黄色野菜や海藻類が足りないので、それらを補う付け合わせがおすすめです。
豚汁は豚肉を使っているので、メインの献立は魚介類を使うと栄養的にも味的にもバランスが取れます。あまり深く考えなくても、豚汁に使っていない野菜や食材を使った献立なら栄養バランスは自然に良くなるでしょう。
一汁三菜
和食には一汁三菜という考え方があります。汁物を一品、なますを一品、煮物、焼き物を一品づつ付けるのが本来の一汁三菜ですが、現在では厳密にこだわることは少ないです。献立に汁物一品とメインのおかず一品、付け合わせ二品で一汁三菜という考え方が現在の一般家庭では浸透しています。
一汁三菜は和食の基本で、栄養バランスがとてもいい優れた献立です。ですが豚汁を作るだけでもだいぶ手が込んでいますし、それだけでおかずとしてバランスが良くボリュームもあります。無理に一汁三菜にこだわらず、自分のできる範囲で献立を考えればいいでしょう。
豚汁の献立・付け合せおかずレシピ【魚編】
豚汁の付け合わせに、魚のおかずを献立にすることは多いことでしょう。豚汁の時はいつも焼き魚や刺身ばかり、という人はこのレシピを参考にいつもとバリエーションを変えたおかずに挑戦してみてください。
イカときゅうりの炒め物
- きゅうり
- 鷹の爪
- いか
- 塩
- 片栗粉大さじ1/2
- ごま油
- ニンニク
- 鶏がらスープ
- オイスターソース小さじ1
- きゅうりの皮をむき、乱切りにします。
- 鷹の爪のタネを除き、輪切りにします。
- いかに斜めに格子切りにし、一口大に切ります。
- いかに塩少々を加え、よく揉み込みます。
- 片栗粉をまぶし揉み込みます。
- フライパンにごま油をしき、ニンニク、鷹の爪を炒めます。
- いかを炒めて火が通ったら、きゅうりを入れます。
- さっと炒めたら鶏がらスープを加え、オイスターソースを加え炒めたら出来上がりです。
豚汁には豚肉が入っているので献立に肉を使いたくない、という場合にぴったりのレシピです。おかずとしては軽めで、豚汁をたっぷり食べる場合の付け合わせにぴったりです。
ホタテの照り焼き
- ボイル帆立(蒸し帆立)150g
- A濃口醤油大さじ1
- Aみりん大さじ1
- A酒大さじ1
- A砂糖小さじ1
- 帆立はしっかりと水気を切っておきます。
- Aの調味料をボウルに合わせておきます。
- フライパンにサラダ油を加え、中火で熱します。
- 帆立を片面ずつ、軽く焼き色がつくよう焼きます。
- 帆立が両面焼けたら合わせておいたAの調味料を加えます。
- 中火でタレを煮詰めます。
- タレが少なくなったら火を弱め、途中フライパンを振りながらタレをしっかり煮詰めて絡めます。
豚汁ではご飯が進まない場合はおかずにひとつ、このようなご飯のお供を付け合わせるのがおすすめです。ボイル帆立を使うので、包丁いらずで手間がかかりません。
サバの竜田揚げ
- さば2切れ
- 塩少々
- A醤油小さじ4
- Aみりん小さじ2
- A酒こさじ1
- A生姜のすりおろし小さじ1
- 片栗粉大さじ1
- サラダ油大さじ2
- 大根120g
- れもん1/8個
- 青じそ2枚
- 大根は皮をむき食べる直前にすり、おろし軽く水気を切ります。
- さばは水気をキッチンペーパーで拭き取り、二等分します。
- 皮に切れ目を入れて塩を振り、10分ほどおきます。
- 出てきた水気をさらにキッチンペーパーで拭き取り、Aの調味料を合わせた下味に浸けます。
- 余分な下味を拭き、片栗粉をまぶします。
- フライパンに油を熱し、上下返しながら揚げ焼きにします。
- 油を切ったら器に盛り、大根おろし、刻んだ青じそ、櫛形に切ったレモンを添えます。
鮭のホイル焼き
- 生鮭2切れ
- 人参1/3本
- えのき大1/3
- しめじ1/3
- バター10〜20g
- 刻み葱少々
- ポン酢など
- しめじ、えのきは石搗き部分を切り落とします。
- 人参は細めの千切り、生鮭には塩少々を振っておきます。
- アルミホイルを30cmほど用意し、サラダ油をサッと塗っておきます。
- 真ん中に鮭の皮を下に乗せます。
- 野菜とバターを乗せたら、アルミホイルをしっかり閉じます。
- フライパンに鮭を包んだアルミホイルを並べ、蓋をして中火にかけます。
- 中火で4分、弱火で7〜8分を目安に蒸し焼きにします。
- 火が通ったら刻んだネギを散らして出来上がりです。
- 食べる時はポン酢をかけていただきます。
今回のレシピではポン酢をかけていますが、レモン醤油でも美味しいです。きのこたっぷりのホイル焼きと豚汁で、とてもバランスがいい献立になります。
シーフードとアスパラの塩炒め
- シーフードミックス140g
- 冷凍アスパラ100g
- A鶏がらスープの素小さじ1
- A酒大さじ1
- A塩小さじ1/3
- Aこしょう適量
- 油大さじ1
- シーフードミックスは解凍して、余計な水分を拭き取ります。
- フライパンに油を熱して、シーフードを炒め冷凍のままアスパラを加えさらに炒めます。
- Aの調味料を加え炒めたら出来上がりです。
具沢山な豚汁は、作るのにとても手間がかかる献立です。付け合わせは簡単に作りたいという時にぴったりな冷凍食品を使ったレシピです。サッと炒めるだけで豪華な献立になります。
たらの香り蒸し
- たら1切れ
- チンゲンサイ小ひと株
- しいたけ1枚
- 人参10g
- 酒大さじ1
- 長ネギ5cm
- しょうがの薄切り2枚
- A醤油小さじ1
- Aごま油小さじ1
- タラを2等分し、合わせたAの調味料1/2と和えます。
- チンゲンサイは葉と軸に分け、軸は放射状に6等分に切ります。
- しいたけは石づきを切りそぎ切りにします。
- 人参は短冊切りにします。
- 長ネギとしょうがは千切りにし水に晒したら水気を拭き取ります。
- 耐熱皿に切った具材を乗せ、酒を振ります。
- ラップで覆い、600wの電子レンジで3〜4分加熱します。
- 蒸しあがったら長ネギとしょうがを乗せ、残りのタレをかけていただきます。
豚汁の献立にもう一品欲しい時に、簡単に電子レンジで作れるレシピです。難しそうな魚を使った蒸し物も、電子レンジで作れるので失敗知らずです。
さわらのつけ焼き
- さわらの切り身2切れ
- 下ごしらえ用の塩少々
- A濃口醤油大さじ1
- A酒大さじ1
- Aみりん大さじ1
- さわら両面全体に薄めに塩をふり、30分ほど置いておきます。
- さわらから出てきた水分はキッチンペーパーで拭き取り、Aの調味料に浸けます。
- 1時間ほど浸けたら熱しておいたグリルで焼きます。
- 切り身にほぼ火が通ったら、さわらを浸けていたAの調味料をハケなどで塗ります。
- 塗ってから焼き、表面が乾いたらまた塗る工程を4〜6回繰り返し完成です。
豚汁の時いつも付け合わせの献立が焼き魚という方は、このような少し凝ったメニューはいかがでしょうか?タレに漬け込み、さらに焼きながらタレを塗ることで焼き色も味もよくなります。
ぶりの塩麹焼き
- ブリの切り身2切れ
- 液体塩麹大さじ1と1/2
- レモン適量
- ポリ袋にブリの切り身と液体塩麹を入れ、空気が入らないようにしっかり口を閉じて、1時間ほど冷蔵庫に入れておきます。
- フライパンにクッキングシートを敷き、浸けたブリを中火から弱火で裏表焼きます。
- お好みでレモンを添えて出来上がりです。
続いても豚汁の献立によく合う焼き魚のレシピです。ポリ袋に入れて漬け込むだけなので、豚汁を調理している間に下処理が終わるのも嬉しいポイントです。
マグロカツ
出典: https://dime.jp
- ビンチョウマグロ100g(刺身用柵)
- 卵1個
- 塩こしょう適量
- パン粉25g
- 小麦粉10g
- 水少々
- サラダ油適量
- サラダ菜1枚
- ソース適量
- マグロに塩こしょうで下味をつけます。
- ボウルに卵を割り、水、小麦粉を混ぜタネを作ります。
- マグロをタネに付けたら、パン粉をまぶします。
- フライパンに油を適量入れ、揚げます。
- 表面がきつね色になったら食べやすい大きさに切って、サラダ菜を添えたら出来上がりです。
豚汁のおかずはいつも決まったおかずばかり、という方は少し変わった献立に挑戦してみてはいかがでしょうか?刺身用のマグロを使うので、中がレアでも美味しく食べられます。
豚汁の献立・付け合せおかずレシピ【肉編】
豚汁は肉を使った汁物なので、付け合わせには肉を使わない献立がいいと思っていませんか?豚汁だけだとおかずにならないという場合も多く、やはりメインにはご飯が進む肉料理が欲しいという声は多いです。鶏肉やひき肉を使うなど、豚汁と違う肉を使えば肉かぶりも気になりません。
ささみのさっぱり串
- 大葉6枚
- ささみ3本
- A梅肉大さじ2
- Aみりん大さじ2
- サラダ油大さじ1
- 料理酒大さじ1
- 大葉は茎を切り落とし、半分に切ります。
- ささみは余計な筋を取り除き、縦半分、さらに横半分に切ります。
- Aの材料を合わせておきます。
- ささみに大葉、合わせたAの材料を塗りクルクル巻き串に刺します。
- フライパンに油をしき、ささみ串を焼きます。
- 両面に焼き色がついたら酒を加え、蓋をして蒸し焼きにします。
- 仲間で火が通ったら出来上がりです。
豚汁と一緒の献立には豚肉ではなく、あっさりしたささみはぴったりです。焼き鳥屋で食べるような串焼きも、自宅でフライパンで簡単に作ることができます。
梅しそ鶏天
- 鶏むね肉1/2枚
- A酒大さじ1
- Aしょうが汁大さじ1/2
- Aごま油小さじ1/2
- A砂糖小さじ1/4
- A塩ひとつまみ
- Aこしょう少々
- 小麦粉適量
- 青じそ8枚
- 梅肉適量
- B溶き卵1/2
- B小麦粉大さじ3
- B片栗粉大さじ2
- B冷水大さじ2
- B酒大さじ1
- 揚げ油適量
- 鶏むね肉の皮を取り除き、斜めに削ぐように6枚に切ります。
- 保存袋にAの調味料を入れて、むね肉を加え揉み込みます。
- 30分以上冷蔵庫に入れておきます。
- 鶏肉の水分を拭き取り、小麦粉をまぶしておきます。
- ボウルにBの材料を加え、さっくりと混ぜ合わせておきます。
- 青じそに梅肉を塗り、鶏肉を貼り付けたらさらに小麦粉をまぶします。
- Bの材料の衣をつけ、170度の油で2分程度揺らしながら揚げ、油を切って取り出します。
- 皿に残りの青じそを敷いて、盛り付けたら出来上がりです。
豚汁の献立にぴったりなささみの揚げ物です。先ほどは焼き物のレシピでしたが、今回はサクッと軽い衣で作る揚げ物のレシピです。同じ材料でも調理方法が変わるだけで献立の雰囲気も変わります。
手羽先の塩焼き
- 鳥手羽先8本
- おろしニンニク1片分
- 塩、こしょう、オリーブ油
- 手羽先は関節から先を切り落とします。
- 焼く30分前に冷蔵庫から出し、ボウルに入れます。
- ニンニク、塩小さじ1/2、こしょう小さじ1/2、オリーブ油小さじ1と絡めます。
- フライパンに皮目を下にして並べ、中火にかけます。
- 蓋をして約5分焼き、しっかり焼き色がついたら上下を返し、蓋をしてさらに3分焼きます。
- 器に盛り、お好みでレモンを添えます。
火加減に注意してじっくり焼くと皮がパリッとします。豚汁を煮込んでいる間にさっとできるお手軽な献立レシピです。
油揚げのひき肉ロール
- 油揚げ2枚
- 青ネギ40g
- 片栗粉適量
- A鶏ひき肉200g
- A卵1個
- A醤油小さじ2
- A酒小さじ2
- A砂糖小さじ1/2
- Aしょうが汁小さじ1
- A片栗粉小さじ2
- Bだし汁400ml
- B醤油大さじ1
- Bみりん大さじ1
- B酒大さじ1
- 三つ葉適量
- ボウルにAの材料を入れ、粘りが出るまでよく練ります。
- 油揚げは三方に切れ目を入れ、広げておきます。
- 青ネギは油揚げの縦の長さに合わせて切ります。
- 片栗粉は少量の水(分量外)で溶いておきます。
- ラップの上に油揚げを広げ、片栗粉をまぶしておきます。
- その上に練ったAの材料と青ネギを半量ずつ乗せます。
- 青ネギが真ん中に来るようにクルクル巻き、巻き終わりに片栗粉を塗ります。
- 巻いたものをラップで包み、500wの電子レンジで3〜4分加熱します。
- 鍋にBの材料を煮立て、ラップを外したものを入れて煮ます。
- 味がしみこんだら切り分けて、お好みで三つ葉を飾ります。
豚汁の付け合わせによく合う、ひき肉を使った和風の献立です。鶏ひき肉を使うことであっさりとした味わいを楽しめるおかずです。少し手間がかかりますが、しっかりしたおかずを作りたい時にぴったりな献立です。
肉巻きの生姜焼き
- 豚ロース薄切り肉6枚
- 人参小1/2
- さやいんげん18本
- Aおろししょうが大さじ1
- Aおろしニンニク小さじ1/2
- A醤油大さじ2
- A酒大さじ2
- Aみりん大さじ2
- A砂糖大さじ1
- 小麦粉
- 人参は5mm角の棒状に切ります(12本)
- インゲンは両はしを少し切り落とします。
- 人参、インゲンはさっと水にくぐらせ、耐熱皿に重ならないよう並べます。
- ふんわりラップをして電子レンジで3分加熱します。
- 加熱したら粗熱を取り、水気を拭きます。
- 豚肉を広げ、インゲンと人参を乗せてクルクル巻きます。
- 巻いたら小麦粉をまぶします。
- 耐熱皿にAの材料を入れ、肉を絡めてから肉の巻き終わりを下にして並べます。
- 耐熱皿の中央を開けるように並べたら、ラップをかけずに約7分加熱します。
- 加熱し終わったら更にタレを絡ませて完成です。
豚肉を使っていますが味付けを変えれば、豚汁にも合う献立になります。電子レンジで調理できる簡単レシピなのも嬉しいポイントです。
ひじき入り豆腐ハンバーグ
- 鶏ひき肉400g
- 木綿豆腐1丁300g
- 玉ねぎ1/2個
- ひじき缶詰50g
- 卵1個
- A塩麹小さじ2
- A味噌大さじ3
- A片栗粉小さじ2
- Aこしょう少々
- サラダ油適量
- B大根おろし1/2カップ
- B醤油大さじ2
- Bみりん大さじ2
- B砂糖大さじ1
- B水100ml
- B片栗粉小さじ1
- 青じそ4枚
- 木綿豆腐は水切りしておきます。
- 玉ねぎはみじん切り、青じそは千切りにします。
- ボウルに鶏ひき肉、豆腐、玉ねぎ、ひじき、卵、Aの材料を加え粘りが出るまでよくこねます。
- 8等分して小判形に成形します。
- フライパンに油を熱し中火で、両面きつね色になるまで焼きます。
- 鍋にBの材料を入れ、とろみがつくまで煮ます。
- 器に焼けたハンバーグを盛り、煮詰めたBをかけたら青じそをのせて完成です。
豚汁の献立にはあっさりした豆腐ハンバーグがよく合います。少し作るのは手間がかかりますが、栄養バランスが抜群で豪華な献立になります。時間に余裕があるときや、おもてなしにもぴったりです。
しめじとささみのマヨ炒め
- しめじ1パック(100g)
- ささみ1本(40g)
- パセリのみじん切り少々
- マヨネーズ
- 酒
- 塩こしょう
- しめじは小房に分け、ささみは一口大のそぎ切りにします。
- フライパンにマヨネーズ大さじ1を熱し、周りがふつふつしてきたらささみを焼きます。
- 色が変わったらしめじを加え、酒大さじ1、塩小さじ1/4、こしょう少々で味付けします。
- 器に盛りパセリをふりかけたら完成です。
あっさりしたささみをマヨネーズで炒めることでコクが出て、ご飯が進むおかずになります。材料も少なく、簡単にできるので豚汁の付け合わせにぴったりなレシピです。
よだれ鶏
- 鶏むね肉1枚(300g)
- もやし1/2袋
- きゅうり1/2本
- A酒大さじ2
- A塩・砂糖各小さじ1弱
- A片栗粉小さじ1
- Aしょうがチューブ1cm〜2cm
- B鶏の蒸し汁大さじ2
- B醤油大さじ2
- B酢大さじ2
- Bはちみつ・ラー油・ごま油・白いりごま各大さじ1
- Bニンニクチューブ1cm〜2cm
- 鶏肉は皮を取り除き、耐熱皿に置いてフォークで数カ所穴をあけます。
- Aの材料を揉み込み、15分から30分置きます。
- もやしはたっぷりのお湯で茹で、きゅうりは千切りにします。
- 鶏肉にふんわりラップをし、電子レンジ600wで4分加熱します。
- そのまま庫内に5分置き、余熱で仕上げます。
- この時出た蒸し汁はBの材料に使うので取っておきます。
- Bの材料を混ぜ合わせタレを作り、器に盛ったもやし、きゅうり、切った鶏肉にかけて完成です。
よだれ鶏とは中国は四川省でよく食べられている料理です。よだれが出るほど美味しいと言われる、タレが決め手のレシピです。電子レンジで簡単に仕上げることができるので、豚汁の献立にぴったりです。
鶏肉の照り焼き
- 鶏もも肉2枚
- サラダ油大さじ1
- 塩少々
- 醤油大さじ2
- 砂糖大さじ2
- 鶏肉は余計な脂肪を取り除き、厚みがある箇所はフォークなどを刺しておきます。
- フライパンに油を強火で熱し、皮を下にして中火にしてこんがりするまで焼きます。
- 裏面も同様に焼きます。
- 火を止めフライパンの余計な油は拭き取り、醤油とみりんを加えます。
- すぐに火をつけ、タレに肉を絡めてから取り出します。
- 1cmくらいのそぎ切りにして盛り付けたら出来上がりです。
甘辛いタレで仕上げた鶏肉でご飯をたっぷり食べられる献立です。豚汁を煮込んでいる間にさっと作れる、ボリューム満点なおかずです。
豚汁の献立・付け合せおかずレシピ【野菜編】
野菜を使った献立は、豚汁の付け合わせにもう一品何か欲しい時に重宝します。さっぱり系の付け合わせが多いのですがメインになるメニューもあるので、その時の献立によって選んでください。
キュウリとミョウガのピリ辛
- きゅうり2本
- ミョウガ3本
- 塩
- ニンニク醤油大さじ1
- 白すりごま大さじ1
- ラー油お好みで
- きゅうりは枝付きを落とし、下手をこすってアクをとります。
- 塩少々を振り、板ずりをします。
- 水で洗ったら麺棒で叩き、手でちぎってボウルに入れニンニク醤油で和えます。
- ミョウガは千切りにし、白すりごま、ラー油と和えます。
豚汁の献立にもう一品作りたい時に簡単にできるおかずです。麺棒で叩くことで味がよくしみます。さっぱり食べることができる、箸休め的な献立です。
豆腐とトマトのサラダ
- 絹ごし豆腐1/2丁(200g)
- トマト1個
- しその葉1、2枚
- A醤油大さじ1
- A酢大さじ1
- A砂糖小さじ1
- Aだしの素小さじ1/4
- Aあらびきコショウ適量
- Aごま油大さじ1/2
- Aの材料をよく混ぜてドレッシングを作り、冷蔵庫で冷やしておきます。
- 豆腐の水気をきり、1cmほどのさいの目に切ります。
- トマトも1cmほどの角切りにします。
- 器に盛りドレッシングをかけたら、手でちぎったしそと和えて出来上がりです。
豚汁の献立にさっぱりしたサラダが欲しい時にぴったりなメニューです。ドレッシングはよく冷やし、かけるときに再度よく混ぜます。豚汁に入っていない緑黄色野菜を使っているので、栄養バランスのいい献立になります。
きのこのおかか炒め
- しいたけ6枚
- えのきだけ1袋
- 削りがつお大1袋
- 酒・醤油・七味唐辛子
- しいたけは軸を除いて薄切りにし、えのきは半分に切ってほぐします。
- 小鍋にきのこと酒大さじ1を加え蓋をして蒸し煮にします。
- しんなりしたら蓋を取り、醤油大さじ1/2〜大さじ1を加えサッと炒めます。
- 火を止めて削りがつおを加え混ぜます。
- お好みで七味をかけたら出来上がりです。
きのこで作る簡単・スピーディーな一品です。豚汁にきのこを入れない場合の献立にぴったりの付け合わせです。食物繊維たっぷりのきのこを使っているので、豚汁と合わせれば体にいいヘルシーな献立になります。
ブロッコリーとツナのサラダ
- ブロッコリー小1個
- トマト
- 塩
- ツナ缶小1
- 玉ねぎ1/4
- A醤油大さじ1
- A酢大さじ2
- A塩こしょう少々
- ブロッコリーは小房に分け、塩少々加えた熱湯で茹で、ざるにあげ冷まします。
- ツナは汁を切り、荒くほぐします。
- トマトは5mm角、玉ねぎはみじん切りに切ります。
- ボウルにAの材料とツナ、トマト、玉ねぎを加えよく混ぜます。
- ブロッコリーを皿に盛って、ドレッシングをかけたら出来上がりです。
ツナたっぷりのドレッシングで和える、ボリュームがあるおかずサラダです。豚汁には入っていない緑黄色野菜とツナの組み合わせで、バランスのいい献立になります。
小松菜のおひたし
- 小松菜1束
- 鰹削り節少々
- A水100ml
- A濃口醤油大さじ1と1/2
- Aみりん(煮切って使用)大さじ1
- 小松菜は根元を切り、水の中で洗い汚れや泥を落とします。
- 洗った小松菜は4cm、5cm長さに切ります。
- 耐熱ボウルに茎、葉の順で入れふわっとラップをします。
- 600wの電子レンジで2分加熱します。
- 2分後に取り出し、全体をかき混ぜたら再度1分から1分半加熱します。
- 冷めたら水気を絞って、Aの調味料に浸します。
- 5分から10分ほど浸したら器に盛り、鰹削り節とつゆをかけて出来上がりです。
小松菜はアクが少ないので、電子レンジでも美味しく作れます。みりんは加熱してから使いましょう。豚汁を作っている間にぱっと作れ、献立に彩りを加えることができます。
キャベツたっぷり餃子
- キャベツのみじん切り1/4玉
- 豚ひき肉90g
- 長ネギのみじん切り1/3本
- おろしニンニク1/3
- おろししょうが1/3
- 餃子の皮26枚分
- 塩
- A醤油小さじ2
- Aごま油小さじ1
- A酒小さじ1
- サラダ油
- ボウルにみじん切りにしたキャベツを入れ、塩小さじ1/2を入れて手で揉み、水気を絞ります。
- 別のボウルに豚ひき肉、水小さじ2を入れてよく練ります。
- 豚肉にキャベツ、Aの材料を加えよく練ります。
- ネギ、ニンニク、生姜を加えたらさらによく練ります。
- 26等分したら餃子の皮で包みます。
- フライパンに油をしき、餃子を並べて火にかけます。
- うすく焼き色がついたら水80mlを加え、蓋をして焼きます。
- 水気がなくなったら蓋を外し強火でパリッとするまで焼きます。
- 仕上げにサラダ油小さじ1を回しかけサッと焼きます。
キャベツが主役のヘルシーなレシピで、いつもの餃子よりあっさりと食べられます。豚汁で豚肉を使っているので、ひき肉が少なめでも十分満足感があります。
かぼちゃのサラダ
- かぼちゃ200g
- 玉ねぎ1/8個
- クリームチーズ30〜40g
- マヨネーズ大さじ2
- 牛乳大さじ1/2
- 塩こしょう適量
- かぼちゃを3〜4cm角に切り分けます。
- 耐熱皿にかぼちゃを置き、ふわっとラップで600wで4〜5分加熱します。
- 玉ねぎをごく薄切りにし、塩もみし水気を絞ります。
- かぼちゃをボウルに入れ潰して粗熱をとります。
- 玉ねぎ、マヨネーズ、牛乳を加え混ぜ合わせます。
- クリームチーズを5mm角にカットし、混ぜ合わせます。
- 塩こしょうで味を整えたら完成です。
クリームチーズが入ることでデリ風の本格的な味わいになります。豚汁を作っている間にレンジで簡単調理できます。
焼きなす
- なす
- おろししょうが
- 削り節
- 醤油
- 包丁やハサミでなすのガクを切り落とします。
- お尻からヘタの部分まで竹串か金串をさします。
- 皮に切れ目を入れます。
- 魚焼きグリルで焦げ目がつくまで焼き、火傷に注意しながら皮をむきます。
- 鰹節やおろししょうがを添えて出来上がりです。
なすをまるごと一本使った焼きなすです。豚汁が具沢山なので、素材を焼くだけのシンプルな献立でも十分立派なおかずになります。竹串をさすことで焼いても破裂せず、綺麗に焼けます。
とうもろこしのかき揚げ
- とうもろこし1本
- アスパラガス2本
- 玉ねぎ1/2
- 片栗粉適量
- 卵1個
- 冷水1/2カップ
- 薄力粉45g
- 片栗粉25g
- 揚げ油適量
- レモン
- ソース・ケチャップ
- とうもろこしは塩茹でし、実をこそげ取ります。
- アスパラは6mm〜7mmの小口切り、玉ねぎは1cm角に切ります。
- 卵と冷水をボウルに溶き、薄力粉と小麦粉を合わせたものをふるって入れ衣を作ります。
- 別のボウルに野菜を入れ6等分し、さらに別のボウルに1個分の分量をとり片栗粉をまぶします。
- 片栗粉をまぶしたら先ほどの衣を適量入れ、軽く混ぜます。
- 油でひっくり返しながら揚げたらレモンを添え、お好みでソース・ケチャップをかけて完成です。
豚汁の献立・付け合せおかずレシピ【その他】
豚汁にはたっぷり野菜や肉が入っているので、大豆製品や卵などを使った献立もよく合います。ご飯ものを中心にメニューを考えれば、他のおかずは作らなくても立派な献立になります。
揚げ出し豆腐
- 木綿豆腐
- 片栗粉大さじ2
- 薄力粉大さじ2
- 塩
- 油
- Aだし
- A醤油
- Aみりん
- 木綿豆腐を水切りします。
- 豆腐は食べやすい大きさにカットし、塩少々します。
- 片栗粉、薄力粉を合わせたものを豆腐にまぶします。
- 油でからりと揚げAの調味料を煮立たせたつゆをかけて完成です。
高野豆腐の煮物
- 高野豆腐3枚
- A合わせ出し(昆布とかつお)360cc
- A薄口醤油18cc
- A砂糖30g
- 菜の花適量
- Aの調味料を煮立たせたら、水で戻した高野豆腐を加え中火で10分ほどにます。
- 高野豆腐が煮汁を全部吸い込んだら完成です。
- お好みで茹でた菜の花を添えて盛り付けます。
具沢山な豚汁には、こんなシンプルな献立がよく合います。煮汁を全部吸い込んだ高野豆腐は、噛むごとに旨味がしみでます。たった10分で作れる手軽な煮物です。
明太玉子焼き
- 辛子明太子1/2腹
- 卵3個
- A牛乳大さじ2
- A醤油小さじ1/2
- Aみりん小さじ1/2
- A塩少々
- 万能ネギの小口切り3本分
- サラダ油・マヨネーズ
- 明太子は薄皮を除きます。
- ボウルに卵を溶きほぐし、Aの材料と万能ネギを加えて混ぜます。
- フライパンに油を熱し、卵半量を流し入れます。
- 明太子を乗せたらくるくる巻いていきます。
- 残りの卵も入れて焼いたら出来上がりです。
- お好みでマヨネーズを添えます。
ひじきの煮物
- ひじき乾物20g
- 人参1/3
- 油あげ1枚
- サラダ油小さじ1
- Aだし汁150ml
- A濃口醤油大さじ2
- A大さじ1と1/2
- Aみりん大さじ1
- ひじきは水で戻し人参は太めの千切り、油揚げは短冊に切ります。
- 鍋にサラダ油を入れ弱めの中火で人参を炒めます。
- ひじきを加え1分から1分半炒めます。
- 油揚げを加えさっと炒めたらAの調味料を加えます。
- 少し弱火にして5〜8分ほど煮込んで完成です。
豆腐ステーキ
- 木綿豆腐1/2丁
- 万能ネギ適量
- 白ごま適量
- ごま油大さじ1/2
- A醤油大さじ1/2
- Aみりん大さじ1/2
- A酒小さじ1
- Aだしの素小さじ1/4
- 豆腐は横に切り分け、水切りします。
- Aの調味料を合わせ、万能ネギは小口切りにします。
- 豆腐をごま油で焦げ目がつくよう焼きます。
- 両面に焼き色がついたら合わせたAの調味料を加え、煮詰めたら完成です。
- ネギ、ゴマをふりかけていただきます。
半熟とろとろ卵丼
- ご飯丼1杯分
- 卵2個
- 玉ねぎ
- めんつゆ(2倍濃縮)大さじ3
- 酒大さじ1
- 水大さじ2
- ごま油小さじ1
- お好みでネギなど
- 玉ねぎは薄ぎりにし、卵は溶いておきます。
- 鍋にめんつゆ、酒、水を合わせひと煮立ちしたらごま油玉ねぎを加えます。
- 玉ねぎが煮えてきたら卵を数回に分けて入れ、余熱で火を通します。
- お好みでネギなどを乗せたら完成です
卵と鶏の三色そぼろ丼
- 鶏モモひき肉150g
- A砂糖大さじ3
- A濃口醤油大さじ2と1/3
- A酒小さじ2
- 卵3個
- B砂糖大さじ1
- B酒大さじ1/2
- B塩小さじ1/5
- ご飯適量
- 絹さや10枚ほど
- 鶏肉とAの調味料を鍋に入れ、箸でかき混ぜながら煮詰めます。
- 卵にBの調味料を加え、箸でポロポロになるまでかき混ぜます。
- 筋を除いた絹さやを茹でたら斜めに千切りします。
- 丼にご飯を盛り、彩りよく盛り付けたら完成です。
焼きおにぎり
- ご飯適量
- 濃口醤油とみりん3:1か2:1
- 好みの大きさや形でおにぎりを握ります。
- ガスコンロに網を置き、サラダ油を塗ったらおにぎりを焼きます。
- トースターや魚焼きグリルで焼いてもいいでしょう。
- 片面7分8分ほど、じっくりと香ばしく焼きます。
- 醤油を塗ったらもう一度焼き、反対側も醤油を塗る工程を3回ほど繰り返します。
- 香ばしく焼きあがったら完成です。
香ばしく焼いた焼きおにぎりは、一口食べれば日本人でよかった!と思う素朴ながらも美味しいメニューです。焼きおにぎりに豚汁があれば他に何もいらない、最高の献立になります。
豚汁の献立はこれでもう迷わない!
豚汁は具沢山でボリュームがあるので、どんなおかずを作ろうか意外と悩むメニューです。豚汁におすすめの付け合わせは、緑黄色野菜や海藻類など豚汁に入っていない食材を使った献立がおすすめです。ぱっと作れるメニューも、豚汁の献立にぴったりです。
ご飯ものにこだわれば、豚汁だけで立派な献立になります。今回紹介したレシピを参考に、手軽にサッと作りたい場合やボリュームのあるおかずが欲しい時など、それぞれの好みや家族構成に合わせて作ってみてください。