2019年02月03日公開
2024年08月28日更新
豚汁ダイエットの方法とは?効果的な食べ方から注意点まで紹介!
ダイエットといえば運動や食事制限をする事が主流ですが、食事を制限せずに効果的な食べ方に変えることによってダイエットする方法もあります。例えば、豆腐ダイエットや寒天ダイエット、バナナダイエットなどが有名ですが、ここでは豚汁を使った豚汁ダイエットというものを紹介していきます。豚汁と聞くと豚の脂でカロリーが高そうに思えますが、糖質量は比較的低い食べ物です。では、豚汁で本当に痩せることができるのでしょうか?豚汁ダイエットを行う上でのポイントや注意点、入れるべき具材などを詳しく紹介していきます。
目次
豚汁ダイエットの方法とは?
豚汁ダイエットと聞いて、本当に痩せるのかと疑問に思った方も沢山いると思います。そもそも豚汁はお肉も入っていて、具材も多いですし、痩せるというイメージがあまりない食べ物です。しかし実は、豚汁にはダイエットに最適な要素が沢山含まれているようです。
豚汁ダイエットといっても、豚汁を食べるだけで痩せる訳ではありません。豚汁自体のカロリーがすごく低い訳でもないので、食べ方や中に入れる具材などでも変わってきます。では、豚汁ダイエットとはどのような方法で行えばよいのか?食べる時間は?どこで?具材は何を入れればよいのか?食べるときの注意点は?など詳しく書いていきたいと思います。
朝に食べる豚汁ダイエット
豚汁ダイエットとは、普段食べている朝食を豚汁に置き換えるだけでできる簡単なダイエットです。普段の朝食といえば、ご飯(またはパン)におかずなどが主流ですが、その1日の朝食メニューをまるごと豚汁だけに置き換えるという方法です。そのことによって、今まで食べていた朝食とのカロリーや糖質の差分で痩せられるということなのです。
しかし心配なのは、豚汁だけだとお腹がすぐ空いてしまうのではないかと思ってしまいますが、豚汁は具沢山なので、一杯でもある程度お腹いっぱいになれます。そして最も懸念される栄養面ですが、豚汁は具材が豊富で栄養満点ですので、健康的に痩せることができるのです。
ではなぜ豚汁ダイエットは朝食がいいのでしょうか?それは体温が関係しています。体温はダイエットでもとても重要視されていて、体が冷えているとダイエットの効果は現れにくいのです。朝は比較的体が冷えやすいので、豚汁で体を温めて痩せやすい体を作ることができます。しっかりと朝食を食べることによって、昼食時の吸収量も抑えられるので、痩せるためには朝に食べることは重要なのです。
外食でも豚汁をプラスする
外食でも豚汁を食べられるところは沢山あります。大手牛丼チェーン「吉野家」などでも販売されていて、例えば、牛丼の量を大盛りにするのを我慢して、豚汁をプラスする食べ方もできます。それなら、痩せやすい体を作る為に沢山の栄養をとって体も温まることができます。同じく牛丼チェーン店の「松屋」では牛丼に味噌汁が初めから付いているので、それを豚汁に変更することができます。
他には、ファミリーレストランの「Joyful」などでも豚汁は提供されていて、モーニングメニューの時には豚汁定食として注文することができます。ここの豚汁は、他の外食店と比べて少しカロリーが高めなのですが、具材も豊富で腹持ちがよく、大変満足できる内容になっています。
具だくさんの豚汁ダイエット
豚汁はなにより、カロリーが低いという事だけでなく、具材が沢山入っていて栄養満点なところが特徴です。そしてその栄養には、脂肪燃焼効果や、代謝を上げてくれる効果なども含まれており、ダイエットに最適な具材が沢山あります。入れる具材はそれぞれ違いがありますが、豚汁の具材は、沢山入れることによって栄養を摂取しながら、痩せやすい体へと変えてくれる食べ物です。
豚汁ダイエットで気になる糖質とカロリーは?
朝食に食べて痩せやすい体を作れることはわかりましたが、では実際に、豚汁一杯あたりのカロリーや糖質はどのぐらいあるのでしょうか?
豚汁一杯の糖質は?
まず豚汁に含まれる糖質量についてですが、お茶碗一杯(約200g)あたり糖質4.5g程と比較的少ない量と言えるでしょう。豚汁は豚肉の脂質などで腹持ちがいい食べ物なので、糖質を抑えることができます。豚汁は糖質制限ダイエットとしても最適といえます。
豚汁は実は低カロリー
そして豚汁のカロリーについてですが、他の汁物やスープ類と比べてみても、カロリー自体は糖質と違って高めのようです。例えば、けんちん汁は一杯あたりおおよそ160kcal、ミネストローネは一杯あたりおおよそ80kcal、コーンスープは一杯あたりおおよそ170kcalに対し、豚汁はというと、おおよそ250kcalにもなります。
カロリーだけでいうとミネストローネの3倍にもなります!やはり豚汁には具材が沢山入っている上、豚肉も含まれているので、カロリーが高くなってしまいます。ではなぜダイエットに向いているのでしょうか?
やはり豚汁は具材が多いことで、なによりお腹を満たすことができるという要素が大きいです。例えばスープ(コーンスープやミネストローネ)などを一杯食べても、お腹を満たすには不十分で、別の食べ物を付け足す食べ方か、沢山の量を食べる方法でないとお腹は満たされません。よって豚汁は汁物と比べると多少カロリーは高めですが、一回の食事と考えて換算するとカロリーは低いと考えられます。
豚汁ダイエットで痩せる理由は?
では豚汁ダイエットで痩せる理由は何なのでしょうか?わかりやすく大きく2つのポイントに分けて、豚汁を食べることで痩せる方法を紹介していきましょう。
理由①栄養バランスが良い
まず1つ目は、栄養バランスの良さです。豚汁は具材が豊富なのが特徴的で、沢山の種類の野菜も入れることができます。主な具材だと、豚肩ロース(スライス)、こんにゃく、ゴボウ、にんじん、ネギ、大根、玉ねぎ、豚肉、こんにゃく、里芋(またはじゃがいも)などがあげられます。色んな種類の野菜の栄養が摂取でき、さらに豚肉やこんにゃくからも栄養がとることができる豚汁は、栄養バランスがとれたダイエット料理といえます。
理由②豊富な具材のダイエット効果
そして豚汁ダイエットの豊富な具材には様々なダイエット効果があります。例えば里芋は、炭水化物の芋類の中でも1番カロリーが低い食材で、尚且つ腹持ちがいいです。こんにゃくは食物繊維が豊富で、お通じをよくして便秘を解消してくれる働きがあります。豚肉にも脂肪の燃焼促進効果がありますし、やはり豚汁ダイエットは、痩せる為の要素が沢山含まれています。
豚汁ダイエットで気になる具材のダイエット効果は?
豚汁の中には、ダイエット効果がある具材が沢山入っています。入れる具材や食べ方は人によってそれぞれ違いますので、今回はほとんどの方が豚汁に入れるであろう具材の豚肉、人参、じゃがいもについてのダイエット効果を紹介していこうと思います。
豚肉のダイエット効果
豚汁を食べる上で、誰もがこの豚肉の脂が多くカロリーが高くて太ってしまうんではないかと思っているでしょう。しかし実は、豚肉にはアミノ酸の一種である「カルチニン」という成分が含まれていて、体内の脂肪を燃焼してくれる働きがあるようです。やはりお肉などを控えてカロリーを減らすという食べ方よりも、痩せやすい体を作る方法がダイエットには重要なのです。
人参のダイエット効果
人参は、食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果があり、便秘の予防や改善につながり、痩せやすくなる効果があります。そしてカリウムも豊富に含んでいて、体内の水分を調整してくれるので、体内の余分な水分がなくなり、むくみが解消されやすくなります。さらに人参にはデトックス効果まであり、体内の毒素を体の外へ出してくれるので、ダイエットには最適な具材です。
じゃがいものダイエット効果
またじゃがいもにも、先程紹介した「カリウム」や「食物繊維」も含まれていて、さらに特徴的なのは「難消化性でんぷん」という成分が含まれています。この成分が含まれることによって、じゃがいもは消化されずに体に残る効果があるので、腹持ちがよくてお腹が膨れるので、暴食を防いで痩せることができます。豚汁のじゃがいもは、変わりに里芋やさつまいもを入れて食べる食べ方もあります。
味噌のダイエット効果
そして豚汁の出汁となる味噌には、「大豆ペプチド」という成分が含まれていて、腸内環境を整える効果があり、便秘が解消されてお通じがよくなるのでダイエット効果があります。さらに「ロイシン」、「イソロイシン」という成分は体内の脂肪を燃焼し、「大豆サポニンかっこという成分は体に脂肪を貯めにくくしてくれます。
豚汁ダイエットの効果的な食べ方
豚汁ダイエットには、具材の種類や切り方、さらに炒める油の種類であったり、効果的に豚汁ダイエットを行う方法や注意点、さらにカロリーを抑えたレシピなどを紹介していきましょう!
豚汁の具材を炒める油は良質なものを
具材を炒める際の注意点として、やはり普通の油で炒めてしまうとカロリーが高くなってしまいます。それを避ける方法として、具材を炒めずに電子レンジで温めてから、出汁に入れて作るという方法があります。もしくは、炒めるのであれば豚肉を先に炒めて、その豚肉の脂を使って具材を炒めましょう。そうすれば油のカロリーを抑えた食べ方ができます。
具材は大きめに切る
豚汁ダイエットを行う上で、注意点として具材を切る時はできるだけ大きめのサイズに切るのがよいです。大きめにカットすることによって、噛みごたえがよくなって、何回も噛むことで満腹中枢を刺激することができます。
きのこなどカロリーの低い具材を多めに
豚汁ダイエットを行う上で、具材はカロリーの低いもの多めに入れることをおすすめします。野菜は大体のものが比較的カロリーは低めですが、特にきのこ類(しめじ、えのき、舞茸、なめこ、椎茸など)はさらに低めなので、カロリーを抑えるのに最適な食材です。
カロリーを抑えたレシピ
では、カロリーを抑えた豚汁のレシピを紹介していきましょう。ではまず材料と作り方を紹介していきます!
- 豚肉
- ごぼう
- 大根
- にんじん
- 長ネギ
- ジャガイモ(里芋)
- こんにゃく
- 味噌
- みりん
- しょうゆ
- だしの素
- ごま油(オリーブオイル)
- まず用意した具材を大きめに切っていきます。
- 次に鍋にごま油またはオリーブオイルを引いて、野菜類を炒めます。火が通ってきたら豚肉を入れて、豚肉の色が変わるまで炒めていきます。
- 出汁とみりんを加えて、強火にしたら10分ほど煮込んでいきます。具材が柔らかくなってきたら、味噌、醤油、ネギを加え火を止めます。最後にお皿に盛り付けたら完成です。
このレシピを作る上での注意点としては、通常豚汁を作る際にはサラダ油を使いますが、このレシピはごま油(もしくはオリーブオイル)に変えています。そして、具材を大きめに切ることで、沢山噛むことになるので、満腹中枢が刺激されてお腹いっぱいに感じることができます。野菜類はできるだけカロリーの低いキノコ類を多く入れることをおすすめします。
薬味を取り入れてダイエット効果を得る
豚汁は、薬味類にもダイエット効果が含まれています。まずきざみネギには、「アリイン」と「アリシン」、「フルタン」という成分が含まれており、糖質燃焼や体力アップ、脂肪燃焼促進効果があります。そして唐辛子には、「カプサイシン」が含まれていて、代謝を上げる効果があり、唐辛子ダイエットというものがあるぐらいダイエットに向いている薬味といえます。
豚汁ダイエットでの注意点
豚汁ダイエットを行う上で、豚汁を作るときの注意点や、豚汁の食べ方の注意点などを、実際に行った人達の口コミなども交えながら紹介していきます。
低カロリーだが食べ過ぎない
豚汁ダイエットを行う注意点として、ご飯などと置き換えてカロリーの低い豚汁を食べるので、沢山の量を食べてしまっても大丈夫だろうと食べ過ぎてしまう場合もありますが、どんな食べ物でも食べ過ぎは太ってしまいます。もし豚汁を作り過ぎてしまっても、全て食べるのではなく、食べられない分は冷凍保存などをしてとっておくのもよいでしょう。
高カロリーな食材を入れ過ぎない
もうひとつの注意点は、豚汁に入れる食材が高カロリーなものばかりだと、あまり意味がありません。やはり芋類はじゃがいもやさつまいもはカロリーが高いので、里芋にしてカロリーを削減したほうが良いです。豚肉も脂の多いバラ肉よりも、赤身のもも肉を使うと、糖質やカロリーを抑えることができます。
カロリーの高い具材を入れ過ぎない
他にも気をつけた方がよい食材といえば、ベーコンや油揚げなどを入れて食べる食べ方もあります。ベーコンはあまり使う人も少ないかもしれませんが、脂が多くカロリーが高いです。油揚げもやはり油分のカロリーが高く、カロリーを抑えるのであれば、注意点としてあまり入れ過ぎないようにしなくてはいけません。
豚汁ダイエットをした人の口コミ
豚汁ダイエットを実際にやった人の口コミを見てみると、やはり色んなダイエットを沢山試された方から見ても非常に評判が良いようです。あるIT業界の方は、運動と豚汁ダイエットを組み合わせて行っていて、夕飯の時に炭水化物を抜き、すき家などで豚汁と冷奴や、豚汁とひじきという組み合わせでお腹を膨らませました。その結果、運動した事もありますが、5ヶ月で7キロもの体重が落ちたようです。
美味しく食べて豚汁ダイエットを成功させよう!
豚汁ダイエットについて紹介してきましたが、ここで紹介してきた方法、注意点などを守って行えば効果は確実に現れるダイエットです。痩せる原因としては、豚汁に含まれる代謝を上げる効果や、脂肪燃焼促進効果、そしてお腹を満たすことができるので、朝食を豚汁だけに置き換えることでカロリーを抑えた食事をすることができるということです。
やはり、ダイエットは食事制限であったり、栄養が偏ってしまいストレスを溜めてしまいがちです。そこを豚汁ダイエットは、お腹を満たすこともできて、さらに栄養豊富に取ることができるので、おすすめです。豚汁は具材が多かったりで、作る手間は少しかかりますが、一度に多めに作って、冷凍保存などで作り置きもできますので、一度朝食を豚汁に置き換えて、豚汁ダイエットを試してみてはいかがでしょうか?