2019年06月08日公開
2024年09月18日更新
ミニマリストの食事メニューは超シンプル?外食する?食生活の特徴まとめ
ミニマリストという言葉を聞いたことがあるでしょうか?必要最低限の暮らしをしている方を指し、シンプルな生活を特徴に持っている方を指します。そんなミニマリストですが、部屋などシンプルにしているのは大体予想はつくものの、食事はどのような物を食べているのか気になる方も多いことでしょう。今回は、ミニマリストの食事や食生活がどのような暮らしぶりなのか、また適した食事メニューや食費の平均値、外食はどのようにしているのかを徹底解明していきます。
ミニマリストとは?
ここ近年でよく耳にするようになったミニマリストという言葉を、一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?ですが、ミニマリストとは一体どのような方を指すのか詳しいことまで分からないという方も少なくないでしょう。
まずは、ミニマリストについて解説し、その後ミニマリストの方が取り入れている食事法を紹介していきましょう。ミニマリストの方の食生活は、普段通常の食生活を送っている方にとっては参考になることばかりでしょう。
ミニマリストの意味
生活をしていく上で、最低限必要なものという認識で物などを購入した経験はあるでしょうか?中には不要なものが家の中に溢れているという方も少なくないでしょう。ミニマリストとは、そんな生活をする上で欠かすことのできない必要最低限の物のみで生活をしている方を指します。
そのため、ミニマリストの方の自宅は常に物があまり無く、シンプルな生活を送っている印象を受けるでしょう。生活の中で省けるものは省くスタイルをしている方を指している言葉になり、現在では若い方から年配の方までミニマリストは存在しています。
食事もシンプル
シンプルな生活を追求しているミニマリストの方は、実は食事もシンプルにこなしている方が多いといいます。食事をシンプルにするとは、どのようなことを指すのか分からない方も多いことでしょう。
ミニマリストの方の食生活を見ると、少々取り入れてみたいと思うことも出てきます。今回は、そんなミニマリストの方の食事について紹介をしていきましょう。
ミニマリストの食事・食生活の特徴
ミニマリストの方の食事や食生活は、シンプルを極めている方が多く、その現状はミニマリストの方以外の方からすると少々驚くことも多いといいます。ミニマリストの方の食事の特徴には、どのような点が挙げられるのでしょうか?一つ一つの項目に対し解説していきましょう。
食事回数が少ない
生活に必要なことだけを取り入れる傾向にあり、ミニマリストの方は食事回数が少ないといいます。必要最低限の生きていくための食事を取り入れれば、お腹が空いていない場合には食べずに他の事に時間を割いているのです。通常の方が考える食事スタイルは、1日3食が当たり前になりますが、しっかり3食の食事を摂っている方は少ないそうです。
中でも多いのが、朝と晩は食べても昼食は抜くというパターンが多いようです。そんな毎日の食事も手軽に食べられるもの、時間をあまり取られないもの、といったような料理を食べる傾向にあります。最低限生きていける量、回数の食事をしているのが大きな特徴といえるでしょう。
自炊が基本
多くの方は、外食を週に何度か取り入れている方も多いことでしょう。社会人になると尚更外食が増える傾向にある中で、ミニマリストの方は男性と女性に限らず自炊を行っている方が多いといいます。この特徴の理由として、外食にお金をかけたくないという理由や時間を短縮して食事をしたいという理由が含まれているようです。
また、ミニマリストの方の中にはいわゆるズボラな料理が得意です。食材をご飯にかけて食べるだけの料理や、調理器具をそこまで使用しないような料理が多く、通常の感覚の方からすると面白味がないと思われてしまうことも少なくないといいます。
調理家電は必要最小限
シンプルな生活を維持していることから、調理家電や調理器具は必要最低限のものしか用意していないという方も多いです。何かと自宅内で場所を取っているがやはり家電製品でしょう。そんな調理家電も必要最低限にすることで、用意している家電でのみ作り出す料理を楽しんでいる方も多いようです。
通常の家庭では当たり前のように置いてあり、一家に一台は必要なのでは?と思われる、電子レンジや炊飯器も実はミニマリストの方の中には所持していない方も居るといいます。
究極に極めている方になると、食材を保存するための冷蔵庫すら持っていないという方も居るほどです。通常の方の感覚では思いもしない生活を送っているのが分かることでしょう。
食費を決めている
ミニマリストの方のお財布事情は、実にシビアであると言えます。食事は生きるために必要なものであって、楽しみの一つにしていない方が多いことから、食費で使用する金額を決めているという方も少なくありません。通常の方であれば、食事を楽しみにして毎日仕事などを頑張っているという方も多いことでしょう。
その点で感覚の違いが生じているのが特徴のひとつでもあるでしょう。多くのミニマリストの方は、1日の上限食費を決めており、その予算の中から食事を摂るというルールにしている方も多いようです。実はこの方法は、気付けば食費が跳ね上がってしまったという方にも取り入れると良い方法になっていることから、推奨されているのです。
安い食材を選ぶ
一つ前の項目でも紹介したように、1日の上限の食費を決めていることから、予算内での食材の買い出しが必須になります。そのため必然的に安い食材を購入している方が多いのです。安い食材の中でも、栄養が豊富な食材は実に多く展開されています。体調を崩してしまっては元も子もないため、栄養面にも気を付けている方も多いのが特徴です。
後ほど食事メニューでも紹介をしていきますが、安価で購入できて尚且つ栄養も豊富に含まれている食材も合わせて見ていくため、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?また中には、同じ食材が何日続いても苦ではないという方も少なくないようです。
食事は野菜メイン
ミニマリストの方の中には、食事は生きていく上で必要なことではあるものの、余分なものを体内に取り入れたくないという方も少なくありません。そのため、手っ取り早く栄養を摂取できて健康にも効果が期待できる野菜をメインに食事に取り入れている方が多いのも特徴です。
ズボラな料理が多い中で、野菜をメインに扱っていることにより健康維持もできています。シンプルな暮らしを心がけているミニマリストの方の中に、そこまで太っている方が少ない理由はここに繋がるのでしょう。
お弁当などの中身には温野菜が人気が高く、温野菜とおにぎりといった内容の食事が人気メニューです。通常の方が毎日このような食事を取り入れるのは難しいですが、時には取り入れてみると体内の毒素等がリセットされるためおすすめといえるでしょう。
ルーティンで食事を決める
主婦の方がよく口にしているのが、毎日の献立を決めるのが苦手、めんどくさいといった内容ではないでしょうか?ミニマリストの方の多くが1週間の献立をまず決めてから、その後毎週同じメニューを食べているという方も多いようです。そうすることで、献立を決める時間や買い物にかかる時間を短縮することができるのです。
毎週の献立のルーティンを決めておけば、あとは毎週の曜日に合わせて食材をまとめ買いをしておいても、食材を余すことなく使い切ることが可能になることでしょう。
1ヵ月置きにルーティンを変更することによって、その月々である程度の予算も立てやすくなるため、食費の節約にも繋がります。これは献立を決めるのに困っているという通常の方にもおすすめのできる方法ではないでしょうか?
時短で調理する
生活していく上で、ミニマリストの方が惜しい時間としているのが調理時間でしょう。時短料理を独自に追及している方も少なくなく、食事の見栄えを気にしないという特徴がこの時短料理にも表れています。献立メニューも一つの鍋の中で調理ができるもの、炊飯器などを使用してながら調理のできるもの、といったような内容が組み込まれています。
時短料理の中でもよくミニマリストの方が作っている食事は、大皿料理や丼メニューが多いとされています。食器類も必要最低限しか持ち合わせていないことで、ルーティンに組み込まれる食事メニューはほぼ似たり寄ったりになっています。時短料理はなかなか身に付くものではないため、料理の腕が意外にも高いともいえます。
食事時間を決める
ミニマリストの方の多くが、1日のスケジュールを決めているといいます。そのスケジュールの中には食事の時間も組み込まれており、決まった時間に食事をしたいという真面目な方が多いようです。ですがしっかりと食事時間を決めてしまっていることから、その時間に食事を摂ることができないと強いストレスを感じてしまう方も居ます。
独自のルールを決めてしまっているあまり、他人と時間を合わすことがストレスになってしまうと社会性が問題になるため、気持ちには余裕を持った状態で1日のスケジュールを決めると時間を無駄にすることなく過ごすことができるでしょう。
通常の方の中にもスケジュールを立てている方は多いことでしょう。ぜひ食事時間も組み込んでみてはいかがでしょうか?
缶詰や加工食品を好む
手軽に食生活に取り入れることのできる缶詰や加工品は、ミニマリストの方の強い味方でもあるでしょう。コスパも良く食費にもそこまで響くことなく、栄養素の豊富な食材も摂取できることから野菜などと合わせて食生活に取り入れている方も多いといいます。
中でも鯖缶などは、1つでボリュームがあるため偏った食生活をしたくないミニマリストの方にはうってつけの食材です。食費の中に組み込んでも負担にならないことが、缶詰や加工食品の人気の理由といえます。
調味料は最低限だけ使う
調理器具を必要最低限のみ揃えているミニマリストは、調味料も最低限のものだけを用意しています。料理の味に無頓着な方も多く、食事に対してそこまでの興味を見いだせない方が多いのも一つの理由として挙げられるでしょう。
食生活の中で味に対してはこだわりが少なく、食べられれば良いという方が半数ほどいることで調味料も決まったものを用意しているようです。この特徴はなかなか通常の方には見られるものではないため、ミニマリスト特有の特徴であるといえるでしょう。
ルーティンに組み込まれているメニューも、それらの調味料を使用している物のみとなるため、調味料に必要性を感じないのも理由なのでしょう。調味料を必要としない分、毎月の食費はかなり削れることでしょう。
健康に気を使う
ここまで紹介をしたことをまとめていくと、健康的にも良くないのでは?と思うのが通常の方の意見でしょう。ですが、ミニマリストの方の多くは健康に対しては誰よりも気にかけています。その特徴として、身体には悪いとされているものには手を出さない方が多いのです。
食生活の中で、野菜を中心にしていたりなど健康に気を遣っているのは一目瞭然であり、尚且つそのスタイルを貫いていることで体型の変化が少なく、真面目でしっかりした印象を与えるのもミニマリストの特徴です。食費などを管理しているのも、そのような印象を与える理由のひとつでしょう。
作り置きや冷凍ワザが得意
ミニマリストの方は料理に時間をかけることを嫌うことから、作り置きや食材等の冷凍方法を多く知っています。女性で作り置きや冷凍ワザが得意なのは、一つのメリットや魅力にも繋がることでしょう。現在通常の方の多くも主婦の方を中心に、作り置きや下味冷凍が流行っていることでしょう。
そのような調理方法を取り入れている方も少なくないはずです。ぜひミニマリストの方のテクニックを取り入れることで、効率的に料理の下準備を行うことができるといえます。
食事でストレス発散しない
食事に対してそこまで興味を示さないミニマリストの方は、ストレスが溜まった場合に食に走る方は少ない傾向にあります。その反対に、ストレスやイライラを拒食にぶつけることもなく、食事に対するルーティンはそのような感情があってもいつも通り行っているのが特徴です。
ミニマリストの方の中には、そのようなイライラした感情などを掃除にぶつける方が多いといい、部屋の掃除等でストレスを発散することで部屋も綺麗になりメリットも与えます。
ミニマリストの食事メニューは?
ここまでミニマリストの食生活の特徴を紹介してきましたが、通常の方とは少々違った一面が食生活に現れていることが分かったことでしょう。そんなミニマリストの食事にはどのようなメニューが存在しているのか気になる方も多いはずです。どのような食事をミニマリストの方は摂取しているのでしょうか?
主食
通常の方の主食といえば白米が主流でしょう。ですがミニマリストの方の多くは、白米ではなく栄養成分が高い玄米を好んで食べます。栄養バランスに優れており、芸能界の中でも玄米を主食として食べている方が多いといいます。
その他に、麺類ではパスタが人気です。パスタはソースや具材を変えるだけで和洋中の味わいを楽しむことができ、尚且つ調理に時間がかからないのもポイントでしょう。オリーブオイルとにんにくで簡単に調理しただけでも美味しく食べることができます。
シリアルなどの牛乳と合わせるだけで簡単に栄養などを取り入れることのできるものも人気は高く、小腹が空いた際などに取り入れる方が多いといいます。主食はそこまで通常の方とは変わりないといえるでしょう。
野菜・果物
野菜の中では、栄養価が高いといわれているアボカドを毎日のように取り入れている方も多いようです。アボカドは森のバターと言われており、毎日摂取すると健康に悪いのでは?と思われがちですが、元々食事量の多くないミニマリストであれば、毎日食べても健康を維持することができるのでしょう。
その他には、冷凍の野菜も人気が高いといいます。冷凍野菜は加工されたものも多く、調理の中で手軽に使用でき尚且つ時短調理にも役立ちます。果物には缶詰や、栄養価の高いバナナを取り入れることでしっかり栄養バランスが調和されています。
たんぱく質・カルシウム
身体を健康的に維持をするための栄養素として、欠かすことができないのがたんぱく質とカルシウムです。通常の方でも、最近ではなかなか取り入れることが難しいとされているこの二つの栄養素を、ミニマリストの方はどのように取り入れているのでしょうか?
まずたんぱく質を取り入れるためのメニューには、鯖缶や卵が挙げられます。鯖は栄養価に優れており、尚且つ缶詰に加工されていることからメニューに組み込みやすいのもポイントです。卵は調理方法の展開が幅広いため、欠かすことのできない食材でしょう。
カルシウムの摂取には牛乳ではなく豆乳が推奨されています。大豆イソフラボンも豊富に入っているため、女性の方にも嬉しい健康効果が期待できます。
飲み物
ミニマリストの食事メニューには、シンプルかつ健康的なものが好まれていることが分かったことでしょう。では生きていく上で欠かすことのできない、飲み物はどのようなものが好まれているのでしょうか?一番多く挙がった飲み物は水になります。
基本的にジュースやお酒を飲まない方が多いため、水で水分補給をしている方が多いといいます。シンプルな食生活にはシンプルな水が一番合うのでしょう。
また中にはコーヒーが好きという方も少なくありません。そんなときには、カフェインレスのコーヒーを取り入れると良いとされており、抗酸化作用を期待することができるのです。その他にも、栄養を摂取することのできる野菜ジュースも人気の高い飲み物メニューといえるでしょう。
サプリやスーパーフード
また食生活の中で栄養が偏らないように、サプリやスーパーフードを取り入れている方も少なくありません。サプリは現在様々な効果の期待できるものがあるため、食生活のサポートの役割で使用するのが良いでしょう。
スーパーフードも種類が多く展開されていますが、その中でも人気が高いのがチアシードです。チアシードは古くから取り入れられているスーパーフードのため、食生活のサポート及び軸にもなるでしょう。ヨーグルトや飲み物に混ぜて摂取することが可能です。
ミニマリストの食事・外食や食費は?
ミニマリストの食事には様々な特徴がありますが、外食はするのでしょうか?ルーティンがある場合でも付き合いなどで外食をしなければならない状況下になることも少なくありません。ミニマリストが外食をどのように乗り切り、また食費には毎月どれくらいかけているのかも見ていきましょう。
同じ店を利用することが多い
ミニマリストの方が外食をする場合には、ほぼ決まったお店をリピートすることが多いといいます。その理由として、同じお店であれば外食の食費を食事前に把握することができることがメリットに挙げられます。お店のメニューなども把握しておけば、あらかじめ予算を決めて食事をすることができるため、同じお店を利用するのも悪くないでしょう。
付き合いの外食も最小限
外食をする際には、他の人から誘われて訪れるシーンが多いでしょう。ミニマリストは特に自分から外食を好んで行くことがないため、周りから誘われることがほとんどです。
付き合いでは断り続けていたら、関係性も悪化し本末転倒になります。付き合いの場では、最小限の食事をしながらも周りとの距離感は適度に保つのがミニマリストを続ける鉄則ともいえます。
1ヶ月にかかる食費は?
最後に見ていくのは、ミニマリストが使う1ヵ月の食費についてです。外食費も含めると一人暮らしの方の平均で15000~20000円の食費で生活をしている方がほとんどのようです。外食をしな月の場合はもう少し減らすことも可能です。
究極なミニマリストにもなると、食費にはほぼお金をかけないという方もいますが、健康を維持し、生きていくための食費としては抜かりない金額であるといえます。1日ワンコインを目安にすることで、ミニマリストのような食生活を送れることでしょう。食費にお金をかけている方は、ぜひ参考にしてみましょう。
ミニマリストのシンプルな食事を参考にしてみよう!
ミニマリストの食事は、通常の方の食事とは異なっている点が多いことが分かったことでしょう。ですが、シンプルな食事でありながらも、健康を維持できているということは誰でも取り入れることができるのです。体型の維持にも繋がり、メリットも多いため全てを真似するのではなく一部を取り入れてみるのもおすすめといえます。