ベジタリアンの種類は?効果や食事の違いは?有名人には誰がいる?

みなさんはベジタリアンについて詳しく知っていますか?ベジタリアンというと野菜のみを食べて生活をしている人というイメージが強いかもしれませんが、実はそうとも限りません。今回の記事では、意外と種類が多いベジタリアンの種類やその内容、そしてベジタリアンになるとどのような効果があるのかなどについて紹介していきます。また、海外にはベジタリアンの方が多いイメージもありますが、日本や海外の有名人ではどのような人がいるのかなどについて紹介していきます。それでは、ベジタリアンの種類や効果についてみていきましょう。

ベジタリアンの種類は?効果や食事の違いは?有名人には誰がいる?のイメージ

目次

  1. 1ベジタリアンには種類があるって知ってる?
  2. 2ベジタリアンにはどんな種類があるか見てみよう
  3. 3ベジタリアンの効果とは?
  4. 4ベジタリアンのデメリットは?
  5. 5ベジタリアンの有名人を見てみよう!
  6. 6ベジタリアンは種類がたくさんあった!

ベジタリアンには種類があるって知ってる?

皆さんは、ベジタリアンとはどのような人の事なのか知っていますか?ベジタリアンと聞くと、「肉類を食べない人たち」の事と思われる方が多いかもしれませんが、実は、ベジタリアンと一口に言ってもベジタリアンにもさまざまな種類があります。今回の記事では、ベジタリアンにはどのような種類があるのかについてと、それぞれどのような効果がある物なのか、そして海外のベジタリアンの有名人などについて紹介していきます。

ベジタリアンにはどんな種類があるか見てみよう

それでは、ベジタリアンの効果などを紹介していく前に、ベジタリアンにはどんな種類があるのかを見ていきましょう。ベジタリアンという言葉自体は聞いたことがあっても、詳しく知っているという方は少ないのではないでしょうか。海外にベジタリアンの方が多いというイメージもあるかもしれません。それでは、ベジタリアンについて詳しくチェックしてみましょう。

ベジタリアンについて

まずは、ベジタリアンの種類について詳しく見ていきましょう。まずは、ベジタリアンという語源について紹介していきます。ベジタリアンという言葉は海外で生まれました。イギリスのベジタリアン協会が発足した、1847年に初めて使われたとされる言葉です。ラテン語に「健全な、新鮮な、元気のある」という意味の「vegetus」という言葉があるのですが、このvegetusに由来して名付けられた名前なのだそうです。

それではベジタリアンは、どのようにして始まったのかについてみていきましょう。近代ベジタリアン運動は、マンチェスターの聖書協会の会員によってはじまり、肉や野菜は食べずに、たまごや乳製品の摂取は本人が選択し植物性食品を中心にした食生活を行う運動が展開されたことが始まりです。

ベジタリアンの方は多くいますが、ベジタリアンになる理由は様々な物があるそうです。宗教的な教義によって食べないという人、健康のためにベジタリアンになったという人、その他にも生命の尊厳を旨としてベジタリアンになったという人や地球環境保全のためになったという人など、様々な方がいます。それでは、ベジタリアンにはどのような種類があるのか早速チェックしていきましょう。

ビーガンとは?

それでは、ベジタリアンにはどのような種類があるのかについて紹介していきましょう。まずは、ベジタリアンの種類のうち、ビーガンについて紹介していきましょう。ビーガンは、別名ピュア・ベジタリアンや純粋菜食とも呼ばれます。ベジタリアンというと、野菜のみを食べている人というイメージが強いのは、この純粋菜食のビーガンのイメージが強いからなのではないでしょうか?

ビーガンの方たちは、動物の肉類を食べないという点はもちろんのこと、動物に苦しみを与えることへ嫌悪感を感じ、肉や卵、乳製品を一切食べることはなく革製品やウール、ゼラチンなどの動物製品なども身につけないそうです。ベジタリアンの中では最も厳しいベジタリアンだといえるでしょう。

また、そのビーガンでも数種類に分かれるのだそうです。「ダイエタリー・ビーガン」と呼ばれる方は、ビーガンの方と同じように植物性食品のみを食べるのですが、必ずしも革製品などの動物製品の利用を避けるわけではない、という違いがあるそうです。また、「フルータリアン」と呼ばれる方は、植物を殺してしまわない食品のみを食べる方々の事だそうです。

例えば、ニンジンは収穫してしまうとそこで死んでしまいますが、リンゴならばリンゴのみを収穫してもリンゴの木が死んでしまう事はありません。ニンジンのような植物は食べませんが、リンゴならば食べる、という方をフルータリアンと呼ぶのだそうです。

ラクト・ベジタリアンとは?

続いて紹介するベジタリアンの種類は、「ラクト・ベジタリアン」です。ラクト・ベジタリアンとはベジタリアンのうち、動物の肉類は食べないが、牛乳や乳製品は食べるという方たちの事です。肉・魚・卵は食べませんが、牛乳などの動物の乳は食べることが出来るのだそうです。続いて、ラクト・ベジタリアンと少し似ているラクト・オボ・ベジタリアンという種類について紹介していきます。

ラクト・オボ・ベジタリアンとは?

続いて紹介するベジタリアンの種類は、「ラクト・オボ・ベジタリアン」です。ラクト・オボ・ベジタリアンはベジタリアンのうち、動物の肉は食べませんが牛乳や乳製品、そして卵は食べるという方たちの事です。肉や魚は食べますが、牛乳などの動物の乳や卵は食べることが出来るのだそうです。続いては、「ペスコ・ベジタリアン」という種類について紹介します。

ペスコ・ベジタリアンとは?

続いて紹介するベジタリアンの種類は、「ペスコ・ベジタリアン」です。ペスコ・ベジタリアンはベジタリアンの方たちの中で、鳥獣の肉は食べないが、乳製品に卵、そして魚介類を食べるという方の事を指します。ペスコ・ベジタリアンも名前に「ベジタリアン」とついているのですが、別のベジタリアンの種類のように正式なベジタリアンと認められているわけではないそうです。

また、ペスコ・ベジタリアンは宗教などの理由で行っているという方より、健康志向からペスコ・ベジタリアンとなったという方が多いそうです。動物のお肉は食べないけれど魚ならば食べる、というペスコ・ベジタリアンと少し似たベジタリアンの種類に、動物のお肉は基本的に食べず牛や豚肉も食べないけれど鶏肉は食べるというポーヨー・ベジタリアンという種類もありますので、そちらも少し紹介していきます。

ポーヨー・ベジタリアンとは?

続いて紹介するベジタリアンの種類は、「ポーヨー・ベジタリアン」です。ポーヨー・ベジタリアンは、ベジタリアンの方の中で、動物の肉も、牛肉や豚肉も食べますが、鶏肉だけは食べるという方々です。こちらのポーヨー・ベジタリアンも、ペスコ・ベジタリアンと同じく正確にベジアリアンの種類として必ずしも認められているわけではないようです。

ベジタリアンとビーガンの違い

それでは、続いてベジタリアンとビーガンの違いを見ていきましょう。上記にも書いた通り、ベジタリアンといってもさまざまな種類があります。ベジタリアンと一口に言っても、全員が動物の肉を食べないというわけではなく、ベジタリアンの種類によって卵を食べたり、乳製品を食べたりする人もいます。ビーガンとは、そんなベジタリアンの種類のうちの一つです。

ビーガンとは、先ほど紹介した通り動物の肉を食べず、卵や乳製品を含む動物性食品を全く食べないという完全菜食主義者の方たちの事です。ベジタリアンの中には乳製品や卵を食べるという方もいますので、ビーガンとベジタリアンというのはまた別のものなのです。ビーガンに最初からなる人よりは、ベジタリアンから徐々にビーガンへとなっていく人の方が多いそうです。

日本の精進料理はベジタリアン

それでは、ここで少し日本の精進料理の話をしていきましょう。諸説ありますが、精進料理とは野菜類、穀物、海藻類、豆類、木の実、果実などを使用した料理の事で、肉類や魚介類を使用しない精進物で作った料理の事です。上記の様に、日本の精進料理は肉類や魚介類を使用しない料理なので、ベジタリアンの料理とも言えます。日本の料理は健康食としても海外で人気ですが、精進料理はベジタリアンな料理だったのです。

ベジタリアンの効果とは?

ベジタリアンの種類について詳しく紹介してきたところで、続いてベジタリアンの効果についてみていきましょう。宗教的な理由などでベジタリアンとなった方もいますが、健康的な面でベジタリアンになったという方もいます。ベジタリアンとなる事で、どんな体に良いことがあるのでしょうか?ベジタリアンの効果について、どのような効果が期待できるのか詳しく見ていきましょう。

体が軽くなる

まず最初に紹介するベジタリアンの効果は、体が軽くなるという事です。どうしてベジタリアンになる事で体が軽くなるのかというと、動物のお肉などの動物性のたんぱく質は、野菜などに比べて消化するのに時間がかかります。食物を消化するのに時間がかかるという事は、それだけ内臓に負担をかけているという事です。

消化に時間がかかり、胃腸に負担がかかる動物性たんぱく質のお肉を食べないようにすることで、体がスッキリとし、ベジタリアンになると体が軽くなると感じる方が多いのだそうです。健康面から考えて、ベジタリアンを始めるという方も少なくはないそうです。

生活習慣病のリスクを減らす

続いて紹介する、ベジタリアンの効果は生活習慣病のリスクを減らすことが出来る、という点です。ベジタリアンになる事で生活習慣病のリスクを減らすことが出来るとはどういうことなのかというと、酸性食品に分類されるお肉やチーズなどを食べなくなることが理由です。酸性食品を食べると糖尿病のリスクが上昇してしまうという報告もあり、酸性食品を控えることで生活習慣病のリスクを減らすことが出来るといいます。

また、ベジタリアンの食事を実践しているという人は、お肉を食べているという人たちに比べてがんや心臓病などの発症リスクが低いという研究結果もあるのだそうです。ベジタリアンになる事で生活習慣病を防げるとは嬉しい効果です。健康面の理由からベジタリアンとなる人も多いのは、こういった理由からなのではないかと思われます。

しっかり食べて痩せられる

続いて紹介する、ベジタリアンの効果はしっかりと食べつつ、やせられるという点です。お肉を食べず、野菜や果物を食べるようになるのでおのずと痩せられるようになるだろうというイメージがありますが、実はそれだけではありません。痩せられないという原因は、実は添加物が原因かもしれません。添加物は中毒性のある物が多く、満腹でもまだ食べたい、と思ってしまう原因に添加物があるかもしれないのです。

ベジタリアンを始めると、手作りの料理に変える人が多いので、特に減らそうとしていなくても添加物の摂取量が自然と減るのだそうです。また、手作りでなくても外食の場合でも、菜食料理中心のレストランなどでは原材料にこだわっているというお店も多いので、添加物のとる量はこちらでも減る事になるでしょう。添加物を摂取量を減らすことで、やせやすくなっているのかもしれません。

イライラしなくなる

続いて紹介するベジタリアンの効果は、イライラしなくなるという点です。ベジタリアンになる事でイライラしなくなるとはどういうことなのかというと、動物は屠殺される際にアドレナリンを分泌するのだそうですが、このアドレナリンが肉にしみわたっているのだそうです。このアドレナリンが染みわたっている肉を食べることで、興奮作用があるのだそうです。

このお肉を食べなくなることで、いらいらすることがなくなるのだそうです。あまり動物の肉を食べてイライラすると感じたことのある人はいないと思いますが、ベジタリアンになると感じることが出来る効果の一つとして、このアドレナリンが染みわたったお肉を食べなくなることでイライラしなくなる、という点があるのだそうです。

行動力があがって活発に!

続いて紹介するベジタリアンの効果は、行動力が上がって活発になるという事です。先ほど、ベジタリアンになる事で体が軽くなるという効果が得られる、という事を紹介しましたがこちらが関係しているのか、行動力が上がって活発になった、と感じる方が多いのだそうです。体が軽くなる事で、考え方もポジティブになることが出来行動力も自然と上がるのだそうです。

感覚が鋭くなる

続いて紹介するベジタリアンの効果は、感覚が鋭くなるという事です。ベジタリアンになると感覚が鋭くなるとは、一体どういうことなのでしょうか?ベジタリアンをしばらく続けた方の感想によると、動物の肉の匂いが臭く感じ、味もおいしく感じなくなるのだそうです。日常的に動物性の物を摂取することで、動物性の味になれているという事なのかもしれません。

ベジタリアンを続けると、毎日食べていた時は美味しいと思っていた動物のお肉も、美味しくないと感じてしまうほど味覚が鋭くなるのだそうです。味覚が鋭くなると、食べられなくなるものも出てきますが、それまではそれほど繊細な味を感じることが出来なかった食物もおいしく食べることが出来るようになるという事になります。

それまではなんとなく味わっていた繊細なオーガニックの味や、お豆腐の味の違いなども分かるようになるのだそうです。味覚が鋭くなることで、それまでよりもおいしく食べられるものが増えるでしょう。ベジタリアンを始めることで感覚や味覚が鋭くなり、醤油で味付けした野菜や、お豆腐で美味しくご飯が食べられるようにもなるのだそうです。

ベジタリアンのデメリットは?

ベジタリアンになることで期待できる効果についいていくつか見てきましたが、続いてはベジタリアンになる事で考えられるデメリットを紹介していきましょう。体が軽くなったり、精神的にもイライラしなくなるとメリットも多いベジタリアンなのですが、果たしてどのようなデメリットがあるのでしょうか?ベジタリアンになる事で考えられる、デメリットについてみていきましょう。

栄養が偏りやすい

まずベジタリアンになることで考えられるデメリットの一つは、栄養が偏りやすいという点です。皆さん知っての通り、ベジタリアンになると動物のお肉を食べることがありません。もちろん動物性食品にも重要な栄養素は含まれていますので、動物のお肉などの動物性食品を食べずにいると、どうしても栄養が偏りやすく、必要な栄養が不足しがちとなってしまいます。

動物性食品を食べないと不足がちになる栄養素は、たんぱく質、ミネラル、オメガ3脂肪酸などの栄養です。せっかくベジタリアンとなっても、栄養が偏ってしまうのではあまりよくありません。意識して取るようにしないと栄養が偏ってしまいますので、ベジタリアンになろうと思うなら栄養の知識もしっかりと付けて、不足しているこれらの栄養素が不足しないように心がけていきましょう。

便秘になりやすい

続いて紹介する、ベジタリアンになることで考えられるデメリットは、便秘になりやすいという点です。肉を食べずに野菜を多く食べるようになりますので、逆にお通じがよくなりそうなイメージがありますが、ベジタリアンになると便秘になりやすいとはどういうことなのでしょうか?ベジタリアンになると、当然野菜や果物を多くとるようになり肉を食べなくなりますので、脂肪が不足しがちになります。

脂肪というと「太る」というイメージがどうしても強いのですが油は体にとってとても重要な物の一つです。脳も、なんと60パーセントが脂肪から出来ているのだそうです。あまりとりすぎてももちろんよくないのですが、あまり取らなさすぎるのも体には良くありません。アマニ油やエゴマ油は体に良いのですが、値段が高いというデメリットもあります。ごま油やこめ油などもおすすめなので、こちらで油も摂取していきましょう。

油も適度に取るように気を付けていれば、弁の通りも良くなるので便秘も解消されるようになるでしょう。体から油が足りなくなると、便秘になりやすくなるだけでなく肌にしわが出来てしまったり、不健康になってしまう恐れがあるので注意が必要です。ベジタリアンになりたいという人は、油の不足にもしっかりと気を配っていきましょう。

骨密度が低下する

続いて紹介するベジタリアンになることで考えられるデメリットは、骨密度が低下する、という事です。先ほどベジタリアンになることで栄養が偏ってしまうという話をしましたが、これはカルシウムについても同じことです。カルシウムは野菜などにも含まれていることには含まれているのですが、乳製品などのカルシウムと比べると、吸収率があまりよくないのだそうです。

ビーガンの方は乳製品を食べることが出来ませんので、カルシウムが多く含まれている食材を意識して食べるようにした方がよいでしょう。小松菜や海藻などは、カルシウムが豊富なので乳製品を取らずに、カルシウムを多く取りたいという時におすすめしたい食材です。これらと合わせて、カルシウムの吸収をよくするというマグネシウムや、ビタミンDを一緒に摂っていくのをおすすめします。

ベジタリアンが肉を食べたらどうなる?

それでは、続いてベジタリアンの人は肉を食べたらどうなるのか、について紹介していきましょう。先ほど少し紹介した通り、ベジタリアンをしばらく続けていると味覚が鋭くなるので、動物のお肉の匂いが臭いと感じるようになったり、味がおいしくないと感じるようになるのだそうです。しばらくベジタリアンを続けた人がやはりお肉を食べたくなり、お肉を食べてみたところ美味しいとは感じなかったそうです。

しかし、ベジタリアンの方全員がそう感じるというわけではありません。上の動画に登場する女性は、22年ベジタリアンとして生活をしてきて一切お肉を食べなかったのだそうです。22年ベジタリアンを続けてきた彼女なのですが、アメリカのカルチャーサイトの企画「The A.V. Club」で22年ぶりにお肉を食べたらどうなるのかを撮影するために22年ぶりにお肉を食べることになったそうです。

22年もベジタリアンを続けてきた彼女が、お肉を食べたら強い拒絶反応が出るのでは、という予想は外れため息を漏らすほどジューシーなお肉のおいしさを堪能していたそうです。このほかにも少しマニアックな骨髄や、レア状態の和牛ステーキなどを味わった彼女は、「死ぬまで肉を食べ続けることにする」と断肉をやめたのだそうです。

ベジタリアンを続けたことで味覚が鋭くなり、お肉の味が美味しいと感じなくなる人がいる一方で、お肉のおいしさを再認識した人もいるようです。これはもともとお肉の味が好きかそうではなかったか、という点がもしかすると影響しているのかもしれません。

ベジタリアンは寿命が短くなる?

続いて紹介するベジタリアンを続けることで考えられるデメリットは、ベジタリアンは寿命が短くなる?という点です。実はベジタリアンになることで寿命が長くなるのか短くなるのかは、意見が分かれているのだそうです。寿命が長くなるという意見も短くなるという意見も、どちらにも理由があります。では、ベジタリアンになると寿命が長くなるのか短くなるのか、理由も併せてみていきましょう。

まずは、ベジタリアンになると寿命が短くなる、という意見から見ていきましょう。どうしてベジタリアンになると寿命が短くなるという意見なのかというと、栄養が偏るから、というのが大きな理由です。もともと、日本人の食文化は菜食+時々食べる魚であり、大正時代くらいまでは日本人の平均寿命は40代くらいだったそうです。

もちろん、現在ほど衛生状態がよくないため病気が流行りやすかったことなども影響しているのだと思いますが、肉や魚に含まれているアルブミンの摂取量が少なかったのが原因なのでは、という考えもあるのだそうです。アルブミンはお肉などのたんぱく質によって作られ、体の多くの機能にとって欠かせない成分となっているのです。

体の中のアルブミンが減ってしまうと、栄養失調になり免疫力が低下してしまうのだそうです。このことから、ベジタリアンとなり栄養が偏ってしまうと、短命となってしまうのではないかという事なのだそうです。それでは、逆にベジタリアンになると寿命が短くなるのでは、という意見を見てみましょう。

それでは、この逆でベジタリアンになると寿命が長くなる、という意見もチェックしていきましょう。ベジタリアンになると寿命が長くなる、という意見の理由のひとつには、生活習慣病のリスクが低いから、という事が挙げられます。日本人を含めたアジア人は、野菜などを中心とした低カロリー食を食べてきたのでインシュリンの分泌能力が低いことが研究で明らかになっているそうです。

そのため、欧米の食事は日本人の体にはあまり合わず、インシュリンを分泌する膵臓がフル稼働で働かなければならないようになったり、これでも血糖値を下げることが出来ずにいると糖尿病などの生活習慣病となるリスクがあるのだそうです。このため、日本人の体にはベジタリアンの食生活があっているといわれており、ベジタリアンになると寿命が長くなるという意見なのだそうです。

ベジタリアンの有名人を見てみよう!

それでは、続いてベジタリアンの有名人にはどのような人がいるのか見てみましょう。日本ではどのような人がいるのかに加えて、海外の有名人ではどのような人がベジタリアンなのか、そしてどうしてベジタリアンになろうと思ったのかそのきっかけなどを併せてを紹介していきます。それでは、海外のベジタリアンの有名人を紹介していく前に、ベジタリアンの有名人についてみていきましょう。

日本の有名人では?

それでは、日本の有名人でベジタリアンの方を紹介していきましょう。まず、市川海老蔵さんがベジタリアンなのだそうです。2009年のインタビューにおいてベジタリアンであることが語られており、ダ・ビンチやピカソなど尊敬する人に菜食の方が多かったことからベジタリアンとなったそうです。「ターザン」という雑誌のインタビューでは、肉、魚、酒をやめていることを公言されています。

続いて紹介する、日本の有名人のベジタリアンの方は小室哲哉さんです。小室さんは、ベジタリアンになろうとしてベジタリアンになったというよりは、「もともと魚があまり好きではなかった」というのがきっかけなのだそうです。このことから、ベジタリアンというよりは偏食家のイメージが強いのではないかとも言われていましたが、最近では「生き物を殺すのは良くない」といった発言もされているそうです。

元SKE48のメンバーである、松井玲奈さんもベジタリアンであるといわれています。ベジタリアンになろうと思ったきっかけは、動物のお肉が「筋っぽくて飲み込むタイミングが難しい」と感じたからなのだそうです。宗教的な理由でお肉を食べないというわけでは無いそうなので、番組の企画などで食べなければならない状況になった時はお肉も食べるのだそうです。

海外の有名人では?

それでは、続いて海外の有名人のベジタリアンの方を紹介していきます。海外の有名人の中でベジタリアンの方は、まずアップルの共同設立者の一人である、スティーブ・ジョブズさんです。ジョブズさんは、海外の厳格なビーガンとしても知られており、「小さな惑星の緑の食卓」という本の内容に影響を受けて、ベジタリアンとなったそうです。

続いて紹介する海外の有名人のベジタリアンの方は、マドンナさんです。マドンナさんは、マクロビオティックを取り入れた食生活を実践していることでも知られています。マクロビオティックとは、玄米、全粒粉を主食として、豆類、野菜、海藻類から組み立てられた食事の事を指します。

マクロビオティックの専門家である日本人シェフの西邨まゆみさんという方がいるのですが、マドンナさんは世界ツアーの際、西邨さんを雇って世界ツアーを行っているのだそうです。

その他に、ビヨンセさんもベジタリアンとして知られている海外の有名人の一人です。ビヨンセさんはストイックな体作りを行っている事でも知られています。ビヨンセさんは第一子を妊娠中に、ビヨンセさんの夫と一緒に短期間のヴィーガンを取り入れたダイエットを行ったのだそうです。そのダイエットは成功し、なんと22日間で30キログラムものダイエットに成功したのだそうです。

マドンナさんは、その後もヴィーガン食品を生活に取り入れているのだそうです。トレーナーの方と「生活習慣を変えること」をコンセプトにした、ヴィーガン食の宅配サービス事業の立ち上げなどを行うなど、積極的に活動されています。

続いて、海外のベジタリアンの有名人を紹介していきましょう。続いて紹介する海外のベジタリアンの有名人は、アリアナ・グランデさんです。海外のベジタリアンの有名人であるアリアナ・グランデさんは、小さなときからオーガニックの食事を心がけていたのだそうです。日本を訪れた際も枝豆や豆腐、玄米などを食べていたと答えていたそうです。

現在では100%ビーガンになるとツイッター上で発表されたそうです。続いて紹介する海外のベジタリアンの有名人の方は、アブリル・ラヴィーンさんです。海外のベジタリアンの有名人でもあるアブリル・ラヴィーンさんは、ダイエットのためにヴィーガンとなったのだそうです。

ベジタリアンは種類がたくさんあった!

いかがでしたでしょうか?ベジタリアンと聞くと「野菜だけを食べて生活をしている人」というイメージが強かった方も多かったと思います。しかし、ベジタリアンにも色々な種類があり、動物のお肉や卵、乳製品を一切取らないというビーガンの方から、動物のお肉は食べないけれども卵や乳製品は食べるというラクト・オボ・ベジタリアンの方まで、色々な種類のベジタリアンの人がいます。

日本や海外の有名人の方でもベジタリアンの方は意外といますが、ベジタリアンとなることで期待できる効果や、考えられるデメリットなどもたくさんあります。もしベジタリアンに興味を持った方がいましたら、栄養の事もきちんと考えてベジタリアン生活を始める必要があるでしょう。ベジタリアンに興味があるという方は、自分に合ったところから始めてみてはどうでしょうか?

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