ハンバーグレシピのパン粉なし料理法!代用品でふっくら美味しい作り方!
ハンバーグといえば子供から大人まで大人気の献立です。今回は定番の材料であるパン粉なしでも、代用品を使うことによって、家庭でも簡単にふっくら美味しいハンバーグに仕上げるレシピと、パン粉なしでも代わりに使える食材とレシピを集めてみました。
目次
ハンバーグのレシピにあるパン粉の役割とは
ハンバーグのレシピで見かけることが多いパン粉ですが、その大きな役割は、材料をまとめやすくしてくれるつなぎとしての効果です。ハンバーグには、つなぎが入っていることで、焼いたときの型崩れを防ぐことが出来ます。また、パン粉は吸水性が高いので肉汁や野菜から出た美味しい成分を吸ってふっくらとした肉汁あふれるハンバーグに仕上げることが出来ます。
パン粉なしでもいろいろなものがハンバーグレシピに利用可能!
手元にパン粉はないけど、食パンならある。という場合は生パン粉として使えます。そのままの場合はフードプロセッサーで細かく砕くだけで完成です。フードプロセッサーが無い場合はパンを冷凍しておけばおろし器ですりおろすことも可能です。生パン粉は市販の乾燥パン粉よりも水分含有量が多いので、ハンバーグ以外の揚げ物などのレシピの場合はサックっとした食感に仕上げることが出来ます。
食パンが無い時はお米もハンバーグの中に入れると美味しい
ハンバーグを添えて一緒に食べるイメージが強いご飯も、実はパン粉の代用品として使うことが出来ます。熱々のご飯だとひき肉などの具材が傷んでしまうので、冷やしたものや冷凍ご飯を解凍して使う事がコツです。
こちらは冷凍ごはんを使ったレシピです。冷凍ごはんを解凍しフードプロセッサーで細かくし、具材と合わせていきます。パン粉と同じく、お米が肉汁を吸ってくれるので、ふっくらとした美味しいハンバーグが作れます。野菜が苦手な人でも食べれる事や、かさましにも利用できるのがポイントです。ごはんが余っているときに使えば節約にもなりますし、献立でハンバーグとごはんが揃っているときにも試せるレシピです。
片栗粉や小麦粉を代用品にしたパン粉なしレシピのハンバーグ
家に常にストックしてあることが多い、片栗粉や小麦粉といった調味料もパン粉なしのハンバーグレシピで調理をする際の代用品として利用できます。買い足す必要がないので、買い忘れたときや急遽ハンバーグを作ろうとしたときにも活躍してくれます。
小麦粉
小麦粉の使い方はパン粉のように中に混ぜ込むのではなく、ハンバーグの形成後、まわりにまぶして使います。小麦粉は熱と水分によって形状が海苔状に変化するため、まわりをコーティングして中の肉汁を逃がさないように役立ちます。さらに、ハンバーグを焼いている時に崩れにくくなる、というメリットもあります。
片栗粉は2通りの使い方が可能
片栗粉も小麦粉と同じくハンバーグのまわりにまぶすことで、同じくコーティングする効果が得られます。パン粉と比べると、焼いているときの型崩れや焦げを防ぐ効果は小麦粉と片栗粉のほうが高いので、焼きのほか煮込みハンバーグにするときに利用するのもオススメです。
いつものお弁当にも煮込みハンバーグを入れることで、とても華やかで豪華な印象に仕上がります。崩れにくくなる特性もあるので、持ち運びやすいのも良いです。
ハンバーグのまわりをコーティングする以外にも
さらに片栗粉は具材と一緒にこねてもパン粉の様な効果を発揮することが出来ます。中に豆腐など水分が多い具材を使用して崩れやすい時にも、片栗粉を入れることでふっくらジューシーな食感に仕上げる事が出来ます。
同じく片栗粉を使えばあんかけハンバーグを作ることも出来ます。普通のソースよりもたくさん具材を入れることも可能で、食べていても冷めにくい特徴があります。ハンバーグを焼いている時間にパパっと調理ができるのも嬉しいポイントです。
お麩を代用品にしたパン粉なしレシピのハンバーグ
お味噌汁や鍋の具材に使うことが多いお麩も、ふっくらとしたハンバーグに仕上げるレシピに、取り入れることが出来ます。食パン同様、フードプロセッサーやおろし器で細かくすることでひき肉と一体化した滑らかな食感にすることが出来ますが、時間がない時などは手で小さくちぎって入れるだけで大丈夫です。
お麩を使う時のポイントと効果
お麩を使うときのポイントは、乾燥した状態で使用すること。お麩は低カロリーで美肌効果もある食材なので一石二鳥です。かさましとしても取り入れることが出来るので、ダイエット中の満腹感を満たす効果も期待できます。また、植物性のタンパク質が豊富で血圧の高い人や胃、十二指腸に潰瘍性の症状がある人にもオススメの食材です。
柔らかいふわふわな食感になるので、シャキシャキとした食感の野菜を合わせても美味しくいただけます。添え物としてはもちろんですがハンバーグの上にソースと一緒に乗せても食感の違いが楽しめます。
ダイエット中も嬉しい大豆製品も代用品に
ヘルシーなイメージが強い大豆製品もパン粉なしのレシピとして取り入れられます。ダイエット中など献立を決めるのが大変な時にも大活躍してくれま柔らかい食感が加わることで、ふっくら美味しいハンバーグを作ることが出来、さらにカロリーダウンさせることも可能です。
豆腐を使ったパン粉なしハンバーグのレシピ
豆腐はタンパク質豊富で血液中のコレステロールを下げ、血圧上昇を抑える効果もあるといわれています。あっさりした味なのでハンバーグの献立にも合わせやすく、腹持ちがよくなるのも嬉しいポイントです。ハンバーグに入れる際は木綿でも絹でもどちらでも使えるので、好みに合わせて使い分け、水切りをしてからひき肉などの具材に混ぜ込みます。
大根おろしや大葉とも相性が良く、ごはんのおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても後味がしつこくないので合わせることが出来ます。ダイエット中だけどがっつりしたものが食べたいというときにも作りやすいです。
おからを使ったパン粉なしハンバーグのレシピ
おからは生おからでも乾燥した粉末状でも使用できます。おからには豊富な栄養素の他にも、食物繊維が多く含まれているので便秘解消にも効果があります。おからはパサつきやすいので蒸し焼きや煮込みの献立にすることによって、ふっくら美味しい食感のハンバーグに仕上げることが出来ます。
こってりしたソースで煮込むとおからの風味も薄れるので、とても食べやすい味に仕上がります。
高野豆腐を使ったパン粉なしハンバーグのレシピ
高野豆腐は乾燥した状態で細かく砕いて使うか、水で戻したものを細かくちぎっても使うことが出来ます。高野豆腐がハンバーグの肉汁を吸ってふっくら美味しい仕上がりになります。また、高野豆腐は脂質の代謝を促す成分である大豆サポニンや、ビタミンEなどの豊富な栄養素の他、亜鉛や食物繊維も含まれているので、ダイエット中に栄養が偏りがちな献立にも大活躍します。
高野豆腐の煮物は味や食感が苦手。というかたにもハンバーグにすることによって、癖もなくなり食べやすいメニューに変身させることが出来ます。冷めても美味しく食べられるので、お弁当に入れるのもオススメです。
パン粉なしで野菜を代用品にすることにより食感豊かなハンバーグに
パン粉の代わりにすりおろした野菜を加えることで、パン粉と同様の効果を得ることが出来ます。献立の中に野菜が足りない時にも、かさましとしても使うことができる優れものです。
レンコンを使ったハンバーグのレシピ
レンコンはすりおろした後、軽く絞ってから具材に加えます。この時に水分が少し残っていても大丈夫です。食感を残したいときは、みじん切りにしたものを加えることで、食べ応えのある食感に仕上げることができます。
ハンバーグを形成した後に、輪切りのレンコンをプラスしても食感が変わって美味しく仕上がります。和風な味付けなどの時は見た目華やかさも豊かになります。レンコンはビタミンやミネラルなど美容にいい成分が多数含まれているほか、食物繊維も豊富で、消化を助ける効果のあるムチンという成分も入っています。
玉ねぎを使ったハンバーグのレシピ
一年中安定した値段で購入しやすい玉ねぎは、食物繊維のほかに血液をサラサラにする効果や脂肪の吸収を抑える効果があります。みじん切りでハンバーグに入れたものは食感が楽しむことができ、すりおろした玉ねぎはパン粉と同じくつなぎの代わりにもなります。
玉ねぎは水分が多いので生で使うときは水分をよく絞って使います。そのほかにも、みじん切りで生地に入れるほかアメ色になるまで炒めたものを使っても風味が増して美味しく仕上げることができます。
パン粉なしでも代用品次第で無限に広がるハンバーグのレシピ
ハンバーグを作るには多くの材料が必要で面倒な印象もありますが、リーズナブルな値段のひき肉を中心に使う食材を選ぶことでコストを抑えることが出来ます。また、焼く前のタネはが冷凍保存が可能で、調理後に火をしっかり通したハンバーグは冷蔵庫で数日保存することができて大変経済的です。
今回はハンバーグのパン粉なしレシピと、その代用品として使える食材を特集しました。使いたい素材が手元にない時でもアイデア次第でがっつりメニューにもヘルシーメニューにも出来ますし、味付け次第で和風から洋風まで幅広い味を楽しめます。定番のレシピがある、というかたもこの機会に使ったことのない食材を使用して、新たなハンバーグの魅力を発見してみてください。