レモンの砂糖漬けは誰でも超簡単!漬け方のコツや効果・使い方も紹介!

レモンの砂糖漬けはとても簡単に作れるだけでなく様々な効果や使い方があることを知っていますか?レモンの砂糖漬けはスポーツの時に食べるだけでなく料理や飲み物にと幅広い使い方ができ、健康や美容に良い効果もあります。今回はレモンの砂糖漬けについてまとめました。作り方をコツなど含めて詳しく解説します。日持ちもして用途や効果が多いので作っておくと便利に使えそうなレモンの砂糖漬けをキッチンに常備しましょう。

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目次

  1. 1レモンの砂糖漬けの漬け方のコツや使い方を詳しく知りたい!
  2. 2レモンの砂糖漬けの作り方
  3. 3レモンの砂糖漬けのコツと注意点
  4. 4レモンの砂糖漬けの効果を知っておこう
  5. 5レモンの砂糖漬けの使い方
  6. 6レモンの砂糖漬けを作ってドリンクや料理で楽しもう!

レモンの砂糖漬けの漬け方のコツや使い方を詳しく知りたい!

レモンの砂糖漬けといえば、スポーツのときに食べるという人が多いかもしれません。甘酸っぱいレモンの砂糖漬けは運動のときの疲れを癒してくれます。そのまま食べるのももちろん美味しいレモンの砂糖漬けですが、たくさんの使い方アレンジができるのを知っていますか?作り方も簡単なので一度作ってストックしておけばいろいろと活用できます。

今回はレモンの砂糖漬けの作り方と使い方をまとめました。漬け方のコツや材料を選ぶときのポイント、保存や日持ちについても解説します。料理やドリンクへの美味しい使い方もありますので参考にしてください。

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レモンの砂糖漬けの作り方

レモンの砂糖漬けの材料は?

レモンの砂糖漬けの材料はいたってシンプルです。レモン砂糖、これだけです。基本はこの二つの材料だけですが、シンプルなだけに材料選びによって出来上がりが違ってきます。砂糖には上白糖、三温糖、氷砂糖、グラニュー糖などいろいろな種類がありますがどれを使っても作ることができます。

レモンと砂糖の量はレシピにもよりますが、どのレシピもだいたいレモンの重量と砂糖の重量が同じくらいのようです。レモンの皮を剥くか皮ごと使うかなどでも変わってきますが、材料を用意する目安にしてください。レモン1個は平均して120gですので、レモンの砂糖漬けを1kg作りたいならレモンが4個~5個必要になります。

砂糖は三温糖がおすすめ!

砂糖はたくさんの種類がありますが、レモンの砂糖漬けを作るときにはどの砂糖でも作ることができます。上白糖やグラニュー糖はお菓子作りによく使われる砂糖で家に常備してある人が多いでしょう。手軽に作るなら上白糖やグラニュー糖で作りましょう。てんさい糖やきび砂糖は最近人気ですが、上白糖などのようにミネラル分が取り除かれていないので栄養的に優れています。

このようにどんな砂糖でも砂糖漬けの材料に使うことができますが、美味しいレモンの砂糖漬けには砂糖の中でも三温糖が特におすすめです。三温糖は、上白糖やグラニュー糖を作る時に精製した糖蜜を何度か加熱してカラメル化したもので、上白糖などに比べコクや香ばしさがあります。このため三温糖でレモンを漬けるとコクがあってお店のような本格的な仕上がりになります。

レモンの砂糖漬けの作り方

それではレモンの砂糖漬けを実際に作ってみましょう。今回紹介する作り方ではレモンの砂糖漬けの全体量が約1.5kgの出来上がりになります。レモンは800g、砂糖800gを用意します。砂糖漬けを入れる容器はタッパーなど蓋のしっかり閉まる容器なら何でも使えますが、ガラスの瓶を使うと透明なガラスから透けて見えるレモンが見た目もかわいいのでおすすめです。キッチンに置いておくだけでインテリアの一部になりそうです。

容器はしっかりと消毒してから使いましょう。消毒の方法は、耐熱性のガラス製容器なら煮沸消毒でもいいですし、耐熱性のないものはアルコール消毒がおすすめです。アルコールをまんべんなくスプレーで吹き付けるなどして、その後キッチンペーパーでしっかり拭き取ります。新しい瓶や乾いている瓶ならお酒を使って消毒することもできます。容器の消毒作業は日持ちにも関わりますので省かないできちんと行いましょう。

レモンをカットしていきます。レモンは2mm~3mmの厚さに輪切りにします。このとき、皮を剥くか皮をむかないかはお好みで作ってください。皮を剥かない場合はとくに表面をよく洗いましょう。皮を剥いてしまっても果汁からレモンの美味しさが出てくれるので味が薄くなるなどの心配はありません。

消毒した容器に砂糖とレモンを交互に入れていきます。基本的に砂糖とレモンの割合は1対1ですが、好みで加減してもかまいません。料理に使いたいときには甘みを少なめにしてもいいですし、甘いのが好みの場合や日持ちさせたいときは砂糖を増やしましょう。コクをプラスしたいときにはハチミツを少し加えてもいいです。この場合はレモンと砂糖を交互に重ねた後でハチミツを上からかけます。

レモンの砂糖漬けを作ったら毎日きれいな菜箸などでかき混ぜましょう。作ってから2~3日で食べることができますが、食べごろになるのは1週間程度かかります。もしも氷砂糖で作った場合などは砂糖が溶けるのに時間がかかるので、完全に溶け切るには1週間ほどかかります。

レモンの砂糖漬けのコツと注意点

レモンの選び方にこだわろう

レモンは国産の無農薬のものがおすすめです。特に皮を剥かずに全て使う場合は無農薬のものにこだわりたいところです。現在レモンの自給率はわずか10%ほどで輸入品が多いのですが、輸入レモンは輸送に時間がかかるため収穫後に防腐剤や防カビ剤処理などがされていて皮ごと食べるのは心配です。国産のレモンなら農薬処理がされていないものが多いので、国産でワックスなどの処理がされていないものを選びましょう。

一般的に、美味しいレモンは全体的に見た目がむらなく黄色く色づいていて、軽く押さえた時に表面に弾力があり重みを感じるものです。弾力がなく硬いレモンや軽く感じるレモンは皮が厚く果汁が少ないレモンです。

苦いのが苦手な場合は皮を切り落としておこう

レモンの砂糖漬けにはレモンの皮ごと使うことができますが、もしもお子さんなど皮の苦味が苦手な方は皮を部分的に剥いて使うか、全て取り除いて使うこともできます。皮の黄色い部分だけをすりおろしてチーズケーキやレモンオイルなど他の料理に活用すれば無駄がありません。レモンの皮にはビタミンはもちろんカルシウムなどの栄養がたくさんつまっています。ぜひ活用しましょう。

レモンの皮ごと使いたいけれど苦味を減らしたいというときは、レモンの苦味はへたとおしりの部分が強いようですのでこの部分を切り落としておくと少し苦味がやわらぐようです。また、ハチミツもレモンの苦味を和らげる効果があるので砂糖漬けの砂糖の一部をハチミツにする手もあります。

冷蔵庫での保存がベスト!

レモンの砂糖漬けを作ったらしばらくは常温でも日持ちしますが、長く日持ちさせたいなら冷蔵庫に入れて保存するのがベストです。暑い時期には日持ちが短くカビや発酵が心配ですので、常温での長期保存はやめましょう。常温においておくうちにもしレモンの砂糖漬けに泡がでてきたら、発酵が始まっていますのですぐ冷蔵庫に入れましょう。

もしも瓶が大きすぎて冷蔵庫に入らないときにはタッパーなどに小分けして入れてください。早めに使い切る場合は常温でも大丈夫なのですぐに使う分だけ分けておき日持ちさせたい分は冷蔵庫に入れてもいいでしょう。

レモンの砂糖漬けの日持ちはどれくらい?

レモンには殺菌効果がありもともと日持ちする食べ物です。砂糖も腐るものではないのでかなり日持ちします。レモンの砂糖漬けにした場合は発酵する場合もありますので季節や室温にもよりますが常温だと3日程度でしょう。これ以上日持ちさせたい場合は冷暗所での保存をしましょう。

レモンの砂糖漬けは冷蔵庫で1ヶ月日持ちします。ただし、消毒がしっかりできていない場合や容器が密閉できていないなどの場合は日持ちが短くなります。長く日持ちさせたいなら容器の消毒は必ずしっかりと行いましょう。

レモンの砂糖漬けの効果を知っておこう

スポーツ後の疲労回復に効果的

酸っぱいものは疲労回復に効果があります。スポーツの前後にレモンなどの酸味があるものやクエン酸を含むドリンクを口にすると良い理由のひとつはこのためです。クエン酸には細胞の働きを良くする効果があり、このためより多くのエネルギーを作ることができますし、基礎代謝を上げることができるので体内の不要な物質を減らすことができます。

クエン酸を摂取すると疲労物質と言われている乳酸を分解するのを助けてくれます。運動で溜まった乳酸を早く分解するので疲れがたまりにくくなり、また脂肪の分解も助けてくれるのでダイエットのための運動効果も上がります。

クエン酸の働きで胃の働きが良くなる

クエン酸はビタミンやミネラルの吸収を促進する効果があります。ビタミンB群と一緒に摂ることでより多くのエネルギーを得ることができるため、栄養を無駄なくエネルギーに変えることができます。熱い時期などの食欲がないときにすっぱいものを食べるのも、さっぱりしたものは喉を通りやすいこともありますがクエン酸がもつ酸味によって唾液の分泌が促進され、胃液の分泌を促すので胃の働きがよくなるためです。

砂糖の効果とは?

疲れたときには甘いものを食べると良いといいますが、この理由のひとつは砂糖の甘さがストレスを軽減してくれる効果があるためです。糖分を摂ると幸福物質といわれるセロトニンやエンドルフィンが脳内で分泌され、ストレスを減らすのに役立ちます。

エンドルフィンは精神を落ち着かせる効果とともに病気を発症しにくくする効果もあるといわれています。セロトニンも精神を落ち着かせる効果があります。セロトニンはトリプトファンというアミノ酸から作られますが、トリプトファンを脳内に送り出す為には糖が必須です。このためセロトニンの分泌を促すには糖分の摂取が有効です。

砂糖は運動をする時にも必須の物質です。砂糖を摂取するとぶどう糖と果糖に分解されて血液を通して筋肉に運ばれ、ここでエネルギーに変えられます。エネルギーとして使われなかったぶどう糖はグリコーゲンとして筋肉や肝臓内に貯蔵されますが、スポーツなどで筋肉を動かすときにこのグリコーゲンが再びエネルギーとして使用されます。このように糖分は短時間でエネルギーを補ってくれるので運動には欠かせないものといえます。

レモンの砂糖漬けの使い方

レモンの砂糖漬けはそのまま食べるだけではありません。ドリンクや料理にとさまざまな使い方ができます。レモンの砂糖漬けの使い方とレシピをいくつか紹介しましょう。

暑い日に飲みたい「サイダー割り」

  • レモンの砂糖漬け大さじ1.5~お好みで
  • 炭酸水180cc
  • ミントの葉

暑い日に一気に飲みたいレモンの砂糖漬けのサイダー割りは、レモンの砂糖漬けを炭酸水で割って氷を浮かべるだけです。お好みでミントの葉を飾るとおしゃれです。夏の水分補給にさっぱりとした酸味のあるドリンクでリフレッシュしましょう。寒い日にはレモンの砂糖漬けを多めの分量にしてお湯で割るとホットレモンになります。

優しい甘さが人気「さつまいもの甘露煮」

とてもシンプルな材料で簡単にできるさつまいもの甘露煮は、レモンの砂糖漬けが常備してあればあとは必要なのはさつまいもだけです。お弁当のおかずにも手軽に作れます。

  • さつまいも1本
  • レモンの砂糖漬け4枚
  • 砂糖大さじ2

  1. さつまいもは1cm幅に輪切りし、水にさらしてアクを抜きます。
  2. 鍋にさつまいもとかぶるくらいの水を入れ、レモンの砂糖漬けと砂糖を加えます。
  3. 中火でコトコト煮たらできあがりです。

レモンのさわやかな風味「レモンケーキ」

さわやかな風味が口いっぱいに広がるレモンケーキは、レモンの砂糖漬けを味と見た目のアクセントに使います。レモンスライスが乗った見た目もかわいく、レモンの風味につられてつい食べ過ぎてしまいそうなレシピです。

  • 無塩バターまたはマーガリン120g
  • 砂糖110g
  • 全卵Mサイズ2個
  • 小麦粉120g
  • ベーキングパウダー小さじ2分の1
  • レモンの砂糖漬け2分の1個分
  • レモンの砂糖漬けのシロップ大さじ1
  • 飾り用レモンの砂糖漬け2分の1個分
  • アイシング用粉砂糖30g
  • アイシング用の水大さじ4
  • アイシング用の砂糖大さじ2

  1. 材料は室温に戻して、粉類は古い、型にペーパーを敷いておきます。
  2. バターを白くふんわりするまで泡立て器で混ぜ、砂糖を3回程度に分けて加えながらその都度よく混ぜます。
  3. 溶きほぐした卵を少しずつ加え、分離しないようその都度よく混ぜます。
  4. 刻んだレモンの砂糖漬けとシロップを加えます。
  5. ゴムベラに持ち替えて粉類を加え、生地につやが出るまで混ぜます。
  6. 型に生地を流したら真ん中をへこませ、160度のオーブンで45分焼きます。竹串を刺してなにもついてこなければ焼き上がりです。
  7. アイシング用の砂糖と水を鍋にかけてシロップにし、粉砂糖を少しずつ加えてアイシングを作ります。
  8. 飾り用レモンを荒熱の取れたケーキに乗せ、アイシングをかけて完成です。

レモンの砂糖漬けは万能調味料「エビマヨレモン」

レモンの砂糖漬けとマヨネーズを混ぜただけのソースは簡単だけれどやみつきになる美味しさです。エビの代わりに鶏むね肉などでも美味しく作れます。料理用のレモンの砂糖漬けは砂糖を約半量に減らして作っています。

  • エビ10尾
  • マヨネーズ大さじ3
  • レモンの砂糖漬け大さじ2
  • 酒、片栗粉各適量
  • 塩少々

  1. エビは殻を剥いて背ワタを取り除きます。
  2. ボウルに酒、塩少々、片栗粉を入れてもみ、しばらくおいて洗います。
  3. キッチンペーパーなどでエビの水分を取ったら片栗粉をまぶして180℃の油で唐揚げにします。
  4. レモンの砂糖漬けを刻み、マヨネーズと和えてソースを作ります。
  5. マヨネーズソースとエビを和えます。好みでブラックペッパーや一味を加えるのもおすすめです。

レモンの砂糖漬けを作ってドリンクや料理で楽しもう!

レモンの砂糖漬けの作り方と使い方を紹介しました。レモンの砂糖漬けは簡単にできて日持ちもする上、使い方がたくさんあるので常備しておくと便利です。かわいいガラス瓶に入ったレモンの砂糖漬けがいつもキッチンに置いてあるだけで気分も楽しくなりそうです。

レモンの砂糖漬けは疲れたとき、ストレスが溜まっているときなどに摂るとほっとできる癒しの食べ物です。今回紹介した作り方を参考にしてレモンの砂糖漬けをぜひキッチンに常備してください。レモンの砂糖漬けで料理やドリンクを楽しみましょう。

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