2018年08月06日公開
2024年07月27日更新
ルクルーゼのレシピ集!簡単に美味しくできる煮込み料理が大人気!
ルクルーゼの鍋は世界中で愛されている素敵なホーロー鍋です。この鍋は少し重たいですが、煮込み料理を作るときに、この鍋の良さが発揮できます。ルクルーゼの鍋で作れるレシピは沢山あり、お水を使わない無水調理や、材料を入れて弱火で煮込むだけで簡単に作ることができます。ルクルーゼ鍋の特徴を上手に使った色々なレシピを魚料理、鶏料理、豚料理、牛料理と分けて詳しく紹介いたします。
目次
ルクルーゼとは?
1925年にフランスンのパリから北のほうに進んだ場所にある、フレノア、ル、グランと呼ばれる小さな村で生まれた陶器です。独自の優れた蓄熱性で、食材のうま味を最大限に発揮でき、大切な栄養分も逃さないところが人気の秘訣です。しかも、強火を使うことがなく、節約もできます。
フランスの料理好きな家庭には、必ず一台ある鍋の一つで、結婚式のプレゼントに送られることもあります。色も形もキッチンや料理に合わせて何種類もあり、自分好みのルクルーゼ鍋を持つことができます。今回はルクルーゼで作ることのできるレシピを紹介していきます。
ルクルーゼの特徴他の鍋と何が違う?
ルクルーゼの鍋は、他の鍋に比べて少し値段が高いです。それでも、絶大的な人気を誇るのは、この鍋だからできる、無水調理の調理法、必要最低限の熱で調理ができる、高い保湿、保温性、耐久性、傷がつきにくいなどと様々な理由があります。
特に、蓋の裏部分についている突起が、鍋の中の熱や蒸気を均等に食材に伝わるようになっており、油を使わずヘルシーな沢山のレシピを作ることができます。そして、荷崩れしにくく作った料理は冷めにくいです。そして、できた料理を食卓にそのまま置いても違和感のないかわいいデザインが人気です。
ルクルーゼの大きさ、重さ、耐久性
ルクルーゼの鍋は、大切に扱うとほぼ永久的に使える鍋ですが、落としたり、強い刺激を与えてしまうと、割れてしまいます。ルクルーゼの鍋はどっしり重たいです。その重さで食材のうま味を逃しません。ルクルーゼホーロー鍋「ココット ロンド」シリーズ22センチ型で3.5キロもあります。26センチの鍋で5.7キロにもなります。
大きさを選ぶときは、家族が何人ぐらいで約何人分を一度に作りたいかで、決めます。一人分の小さなココット鍋や、二人分四人分、六人分と使い分けます。その他、作りたいレシピによって購入する鍋を決める人もいます。大きなお肉の塊を丸ごと調理したい人は、やはり大きめな鍋でお肉を切らずに丸ごと鍋に収めれるほうが、食材のうま味が逃げません。
ルクルーゼの人気の形や色
美味しく簡単に調理ができるだけでなく、ルクルーゼの人気の特徴は形や色が豊富です。何色も色がありますので、自分の好みに合った色を選ぶことができ、食卓に並べても映えて楽しく食事ができます。特に女性に人気な形は、ハート型の見ているだけでもかわいいココット鍋です。
何の料理も一番作りやすい形の鍋は、丸い形や、元祖のココットロンドと言う、オーバル型の鍋です。専門店であれば、いろんな形からいろんな色を自分で決めることができますが、アウトレットなどでは色など限定されることがあります。
ルクルーゼで作れる簡単人気煮込みレシピ:魚介編
ルクルーゼ魚介レシピ:ブリと大根の煮込み
材料はブリ3~4切れ、大根1/2を3センチ幅の半月切りにします。長ネギ1本5センチ幅にカットしてください。塩小さじ1/3、水400ml、酒100ml、砂糖大さじ4、しょうゆ大さじ5杯です。作り方は、塩としょうゆ以外を鍋に入れて中火にかけ、沸騰すればアクを取り、塩としょうゆを入れて弱火で20分です。最後に落し蓋をして弱火で5分です。落し蓋はアルミニウムで代用できます。
魚介全般に言えることですが、煮込み料理をするときに、下処理を行ったほうが魚の臭みがなく美味しく作れます。魚が新鮮であれば下処理なくても大丈夫です。匂いが気になる方は、一度沸騰したお湯にブリを10秒入れるだけでも臭みが取れます。
ルクルーゼ魚介レシピ:カツオの簡単生姜煮
材料は、カツオ300g、ショウガ1片、しょうゆ50ml、みりん50ml、酒100ml作り方は、魚に熱湯をかけて下処理します。鍋に入れて沸騰したら弱火にして15分煮込めば出来上がりです。そのまま冷ましても味がしみ込んで冷たくても美味しくいただけます。お好みで三つ葉など添えてください。カツオの代わりにマグロでも大丈夫です。
魚の下処理は、少しめんどくさいですが、市場で買う新鮮なものでない場合は、どうしても臭みがでてしまうので熱湯をかけるか、沸騰したお湯の中に魚を5秒ほど入れるなどして煮込む前に、下処理をしましょう。大根やゴボウを一緒に煮込むこともできます。
ルクルーゼ魚介レシピ:サバの炊き込みご飯
材料は、サバ2切れ、ショウガ1かけ、人参1/3本、干しシイタケ6枚は水でもどしておきます。料理酒50cc、出汁は、シイタケもどし汁、白だし大さじ2杯、酒大さじ2杯、みりん大さじ1杯を全部で400ccになるようにつくりましょう。お米2合洗ってざるにあげておく。
作り方は、サバにたっぷりお塩をかけて、15分置いて水で洗い、酒50ccに漬けます。その間、人参など野菜を千切りにカットし、サバをフライパンで両面焼きます。鍋にお米、野菜、サバの順に乗せ、だし汁を入れて蓋をし弱火で17分加熱します。サバを取り出し蓋をして15分蒸らします。サバをほぐして、鍋に戻し大葉で飾り出来上がりです。
ルクルーゼで簡単人気煮込み料理:チキン編
ルクルーゼ人気レシピ:チキンのポトフ
ポトフは難しそうですが意外と簡単です。材料は、とりもも肉250g、人参1本、ジャガイモ2個、シメジ1パック、玉ねぎ1個、マギーブイヨン2個、塩コショウ少々、水500ccです。作り方は、鶏肉、野菜を大きめにカットし、鍋に入れます。塩コショウ以外の材料すべて入れ、中火で沸騰すればアクを取り、弱火で15分煮込みます。最後に塩コショウで味を調えれば出来上がりです。お好みでパセリを入れてください。
鶏モモを骨付きで煮込む場合は、鶏モモに火が通る前に野菜に火が通りすぎてしまいますので、沸騰して15分蓋をして弱火で煮込んだ後、野菜を入れて弱火で15分煮込むようにしてください。他の牛や、豚の塊と煮込むときも同様です。
ルクルーゼ人気煮込みレシピ:チキンのトマト煮込み
材料は、鶏モモ300g、玉ねぎ小3つ、ニンニク3かけ、トマトホール1缶、コンソメ2個、オリーブオイル大さじ1杯、水400cc、ローリエ1枚、バジル、塩、コショウです。作り方は、鶏ももを、一枚を6等分ぐらいに切ります。玉ねぎは一つを8等分にカットし、ニンニクは厚めにスライスします。
弱火でオリーブオイルを温めて、にんにくを入れます。少しニンニクに色がついてきたら、鶏ももを入れて焼き目を付けます。玉ねぎを入れて軽く炒めて水、コンソメを入れます。中火で沸騰したらアクを取り、トマト缶を入れます。もう一度沸騰したら、弱火にしローリエ入れて蓋をし20分煮込み、塩コショウをして出来上がりです。
ルクルーゼ人気煮込みレシピ:鶏むね肉のコンフィ(オイル煮込み)
材料は、鶏むね肉二枚、オリーブオイル、ハチミツスプーン2杯、マヨネーズ、塩、コショウ、ニンニクひとかけブーケガルニです。作り方は、鶏肉塩こしょうをします。鍋にオリーブオイルを熱し、鶏肉の皮を下部分にして焼きます。鶏肉が隠れるぐらいのオリーブオイルを入れて、ニンニクひとかけそのままと、ブーケガルニを入れます。
120度のオーブンで2時間焼けば出来上がりです。マスタードを付けてたべたり、マヨネーズとハチミツ、塩コショウ、パセリと合わせたソースとも、よく合います。鶏肉が柔らかく簡単にほぐせますので、ほぐしてジャガイモのピューレと合わせても美味しいです。鶏肉ではなく、カモ肉でもできます。
ルクルーゼで簡単人気煮込み料理:豚肉編
ルクルーゼ人気レシピ:豚バラと白菜の簡単煮込み
材料は、豚バラ薄切り肉100g、白菜1/4、白だし大さじ1、酒大さじ2、塩、コショウです。作り方は、材料を5センチぐらいにカットし、鍋にすべて入れて中火で沸騰したら、弱火にして20分で出来上がりです。お好みで、白ネギ、ニラ、キノコ類も一緒に入れて煮込むとよく合います。水は野菜から出てきますので必要ありません。
ルクルーゼ人気レシピ:豚バラみそ煮
材料は、豚バラブロック800g、水2カップ、酒大さじ5杯、ショウガひとかけ、長ネギ2本、砂糖大さじ2杯、しょうゆ大さじ2杯、みりん大さじ1杯、みそ大さじ2杯です。作り方は、豚肉と長ネギを3センチ角ぐらいにカットし、味噌以外の材料をすべて入れ、中火で沸騰させます。浮いてきた油とアクを取ります。
次に、弱火にして味噌を入れます。蓋をして30分煮込みます。ゆで卵を入れたい方は、ゆで卵を入れてさらに弱火で20分煮込み、そのまま火を止めて15分ぐらい蒸します。汁がこってりなほうが好きな方は、ゆで卵を入れてから、落し蓋をして煮込むか、片栗粉を水で溶いたものを煮汁に溶かしとろみを付けて下さい。
ルクルーゼ人気レシピ:ポークロースト
ルクルーゼ鍋で豚肉を煮込んでローストしたような焼き加減が簡単に作れます。材料は、豚肩ロースかたまり800g、マッシュルーム8個ぐらい、玉ねぎ2個、人参1/2本小さければ一本でもいいです。オリーブオイル大さじ2杯、塩、コショウ、ローリエ一、ローズマリー少々です。
作り方は一番最初に、豚肉全体に塩コショウをすり込んでおきます。前の日に下ごしらえできるなら一晩漬けておいてもいいですが、当日でも大丈夫です。次に、野菜をカットしていきます。玉ねぎはくし切りに8カットし、人参は2センチ幅で輪切りします。鍋にオリーブオイルを入れて、弱火でニンニクを炒めます。豚ロースを入れて中火で焼き色を付けます。豚全体に色がつけば取り出します。
次に、野菜を軽く炒めます。豚肉を鍋に再び入れて蓋をし、弱火で40分、火を止めて20分おけば、出来上がりです。ジャガイモが付け合わせにほしい場合は、弱火で20分ぐらいたった時に鍋に入れてください。少し大きめにカットしたほうが形が崩れなくて、ジャガイモの甘みを感じることができます。ソースは、ハチミツとマスタードを合わせたものがよく合います。
ルクルーゼで作る簡単人気煮込み料理:牛肉編
ルクルーゼ人気レシピ:とっても美味しい肉じゃが
普通の鍋で作るより、野菜のうま味が味わえる肉じゃがです。材料は玉ねぎ大1個、人参大1本、ジャガイモ3個、白滝1袋、牛肩ロース薄切り120g、酒大さじ3杯、ハチミツ大さじ2杯、しょうゆ大さじ2杯、みりん大さじ1杯です。まず、野菜をカットします。玉ねぎくし切り、人参らん切り、ジャガイモは大きめにカットです。
鍋に、野菜入れ、お肉、白滝の順に入れます。しょうゆとみりん以外の調味料を入れて、中火で沸騰させます。一度沸騰すれば、しょうゆを加え弱火にして蓋をし20分煮込みます。みりんを加え、さらに5分煮込んで火を止めます。そのまま15分ぐらい味をしみこませれば完成です。お水を使わず食材の味がしっかり味わえます。最後に色どりで絹さやか、三つ葉などを飾ってください。
ルクルーゼ人気レシピ:牛すじ簡単煮込み
圧力なべがなくても、ルクルーゼの鍋で美味しく煮込めます。材料は牛すじ200g、カブ小3個、人参2本、こんにゃく1パック、しょうゆ大3、みりん大3、酒大3、砂糖大3、水200gです。作り方は、まず牛筋の下処理をします。鍋に牛筋が隠れるほどの分量外の水を入れます。中火で一度沸騰したら火を止めます。お肉を取り出し、水は捨てます。
牛肉は食べやすい大きさにカットし、カブは皮を剥いて4等分、人参は乱切りです。鍋にすべての材料を入れて中火で沸騰させます。アクを取り、弱火にして蓋をし20分煮込みます。そのまま火を止めて蓋をした状態で10分ぐらい蒸します。お肉が大きすぎると煮込み時間を長くしないといけませんので、かたまりの場合は煮込み時間を20分追加してください。
ルクルーゼ簡単レシピ:牛タン煮込み
牛タンの煮込みと言うと、手間や時間がかかるのでレストランでしかあまり食べることがないかもしれませんが、ルクルーゼ鍋を使うと、お店のような牛タンが簡単にできます。材料は、牛タンブロック500g、玉ねぎ大1個、人参1本、セロリ1/2本、ニンニク1かけ、バター20g、ハチミツ大さじ1、赤ワイン400ml、トマトピューレ1本、デミグラスソース1缶、塩、コショウ、ローリエ一枚です。
付け合わせように、ジャガイモ4個、生クリーム50cc、バター20g、塩、コショウでジャガイモピューレを作ります。まず、牛タンの下処理から始めます。牛タンに塩コショウをすり込み、置いておきます。野菜をカットします。玉ねぎは薄くスライス、人参、セロリは乱切りです。ニンニクは包丁の腹でたたいて軽くつぶしてください。鍋に牛タンがつかるぐらいの水を沸騰させ、牛タンを入れてひと煮立ちすれば取り出します。
お湯は捨てて、鍋を洗って乾かします。その間に、牛タンを1.5センチ幅にカットしていきます。再び鍋を温めてバターを入れ、玉ねぎを色ずくまで炒めます。人参を加えて一緒に炒めます。ニンニク、セロリトマトピューレを入れ軽く炒めて火を止めます。赤ワインを半カップぐらい入れて、鍋の底にこびりついたトマトや野菜のうま味を溶かします。残りの赤ワインを入れてデミグラスソース、ローリエを加え中火にします。
牛タンを鍋に戻し中火で沸騰すれば、あくを取りハチミツを加えます。弱火で蓋をして1時間煮込みます。塩コショウで味を調えます。ソースにとろみが欲しい方は汁のみ煮詰めて水分を飛ばすか、片栗粉でとろみをつけましょう。付け合わせのジャガイモピューレは、ジャガイモを茹で水気を切った後に、生クリーム、バター、塩コショウを入れて、泡だて器でつぶします。お好みの柔らかさになるように生クリームの量を調節しましょう。
ルクルーゼで作れる簡単煮込み料理まとめ
基本的に、ルクルーゼの鍋は強火は使いません。材料を入れて中火で沸騰させ、沸騰したら弱火にして15分ぐらいすれば火を止めて出来上がりです。お肉が大きければそれだけ長く煮込まないといけませんが、ほとんどのレシピは沸騰したら弱火でコトコト煮込むだけの簡単レシピです。
しかも、野菜を使う場合は、野菜からの水分調理出来ますので、無水のレシピも沢山あります。焼きイモなども石焼き芋のような感じで、甘く、ほくほくに仕上がります。パンも焼いたり、デザートも作れたり、万能鍋ですので色々試してみてはいかがでしょうか。