2021年09月30日公開
2024年11月16日更新
キャンプでも大活躍のスキレットのサビの簡単な落とし方!予防法も!
スキレットにできたサビを簡単に落とす方法をまとめました。キャンプに欠かせないスキレットがサビた時の対処法を状態別に紹介します。油でお手入れするシーズニングのやり方も説明するので、ぜひ参考にしてください。
スキレットのサビを落とす方法や予防法を紹介!
ほったらかしてスキレットがサビサビになってしもうた
— きなこもち@ひなたぼっこ (@hinatabokko_ki) May 1, 2020
使いたくても使えない
サビサビだから
悲しいと思ってたんだ
とうとうサビをとってやろうと
熱々にしてゴシゴシしてとりあえずこんなもんで勘弁してやるよ
どうだ!#キャンプ #スキレット #キャンプ好きと繋がりたい pic.twitter.com/x8t1FQdXMn
キャンプの定番アイテムであるスキレットですが、いざ使おうと思ったらサビていたという経験はありませんか?鉄でできたスキレットは、洗浄後に水分を残したままだとすぐにサビてしまいます。本記事では、スキレットのサビを簡単に落とす対処法と予防策をまとめました。ビギナーはもちろん、ヘビーユーザーの方もチェックしてみてください。
スキレットのサビの簡単な落とし方と予防法
落とし方①お湯とたわしで擦る
A型ですがスキレットと鉄板をカバンに入れっぱなしにしてサビつかせました() https://t.co/g98uqJrvL8 pic.twitter.com/3xSEhsgQyq
— なっとう (@natto5500) September 28, 2021
スキレットにできたサビが軽いものなら、まずお湯でサビを浮かせてからたわしで擦ってみましょう。スキレット自体が黒いので見えにくいかもしれませんが、サビを落とした部分は灰色がかった銀色に変わります。きちんとサビが落ちたかどうかの目安にしてください。
この時注意する点は、洗剤を使わないということです。洗剤を使うと表面を覆っている油膜が剥がれ落ち、表面からサビがつきやすくなります。スキレットに限らず、鉄製品は洗剤が御法度になります。しっかりと覚えておきましょう。
落とし方②加熱しながら塩を強く刷り込む
手入れ不十分でサビサビだったスキレット復活。塩を振ってジャガイモでゴシゴシ。乾燥させてから油を塗って加熱。
— きじとらきじ (@toranekoman10) April 14, 2018
これでアヒージョをつくるよ! pic.twitter.com/8LySzLlu5b
たわしで擦っても落ない場合は、水と塩を入れて加熱し、濡れたタオルやキッチンペーパーで擦る方法を試してください。塩が研磨剤の役割を果たすため、できる限り粒子の粗いものを使用しましょう。
加熱時間は30秒もあれば、大抵のサビや焦げが浮き出てきます。ある程度粗熱が取れてから、タオルなどで擦るだけで簡単にコゲを落とすことができます。加熱したスキレットはかなり熱くなるので、くれぐれも火傷には注意しましょう。
落とし方③水に重曹を入れて沸騰させる
中学生、真っ赤に赤サビが浮いたスキレットを再生中。セスキとかクエン酸とか重曹とか塩レモンとか、あらゆる薬剤でサビを虐待している。#stem教育 pic.twitter.com/nGfyWnuraw
— KATO kosei 加藤晃生 (@sd_tricks_kato) July 17, 2019
頑固なサビや汚れは、天然の研磨剤である重曹の力を借りてみましょう。スキレットに水を入れて沸騰させた後、火を止めます。続いて重曹を加えてよく溶かし、しばらく置いておきましょう。重曹は必ず火を止めてから加えるようにしてください。沸騰している最中に重曹を加えると、突然熱湯が吹き上げることがあり危険です。
後はたわしやタオルなどを使って擦るだけで、簡単にサビを落とすことができます。重曹は、濃度が高いほどコゲが落ちやすくなります。状態がひどい場合は量を増やすか、水で練ってペースト状にしてから使うと良いでしょう。
落とし方④金たわしとクレンザーで擦る
んやぁあ
— ଳ 上田あるぷすは檸檬堂一日一本までଳ (@pubg0428) November 11, 2019
スキレットやらかしたぁあ
サビサビのさび(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) pic.twitter.com/avJYC9hCgL
ひどいサビがある場合や、前回使ってから時間があいてしまった場合は、クレンザーを使うのがおすすめです。スキレットに水を入れて沸騰させ、ある程度冷めてから金たわしとクレンザーで擦ってください。
金たわしで擦った後は、表面の膜が剥がれた状態になっているので、サビの原因になります。金たわしやクレンザーはあくまでも程度がひどい場合にのみ使用し、普段のお手入れは亀の子たわしなどを使用しましょう。また加熱したスキレットに水をかけて急冷すると割れる危険性があります。必ずお湯で洗うようにしてください。
サビを予防するにはシーズニングがおすすめ
スキレットをシーズニングしてるんだけど初めてだからムラできちゃった pic.twitter.com/ksVMLv9SuC
— はるぜみ⊿ (@HZM_1547) September 20, 2021
しっかり洗ったスキレットは、次にサビが発生しないようにシーズニングという作業を行いましょう。シーズニングは、表面の水分を飛ばし、油を塗るお手入れ法です。きちんとシーズニングしておくと、スキレットが長持ちする効果も期待できます。この時使用する油はオリーブオイルが良いですが、ない場合はサラダ油でも構いません。
シーズニングのやり方は、まず洗ったスキレットをコンロにのせて空焼きします。十分に水分が飛んだら、全体に薄く油を馴染ませてください。塗り方は直接油を垂らしても良いですし、キッチンペーパーに油を染みこませて塗ってもOKです。シーズニングが完了したら、新聞紙などで包み、湿気の少ない場所で保管しておきましょう。
スキレットのサビを落としてキャンプ料理を楽しもう!
鉄スキレット
— リロ氏/LiloSHI (@ly_rone) January 26, 2021
ふつうに洗剤とタワシ、スポンジでガシガシあらってるけどキッチンペーパーでしっかり水気切ればオリーブオイル塗布とかしなくてもサビはこないよ
再使用の時も軽く洗えば問題なく使える pic.twitter.com/FVZeixZ2ev
スキレットにできたサビを効果的に落とす方法を紹介してきました。サビを落とした後は、しっかりお手入れしておくことが大切になります。「キャンプ場で取り出したらスキレットがサビていて使えなかった」ということがないよう、出発前にきちんと状態をチェックしておきましょう。