2019年08月21日公開
2024年09月25日更新
ドライアイスが購入できる場所は?コンビニやイオンで販売してる?
ドライアイスはどこでも販売しているわけではありませんので、購入できる場所も限られてきます。今回はドライアイスを販売している場所を調べてみました。コンビニやイオン、ホームセンターにあるのかどうか、購入できる場所を紹介していきます。
ドライアイスはどこで購入できる?
ドライアイスは二酸化炭素です。二酸化炭素は空気中に存在している気体で、日頃から私達の身の回りにあります。ドライアイスは見た目は氷に似ていてモクモクと煙がでていますが、溶けて液体が出ることもなく氷とは全く違うものです。
ドライアイスは気体の二酸化炭素に圧力をかけて液体に変化させ、液体を急速に空気中に放出することで起こる気化熱を利用し一瞬で固体に変えています。この固体を固めるとドライアイスが完成します。
ドライアイスを使えば遠く離れた場所まで食材や飲み物を冷たいまま保存できたりしますし、イベントのスモークでも使われます。保冷剤を使うよりも長時間冷やしてくれるのでよく使っている方もいるかもしれません。
ですが、実際にドライアイスが欲しいと思ってもすぐに購入できる場所はあまりありませんし、どこに言っても見かけたことがあるという方もあまりいないでしょう。ではドライアイスはどこで売られているのでしょうか?
ドライアイスの販売場所と価格
ドライアイスがどこで売られているのか、いろいろなお店を調べてみました。どこでも入手できるわけではありませんので、参考にして問い合わせてみてください。
コンビニは?
コンビニでは場所に関わらずドライアイスの販売はありません。コンビニで見かけたことがある方もいないでしょう。
イオンは?
イオンは何でも揃うイメージがあるかもしれませんが、残念ながらイオンでもドライアイスの販売は見つかりません。イオンでしたらもしかするとアイスクリームを買った際に冷やすために少しならもらえるかもしれません。イオンで貰えるかどうかはイオンの店員さんに聞いてみてください。
スーパーは?
スーパーでもドライアイスの販売はありませんが、少量なら譲ってもらえるお店もあるようです。直接問い合わせて聞いてみましょう。
ホームセンターは?
ホームセンターもコンビニと同じくどこの場所であっても販売していないでしょう。ホームセンターとなると置いてあるイメージもあるような気がしますが販売はないようです。
氷製造業者
氷製造業者は氷や保冷するためのものを専門的に販売しているお店です。お店によってはドライアイスが販売されているところもあります。氷の小売があるお店はドライアイスが買える可能性が高いようですので、お店に確認してみるといいでしょう。
ドライアイスを販売しているお店では1kg500円~800円程度で売られているようです。10kgや20kgと大量に購入する方が1kgの値段が安くなります。これはドライアイスの加工に手間がかかるので少量の方が値段が高くなるためです。
ドライアイス製造業者
ドライアイスを製造している業者も日本全国にあります。近くにドライアイス製造業者がある際には直接問い合わせて販売しているか確認してみてください。
ネット通販
ネット通販ならドライアイスが見当たります。発送はクール便なので送料もかかります。大手通販サイトのAMAZONや楽天でドライアイスと検索すれば見つかりますので、どうしても近くで手に入らないのなら活用してみてください。
ネット通販なら送料込みで5kgが3000円程度で販売されています。ただし後に紹介しますがネット通販でドライアイスを買う際にはデメリットもありますので、それらを検討してから購入するといいでしょう。
その他
その他にはや魚屋やプロパンガス屋、包装資材屋で手に入る可能性があります。漁業組合では魚を輸送する際にドライアイスを使うことがあり、漁師向けに販売していますが場所によっては個人向けに販売してくれる場所もあるようです。
ドライアイスは二酸化炭素でガスなので、プロパンガス屋に専用の保冷庫があり販売している可能性があるようです。ガスの小売を行っている業者で取り扱いがあれば購入できる可能性があります。こちらも近くのプロパンガス屋で確認してみてください。
包装資材屋や梱包資材でドライアイスを扱っている場所があります。小売しているお店や業者向けにしか販売していないお店などありまっすので、小売販売が可能か確認してみてください。
ドライアイスの必要量に合わせて買う
少量なら?
ドライアイスを少量だけ購入したいという場合にはサーティワンのお持ち帰りを活用するかスーパーで譲ってもらえるか聞いてみましょう。ドライアイスは保存が難しいためコンビニやスーパーで売られていませんが、少量なら場所によってはスーパーで譲ってもらうこともできるようです。
サーティワンならアイスクリームを持ち帰りで購入すると少量のドライアイスがついてきます。ドライアイスだけの販売はしていないので注意しましょう。サーティワンの場合には持ち帰り時間が30分以内なら無料でドライアイスがついてきます。
それ以降の時間になると有料で、1時間50円、2時間80円、3時間110円と1時間ごとに30円プラスされます。
大量なら?
大量のドライアイスが必要という際には身近な場所では購入できる方法がありません。大量のドライアイスを購入したいのならネット通販、氷屋、葬儀屋で探してみてください。
ドライアイスは通販でも買えますので、通販サイトにてドライアイスと検索します。その後欲しい量を決めてから購入します。早ければ翌日にお毒でしょう。ですが、通販でドライアイスを購入する際にはデメリットがあります。
ドライアイスは配達中にもどんどんと溶けてしまうので手元に届くまでに少なくなっていることです。どのくらい少なくなってしまうかは配達にかかる時間や季節によって異なるので正確には分かりませんが、希望の量の5%~40%少なくなっていると思っていた方がいでしょう。
氷屋はまず近くでドライアイスを販売している氷屋がないか調べてみてください。分からない場合にはタウンページを活用してドライアイスの項目や氷屋で調べて問い合わせてみてください。
葬儀屋は普段からドライアイスを使っているので、葬儀屋から手に入れているという方もいます。近くに葬儀屋があれば問い合わせて聞いてみましょう。
ドライアイスの保存方法と処分方法
保存方法
購入したドライアイスはしっかりと保存して少しでも長持ちさせましょう。まず紙か布で包みましょう。こうすることでドライアイスが小さくなっていくのをおさえます。ドライアイスを移動させる際には直接触れるのは非常に危険ですので、厚手の手袋で保護してください。
発泡スチロールを用意して隙間に新聞紙などを詰めて隙間をなるべくなくしてください。蓋をして換気がよく涼しい場所で保管すれば少し長持ちします。
ドライアイスは常に気化して溶けていっているので保存はできません。長持ちさせる保存方法を意識するしかありません。
保存というと冷凍庫を考える方もいるでしょうが、ドライアイスは-79℃なのに対し一般的な冷凍庫は-20℃前後ですので、ドライアイスより温度が高いですし冷凍庫のファンの風で早く溶ける原因になってしまいます。
保存する際に絶対にしないでほしいのが空き缶やペットボトル、ビンに入れることです。ドライアイスが気化するとその体積は約750倍にもなります。そのため密閉性が高い容器に入れると破裂して怪我をする恐れがあります。
処分仕方
ドライアイスは液体にならず気化していきますので、放置しておけば知らぬ間になくなっていきます。一番簡単なのはベランダに放置することで、風通しがいいベランダなら安全に処理できます。お風呂場は広いもののやや密閉空間ですので注意が必要です。
風通しのいいベランダに置いておけば1kg程度なら2時間~3時間程度でなくなってしまうそうです。そのような場所がないという方や、ベランダで目を離している隙に子供が触る可能性があるという方は、水に入れて素早く処理しましょう。
ボウルなどに水をはってその中にドライアイスを入れます。そうするとドライアイスから煙がモクモクと出てきて溶けていきます。水に入れると早く溶けていきますが、発生した煙は下に流れていくので二酸化炭素中毒には気をつけてください。少量の場合にはそこまで危険ではないようですが、注意するに越したことはないです。
ドライアイスの必要量に応じて販売先を使い分けよう!
今回はドライアイスについて紹介していきました。ドライアイスは長時間保冷するのに便利ですが、どこでも売られているわけではなくいざ購入しようと思うと手に入る場所が限られています。
便利なコンビニやスーパー、ホームセンターでは販売がありません。氷製造業者やドライアイス製造業者、葬儀屋やで手に入る可能性があります。ネット通販ならドライアイスの販売はありますが、手元に届くまでに少なくなっているというデメリットがあります。
近くでドライアイスが手に入らない場合にはネット通販に頼るしかないですが、まずは地域で販売しているお店がないか調べてみてください。