【2023】一人暮らし向け炊飯器のおすすめ21選|選ぶポイントは?
一人暮らしにふさわしいの炊飯器とはどのようなものなのでしょうか。この記事では炊飯器を持っておくと良い理由や選び方、おすすめの製品について解説しています。炊飯器の必要性に疑問を感じている一人暮らしの方や自分に合う炊飯器を見つけたい方は役立ててみてください。
目次
「一人暮らしに炊飯器はいらない?」
「どんな炊飯器が一人暮らしに向いているの?」
「一人暮らし用の炊飯器は何合炊ければいい?」
このように、一人暮らしするにあたり、炊飯器の購入や選び方で悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
この記事では、一人暮らしの方が炊飯器を購入するメリットや、炊飯器を探す際に確かめておきたいポイントを解説するとともに、価格面、機能面、大きさの点から一人暮らしにおすすめの炊飯器や2023年現在販売されている人気の炊飯器を紹介しています。
購入前にこの記事を読んでおくと、一人暮らしに適した炊飯器の特徴が把握でき、自分の使いやすいタイプを見つけやすくなるでしょう。
一人暮らしに向けて炊飯器を買うか迷っている方、一人暮らしに向いている炊飯器のサイズがわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしで炊飯器を購入する必要はある?
レンジで温めて気軽に食べられるパックご飯などもある今、一人暮らしに炊飯器はいらないのではないかと考える人も多いでしょうが、購入しておくと何かと便利です。炊飯器を購入するメリットは3つあります。
パックご飯は、価格の安いプライベートブランドの商品でも1パックあたり税込みで80円以上かかりますが、一般的なお米は5キロあたり2,000円前後で購入でき安上がりです。5キロのお米は、炊いてご飯茶碗にほどよく盛ると約80杯分になります。
炊飯器の選び方によっては、ご飯を炊く以外に調理への使用も可能です。パン、ケーキ、温泉卵などいろいろ活用でき、料理の幅が広がります。
また、炊飯器を使うと、土鍋や炊飯鍋でご飯を炊くよりも手間がかかりません。ボタンを押すだけで火加減や時間を気にかけずにすみ、手軽に失敗なく炊き上げられます。
一人暮らし向けの炊飯器を選ぶポイント
一人暮らし向けの炊飯器は、大きさ、デザイン、構造、素材から機能面までそれぞれに特徴があり、さまざまなタイプの中から自分の好みや目的に合わせて選べます。
しかし、性能や機能面が充実した製品であっても、操作しにくく、清潔な状態を保つのが難しいものを選んでしまえば、使い続けるのが億劫になってしまいます。そのため、扱いやすい炊飯器を選んで使いこなしていきましょう。
購入予算が限られている場合も、範囲内で満足できる炊飯器を探すことは可能です。あらかじめ炊くタイミングや炊く量、使いたい機能、置き場を考え、購入可能な価格帯から自分の希望に合うかチェックしてみましょう。
ここからは、購入の決め手となる、一人暮らしに向いている炊飯器を選ぶときに確かめておきたいポイントを9つ紹介していきます。
- 長時間保温ができる
- 早炊きモードが搭載されている
- お手入れのしやすさ
- インテリアに馴染むデザイン性
- 炊飯器の大きさや炊ける合数
- 内釜の構造による違い
- 内釜の素材による違い
- パネル表示や操作性
- その他の機能性もチェック
長時間保温ができる
保温機能は製品によって違い、機能の無いもの、短時間のみ保温できるもの、長く美味しさを保てるものから選べます。炊いたご飯を何回かに分けて食べる場合には、長時間の保温が可能な炊飯器を選びましょう。
通常の炊飯器で炊いたお米は時間が経つと変質し、炊きあがりのやわらかさや白さが失われ、においも変わってしまいます。保温できる炊飯器を探すときは、保温時間の長さチェックし、生活パターンに合った保温ができるか確かめましょう。
長時間の保温が可能な製品の中には、おひつに移して保存したような美味しい状態をまる1日保てる炊飯器や、約40時間の長時間保温が可能な一人暮らしにうれしい機能の付いた炊飯器もあります。
早炊きモードが搭載されている
炊飯器には通常モードのほかに、早炊きモードが搭載されているものがあります。メーカーによって名称は異なりますが、早炊きの機能が付いていると通常よりも短い時間での炊き上げが可能です。
通常モードでは炊けるまでに約50分~1時間かかるのが一般的ですが、早炊きモードを使うと時間が短縮され、約10~20分早くご飯を食べられます。一人暮らしの場合、タイマーのかけ忘れや仕事で帰りが遅くなってしまったとき、早炊きモードがあると助かるでしょう。
炊き上がり時間の差は、炊く工程の違いによるものです。通常の炊飯ではスイッチが入ると水の温度を上げながらお米に吸水させますが、早炊きモードではこの工程が省略されます。
ご飯を蒸らす工程も省かれるため、食感は通常よりも少しかためになります。
お手入れのしやすさ
汚れた状態のまま使うと劣化につながることから、使った後のお手入れのしやすさは、炊飯器を長く使えるかに関係してきます。
初めて自炊する方や家事にあまり時間をかけたくない一人暮らしの方でも、簡単にお手入れができる炊飯器であれば、清潔に保ちながら長く使えます。うっかり洗い忘れてしまいそうになる内蓋は、使用後に取り外してサッと洗えるものが便利です。
機能が優れた炊飯器ほどパーツは多い傾向が見られ、お手入れに時間を要します。お手入れの手間をできるだけ省きたいときは、パーツの数にも注目してみましょう。
また、本体表面、内側のどちらも凹凸が少ない平らなものを選ぶと、汚れをサッと拭き取れます。まわりにご飯が付いてしまったとき簡単に落とせる、コーティングの有無もあわせてチェックしておきましょう。
インテリアに馴染むデザイン性
炊飯器の置き場がない一人暮らしの部屋では、目立つ場所に置かなければならないことがありますが、部屋やキッチンの片隅に置く場合、雰囲気にそぐわないと炊飯器だけが浮いて見えます。
統一感を持たせたいときやインテリアの一部として置きたいときには、デザイン性も重視しましょう。
デザインも各メーカーやブランドで大きく違います。形だけ見ても、従来の炊飯器型、スタイリッシュな小型サイズのキューブ型、丸みを帯びたちょうど良い大きさのシンプルなものなどさまざまです。
また、時間を示す液晶表示やボタンの場所も、蓋側部分にあるものと本体の正面に付いているものに分かれます。
置く場所のイメージに合わせてカラーやサイズを選べば、よりインテリアに馴染み、違和感なく配置できるでしょう。
炊飯器の大きさや炊ける合数
一人暮らし用の炊飯器を探す際は、大きさを決めておく必要があります。一度に何合炊きたいかを考え、必要な合数が炊ける炊飯器を選ぶようにしましょう。
食べる分だけ少量炊くほか、一人暮らしの場合はまとめて炊いて冷凍保存しておくのも一つです。一人で一度に食べる分だけ炊くなら少量用や3合炊きの炊飯器で十分ですが、保存する場合には、5.5合炊きも選択肢に入れてみましょう。
炊飯器は内釜に余裕があると対流がスムーズになり上手に炊けます。そのため、一度に3合分を美味しく炊くには5.5合炊きの炊飯器が必要です。
ただし、炊ける量が多くなるとその分だけ炊飯器自体のサイズも大きくなり、スペースを確保しなければ置くことができません。炊飯器を置く場所が狭い場合には、きちんとサイズを測り、希望の炊飯器を置けるか確認してから購入しましょう。
内釜の構造による違い
内釜の構によって熱効率や重さ、値段などが違ってきます。ご飯の美味しさ重視するときは、内釜の構造をチェックしてみましょう。2023年現在、採用されている内釜には主に、厚釜、真空釜、多層釜の3つがあります。
厚釜は、厚さが2.3mm以上あり、厚みを活かし蓄えた熱で土鍋を使って炊いたような炊き上がりが期待できる内釜です。保温性やふっくらとした炊き上がりを求める方に向いています。
真空釜は、真空層で熱が外側へ逃げない状態にし、お米と水への伝熱性を高くしたもので、ほかの構造に比べて軽いのが特徴です。持ったときにずっしりとした重みを感じない真空釜は、高齢者などにも扱いやすい内釜と言えるでしょう。
多層釜は、外側、中心、内側に違う素材を重ねて層にしており、異なる金属で層を作ることによって熱効率を上げています。比較的値段の安い炊飯器に採用されている内釜です。
内釜の素材による違い
内釜の素材も各メーカーやブランドで違い、それぞれ特徴的です。コーティングの材料としてダイヤモンドや金、銀を使っているものもありますが、主に使われている素材は、土鍋、炭、鉄、銅の4種類になります。
蓄熱性の高い土鍋は、遠赤外線効果によりお米一粒一粒の内部までじっくり熱が伝わり、美味しく炊き上げることが可能です。
炭をコーティングに使った炭釜は、炭の遠赤外線効果と熱伝導の良さを活かしてお米の芯まで熱を伝えて炊き上げます。値段は少し高めですが、ご飯の美味しさにこだわりたい一人暮らしの方には、土鍋や炭窯がおすすめです。
鉄釜は、鉄の発熱性を利用して、強い火力により短い時間で炊き上げられますが、優れた点がある反面、ステンレス製の内釜に比べ重いという欠点も見られます。
熱伝導率に優れている銅を使った銅釜も、炊く時間を短くしたい方に向いている内釜素材です。外側表面の色が赤褐色で高級感があります。
パネル表示や操作性
パネル表示や操作性は使い勝手に関わる大事な要素です。パネル部分を見て、操作がタッチパネル式かボタン式かチェックしておきましょう。
触れるだけのタッチパネルは楽に操作できますが、ボタンを押す感覚がありません。ボタン式を選んでおくと、スイッチを入れたかどうかの不安を軽減できるでしょう。
また、操作パネルの位置も、どの場所が適しているか考えてみましょう。必要な操作を行うパネルのボタンが押しやすい機種を選ぶことが大切です。
時間も目に付きやすいと炊き上がりの時間のチェックをしやすく、使い勝手が良いでしょう。蓋の開閉も自分の押しやすい位置で操作できると、ご飯をよそうときにとまどいません。
パネルの位置から使いやすさを判断する際は、炊飯器を置く高さも併せて考えましょう。見下ろす位置に置く場合、操作パネルは上部にあると見やすくなりますが、置き場が高めのときは、側面で操作できると扱いやすくなります。
その他の機能性もチェック
気になる炊飯器が見つかったら、搭載されている機能も確かめましょう。例えば置き場所の上に棚がある場合、蒸気カットタイプを選ぶと炊飯時に出る蒸気を減らせ、熱や湿気の影響で周りが劣化するのを防げます。
専用のアプリと連携させスマホで動かせるタイプならば、好みやお米に合わせて手軽に操作し炊き分けられますし、一人暮らしの場合、1台の炊飯器でほかの料理やお菓子作りができると、たくさんの調理道具や調理家電を揃える必要がなくなります。
このほか、炊き分け機能も確かめておくと良いでしょう。炊き分け機能が充実していると、白米だけでなく無洗米、玄米、雑穀米なども上手に炊け、すしめしやおかゆも簡単にできます。また、銘柄炊きが可能な機種は、好きなお米の特徴を活かして炊き上げられます。
電気代を抑えたい方には、炊き上げ時の火力を抑えられるエコ炊飯コース付きのものがおすすめです。
【コスパがいい】一人暮らしにおすすめの炊飯器10選
炊飯器は購入後、食事の準備で頻繁に使うため、コスト面を重視してできるだけコスパの良いものを選ぶと、支出を抑えられます。まずは、低予算でも購入できる、値段の安い一人暮らしにおすすめの炊飯器を見ていきましょう。
安い機種の多くは底部分から加熱するマイコン式です。マイコン式は安価なだけでなく、炊飯や保温時にかかる電気代を抑えられます。お手入れ必要なパーツが少ない点も一人暮らしには助かるでしょう。
ただし、現在主流になっているそのほかの加熱方式に比べると火力が弱く、熱の伝わり方が一定ではありません。多めに炊くと炊き上がりにムラができやすいといったデメリットもあります。
ここでは数千円から一万円台で買える人気の機種、簡単な操作で手軽に使える炊飯器を紹介します。
アイリスオーヤマ ジャー炊飯器 RC-MF15-W
こまめにご飯を炊きたい一人暮らしの方向きの、12時間後までタイマーをセットできる1.5合炊きです。
丸みを帯びた炊飯器は幅、奥行、高さがどれも20cm以内と小さく、軽いので手軽に移動できます。狭いスペースにも置け、置き場に悩むこともありません。
1.5合炊くのにちょうど良い火力を実現しており、少量のお米でもおいしく炊き上げられるのが特徴です。白米のほか、メニューの切り替えで美容や健康を意識している方にうれしい糖質カットや麦飯も1合まで炊けます。
お米を水に浸ける時間がないときも、早炊き機能を使えば約26~39分で炊き上がります。炊き上がった後は、3時間までなら保温可能です。
お手入れもしやすく、使用後に内蓋や蒸気口キャップを取り外し洗っておくだけ、常に清潔な状態を保てます。
NEOVE マイコンジャー炊飯器 NRM-M35A
自分への誕生日プレゼントで買った炊飯器が届きました♪
— えなりん (@takaenarin) February 25, 2020
ネオーブ マイコンジャー炊飯器
NRM-M35A
Amazonでカテゴリーランキング一桁の人気機種♪
自分のお菓子作りとお米の炊飯以外の調理用に購入
明日早速ホットケーキミックスのケーキを焼こうと思います♪#炊飯器 pic.twitter.com/TiaLPDqycY
かわいい形と前面にある見やすい操作パネルが魅力的な、3.5合まで炊けるマイコンジャーです。底部分と上蓋のヒーターを使って加熱し、ご飯を炊き上げます。
メニューには白米、早炊き、無洗米、玄米、おかゆのコースがあり、いろいろなお米を食べられます。炊き上がったご飯のほぐし忘れを防ぐお知らせメロディー付きです。
ご飯はそのまま保温でき、経過した時間が表示されますが、12時間を過ぎると消える仕組みになっていて、保温の目安時間を過ぎたことがわかります。
一人暮らしに便利な、保温中のご飯を温められる再加熱機能も付いています。予約は30分単位ででき、24時間まで対応していますが、メーカーが推奨しているのは12時間までです。
内釜には、汚れがこびりつくのを防ぐフッ素コーティングが施されています。内蓋、つゆ受け、蒸気口キャップは取り外して丸洗い可能でお手入れしやすくなっています。
SHARP ジャー炊飯器 KS-CF05B
値段は安いですが、厚さ3mmの黒厚釜と球状にした底面でお米にしっかりと熱を伝えて0.5合から3合まで炊き上げられます。
玄米や雑穀米など白米以外にも対応しているだけでなく、パン調理機能も備わっており、パン作りへトライしたい一人暮らし方におすすめの1台です。小麦粉を使ったパンから、もっちりした米粉入りのパンまで炊飯器で手軽に作れます。
見た目はスッキリしていて、スタイリッシュな空間にも馴染みやすいデザインです。蓋部分に操作ボタンやLEDを採用した時刻表示があり、操作性も良くなっています。
また、内釜部分にも工夫が見られ、両端には取っ手が付いていてつかみやすくなっているほか、Wコーティングで傷をつきにくくしているため、そのまま手でお米をとぐことも可能です。水加減を間違えないように目盛りもくっきりしています。
山善 マイコン式炊飯器 YJR-M05
2022年に発売された一人暮らしにぴったりなコスパの良い3合用のマイコン式炊飯器です。フラットな天面部分で操作でき、前面やサイドは文字や模様がないシンプルなデザインになっています。目線より下の位置へ置いて使う場合には楽に操作できるでしょう。
予約できる時間は24時間後までと長めで、10分単位で設定できます。
白米は好みのかたさや料理に合わせて、やわらかめ、ふつう、かために炊き分け可能です。炊き分けメニューは11種類と多く、おかゆや炊き込みごはんのほかパン作りにも活用できます。メニューには節約に役立つ省エネやお湯炊きも含まれています。
お手入れもしやすく、内蓋はレバーで簡単に取り外して洗え、搭載されているクリーンモードによって、炊き込みごはんなどを炊いた後に残るにおいも防げます。
象印 マイコン炊飯ジャー 極め炊き NL-BV05
強いパワーで炊き上げる3合炊きのマイコン炊飯ジャーです。内釜は厚みのある5mmの黒厚釜を採用しています。厚釜は形状にもこだわっており、側面に熱が十分伝わるよう広く浅めに作られています。
炊き上がりを決めるポイントは底、蓋、側面に搭載されているヒーターです。沸騰した後も高い火力を保ち対流させることにより、炊きムラのない美味しいご飯が炊き上がります。蒸気口が大きく、吹きこぼれの心配もいりません。
蒸らす時点でつきやすいつゆを底と上部のヒーターで抑えてくれるので、シャキッとした食感に仕上がります。専用メニューで雑穀米、玄米、麦ごはんも上手に炊けるほか、パン生地の発酵、焼きメニューを使って、メロンパンなどパン作りも楽しめ便利です。
使用後の内釜のにおいが気になるときに役立つクリーニング機能付きで、楽にお手入れできる点も一人暮らしでは大きなメリットになるでしょう。
アイリスオーヤマ IHジャー炊飯器 RC-IKA30
アイリスオーヤマから発売されている、Wヒーター搭載で上と下からの高い火力で炊き上げるIH炊飯ジャーです。熱が全体に行きわたるよう、光熱伝導性アルミ、IH発熱体ステンレスを使った複層鋼構造の内釜を採用しています。
炊き分け機能が充実していて、白米もかたさと食感を別々に選んで組み合わせ、好みに合わせて炊き上げられ、食事のメニューに合わせて炊けば、料理をより美味しくいただけます。ヘルシーメニューを使うと、麦飯やおこわ、白米の糖質を抑えて炊くことも可能です。
このほか、各お米の良さを引き出す銘柄炊きの機能も搭載されており、自動で美味しい状態に仕上げてくれます。さまざまな地域で作られた50種類の人気銘柄を炊き分けも可能で、お気に入りのお米がある一人暮らしの方におすすめです。
meets 三合炊き 電気炊飯器 ごはん屋さん
ごはん屋さんは、キッチンやテーブルの片隅にも置きやすい一人暮らしにマッチした手ごろなサイズのマイコン式炊飯器です。内釜はアルミ合金を使い、フッ素樹脂加工されています。重さも2kg弱と軽めで、場所の移動も苦になりません。
見た目はコンパクトでシンプルですが、3合までの白米、玄米が炊け、体に優しいおかゆやスープも手軽に作れる優れものです。
炊飯やメニューの切り替えの操作は本体正面で行えるので、少し高めの場所に置くとボタン操作しやすいでしょう。
カラーは黒と白の2色が揃っていて、部屋の雰囲気に合わせて選べます。多くの機能が付いた機種よりも、簡単に使いこなせるタイプの炊飯器を好む方におすすめです。
東芝 マイコンジャー炊飯器 RC-5MFM
【新しい炊飯ジャー?】昨日は新しい炊飯ジャーを購入して来ました😞💨長年14年間愛用して来た炊飯器が壊れた😖💦同じ東芝製品です👍今はマイコン炊飯ジャーって言うんだ😱年々に用語が変わって来ている?慣れんわ~😅時代遅れかしら?ヤバいね(笑) pic.twitter.com/6OPtnjx4uc
— ルビーカカオ2020 (@dC1G38m4BzbrCS6) February 27, 2020
一人暮らしのシンプルな部屋に合わせやすいあっさりとしたデザインの炊飯器です。内釜に厚みのある内釜を採用しており、節約につながるエコ炊飯、時間をかけて美味しく炊き上げる本かまど、時間を短縮できる早炊きから選んで白米を炊けます。
通常のご飯以外に麦ご飯やおかゆも炊けるほか、パンやケーキ、温泉卵のコースもメニューに組み込まれていて多用途での使用が可能です。
操作は天面の静電パネルで行え、炊飯中は炊き上がりまでの時間が5分刻み、蒸らしになると1分刻みで表示され、何分後にできあがるかすぐにわかります。
におい防止のため定期的な煮沸クリーニングは必要になりますが、炊飯ヒーターや温度センサーのお手入れは汚れたときだけでかまいません。使用後に内釜、内蓋、蒸気口を外し洗うだけと普段のお手入れは簡単です。
MAXZEN ミニライスクッカー RC-MX201
食べる分だけを少しずつ炊きたい一人暮らしの方におすすめの少量炊き専用ミニライスクッカーです。深い水量で対流させることにより、少ない量でもふっくらご飯に仕上がります。
炊飯コースは炊飯、早炊き、無洗米、玄米の4種類に絞られていて、初めての一人暮らしで自炊するときにも使いやすいでしょう。
炊き上がりまでの時間は条件によって変わりますが、早炊きの場合約35分でできあがります。通常のお米や無洗米は2合まで、玄米は1~1.5合まで炊けます。
30分単位で時間を設定できる予約機能、24時間までの保温機能も付いていて、1日のスケジュールに合わせて炊ける炊飯器です。
上部にあるタッチパネルは指で触れやすい大きさで、時間表示も見やすくなっています。シンプルでわかりやすく、使いやすいでしょう。
タイガー魔法瓶 マイコン炊飯ジャー JAI-R551
黒遠赤釜を採用している限定商品です。内蓋のディンプル加工と内釜の遠赤外線効果によりムラなくふっくらしたご飯を炊き上げられます。内釜はお米を入れてとぎ、そのまま炊飯器に入れられるタイプです。
JAI-R551Wは前面にある操作パネルが特徴的で、メインとなるボタンが大きく、指で押しやすくなっているほか、炊飯ボタンに目立つカラーを用い、押し間違えにくく作られています。
メニューは8種類から選択でき、エコ炊きメニューを選ぶと電気代の節約や炊飯中の蒸気を少なくできます。ご飯類を炊くほか、煮込み料理にも対応しているため、調理器具の少ない一人暮らしの方にもおすすめです。
本体には取っ手が付いていて、取っ手部分を持てばキッチンからテーブルへも楽に移動させられます。
【本格派】一人暮らしにおすすめの炊飯器7選
一人暮らしに向いている炊飯器は、炊き分けなどよく使う機能だけを搭載したリーズナブルなものだけではありません。
ご飯本来の旨味を存分に引き出せる、炊飯方法や内釜にこだわった高機能な炊飯器を購入すれば、いつでも美味しいご飯を楽しめるでしょう。
ご飯の味は使う炊飯器によっても変わると言われています。味にこだわる場合は、一人暮らしであっても本格派の炊飯器を選びましょう。
コスパの良いタイプの加熱方式はマイコンが主でしたが、本格派のものはIHや圧力IHが主になります。一般的な一人暮らし向けの炊飯器に比べ値段は高めになりますが、その分だけ炊き上がりや味、機能面を期待できるでしょう。
ここからは一人暮らしにおすすめの本格派炊飯器を紹介します。どのような特徴があるのか一つずつチェックしてみましょう。
東芝 真空圧力IH 炎匠炊き RC-10VST
キッチンにさりげなく溶け込む、フォルムの美しいスタイリッシュな炊飯器ですが、水と炊き上がりの関係に注目し、硬度に合わせて炊き上げられるように開発された本格派です。硬度を設定するだけで、普段利用している水を使って美味しいご飯が炊けます。
メーカー独自の方法で生み出す強い火力と熱対流で炊きムラをなくし、段階に合わせて火力をコントロールしてお米の甘みを引き出すことで、旨味のあるご飯に仕上げます。
天面にある操作パネルに、写真と文字で確認しながらメニューを選択できるカラータッチ液晶を採用した使いやすいモデルです。内釜内の空気を出して密閉する真空保温でご飯の黄ばみを防ぎ、炊いた白米を40時間まで保温できるなど、一人暮らしに役立つ機能も付いています。
象印 極め炊き 圧力IH炊飯ジャー NP-RT05
白米や玄米に含まれる甘みなどを引き出せる、熟成機能が搭載された圧力IH炊飯ジャーです。操作部の液晶画面が大きく、バックライトにより文字をはっきり確認できます。
内釜には効率よく発熱させ、お米の内側まで熱が届くよう、外側に鉄のコーティングを採用しています。
選んだメニューに合わせ圧力をかける強さと時間が調整され、酢飯やカレー用のご飯もちょうど良いかたさに炊き分け可能です。また、ふつうに炊いた白米よりもやわらかく、おかゆよりもかたいご飯を炊けるやわらかメニューも付いています。
保温中は蓋と底にあるセンサーを使って温度がコントロールされ、約30時間までパサつきのない美味しいご飯が食べられます。2つの時間をセット可能なタイマー機能も付いているので、日中を外で過ごすことの多い一人暮らしの方には便利でしょう。
Panasonic おどり炊き 小容量タイプ(3合)SR-JW058
家電調査により誕生した、Jコンセプトシリーズの炊飯器です。一人暮らしに適した小さめの炊飯器でありながら、高品質な5.5合や1合炊きさながらの炊き上がりを実現できます。
蓋部分にもIHが搭載されていて、対流や圧力を変化させるWおどり炊きによって甘みと旨味が引き出され、もっちりとした銀シャリができあがります。
内釜は内側にダイヤモンドハードコート、基材に光熱伝導層アルミと高発熱層パワフルステンレス、外側に中空セラミックスを使い、金粉入りの塗装を施したダイヤモンド竈釜です。Wおどり炊きにふさわしいしっかりした作りですが、重さは抑えられています。
選べるメニューも豊富で、有名銘柄6種の炊き分けや白米の食感別炊き分け、おこわや炊き込みご飯にも対応可能です。玄米の食感も2種類から選べるので、健康を気遣う一人暮らしの方にも適しています。
三菱電機 ジャー炊飯器 NJ-SWB06
三菱電機らく楽アシスト @ME_RakuRaku 様のキャンペーン第19弾に当選し『三菱ジャー炊飯器 NJ-VWC10-B』を頂きました!
— konomi (@knm__619) June 4, 2022
念願の炊飯器でとても嬉しいです❤️
今使っているものは主人が一人暮らしをしている時から10年以上使っているものでした
新しい炊飯器でどれだけ美味しく炊けるのか楽しみです🤭 pic.twitter.com/Q88cxn5dBF
3.5合炊きのNJ-SWB06は、高純度の炭素材料を使った厚さ10mmの本炭窯と五重のヒーターを使って炊き上げる実力派です。特許を取得した連続沸騰技術で強火を保ちしっかり熱を通すことにより、かまどで炊き上げたご飯のような香ばしさを再現しています。
炊飯中に発生したねばねばした汁が内蔵カートリッジへ入ると蒸気だけが外へ排出され、蒸らしの段階で旨味だけがご飯へ戻る仕組みになっており、少ない量を炊く一人暮らしの方でも美味しいご飯を味わえる炊飯器です。
じっくり時間をかけて甘みを引き出す匠芳醇炊き、もっちり食感に炊き上げるもちもちモードで白米や無洗米、玄米を好みに合わせて炊飯できます。
衛生面にも配慮していて、良く触れるハンドル部分には抗菌剤が練り込まれています。カートリッジと放熱板が一体化していて軽いのでお手入れも簡単です。
タイガー魔法瓶 土鍋圧力IHジャー炊飯器 JPL-S100
炊いたご飯を分けて食べることの多い一人暮らし向きの、保温したご飯の美味しさにもこだわった5.5合炊きのモデルです。
6層のコーティングが施された万古焼の本土鍋で、長い時間大火力を維持して、高温で蒸らし甘みのあるご飯を炊き上げます。土鍋ならではのおこげも楽しめるので、香ばしさを求める方も満足できるでしょう。
お米は銘柄指定なしでも炊けますが、銘柄炊き分け機能を使うと、各地域で人気のある約70種類ものお米の特徴を引き出せます。白米の炊き分けもしゃっきりからもっちりまで5段階に分かれていて、合わせる料理にふさわしいかたさに仕上げられます。
ご飯の美味しさを保てる木製のおひつを参考にし、センサーで湿度調節をするおひつ保温で炊き立ての味や食感を長く保てます。
日立 圧力&スチーム ふっくら御膳RZ-V100DM
赤と白の2色から選べる、キッチンの片隅に置きやすいシンプルなデザインの5.5合炊きです。凹凸がほとんどない天面、フレームを採用していて汚れが拭き取りやすく、お手入れに手間がかかりません。
吸水させた米に圧力を加えて高温で炊き上げ、スチームで高い温度を保ち蒸らし、米料亭「八代目儀兵衛」が理想とする外硬内軟の銀シャリを実現させています。
0.5合~2合までの少ない量も炊きムラなくふっくら炊き上げられます。蒸気カット機能の付きで、蒸気をほとんど出さずに炊飯可能です。
内釜はアルミと鉄を合わせた多層構造で、底に工夫を加え米一粒ずつに熱が行きわたるようになっています。鉄を使用していても重さは800g以下と比較的軽量です。
象印 炎舞炊き NW-PU10
独自のローテーションIH構造でお米を激しくおどらせて炊き上げます。わが家炊き機能で、ご飯を自分好みの食感に合わせられるNW-PU10は、一人暮らしの食生活をより豊かにしてくれる炊飯器です。
炊き上がったご飯を食べてから感想を入力すると、炊き方を変化させて対応し、次に炊くときの食感を希望に近づけられます。
ご飯のかたさと粘り強さの組み合わせは全部で約80種類あり、季節によって変わるお米の変化にも対応可能です。
保温は保温時間が短めならば高温保温、長時間保存するときは極め保温を選ぶと水分をコントロールでき美味しさが失われません。極め保温を選ぶと約40時間保温でき、一人暮らしの方も翌日まで数回に分けて食べられます。
【コンパクト】一人暮らしにおすすめの炊飯器4選
一度にまとめて炊かず、食事の時間に合わせて毎回炊き上げたい方には、少量用のコンパクトサイズの炊飯器が向いています。
ここまで見てきたように3合以上炊ける炊飯器は、いろいろな機能が搭載されたものがほとんどです。少量用の小さなサイズの炊飯器もまた、特徴あるタイプが揃っており、自分の使いやすいものを探せます。
炊飯機能以外必要なければ炊飯だけに使える手軽なもの、白米以外を炊くときは炊き分け機能付き、1台を調理でも使いたい場合には万能なタイプに注目してみましょう。
また、手で簡単に運べる大きさの炊飯器は、置き場所を選びません。一人暮らしで炊飯器の置き場が限られてしまう方も購入しやすいでしょう。
ここでは、一人暮らし向きのコンパクトな炊飯器を4種類紹介します。
山善 小型炊飯器 YJE-M150
食べる度にご飯を炊きたい一人暮らしの方にちょうど良い0.5~1.5合まで炊ける炊飯器です。丸みのあるキッチンに馴染むデザインで色は白、黒、赤の3色から選べます。
操作方法は簡単で、内釜にお米と水を入れて本体にセットしてロックし、スイッチを押すだけで炊き上がります。
炊飯ランプから保温ランプへ切り替わった後、約10分蒸らせばできあがりです。1食分の0.5合だけならば約15~20分で炊け、約30分後には食べられる状態になります。
幅が約16cm、高さ約18cm、奥行き約19cmのコンパクトサイズで重さも軽く、取っ手を持って楽に移動可能です。食卓に置いても邪魔にならず、その場でよそってほかほかのご飯を食べられます。
作りがシンプルな分、お手入れの手間もかからず、忙しく時間に余裕のない一人暮らしでも扱いやすいでしょう。
KOIZUMI ライスクッカーミニ KSC-1513
すごく大切なKOIZUMIのライスクッカーミニを抱えながら現場移動していたら「骨壷抱えながら現場来たのかと思ってみんなドン引きました」と言われました。この子、めちゃくちゃ優秀な炊飯器ちゃん。 pic.twitter.com/M84JRuFaE1
— うちゃか (@sayakaiurani) September 19, 2021
0.5合~1.5合まで炊けるライスクッカーミニは、お出かけの準備で忙しい朝や帰宅後でも気軽に炊飯でき、炊き立てのご飯を食べられます。1合あたり約20分で炊ける、一人暮らしには頼もしい炊飯器です。
手ごろな価格ながら炊飯予約ができるタイマー付きで、出かける前に帰宅時間に合わせてセットでき、疲れて帰った後で熱々のご飯を味わえます。炊けて保温状態に入ると1時間ごとに経過時間が表示され、3時間まで炊いたご飯を温かいまま保つことが可能です。
操作ボタンは炊飯、予約、保温、取り消しの4つのみで、複雑なボタン操作が苦手な方でも使いやすくなっています。
大きさは幅が約18cm、奥行き約20cm、高さ約19cmと小さく、持ち運びにも便利です。落ち着きのあるデザインで、どのような空間にもマッチしやすいでしょう。
Panasonic ミニクッカー SR-MC03
見た目の印象は調理鍋のようですが、1合~1.5合までの炊飯と調理の両方ができるミニクッカーです。幅が約21cm、奥行きと高さが約16cmと一人暮らしに適した大きさで、横の持ち手をつかんで持ち上げられます。
といだお米を内鍋に入れてメモリに合わせ水を注ぎ、本体にセットすれば後はスイッチを押すだけです。スイッチ1つで操作できるので、初めて自炊する一人暮らしの方でも使いこなしやすいでしょう。
下準備した必要な材料を鍋に入れてスイッチを押し味付けすれば、カレーや煮物、スープなどの煮込み料理も手軽に作れます。ガラスの蓋の上から煮込んでいる様子を確かめられるため、調理中も安心です。
内側は汚れのこびりつきを防ぐフッ素コートが施されています。使用後に内鍋と蓋を洗い本体の汚れを固く絞ったふきんで拭くだけとお手入れの手間もかかりません。
日立 IHジャー炊飯器 おひつ御膳 RZ-BS2M
落ち着いた色合いのブラウンゴールドを基調としたコンパクトながら高級感のある2合炊きの炊飯器です。炊き上がった後でおひつ部だけ取り外して食卓へ運べます。全周断熱構造のおひつ部は、熱源から外しても約2時間は熱さを保てます。
炊込み、おかゆの炊き分けメニューがあり快速炊飯を選ぶと炊き上がりまで約29分とスピーディーです。内釜の底部分に打込鉄を採用して伝熱性を高め、ムラのないふっくらご飯に炊き上がります。
熱源部に付いている操作ボタンや時間表示も見やすいよう工夫されていて、操作性にも優れています。
ほかのコンパクトタイプの炊飯器に比べると値段は少々高めですが、使用方法が簡単な炊飯器で、少ない量のご飯を美味しく炊きたい一人暮らしの方におすすめです。
自分に合った一人暮らし向け炊飯器を探してみよう
一人暮らしだといらないと思われがちな炊飯器ですが、持っていると食費や手間を軽減でき、製品によっては多用途に使えて便利です。
一人暮らし向けの炊飯器は、値段の安いコスパの良いものから高額な高品質なものまで揃っています。予算や置き場所、何合炊きたいかを考え、自分の生活スタイルに合う炊飯器を探しましょう。
1食分だけ炊いていつでもほかほかご飯を食べられるようにするか、お弁当や夕食分までまとめて炊くか最初に決めておくだけでも探すタイプを絞れます。
使い勝手がよい炊飯器は、食事作りの良きパートナーとなってくれます。性能や機能、操作性、デザイン面を比較し、自分の思い描いていた炊飯器の条件と照らし合わせ、最適なものを見つけましょう。