カティサークの飲み方のポイント!初心者にもおすすめのウイスキーで人気
飲みやすい味わいはもちろん、価格も1000円前後と安価なのでウイスキー初心者にもおすすめな『カティサーク』。そんなカティサークって一体どんなお酒なのでしょうか?また、初心者にもおすすめな人気の飲み方とは…?今回は、人気ウイスキー・カティサークについて調査です!
目次
ウイスキー初心者にもおすすめな『カティサーク』!
おしゃれなバーで是非挑戦したい人気のお酒といえばウイスキー。しかし、ウイスキー初心者の方にとっては「アルコール度数が高いから手が出しづらい…」と思ってしまうもの。そんなウイスキー初心者の方にもおすすめなのがスコッチ・ウイスキーの『カティサーク』です!
『カティサーク』ってどんなウイスキーなの?
ウイスキー初心者も飲みやすいと言われる『カティサーク』とは、一体どんなウイスキーなのでしょうか?味の特徴や歴史、『カティサーク』という名前の由来は…?まずは、『カティサーク』というお酒についてしっかり学んでみましょう!
カティサークとは…
『カティサーク』は、日本では世界5大ウイスキーの1つに数えられる『スコッチ・ウイスキー』の1つです。『スコッチ・ウイスキー』は英国スコットランドで製造されるウイスキーのことであり、麦芽を乾燥させる際に燃焼させる泥炭(ピート)に由来する独特の煙のような香り(スモーキーフレーバー)が特徴のウイスキーです。
ウイスキーは製造工程の違いにより、シングルカスク・シングルモルト・ブレンデッドモルト(ヴァッテッドモルト)に分類されるのですが、カティサークは『ブレンデッドモルト』と呼ばれる、複数の蒸留所で作られたモルトウイスキーを混合して瓶詰めにされたウイスキーの一つです。
『カティサーク』生み出したのは、当時コーヒー豆や香辛料を扱っていた『ベリー・ブラザーズ&ラッド社(BBR)』でした。『ベリー・ブラザーズ&ラッド社(BBR)』が18世紀半ばにワイン・スピリッツ商に転身した後、ウイスキー業界に参入したのが『カティサーク』です。
『カティサーク』といえば、ラベルに帆船が描かれているのが特徴なのですが、この帆船は実際に存在していたもので、1887年に羊毛を運んで、オーストラリア・イギリス間を69日間で航海したという帆船脚の速さで有名となりました。当時、こちらの帆船が話題になっていた事でウイスキーの名前に影響を与えたとされています。
カティサークは値段も1000円前後で購入できる点や、ライトな味であることからウイスキー初心者の方も飲みやすい味わいとなっているお酒です。フルーツを連想させるかのような爽やかな香り・まろやかな味が特長のウイスキーとなっています。また、カティサークは日本の人気小説家・村上春樹の小説でも度々登場することから、日本でも知名度が高いウイスキーとなっています。
カティサークの種類は?アルコール度数はどれくらい?
ウイスキー初心者達の間でも人気を集めている『カティサーク』。そんなカティサークにはどんな種類のお酒があるのでしょうか…?また、アルコール度数はどれくらいなのでしょうか?お次は、人気ウイスキー・カティサークの種類とアルコール度数についてチェックしてみましょう。
カティサークの種類①カティサーク オリジナル
カティサークの原点とも言える『カティサーク オリジナル』。カラメル着色をしないライトな味わいとスムーズな口当たりで、1923年に開発されて以来90年以上にわたり、世界中で幅広い層の人々に愛されているロングセラーです。
『カティサーク オリジナル』の原酒はグレンロセス・スペイサイドモルトを中心にグレーンをブレンドしています。ライトな口当たりで飲みやすい『カティサーク オリジナル』は穀物由来のコクとうま味も感じられます。アルコール度数は40度です。カティサークを初めて飲むのならまずはこちらの種類がおすすめです。
カティサークの種類②カティサーク ストーム
『カティサーク ストーム』は、『カティサーク オリジナル』に対して長い間熟成された、マッカランやハイランドパークなどの高級シングルモルトウィスキーの含有比率が高くブレンドしたウイスキーです。『カティサーク ストーム』は、長い熟成年数とモルトウイスキーの割合を高めたことで、『カティサーク オリジナル』よりも力強い印象深さを持つリッチなウイスキーです。
『カティサーク ストーム』の味わいは、甘く熟した桃やクリームのような甘さが強調されていてアルコールの刺激が多いものの、比較的飲みやすいものとされています。ちょっぴり特別な夜に、いつものカティサークよりランクアップしたタイプを飲む際には『カティサーク ストーム』がおすすめです。アルコール度数は40度です。
カティサークの種類③カティサーク プロヒビジョン
アメリカンオークで熟成された高級シングルモルトと、高品質なクオリティーのグレーンウイスキーをブレンド。した『カティサーク プロヒビジョン』。プロヒビション(禁酒法)の名を冠した、こちらのボトルは、アメリカの禁酒法時代にカティサークをアメリカに販売し続けた男・『ウィリアム・マッコイ』の業績に敬意を 表し、禁酒法の廃止から80年を記念して2015年に造られたウイスキーです。
ラベルの中心には、もちろんカティサークのシンボルである帆船を描きました。コルク栓とブラックボトルが禁酒法当時の伝統を引き継いでいるルックスとなっています。『カティサーク プロヒビジョン』は、より力強い味わいを表現するために、アルコール度数が50度と、他のカティサークよりアルコール度数が高くなっています。
カティサークの種類④カティサーク 12年デラックス
カティサークといえば、ライトな琥珀色とエレガントな味わいが特長のウイスキー。『カティサーク 12年デラックス』は、そんなライトさや味わいに一層深みを与えたウイスキーです。シェリー樽原酒ならではのレーズンの香りが強く感じられるのも『カティサーク 12年デラックス』の特長の一つです。
力強い味わいが特長の『カティサーク ストーム』などと比べると、『カティサーク 12年デラックス』は、穏やかな香り、そしてアメリカ市場を意識したマイルドで飲みやすい味となっています。アルコール度数は40度です。
カティサークのおすすめな飲み方は?
出典: https://belcy.jp
数多い商品展開されているカティサーク。そんなカティサークはウイスキー初心者にもおすすめと言われていますが、人気の飲み方って一体どんな飲み方なのでしょうか?お次は、ウイスキー初心者にもおすすめなカティサークの人気の飲み方についてご紹介します。
カティサークの飲み方①ストレート
「ウイスキーが大好き!」という方は、やっぱりストレートでカティサークをいただくのが最もおすすめです。ストレートだとカティサーク本来の香りや味わいをじっくりと楽しむことができます。熟成年数の若さからアルコール臭が鼻につく恐れがあるのでウイスキー初心者はストレートで飲むのを最初は避けておいたほうが良いでしょう。
カティサークの飲み方②水割り
ちょっぴりアルコール臭が強いとされているカティサークは水割りにするとウイスキー初心者の方も飲みやすいです。加水することによって、香り・味ともにクリアで飲みやすくなります。カティサークの爽快感を感じながらも、飲みやすくなる水割りはカティサークを初めて飲む方やウイスキーに慣れていない方が飲むべき飲み方とも言えます。
カティサークの飲み方③ソーダ割り
キリッと、そしてすっきりとした味わいが特長である『カティサーク』ですが、ソーダ割り…いわゆるハイボールにすると一層すっきりとした味わいが楽しめます。よく冷えたハイボールはウイスキー本来のおいしさを引き立たせてくれるのでカティサークに限らず、多くのウイスキーはハイボール割りがおすすめされています。
ご自宅でカティサークのハイボール割りを作る場合は、グラスいっぱいに氷を入れ、キンキンに冷やしたグラスにカティサーク1に対してソーダ3~4程度で割ってマドラーで混ぜるのが絶妙な割合です。また、ソーダの他に、ジンジャエールやトニックウォーターで割るとクセのない味わいに仕上がって飲みやすくなるのでおすすめです!
ウイスキー初心者は是非、カティサークを飲んでみよう!
カティサークの種類・飲み方ご紹介まとめについてはどうでしたか?1000円前後で購入できるという求めやすさや香り・味わいともにライトであることから、ウイスキーに飲み慣れていないという初心者の方にもおすすめなカティサーク。キリッとした味わいからカティサークはハイボールに使用するウイスキーとしても人気を集めています。
そんなカティサークは種類も豊富で、カティサークの味わいや香りは種類によっても異なるようです。まずはカティサークの原点とも言える『カティサーク オリジナル』を飲み、その後様々な種類のカティサークを飲んで自身のお気に入りを見つけてみましょう!「ウイスキー初心者で何を飲めばいいか分からない…」という方は是非、カティサークを飲んでみてください!