2018年06月22日公開
2024年07月20日更新
美味しい日本酒の人気ランキングTOP30!甘口・辛口別におすすめを紹介!
日本酒は数が多いので敬遠されがちですが、数や種類が多いので自分好みの日本酒に早い段階で当たれば、高い確率で日本酒が好きになるでしょう。なぜなら日本酒は味の幅がほかのお酒より広く、濃厚なものからあっさりしたものや、甘味が強いものから辛味が強かったりと、たくさんの種類があるからです。今回は、美味しい日本酒をお探しの方に、甘口と辛口に分けてそれぞれランキング形式でTOP30位まで美味しい日本酒をご紹介しています。ランキングの中から自分にあった美味しい日本酒を見つけてみてください。
日本酒選びに迷ったらこれ!
日本種の銘柄はなんと2万種以上あると言われ、どれがおすすめなのか分かりずらいお酒と言えます。そんな日本酒の美味しい甘口の日本酒はどれがおすすめなのか、辛口の日本酒を選ぶ際の参考にしたい方など、甘口か辛口かそれぞれ分けてランキング30位までご紹介しています。日本酒選びに迷われている方は参考にしてみてください。
美味しい甘口日本酒ランキングTOP30
甘口の日本酒は時間をかけて少しずつ飲めて風流を感じることが出来る一種のツールと言えます。日本酒が嫌いな方はだいたいの場合は、安い3級酒をはじめに飲んだことにより、まずい上に添加物が多いので変な酔い方をするため日本酒は良くないと判断します。しかし、本当に良いおすすめの日本酒というのは、変な酔いかたもしませんし、非常に美味しいです。そんな甘口の日本酒をランキング形式で紹介しているので確認してみてください。
1位:微炭酸が女性にも飲みやすい「屋守 純米」
東京都の酒蔵である豊島屋酒造の銘柄である「屋守 純米」が、甘口の日本酒ランキング1位です。この地酒「屋守」は、日本酒を飲みなれた通の方も一目置く、注目度が非常に高い銘柄の日本酒です。日本酒度-2の甘口でありながら、フルーティでありながら味わい深いく、時間をかけてゆっくりと飲みたい1本です。わずかな炭酸が日本酒慣れしていない女性にもおすすめのお酒となります。日本酒を初めて飲む方にも非常におすすめと言えます。
2位:皇室新年御用酒の「誠鏡・幻 まぼろし赤箱」
日本酒度プラスマイナス0という超甘口の日本酒がランキング2位です。リンゴ酵母で醸した日本酒は、皇室でも新年のお祝いに飲まれる本格的な甘口大吟醸酒になります。価格は少し高めですが、赤い箱で非常に美味しい甘口の日本酒は、お祝いに贈ると非常に喜ばれる1本となります。キレと爽やかな鼻から抜ける香りは、爽やかな林檎であり、洗練された味は飲み手を一瞬草原に連れていきます。甘口ながら口の中で自然となくなるキレも健在です。特別な日におすすめな銘柄です。
3位:蜃気楼のごとく幻の日本酒「十四代 龍の落とし子」
どこで手に入るのか不明。蔵元が住所や連絡先を公開していないため幻と呼ばれる「十四代」の甘口である「龍の落とし子」。山形県の高木酒造の高級銘柄の1本です。甘露な味わいは高級メロンのような芳醇かつとろみがあり、甘さの中に独特のキレがあります。値段は1本1800mlで35000円から40000円ほど高級ですが、ほとんどの方がリピートする人気です。甘口日本酒の堂々ランキング3位にふさわしい実力の日本酒と言えます。
4位:栄誉ある賞を多数受賞「北雪 YK35」
日本酒度-3の甘口である北雪は、ワイングラスでもい美味しく飲める日本酒で精製歩合が35%と非常に贅沢な、日本酒となります。長い期間低温で発酵させる手法を用いていているため、芳醇の中に洗練された細やかな味わいが楽しめるお酒です。日本酒アワードや海外のコンテストなどで、数々の金賞や賞を受賞していることから、その実力が伺えます。青い色の瓶がオシャレで贈り物としても喜ばれる日本酒です。
5位:脅威の甘口!日本度数-60「富久錦 Fu.」
ナンバー1の甘口である「富久錦 Fu.」もやは日本酒というよりは、甘美なスィーツや濃厚なフルーツジュースのような甘さです。日本酒を飲みなれていない方には、ちょっと不明な記号かもしれませんが、日本度数-60なんて数字は、異常な数値です。兎に角、甘い大甘口の日本酒を飲みたい方や、珍しい日本酒を飲みたい方にはお勧めです。珍しいので居酒屋などで見かけた場合は一度飲んでみることをおすすめします。
6位:南国のバナナのような「奥能登 白菊」
石川県輪島市の酒蔵の銘柄である甘口の白菊。南国のバナナのような芳醇で優しい、香りや味わいは、女性や日本酒初心者にもおすすめで比較的飲みやすい日本酒と言えます。甘露な甘口なのに後味や飲み心地が非常にスッキリしているので、気づいたら1本まるまる飲んでいた。なんてこともあるようです。日本酒の甘口の中では料理を選ばずに飲める甘口日本酒と言えるでしょう。
7位:観応的で甘美「真名鶴酒造 sow」
東北の福井の真名鶴酒造の銘柄である「奏雨sow」は、日本酒度-18なのでこちらの銘柄も甘口日本酒ランキングでもかなりの甘口です。とろみがある甘露な味わいというよりは、さっぱりとした柑橘系の果物を連想させる酸味が効いた日本酒になり、日本酒が嫌いな方や女性にも、その飲みやすさから非常に喜ばれる銘柄の一つと言えます。和食だけではなくイタリアンやフレンチとも相性抜群です。
8位:日本でも珍しい銘柄「越後鶴亀 ワイン酵母仕込み」
一般的な日本酒というのは清酒酵母を利用して、それに水とお米の材料で作られますが、この越後鶴亀はワインの酵母を利用して作られた日本酒と、甘口ワインや辛口ワインというジャンルを超えて、日所に珍しい日本酒と言えます。その芳醇な香りと疾走する爽やかな後味の飲み心地は、貴腐ワインに似た味を連想させます。日本酒好きな方から、不慣れな方までおすすめの銘柄です。
9位:微炭酸が爽快な生原酒「油長酒造 風の森」
数年前に日本で行われた、伊勢サミットでも提供された微炭酸の日本酒である「油長酒造の風の森」は、微炭酸と甘口の日本酒の味が、アルコールが入った日本酒ジュースのような味わいで、女性や日本酒に不慣れ方にも非常に大人気の日本酒となります。1本あたり720mlと飲み切りサイズのボトルで、価格も2000円を切る優良な銘柄です。日本酒が苦手な方にも非常におすすめの甘口な銘柄です。
10位:すっきり飲みやすい「酒屋八兵衛 伊勢錦」
三重県の元坂酒造の銘柄である「伊勢錦」となります。甘口の日本酒というと一般的には、とっろっとしていて口に残る感じのものが多いのですが、この伊勢錦に関してはすっきりとした口当たりで、飲んだ後もさわやかな印象を強く受ける日本酒です。甘口の濃さはあるのであすが、マスカットなどの清涼感も感じられるため、甘口でも非常に飲みやすいと言えます。幻の酒米である伊勢錦を使った日本酒を是非お試しください。
11位:地酒専門店での限定販売「夢山水浪漫 奥」
日本酒度プラス1の甘口の「奥」は、愛知県の南国のバナナを思わさる日本酒の香りと、濃厚なコクと甘味は飲む人にインパクトを与える日本酒です。愛知県から東京の地酒専門店での限定販売で売り出しているようですが、一部のネットショップなどでは2500円程度で購入可能です。重厚な中にほどよい余韻を感じさせる甘味があり、ゆっくると休みの日に飲みたい本格的な甘口の日本酒と言えます。
12位:新鮮な果実のような甘口「山間 10号」
思わず歓喜の声を漏らしてしまいそうな銘柄のお酒を輩出している、潟県の第一酒造の甘口「山間 10号」。四代目・武田良則氏が追い求める甘口日本酒である山間10号は、かめ口直詰めタイプの日本酒であり極少量生産になります。甘口日本酒の中でも特徴的な日本酒で、日を追うとさらに甘味が増すなどの特徴があり、数日かけてゆっくりと堪能したい1本になります。甘口日本酒の中でもバランス感覚に優れたお酒になります。
13位:飲むデザート!「村祐 黒 濃醇甘口」
甘口の日本酒の中でもとにかく甘味が強く、濃厚な甘味をもつフルーツのようなスィーツのような味わい深い日本酒になります。1本あたり720mlですが1万円前後の価格設定は、自分飲みというより贈り物であったり、記念日などに飲まれることが多い日本酒と言えます。甘味の中に上品さと優雅さを感じる1本です。甘口日本酒ランキングの中でも、非常に高額な部類の日本酒と言えます。
14位:徳島県の青い流星「三芳菊」
甘口の日本酒はフルーティなものが多いのですが、この「三芳菊」は蜂蜜を連想させる濃厚な強い甘味があり、飲む人にインパクトを与えます。その甘露な甘味は食事とともにというよりは、このお酒単体で楽しむことのほうがおすすめです。ロックや熱燗など楽しみ方は幅広く、時間があるときに1人でゆっくりと飲むと時間を忘れてお酒単体を楽しむことが出来る1本です。甘い中にもキレがあるので、飲み飽きない日本酒と言えます。
15位:お米の甘味を追求した特上甘口「極上の甘口」
日本酒の甘口の中でもかなり甘いです。特上に甘いです。なんと日本度数-50という数値は、一般的に甘口でも見かけません。砂糖などが足されているわけではなく、自然なお米が持つ甘味をとことん追求して作られた日本酒と言えます。甘味の中に濃厚さがあります。ここまでの甘口の日本酒は食前や食後に楽しむような飲み方が適していると言えます。アルコール度数はそれほど高くないので、女性などにも進めやすいお酒です。
16位:カップ酒革命「ふなぐち菊水一番しぼり」
コンビニで累計3億万本を短期間で売り上げた、ふなぐち菊水一番しぼりは、日本酒度-3と甘口ならが旨味を感じさせててくれる原酒になります。カップ酒といえば月桂冠や鬼殺しなどが有名ですが、それらの日本酒と比べるとびっくりするぐらい、濃厚で鮮度が高いフルーツを食べているかのような感動を覚えます。1本あたりの缶の価格も200円程度で、あの味は奇跡と言えます。缶詰めなので携帯性にすぐれキャンプなどにも最適です。
17位:果実酒のような濃厚「伊根満開 赤米酒」
日本酒度数-14の超甘口の部類にはいる「伊根満開 赤米酒・古代米」は、女性に非常に人気が高い商品です。熱燗などよりは冷蔵庫でキンキンに冷やして冷酒として飲むか氷を入れてロックで飲む方法が非常に美味しいです。和食にも合いますがパスタなどのイタリアンから、お肉料理などとの相性も抜群です。1本あたり720mlで2000円程度しますので、毎日飲むには高めですが美味しい甘口日本酒となります。
18位:浦霞醸造元を代表する酒「純米吟醸 浦霞禅」
日本酒度数+1の甘すぎない甘口日本酒である「純米吟醸 浦霞禅」は、瓶に張られているラベルがなんとも特徴的であり愛らしいですが、味や香り甘味などすべてのバランスが良く甘口の日本酒の中でも食中に合うタイプの日本酒となります。癖がすくなく日本酒通の方も、毎日用のお酒として利用されている方も多いです。一升瓶1本あたり2500円程度なので、紙パックの日本酒よりは高く感じますが、中身の充実しているので満足する1本です。
19位:飛騨の伝説ののごり酒「蓬莱 飛騨のどぶ」
甘口日本酒ランキングに伝説のにごり酒がランクイン。他社製品のにごり酒に比べるとにごりの量が2倍から3倍ほどの濃度で非常に濃い、にごり酒となります。なんと一升瓶まるごと1本で5兆個の酵母が住んでいます。食中酒というよりは日本酒を食べるような濃厚さです。13年連続してモンドセレクションを受賞し続ける本物趣向のお酒であり、ほとんど大量生産はせずに手作業で作られたお酒にになります。
20位:大人の極上スイーツ「超特撰 十段仕込」
日本一の酒造米として知られる山田錦のみで作られた、とろりとした濃密な蜂蜜のような日本酒になります。モンドセレクション金賞やアジアのワイン部門など、お酒のタイトルを複数受賞しています。1本あたり5000円の日本酒で見た目も豪華ですが、また飲みたい!と言わせるほどの旨味と甘味が詰まったおすすめの甘口日本酒となります。精米歩合40%と丁寧な作りです。しっかりと冷やして飲むと非常に美味しいのおすすめです。
21位:香り高い白ワイン「純米吟醸原酒 CEL-24」
精米歩合50%、日本酒度-14の丁寧に作られた甘口の日本酒になります。高知県で開発された酵母『CEL-24』を利用していて、そのままお酒の名前に付けていますが、製造元の土佐酒では非常に珍しい極甘口。微炭酸が高級なラムネ酒を飲んでいるかのような気分にしてくれます。常温よりはしっかりと冷蔵庫で冷やしたものを飲むのがおすすめです。
22位:ファンはジャケ買い「花の慶次 純米吟醸」
漫画の花の慶次が外箱に書かれているファン必見の甘口の日本酒になります。原哲夫さんの漫画は北斗の拳なども有名ですが、ジャケット買いをされる珍しい日本酒ですが、味もしっかりとしていています。甘口ですがスッキリとした後味でジャケットだけではなく、中身も満足度が高い1本です。
23位:チョコレートと合う「純米原酒 カワセミの旅」
カワセミがイメージされたラベルが張られている日本種である「純米原酒 カワセミの旅」は、フランスの有名なパテシエからショコラに最も相性が良い日本酒として紹介された銘柄です。チョコレートに合う日本酒ということなので、バレンタインにチョコレートと一緒にプレゼントする方もいるようです。しっかりとした甘口の中に繊細な旨味が体験でき、後味もスッキリしているので人気です。
24位:赤いラベルの「熟成ふなぐち菊水一番しぼり」
黄色のラベルの菊水ふなぐちをより熟成させた、赤いラベルが特徴的な熟成ふなぐち菊水一番しぼりは、コクと旨味が秀でた甘口の日本酒と言えます。熟成されているので、一般的な黄色の菊水よりとろみが強く濃厚さが特徴です。冷蔵庫でしっかりと冷やして飲む冷酒や氷をいれてロックで飲む赤い菊水は別格に美味しいです。こってりとした菊水を好む方は一度お試しください。
25位:果実の甘味が余韻に残る「東洋美人 純米吟醸」
甘口の日本酒と言えば、なかなか食中に合うものは少ないですがこの東洋美人は、クセがすくなく甘味と旨味があるのにすっきりしているので飲みやすい甘口日本酒となります。日本酒度-5なのでほどより甘味ですが、地元山口県では日本酒で有名な獺祭よりも、東洋美人のほうを好む人も多いのだとか。変なクセがなく居酒屋などでも置いてある店が山口県では多いのですが、他県で飲む機会があれば是非試したい一杯です。
26位:天下の宴の席に愛用「超特撰 惣花」
幻の日本酒と言われている製造方法は、日本酒の中でも特別な惣花酵母を利用して作られた日本酒になります。丹念に作られた日本酒になり昭和天皇即位式に提供されたり、お祝いの席で出される人気の日本酒となります。銘酒でありながら価格は決して高くなく、入手しやすい日本酒でさっぱりした甘味は料理を選ばず、非常に丹念に作られた日本酒です。
27位:鮮度と飲み方にこだわり「日本盛 生原酒 本醸造 」
日本酒度数-6の白い缶である日本盛 生原酒本醸造は、コクと旨味に優れたボトル缶タイプの甘口日本酒です。よく缶タイプの日本酒で菊水と比べられます。どちらも甘口でとろみがある原酒ですが、ワイン感覚で飲めるのでお酒そのものを楽しみたい方にもおすすめです。他に赤缶の純米吟醸と青缶の大吟醸が販売されていますが、 甘口日本酒では一番の甘味は白缶です。コンビニで手軽にうまい甘口日本酒を少しだけ飲みたい方におすすめです。
28位:旨味の濃度「特別純米酒 十水とみず」
日本酒度-7.0の甘口日本酒は、十石の米に対して十石の水で仕込む製法で江戸時代に後期に確立した手法です。一般的な酒造りをする際に利用される米と水の割合からすると、水が少なく濃度が高い日本酒になっています。アルコール度数が15度となっていますが飲んだと時に衝撃的な旨味と濃厚な甘味を感じ、贅沢なお米の香りや味を楽しめる1本となっています。
29位:常温でも冷やしてもOK「純米原酒 酒一筋」
日本酒通の間でもよく好んで飲まれるお酒になります。濃厚で芳醇な香りの中に、旨味と酸味が合わさった複雑な味を醸し出します。アルコールの度数が一般的な日本酒に比べると高いですが、常温でも冷やしても非常にうまいお酒です。特にこってりとした料理である中華料理やウナギの蒲焼、すき焼きなどと相性が抜群によく、お肉などと一緒に飲んでも楽しいお酒です。
30位:300年前の元禄時代の製法「男山 復古酒」
米と米麹のみでつくった超濃厚で超甘口な日本酒です。一般的な甘口の日本酒感覚で飲むと驚くかもしれませんが、飲んだ後は甘酒を飲んだような感覚に襲われます。たくさん飲むというよりは1杯づつのんで楽しんだり、へとへとに疲れた時にくぃっと一杯飲むと疲れが吹っ飛ぶほど美味しいです。かなり甘い日本酒になるので、甘いのが苦手な方にはおすすめしませんが、ロックで飲むと非常に美味しいです。
日本酒の辛口が好きな人は、だいたい日本酒を飲みなれた通の人が多いです。しかし、日本酒が辛口になればなるほど焼酎に近いお酒になり、焼酎党からすると日本酒ではなく焼酎でいいのでは?という疑問を持たれたりします。そんな辛口の日本酒を実際に飲んでみて本当におすすめできるものを、ランキング形式でトップ30にまとめてみました。辛口の日本酒を飲んだ事が無い人も、既に好きな方も是非参考にしてみてください。
美味しい辛口日本酒ランキングTOP30
日本酒の辛口が好きな人は、だいたい日本酒を飲みなれた通の人が多いです。しかし、日本酒が辛口になればなるほど焼酎に近いお酒になり、焼酎党からすると日本酒ではなく焼酎でいいのでは?という疑問を持たれたりします。そんな辛口の日本酒を実際に飲んでみて本当におすすめできるものを、ランキング形式でトップ30にまとめてみました。辛口の日本酒を飲んだ事が無い人も、既に好きな方も是非参考にしてみてください。
1位:日本最古の酒蔵が造る「春鹿超辛口」
辛口日本酒ランキング1位は、室町時代から代々続き日本中にその名前が広がった奈良酒の系統を引き継ぐ、春鹿超辛口になります。お酒を飲みつけない方なども春鹿の日本酒の名前は一度は聞いたことがあるかもしれません。春鹿超辛口は、日本酒度が+12と高いですが、コクとまろやかな口当たりが特徴で、奈良の地酒といえば春鹿超辛口になります。非常に歴史が古い酒蔵になります。蕎麦との相性が抜群なので一度試してみる価値はあります。
2位:秋田の古酒蔵の銘酒「刈穂 山廃純米超辛口」
秋田県の銘酒である「刈穂」になります。日本酒度+12と春鹿超辛口同様に高い数値を誇りますが、独特のクセが口の中で広がり、超辛口の日本酒好きの中では、名前が上がらないことが無い日本酒と言えます。冷やで飲むより熱燗か常温で飲むと、刈穂の独特のキレや個性を愉しむことが出来るでしょう。秋田県の秋田清酒の刈穂 山廃純米超辛口は1本あたりの価格も安く、特別な日でなくとも楽しめる辛口のお酒と言えます。
3位:入手困難「くどき上手 純吟辛口」
辛口日本酒ランキング3位は、ラベルが特徴的な亀の井酒造の銘酒である「くどき上手 純吟辛口」になります。辛口な日本酒の中に旨味が広がる、絶品辛口日本酒は、日本酒の旨味ランキングを作っても上位に入る実力です。フルーティでありながら洗練されたキレは後味が良く、ほとんどの料理に合う日本酒と言えます。数十年ほど辛口日本酒の人気商品として売れ続けているため、毎年品薄でプレミア価格になっていることもなるようで、見つけたら即購入の価値ある1本です。
ランキング4位:黄色い伝統酒「黒松剣菱」
辛口日本酒ランキング4位は、1505年に創業の兵庫に酒蔵がある「剣菱酒造」の日本酒である「黒松剣菱」になります。本格的な味にこだわり抜いた剣菱酒造は、日本酒好きならほんとの方がしっているメーカーで、手掛けるお酒に妥協無しという感じで、肩書より味というコンセプトのもとに、毎年お米の状態によって精米歩合を変えているほど、こだわりがあり妥協なしの1本です。
5位:千年の時をかけた酒造り「花の舞 純米酒超辛口」
辛口日本酒ランキング5位は、五穀豊穣を祈願する奉納の際に踊りの一つである「花の舞」から取った酒蔵である静岡の「花の舞酒造」の一本です。辛口の日本酒ですが、時間をかけて丹念にアルコール抽出しているため口当たりが柔らかく、さらっとした飲み心地です。この日本酒は熱燗よりも常温か冷やで飲むと透明な綺麗な日本酒を愉しむことが出来るでしょう。
6位:モンドセレクション受賞の「笹屋茂左衛門」
日本酒の大吟醸酒では初めてモンドセレクションで20年連続して金賞を受賞している「笹屋茂左衛門」がライクインです。日本だけではなく海外のシェルやお酒が好きな方にも非常に人気の辛口日本酒と言えます。精米歩合38%とお米の芯だけ利用したような贅沢な日本酒で辛みの中にも、ほんのり甘味があり飲みやすい日本酒と言えます。丹念に作られただけあり価格もそれなりにします。お祝いなどに最適な辛口日本酒の1本です。
7位:ガブガブ飲める「越乃景虎超辛口 本醸造」
辛口日本酒ランキング7位に入るのは、辛口の日本酒でも王道中の味を再現している諸橋酒造の日本酒になります。「越乃景虎超辛口 本醸造」は辛口ですが後味がスッキリしているため飲みやすく安定した味わいを実感できます。1.8リットルの瓶で2000円程度の価格なので普段のみに非常に最適です。熱燗よりは常温や冷やで飲むのが美味しく楽しめる飲み方です。
8位:山田錦100%「純米大吟醸 稲村屋文四郎」
辛口日本酒ランキングに8位は、青森の鳴海醸造店の日本酒になります。この酒造では最高のお酒のみに稲村屋文四郎という称号を付けるので有名です。味は濃厚なももなどを連想させるほどフルーティであり日本酒濃度も1.5とやや甘口より辛口日本酒になります。しかしさすがに、「純米大吟醸 稲村屋文四郎」というだけあり1本あたり10000円を超える日本酒となり、プレゼントに最適と言えます。
9位:鬼をも殺す超辛口「北海鬼ころし」
辛口日本酒ランキング9位の「北海鬼ころし」は、日本では一番北にある酒造会社でである国稀酒造の超辛口日本酒となります。日本酒に利用される水は、暑寒別岳連邦の雪解け水の湧き水になり、素材と製造方法にこだわりがあり北海道を代表する辛口日本酒の1本です。北海道の厳しい寒さが作る日本酒は、鬼も逃げ出すほどの超辛口で、無骨な日本酒が好きな方には非常にお勧めです。
10位:辛口日本酒の定番!「鬼ころしパック」
辛口日本酒ランキング10位の鬼ころしパックですが、スーパーなどでも見返る定番の日本酒ですが、北海道の「北海鬼ころし」とは全くの別の酒造メーカーになります。鬼とつくとなんだか日本酒にぴったりな感じがしますが、この鬼ころしは3リットルタイプも1200円から1300円程度で購入できるので毎日飲む辛口の日本酒に最適です。辛口ながらコスパが良すぎる点が非常に優れています。辛口の入門編に最適です。
11位:女性にもおすすめ「上善如水 純米大吟醸 瓶」
辛口日本酒ランキング11位は、白龍酒造が手掛けるお酒の一つで、あまり日本酒を飲みつけない方や女性の方にもフルーティでキレがあるなか、癖がないのでグイグイと何杯も飲んでしまえるほど、瑞々しい日本酒になります。熱燗よりも冷やしてのんだり、徳利に入れて冷やして飲む方法が適していると言えます。海外でもお酒が好きな方は好んで飲まれるお酒と言えます。
12位:老舗の本格派「上撰黒松白鹿 超辛本醸造」
辛口日本酒ランキング12位にランクインしたのが、今から400年ほど前に創業した酒蔵である兵庫県の「辰馬本家酒造」の「上撰黒松白鹿 超辛本醸造」の日本酒になります。日本酒度はプラス7の超辛口にあたりますが、熱燗から常温、冷やまでは幅広い飲み方で楽しむことができます。さわやかな口当たりで毎日飲んでも飽きません。価格も2000円程度と非常に入手しやすくお得です。
13位:日本一辛い辛口日本酒「山法師 純米爆雷辛口」
辛口日本酒ランキング13位は、日本酒度プラス18という超辛口の山法師 純米爆雷辛口になります。酒蔵は山形県の六歌仙になり、専用の酵母をつかったグレープフルーツのような香りと、さっぱりとした飲み心地が超辛口ですが人を選ばず人気の理由です。熱燗よりは冷やして飲むと非常に美味しいお酒です。こちらの日本酒も2000円台から購入できるので一度試してみる価値ある日本酒です。
14位:料理に合わせやすい大吟醸「瑞泉 純米大吟醸」
辛口日本酒ランキング14位は、山陰地方の鳥取に酒蔵がある「高田酒造」の純米大吟醸である瑞泉になります。日本酒度はプラス4と辛口というよりは中辛程度になり、フルーティで辛口ながらほんのりとした柑橘系の香りがあり、飲みやすい仕上がりです。日本酒の中では、大吟醸は料理に合わせにくかったりしますが、この日本酒はさっぱりしているので、肉や魚に合わせて楽しむことができるのが特徴です。
15位:いちごの香り「黒龍 純吟 純米吟醸」
辛口日本酒ランキング15位に登場したのは、辛口の日本酒好きにはたまらない黒龍の純米吟醸になります。一口飲むと、辛口の音符がリズムよく口の中で音楽を奏でるほどバランスが良く、一般的にある濃厚というよりは果実のいちごを連想させるような香りが特徴です。毎日飲むには少し高いですが、ちょっとだけ自分にご褒美のお酒として月に1本購入するのも良いかもしれません。1本1800mlでおおよそ4500円から5000円になります。
16位:飲む人を選ぶ!富山のド直球辛口!「銀嶺立山」
辛口日本酒ランキング16位にランクインしたのが富山県の銀嶺立山の本醸造になります。変化球を使わないド直球の辛口日本酒と言える無骨なお酒です。辛口の日本酒の中でも特徴的な強い辛みがあるので、初心者にはおすすめしませんが、居酒屋に1本置いてあると、日本酒が好きな方には非常に喜ばれます。富山の酒蔵の日本酒ですが9割がた地元の富山の方が消費しているのも特徴の一つです。
17位:くじらのボトルがシンボル「酔鯨 特別純米」
辛口日本酒ランキング17位には、高知県の日本酒である「酔鯨」。くじらのラベルがなんとも特徴的な日本酒ですが、高知の家庭酒といいましょうか、一般的な夜の晩御飯に合う辛口の日本酒と言えばわかりますいと思います。強くインパクトのあり飲みごたえのある日本酒になります。高知でとれるカツオの刺身などに合うのはもちろんですが、あっさりしているので料理全般に合います。
18位:日本酒度プラス25超辛口「刈穂 気迫の辛口」
秋田県の酒蔵の銘柄から、辛口日本酒ランキングに登場する辛口の中でも、超辛口な日本酒。瓶のラベルに張られているネーミングどうり飲むと作り手の気迫が伝わる日本酒と言えます。普通の日本酒のアルコール度数は15%前後ですが、この「刈穂 気迫の辛口」は18%なので、辛口の中でも重厚感がある男の日本酒と言えます。辛口の日本酒が好きな方には一度試してほしいお酒です。
19位:天然の花酵母「来福 純米吟醸 超辛口」
茨城県に酒蔵がある来福酒造の日本酒となります。辛口の日本酒の中でも香りは自然な発酵香のみで、辛口特有のキレとシャープな飲み心地が爽快感を生みます。創業から300年以上もたつ古い酒蔵であり、品質第一に考えて作られた日本酒は、日本酒が好きな方愛する人に飲んでほしいと徹底した管理で作られている日本酒の一つと言えます。1本1800mlで2500円程度なので、近江商人の酒作りを試してみてくさい。
20位:辛口通御用達!「長良川 超辛口+20」
辛口日本酒ランキング20位の「長良川 超辛口+20」。20と20が合いましたが偶然とは恐ろしいものです。このビールでいうとアサヒのスーパードライと同じカテゴリに入るのかもしれません。精米歩合65%ですが極限まで発酵させているため、糖分が少なくさっぱりしているので、ロックなどで飲むとまたお美味しいお酒です。サイズは720mlと小さいですが、岐阜県のお土産としても非常に人気の日本酒です。
21位:繊細でさっぱり「金陵 超辛口」
辛口日本酒ランキング21位に登場する、日本酒の蔵元「清酒金陵」の金陵 超辛口は、さっぱりすっきりと言うのが相応しい日本酒度はプラス15の辛口の日本酒です。キンキンに冷やして飲むかオンザロックがおすすめの日本酒になります。甘口の日本酒と違い、料理の味を邪魔しないためお肉も魚料理に合わせるお酒としても良いです。特に魚介類の刺身などとは相性は抜群です。
22位:東北一の超辛口「森の菊川 本醸造辛口原酒」
創業は嘉永2年の宮城県仙台の森民酒造の銘柄になります。日本酒度プラス20と非常に高く、東北では辛口日本酒ランキングのトップ3に入るほどの人気です。辛口の特徴であるキレとすっきりとした味わいは、ハーブの香りもほのかに香る森の菊川の醍醐味と言えます。辛口ながら米の旨味もしっかりと感じることが出来、日本酒好きにも納得の銘柄です。
23位:辛口党も納得の「久寿玉 超辛口本醸造原酒」
岐阜県高山市に蔵元を置く平瀬酒造が、辛口の日本酒好きの方のために作った1本でです。洗練された日本酒の味は、繊細な作業の中に最大限までじっくりと低温発酵されて作る製法です。アルコール度数が20%と一般の辛口の日本酒の中でもかなり高く、どしりとした重厚感は鋼鉄の戦車のようなズシリとした飲みごたえです。糖質が少ないので冷やロックで飲むと非常に美味しいです。
24位:老舗の英知と技術の結晶「雪の松島 醸魂純米酒」
日本酒をあまり飲まれない方は知らないかもしれませんが、大和蔵酒造は東北でも屈指のブランド力を誇り非常に有名です。ちなみにヤマトではなくタイワという読み方になります。酒作りの際に人の手が必要ない工程はほとんど機械に置き換え、安定した味と高品質でありながらコスパに優れた日本酒の数多く作っています。雪の松島は辛口の日本酒初心者でも安心して進めることが出来る一品です。
25位:クセ少ない超辛口「いづみ橋 恵 海老名耕地」
江戸安政4年に創業した酒蔵である泉橋酒造の銘柄「いづみ橋 恵 海老名耕地」が、辛口日本酒ランキングの25位となります。酒造りのために原料の精米から作るという徹底して材料にこだわり、日本酒度プラス20と超辛口の日本酒になります。超辛口ですがクセが少なく、何杯でも飲める日本酒は1本あたりの価格も安いため毎日の晩酌の際のお酒として最適です。香りも控えめなためほとんど料理を邪魔しないのも特徴です。
26位:確かな米のうまみが広がる「松竹梅 天(辛口純米) 」
2L紙パックの日本酒で定番の松竹梅が、辛口日本酒ランキング26位となります。松竹梅の天特有の二段階酵母仕込みにより、コクとキレがプラスされた辛口を探求した純米酒になります。松竹梅は宝酒造の銘柄ですがテレビCMなどでよく見かけるので日本酒を飲まない方も知っているかもしれません。3リットルの紙パックからちょい飲みようのワンカップまでサイズが幅広いのでお試し飲みの方にもおすすめです。
27位:辛口日本酒の大衆酒「福徳長 甲斐の酒超辛口」
焼酎・泡盛、日本酒にワインや梅酒などお酒全般に取り扱うオエノングループの銘柄になります。富士山がふもとの山梨の天然水で作り上げられた超辛口の日本酒は、一般的な大衆酒になりますが、辛口らいしキレとスッキリとした味わいが特徴です。辛口日本酒ランキングの中ではコスパに優れた部類に入ります。ラベルの甲斐は山梨のことで、自然な仕上がりの日本酒の辛口を安くで楽しみたい方におすすめです。
28位:蔵元の看板商品「真澄 純米吟醸辛口生」
創業350周年を迎える老舗の酒蔵である真澄酒造の銘柄である 「真澄 純米吟醸辛口生」。日本酒の材料として使われている、原料処理に徹底的にこだわり麹造りもモロミ造りにも一切妥協無く作っているため、非常に贅沢な1本と言えます。辛口ながら柔らかくフランスの日本酒コンクールで金賞を受賞するなど確かな実績を誇ります。精米歩合55%ですっきり感がありの辛口です。山菜や野菜と非常に相性が良く苦みの強いつまみにも会います。
29位:味も香りもコスパも良い「古蔵乃雫 純米」
新潟の蔵元である「越つかの酒造」の銘柄になります。創業も古く1781年から酒造りをしている老舗の蔵元です。家付き酵母の広島5号酵母という発酵菌を利用しているため、コクを抑えた飲み口がスッキリとした味わいが特徴です。1本あたりの価格も2000円を下回り、吟醸香もクセがなく毎日の晩酌に利用する方が多いようです。冷やに熱燗にどちらでも楽しめる辛口日本酒です。
30位:常温で美味しい辛口「一ノ蔵 特別純米酒 」
最後の辛口日本酒ランキングは、宮城県大崎市の一ノ蔵酒造の銘柄です。発酵に関わる微生物の管理や研究の追求から、酒造りには多くの微生物を採用しています。30位に登場はしていますが、自宅飲みでもお土産にも喜ばれるスッキリとした本格的な味わいで、日本酒好きがひそかに飲み続ける銘柄の一つと言えます。常温でも旨い辛口の日本酒をお探しの方は一度試してみる価値はあるお酒です。
日本酒は甘口辛口以外にも奥深い楽しみがある
今回は日本酒の中から甘口と辛口に分けて、それぞれランキング形式でおすすめの銘柄をご紹介させて頂きました。日本酒は種類が多すぎて、どれが良いのか分かり難く、はじめにハズレに当たると不味いイメージがついて敬遠しがちになります。日本酒を飲みなれない方も、新しく美味しい日本酒を探している方も、あなたに合うおすすめの1本を、是非見つけてみて下さい。