ホームベーカリーでパン作りを楽しもう!簡単初心者レシピを紹介!
ホームベーカリーを上手に使うと、食パンだけでなく初心者でも簡単にオリジナルのパンを作ることができます。ホームベーカリーは材料をセットすればボタン一つで食パンが焼けたり、菓子パンや惣菜パンを作る前工程のパン生地を発酵段階まで行ってくれる便利な機能があります。
目次
- 1ホームベーカリーで作る焼きたての食パンでいつもとちがう朝食を!
- 2ホームベーカリーは使い方もわかりやすいから変わり種食パンも簡単!
- 3食パン以外のパンにも使える初心者でも失敗の少ないホームベーカリー専用の粉
- 4ホームベーカリーで作れるお米パンとごはんから作るごはんパンのちがいは?
- 5面倒な生地はホームベーカリーにお任せ!オリジナルレシピで手作りパンを楽しもう!
- 6覚えておきたいパン生地の扱い方と成型のコツとポイント
- 7ホームベーカリーの他に便利な専用の器具
- 8手作りパンを作る前に覚えておきたいホームベーカリーで作る基本のパン生地
- 9まずはホームベーカリーで作った生地の基本的な扱い方をマスターしよう!
- 10パン生地コースで失敗なし!初心者でも簡単なバターロールを作ろう
- 11バケット生地で本格的なフランスパンも簡単に作れる
- 12使い方次第でメニューは無限大?ホームベーカリー活用法!
- 13パンだけじゃない!ピザ生地やナンもお任せ!
- 14おもちやうどんまで自宅で手作り!ホームベーカリーは年中無休
- 15【まとめ】食パンだけじゃない!進化し続けるホームベーカリーの機能でパン作りが楽しくなる!
ホームベーカリーで作る焼きたての食パンでいつもとちがう朝食を!
ホームベーカリーの使い方は簡単!材料を内釜に入れてスイッチを押すだけで、生地をこねる工程はもちろん、温度管理の難しい発酵から焼き上がりまですべて自動で行ってくれます。そのため初心者でも美味しいパンを作ることができる人気家電の一つで、食パンは材料を投入するだけで作ることができる基本のパンです。パンだけにとどまらずケーキや麺類、ジャムや餅をつくことができる機種まで登場しています。
タイマー機能で楽々!ホームベーカリーの焼きたて食パンの香りが目覚ましに!
ホームベーカリーにはタイマー機能がついていますので夜に材料をセットしておけば、朝焼きたてのパンの香りで目覚め、できたての美味しい食パンを食べることができます。普段トースターで市販の食パンをトーストして食べているなら、ホームベーカリーの焼きたてのパンとの味のちがいはその香りだけでも十分わかります。レシピを変えれば毎日ちがう味の食パンも気軽に楽しめます。
この他にも全粒粉食パンやライ麦食パン、レーズン食パンなどレシピは豊富です。タイマーを使用して作る食パンは材料自動投入機能のあるホームベーカリーなら簡単に作ることができます。
ホームベーカリーは使い方もわかりやすいから変わり種食パンも簡単!
食パンは材料を変えるだけで見た目はおなじようでも味や食感に大きな違いをつけることができます。またナッツ類やドライフルーツを入れたり、ココアパウダーを入れてチョコ食パンにしたりと食パンだけでもたくさんのレシピがあります。
ホームベーカリー初心者ならまずは基本的な使い方!基本の食パンを作ってみよう!
ホームベーカリーといえば食パンですが基本の使い方で大事なことはまずは説明書の通りに材料を用意することです。本やインターネットで紹介されているレシピはたくさんありますが、初心者ならまずは説明書の通りに材料を用意してはじめることをおすすめします。何度か使って好みの粉をみつけたり、レシピを参考にアレンジを加えてオリジナルレシピやレパートリーを増やして行きましょう。
ホームベーカリーを使えばウワサの食パンパン・ド・ミも簡単に!
パンドミ(パン・ド・ミ)はミミではなく中身(クラム)が多い食パンのことで、皮がうすくぱりっとした食感とは反対に中身のキメが細かくやわらかいのが特徴です。そのやわらかさを左右する重要なポイントは水分でが、この水分量を維持することが難しくホームベーカリーで作ることは不可能とされてきましたが、技術の進化にともなってホームベーカリーでも作ることが可能になりました。
生地にとことんこだわったパンドミ食パンが手軽につくることができる最新機種が人気となっています。
チョコレートや抹茶味の食パン
ホームベーカリー用ミックスを使ってチョコ食パンも簡単に作れます。使い方は箱の裏にも書いてあります。しっとりした食感と濃厚なチョコレートでもちもちのチョコレート食パンが楽しめます。
材料に抹茶粉末を加えれば簡単に抹茶の食パンが作れます。粉末系(ココアや抹茶など)の材料を加える場合はこねている間に材料がつぶれてしまう心配がないので最初から投入するだけでいつもの食パンと同じように美味しい食パンを作ることができます。
ドライフルーツの入った食パン
ホームベーカリーを販売しているメーカーによっては途中でブザーが鳴ってドライフルーツなどを投入する作業が必要なものもありますが、パナソニックのようにレーズン・ナッツボックスがあり材料を自動投入してくれる機能がついたものであれば、レーズン食パンやクルミ食パンなども投入する材料をセットするだけで簡単に作ることができます。
ドライフルーツもたくさんの種類が販売されていますので、加えるフルーツを変えるだけでいろいろな食パンにアレンジが可能です。
材料にこだわった食パン
ホームベーカリーには天然酵母食パンコースが搭載されたものがあります。パンは酵母が発酵する際に発生させるガスによって膨らみます。
ドライイーストはパンに適した微生物を人工的に培養させたもので、安価で市販のパンにも多く使われていますが、天然酵母は自然に果実や穀物に付着したものを使って培養するため、取り扱いが難しく手間と時間がかかり割高です。しかし酵母によって風味がことなるため、味にだわったパンが作れます。
素材にこだわったり、ダイエットやカロリーを気にしている方はバターなどの油脂量を調整したり、慣れてくるとホームベーカリーでオリジナルの低カロリーパンを作ることもできます。調味料の量を変更すると膨らまなかったり味が偏ったりすることが多いので、初心者の場合はサイトなどで紹介されているレシピを参考にして作ってみましょう。
ホームベーカリーなら食パンのほかにも豊富なレシピで初心者でもプロ顔負けのオリジナルパンが作れる
パン作りと言っても、例えばライ麦入り食パンやレーズン食パンなど、基本の食パンを作る材料に他の材料をプラスするか、材料の一部を変えるだけでボタン一つでできるものもあります。話題の「米パン」も同様に、説明書にある材料とコースをきちんとセットしておけば初心者でももちもちの米パンが簡単に作れます(米粉パンコースのあるホームベーカリー使用)。
食パン以外のパンにも使える初心者でも失敗の少ないホームベーカリー専用の粉
ホームベーカリーはボタン一つで食パンを作ることができますが、材料の投入はボタン一つというわけにはいきません。材料は各メーカーによって違いはありますが、基本的には小麦粉(強力粉)、塩、バター、ドライイーストやスキムミルクといった普段あまり使わない材料も必要となってきます。そのため初心者の方には分量間違いや入れ忘れが多いようです。
そこでホームベーカリー専用パンミックスが販売されています。専用粉にドライイーストと水を加えるだけで簡単に食パンを焼くことができるためリピーターも多く、通常の食パン以外にもチョコレート味やメープル味、ブリオッシュミックスや米粉パンミックスなどの種類がありインターネット通販などで購入することができます。専用粉にはドライイーストがセットになったものも販売されていますので、購入時には確認しておきましょう。
ホームベーカリーで作れるお米パンとごはんから作るごはんパンのちがいは?
2009年に国内で収穫されたお米の消費量が低迷していたため、お米の新たな利用方法で消費を促すための法律が施行され、2010年に三洋電機が発売した「GOPAN」をきっかけに米パンコースのあるホームベーカリーが続々と登場するようになりました。お米にはグルテンが含まれていないのでグルテンフリーダイエットにむいていると話題になり、現在ではスーパーやコンビニでもお米で作ったパンをよく見かけるようになりました。
お米100%ではない米パン
一口に「お米パン」と言ってもお米だけ使って作っているものばかりではありません。様々なレシピを見ていると、米粉だけで作ったお米100%のパンから、強力粉を加えて作るもの、小麦グルテンを混ぜて作るものなどがあり、小麦アレルギー対策やグルテンフリーダイエット目的で米パンを作るのであれば、グルテンを用いないレシピで作らないと意味がありません。
市販されている米パンミックスには、あらかじめ米粉にグルテンが混ざったものが多くみられますが、これは小麦粉に含まれていてお米には含まれない「グルテン」というパンを膨らますために重要な成分が米パンを作るためにも必要だからです。アレルギー用でグルテンフリーのお米パンを作るのであれば、小麦グルテンがミックスされていないか説明文をきちんと読んで確認しておく必要があります。
ホームベーカリーで使用する場合は、この他に砂糖・バター・スキムミルク・塩・ドライイースト・水が必要です。波里 お米の粉には小麦グルテンがミックスされていますので、小麦粉で作るパンよりやや膨らみの少ないもちもちのパンが焼けます。
炊き上がっているごはんから作るごはんパン
お米や米粉を使って作るパンとは別に、残り物のごはんに強力粉を混ぜて作るごはんパンは、他に基本の材料(砂糖・バター・塩・スキムミルク・ドライイースト・水)を加えて作ります。ごはんパンコースのあるホームベーカリーなら簡単にごはんのパンを作ることができます。小麦粉との相性もよくもっちりした食パンに仕上がります。
お米100%のパンはなかなか手に入りにくい
米粉パンの船がついた!大漁~☺#グルテンフリー#米粉パン#ニッポンハム pic.twitter.com/NFd2zicbmh
— yonekichi (@yonekichi17) January 19, 2018
お米100%のパンの特徴の一つに硬くなりやすいということがあります。お米パンは乾燥に弱く日持ちも短いため販売されているお店は少数です。そこで通販サイトならお米100%のパンを購入することができます。通販なのでネット注文で自宅まで届き、冷凍なので食べたい分だけ解凍すればよく便利です。しかしホームベーカリーを使って作ればできたてのお米100%パンを美味しく初心者でも簡単に味わうことができるのです。
面倒な生地はホームベーカリーにお任せ!オリジナルレシピで手作りパンを楽しもう!
パン屋さんに行くとたくさんの種類のパンが並んでいます。どこのパン屋さんでも目にするメロンパンやクリームパン、あんパン、くるみパン、フランスパンにイギリスパンなどその種類は数え切れないほどで、お店オリジナルのパンなどもたくさんあります。どれも手作りするのは難しそうですが、ホームベーカリーを使って基本の生地さえ作ることができれば誰でも作れるパンがほとんどです。
覚えておきたいパン生地の扱い方と成型のコツとポイント
パン生地を扱うときに重要なのは生地の保湿です。特に空気の乾燥しやすい冬場はパン生地を乾燥させないように表面に濡れた布巾を被せるか、ラップで覆うようにしてとり扱う必要があります。クッキー生地より粘りが強いのでうまくまとめるにはコツがあります。
ホームベーカリーの他に便利な専用の器具
パン生地を扱うためにはポイントを押さえておくことが大事です。成型することに夢中になって時間をかけすぎて生地を乾燥させてはいけません。濡れた布巾やラップをすることで生地の乾燥を防いだり、コネすぎてガスが抜け膨らみが悪くなったりしないようにするなど取扱には注意が必要です。そのためにも成型を手早くするために専用の調理器具が販売されています。専用の器具はホームセンターや製菓専門店などで販売されています。
パン生地を伸ばしたり厚さを均等にするために使う道具に「めん棒」があります。また生地を分割したり台にくっついた生地をはがしたりするときに大活躍するのが「カード(ドレッジ)」と呼ばれる板状のヘラのようなものです。さらに「パンマット」があれば余分な水分が適度に抜け、成型がしやすくなります。専門店でなくても百円ショップで手に入るものもたくさんありますので探してみてください。
手作りパンを作る前に覚えておきたいホームベーカリーで作る基本のパン生地
パンと言っても国によっては材料や配合が少しずつちがうため、パンの特徴も変わってきます。フランスパンやバケットのようにハードで甘味の少ないパンや食パンや菓子パン、惣菜パンのように生地自体があまくそれだけでも食べられるパンなどです。作りたいパンによっては当然元になる生地の種類もずいぶん変わってきますので作りたいパンが決まったらそのパン生地に必要な材料をつかって、専用のコースで生地を準備します。
パナソニックのホームベーカリーでは食パン生地・リッチ生地・ハード生地・天然酵母パン生地が主な生地となり、それぞれ成型したいパンによって基本となる生地の種類を決めておく必要があります。手作りパンを作る際に重要なのは生地を作る材料とホームベーカリーの正しい使い方です。美味しいパンを作るためにホームベーカリーに搭載された機能をフル活用しましょう。
まずはホームベーカリーで作った生地の基本的な扱い方をマスターしよう!
ハンバーグやウインナを包んだり乗せたりすれば惣菜パンを作れます。惣菜パンを作るなら、ホームベーカリーが生地をこねたり発酵している間に具材を準備しておく必要があります。具材を変えれば同じ生地を使ってたくさんの種類のパンが一度に楽しめますが、初心者ならまずはホームベーカリーの使い方に慣れることから。あまり凝ったものではなく、ちぎりパンのように天板に並べるだけで簡単にできるパンから挑戦してみましょう。
ちぎりパン
天板にクッキングシートを敷きその上に同じ形に丸めた生地を並べて焼くだけの簡単なパンです。ちぎって食べるのでくっついてOK!初心者でも失敗の少ない成型パンの一つです。
シンプルなちぎりパンに慣れてきたら、今度はワンランク上のちぎりパンに挑戦してみましょう。二色の色使いもかわいいちぎりパンです。この他にも多くの「ちぎりパン」レシピがネットで紹介されています。惣菜やクリームの入ったちぎりパンも人気です。
パン生地コースで失敗なし!初心者でも簡単なバターロールを作ろう
バターロール生地を使って作れるレシピはたくさんあります。バタロールと同じ成形をしても、材料を変えればそれだけで多くの種類のバターロールに変身します。バターロール生地はほとんどの成型パンの元になる生地でもあるので、手作りパンを作る時には一番おすすめで失敗がありません。めん棒の使い方をマスターしましょう。
成型パンを作るときに主によく使うめん棒の使い方は簡単そうに見えますが弾力のある生地を扱うのですこしコツが必要です。しかしベンチタイム(成型した後しばらく生地を休ませる)で膨らむのであまり神経質になりすぎなくても大丈夫です。
バケット生地で本格的なフランスパンも簡単に作れる
バケット生地はフランスパンのようなハード系のパンを作る生地です。特徴は外側が硬くパリっとした歯ごたえがあります。強力粉より中力粉を使うためグルテンが少なくパンが硬めに仕上がります。パン屋さんでよく見かける「ベーコンエピ」や「シャンピニオン」、「クッペ」などがあり、ホームベーカリーを使って作る場合はこの生地を使います。
ちぎって食べやすいベーコンエピはお店でも人気商品でどこのパン屋さんでも見かけます。あのベーコンエピもホームベーカリーを使えば簡単に作れます。生地にベーコンをはさんでつなぎ目を閉じたらハサミでカットして左右に広げるだけの簡単さです。成型する工程は見ているだけでも楽しいですね。
使い方次第でメニューは無限大?ホームベーカリー活用法!
ホームベーカリーの使い方を見ていると、パンだけではなくジャムや餡、おもちや麺類まで幅広くレシピが紹介されています。パンを作る前にホームベーカリーを使ってジャムを作っておけば、1台でジャムパンの生地から具材まで作ることが出来るのです。材料を変えればケーキが焼けるのも魅力的です。
ホームベーカリーの使い方でおすすめなのは、パン生地だけを作るのではなくパンの中に入れる具までも作ることができるで、ホームベーカリーがあればすべて手作りで作れるメニューが増えます。ジャムはもちろんあんパンの餡まで作れると手作り感がアップしますね。ほかにも本屋さんに行けばホームベーカリーのためのレシピ本がたくさんあります。
パンだけじゃない!ピザ生地やナンもお任せ!
食パンだけでも十分便利なホームベーカリーですが、カレーの時に一緒に食べる「ナン」も作れます。ナンにはレシピが色々ありますが、ベーキングパウダーを使わずにイーストを使ったナンはホームベーカリーのパン生地コースにお任せです。出来上がった生地を30~40分休ませたら、めん棒でナンの形(楕円)に伸ばし薄く油をひいたフライパンで両面を弱火で10分ほど焼くだけです!
またピザ生地も簡単に作れます。ピザ生地コースで生地を作ったら取り出してガス抜きをし、水分が飛ばないように濡れ布巾をかぶせて20分ほど休ませればめん棒で生地を丸く伸ばし、ピザソースと好きなトッピングをしてオーブンで焼くだけです!
おもちやうどんまで自宅で手作り!ホームベーカリーは年中無休
ホームベーカリーの機種によってはおもちやパスタ生地、うどん生地まで作れてしまいます。ホームベーカリーは持ってるけどあまり使わないなと思ったらパン以外のレシピを探してみましょう。機能の少ない機種でもオリジナルでパン以外の使い方を紹介しているサイトがたくさんあります。おもちがつける機種であれば年末は自家製の「おもち」や「年明けうどん」に大活躍ですね!
【まとめ】食パンだけじゃない!進化し続けるホームベーカリーの機能でパン作りが楽しくなる!
食パンから、手作りパンの生地作りが簡単にできるホームベーカリーは過去に何度もブームを巻き起こしている憧れの家電となっていて、今まさにブーム再来中です。グルテンフリーダイエットで話題になったことがきっかけで、自宅で簡単にお米のパンが焼けるようになったホームベーカリーが人気になるのも納得です。
ホームベーカリーは年々進化していて、レシピは本やインターネットで多数紹介されています。ボタン一つで初心者でも簡単にパンが焼けるホームベーカリーで楽しくパン作りを楽しみましょう!