2021年09月26日公開
2024年11月16日更新
イタリアの食べるスープ「ズッパ」の魅力に迫る!簡単な作り方も!
ズッパについてまとめました。イタリアのスープ料理であるズッパについて、その特徴や簡単な作り方を詳しく説明します。作る時のポイントも紹介しているので、今まで作ったことがなかった人もぜひ一度チャレンジしてみてください。
ズッパの特徴や簡単な作り方を紹介!
人参とひよこ豆のズッパ
— あなたのやりたい事に集中できるお手伝いをします コンシェルジュ寺田真理(まりりん) (@marymarinba) January 25, 2019
インフルエンザ復活後、あまり食べられません
食べてないからフラフラ。
体温も下がって、このままだと免疫力下がりすぎてしまうので、
頑張って食べる。
ズッパは食べるスープ?
ホッとする味。
イタリア料理て、よく「マンマの味」という言葉を聞くけど、日本はない? pic.twitter.com/2sJoGAcbgQ
ズッパは日本ではあまり聞き慣れない料理ですが、イタリアでは古くから家庭料理として食べられてきました。本記事では、ズッパの特徴や簡単な作り方をまとめました。作り方のポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ズッパの特徴
たっぷりの具材とパンを味わう「食べるスープ」
期間限定メニュー
— Trattoria ITALLICA(イタリカ) (@t_itallica) October 9, 2020
リヴォルノ風魚介の煮込(カッチュッコ)
魚介をトマト等で煮込んでスープとともに食べる『ズッパ ディ ペッシェ』はイタリア全土の海沿いの郷土料理として見られますが、トスカーナの素朴な漁師町リヴォルノでは赤ワインで5種類以上の魚介類を煮込み、カッチュッコと呼ばれます。 pic.twitter.com/JwCufHKE3I
ズッパはイタリア語で「Zuppa」と書き、日本語に直すと「スープ」という意味になります。具材がたっぷりと入っているのが特徴で、もともとは固いパンを浸すための汁物として使われていました。
現在ではパンも具材のひとつとして使われることが多くなり、食べるスープとして人々に親しまれています。ミネストローネやポトフにも似ていますが、それらよりも汁気が少なく味のバリエーションも豊富です。
地域や家庭ごとにさまざまなアレンジがある
「細胞のすみずみまでしみわたる、具だくさんのレンズ豆のズッパ(イタリア版、食べるスープ)」🥄 pic.twitter.com/K9CQs1ExA0
— 田舎風 自然派イタリア料理 ルナマリーナ 「美味しさ」と「安全・栄養 」の融合へ向かって・・・ (@sakonkatsutake) November 27, 2017
ズッパはもともと家庭料理であったため、その地域や家庭ごとに味も種類もさまざまです。よく見かけるズッパには魚介を使ったものや豆を煮込んだもの、トマトやかぼちゃなどを使ったものなどがあります。
同じズッパでもそれぞれ特色が異なり、その地方ならではの味を楽しむことができます。基本的なズッパは塩やオリーブオイルで味をつけたシンプルなもので、他に余計なものは一切加えません。野菜からの旨みだけで仕上げるので、体にも良く健康的です。
パンの代わりにミニパスタを入れることも
スープパスタ
— キーコ (@kiikolog) March 30, 2021
たくさん食べて飲んだ週末明けの月曜日は軽めのメニュー(お酒なし)
野菜の皮やヘタで取ったスープに星型のパスタを入れました✨#おうちごはん #スープパスタ pic.twitter.com/YwW8nAbELH
ズッパはいろいろなアレンジができるので、パンの代わりにミニパスタが使われることもあります。日本ではあまり見慣れないミニパスタですが、イタリアではいろいろな種類のミニパスタが売られています。星の形をしたような可愛い形をしたものもあり、見た目をおしゃれにしたい時にもおすすめです。
ズッパの簡単な作り方
材料・作り方
【材料】(4人分)
- 玉ねぎ 1個
- にんじん 50g
- セロリ 50g
- くず野菜 適量
- 水 1200cc
- バター 10g
- 塩 小さじ1〜
- 黒コショウ 適量
- フランスパン 4切れ
- とろけるチーズ 適量
- ドライパセリ 少々
【作り方】
- セロリは筋を取り、小さめのさいの目に切ります。
- にんじんは皮をむいて、小さめのさいの目に切ります。
- 玉ねぎは皮と芯を取り除いて薄切りにし、皮はよく洗います。
- お茶パックの中に野菜の皮や芯などのくずを入れます。
- 鍋に1、2、4を入れて水を加え、火にかけます。
- 沸騰したら弱火に落とし、蓋をして煮込みます。
- フライパンにバターを入れて熱し、玉ねぎを入れます。
- 塩を加えて軽く混ぜ、中火のまましばらく放置します。
- 3分ほどしたら時々水を加えて混ぜながら飴色になるまで炒めます。
- 9を鍋に加えます。
- フライパンにスープを適量入れて火にかけ、旨みをこそげ取ったら鍋に戻します。
- 鍋を中火にしてアクを取ります。
- 再び弱火に落とし、蓋をせずに30分ほどじっくり煮込みます。
- 焼いたフランスパンを耐熱容器に入れておきます。
- お茶パックを取り出し、黒コショウと塩を加えて混ぜます。
- 14にスープを注ぎ、グリルで5分加熱します。
- チーズを乗せて、もう一度グリルで2〜3分焼きます。
- ドライパセリをかけたら完成です。
ズッパは基本的に使う材料は自由ですが、ここでは野菜の旨みがたっぷりと味わえる玉ねぎのズッパを紹介します。じっくりと飴色になるまで炒めた玉ねぎを使うことで、コクと旨みの強いスープに仕上がります。顆粒だしなどを使っても良いですが、その場合は塩の量を減らすなどして味を調整しましょう。
作るときのポイント
ヒャホー!!ズッパ!玉ねぎのズッパよー!! pic.twitter.com/MXPqv8RC9m
— たみ@インターネット作文ウーマン (@tami_writer) September 22, 2021
玉ねぎのズッパは、玉ねぎをしっかりと飴色になるまで炒めるのが美味しく作るポイントです。火力が強すぎたり放置時間が長すぎたりすると焦げてしまうので、玉ねぎの状態を注視しながら炒めるようにしましょう。また、野菜の大きさを揃えることで、火の通りが均一になって美味しく仕上がります。
ズッパはアレンジ自在なイタリアの家庭料理!
昨夜のズッパディペッシェ🥘
— カロン @料理🍽ゴルフ⛳️自転車🚴♂️京都の人 (@vinovino0505) May 20, 2019
イタリア風のブイヤベースな感じ。
にんにく、玉ねぎ炒めてイサキのぶつ切り、エビ、イカ、ホタテ、あさり、ホールトマトと魚の出汁、サフランなど。あさりNGな奥さんもスープなら大丈夫( ˊ̱˂˃ˋ̱ )魚介の旨味が詰まったスープをパンに染み込ませて食べる😋#おうちごはん pic.twitter.com/z3ziu2yyCQ
ズッパの特徴や簡単な作り方についてまとめました。ズッパはいろいろなアレンジが楽しめるイタリアのスープ料理で、家でも簡単に作ることができます。栄養がたっぷりで体も温まるので、寒い日の朝ご飯やランチなどに活用してみてください。