もつ鍋のレシピ11選!人気の博多風醬油や味噌・塩味など紹介!

寒い季節になると、食卓を鍋で囲む機会がぐっと増えてくると思いますが、鍋物の中でもひと際人気なのがもつ鍋です。もつ鍋はブーム到来から今まで不動の人気を保っています。コラーゲンたっぷりで美容効果もあることから、男性だけではなく女性も数多くこのもつ鍋を支持していることが理由としてあります。そんなもつ鍋を自宅で美味しく食べることができればお財布にも優しく、回数も多く食べることができますので、今回はもつ鍋レシピの中でも特に人気のレシピを紹介していきます。

もつ鍋のレシピ11選!人気の博多風醬油や味噌・塩味など紹介!のイメージ

目次

  1. 1もつ鍋のレシピ11選で本場の味を家庭で楽しむ!
  2. 2もつ鍋の博多風しょう油味の人気レシピ
  3. 3もつ鍋の本場味噌味の人気レシピ
  4. 4もつ鍋の本場塩味の人気レシピ
  5. 5もつ鍋はしめまで楽しもう!
  6. 6もつ鍋を自宅で美味しく作るコツ
  7. 7もつ鍋の人気レシピで体温まる食卓を!

もつ鍋のレシピ11選で本場の味を家庭で楽しむ!

もつ鍋を食べるとなると、どうしても外食のイメージがあると思いますが家庭でもお店に負けないくらいのクオリティーを見込めるもつ鍋を作ることができます。鍋と言えばスープが大事ですが、王道のしょう油ベースから始まり、味噌ベース、塩ベースの3種類のスープを元にしたもので数多くあるレシピの中から選りすぐりのお店顔負けのレシピを紹介していきます。自宅でも本場の味をぜひ再現してみてください。

もつ鍋の博多風しょう油味の人気レシピ

シンプルで人気の「しょう油ベースもつ鍋」

まずは、なんといっても王道で基本のもつ鍋と言っても過言ではないしょう油ベースのもつ鍋のレシピを紹介します。材料は3人前から4人前で、キャベツ1/2玉、もやし2袋、ニラ1束、牛もつ500g、乾燥にんにくチップ適量、白ごま適量、輪切り唐辛子適量、水4カップ、和風だしの素4g、鶏がらスープの素大さじ2、薄口しょう油大さじ6、みりん大さじ2、砂糖小さじ1、にんにくチューブ5cm、ショウガチューブ5cmとなります。

作り方ですが、まずはもつをきれいに洗ってぬめりを落として一口大に切っておきます。もし臭みなどが気になる場合は、さっと湯通しするといいです。次は、鍋に水から始まり、だしの素、調味料、にんにくチューブ、ショウガチューブを全て溶かし入れた後に、もつも入れて中火にかけます。火が通ると灰汁が出るのでそれをすくい、灰汁が出なくなったら一旦火を止めます。

次に、大きめにざく切りにしたキャベツをドーナツ状に入れて真ん中にはもやしをどさっと盛ります。その上に食べやすい長さに切ったニラを一列に並べ、そこににんにくチップや、輪切り唐辛子、白ごまなどをお好みの量トッピングして、強火にします。そうするとどんどんスープの量が増えていき、キャベツがしんなりしたら中火に戻して完成となります。

ダイエット中におすすめの「野菜たっぷりのあっさりもつ鍋」

材料は5人前で、牛もつ400g、キャベツ1玉、ニラ2束、ゴボウ1本、にんにくスライス適量、輪切り唐辛子適量、水10カップ、酒お玉1、みりんお玉1弱、しょう油お玉1と1/2、塩少々、昆布茶小さじ1、ウェイパー大さじ1と1/2ですが、もしなければ鶏がらスープの素で代用できます。野菜もこの他にお好みでもやしや豆腐、ネギなどを加えても美味しいです。

作り方ですが、まずは鍋に、塩以外の調味料と水を入れて沸騰したら一旦火を止め、塩を適量振って味を調えます。次に牛もつを加えますが、新鮮な生もつの場合はそのまま入れて気になる場合は、軽く湯通ししておくといいです。次に大きく切ったキャベツ、長めに切ったニラ、ゴボウはささがきにしたものを好みの配置で鍋に投入して、その上ににんにくや唐辛子をトッピングして中火から強火にかけます。

中火から強火にかけて、キャベツがしんなりしたら完成となります。このレシピはスープは非常にあっさりしておりキャベツやゴボウなどの野菜がたっぷり入っているので、ダイエット中の食事としても最適です。スープもくどさがないので、飽きることなくどんどん食べることができるのでおすすめのレシピとなります。

シンプルで簡単な「博多もつ鍋」

材料は、牛もつ300g、キャベツ1/2玉、ニラ1束、にんにく1~2片、しょう油大さじ3、薄口しょう油大さじ1、みりん大さじ2、酒大さじ4、ほんだし小さじ2、水4カップ、豆腐半丁、刻み唐辛子適量となります。作り方ですが、まず下準備として、もつをよく洗っておきます。それでも油や臭みが気になる場合はさっと湯通しします。キャベツは5cm角、ニラも5cm幅に切ります。豆腐は食べやすい大きさにしておきます。

次に鍋に、水、調味料、スライスしたにんにくを入れてひと煮たちさせます。その後、もつとキキャベツを入れてしばらくすると、キャベツが沈んできます。そこで豆腐を入れて更にその後ニラも入れて全体に火が通たら完成となります。非常にあっさりした味わいで食べやすいのが特徴です。しめの時もお腹に余裕があるのでしっかりちゃんぽん麺で最後まで堪能できる一品です。

簡単で野菜たっぷりの「キャベツとニラのたっぷりもつ鍋」

材料は、生もつ400~500g、キャベツ600g、ニラ2束、小麦粉大さじ2、玉ねぎ1個、鶏がらスープの素大さじ1、しょう油大さじ3、酒大さじ3、水4カップ、にんにく2片となります。次に下準備として、もつに小麦粉を全体的にまぶしてもみこんだ後流水で流します。そうすることで、もつの臭みを小麦粉が吸い取ってくれます。その後、沸騰したお湯に2分ほどもつをいれて湯通しします。

キャベツはざく切りに、ニラは4等分、玉ねぎは厚めの薄切りに、にんにくも薄くスライスしておきます。次に、鍋に水と調味料を溶かし入れて沸騰したら、もつとニラ以外の野菜を全て入れます。全体的に火が通り、キャベツがしんなりしたら、最後にニラを入れてニラも火が通ったら完成となります。

あとは、お好みで唐辛子を入れたりごまをいれてもいいですし、もし子供のいる家庭でもつが苦手な人がいた場合は、鶏肉をいれても美味しく食べることができます。

もつ鍋の本場味噌味の人気レシピ

豚もつと豚バラで絶品「味噌キムチもつ鍋」

この味噌味ベースのもつ鍋は、スタミナや栄養も満点でお腹が大満足間違いなしの一品です。材料は、3人前で下茹でしてある豚白もつ150g、豚バラスライス150g、白菜4枚、ネギ1本、ニラ1/2束、大根3cm分、水1と1/2カップ、キムチの素大さじ2、味噌大さじ1となります。

作り方ですが、まずは白菜と豚バラを食べやすい大きさに切っておき、ニラは4cm幅、ネギもだいたい4cm幅の薄切りにして、大根は5ミリ幅のいちょう切りにしておきます。大根の代わりにカブ1/2個で代用も可能です。次に、鍋に水、キムチの素、味噌を混ぜ入れて大根と白菜の芯の部分ともつ、豚バラも入れます。その上にかぶせるように、白菜の葉の部分、ネギ、ニラをのせて蓋をし、火にかけます。

その後、沸騰してきたら弱めの中火に火を落としておきます。その後、大根に火が通りやわらかくなったら全体にも火が通ってますので、それで完成となります。辛めが好きな方は、コチュジャンや豆板醤を入れても美味しくなります。また、大根の代わりにカブを使うと、甘みも増して辛いものが少し苦手な方にはおすすめです。

まさに専門店の味「白もつの味噌煮込み鍋」

材料は2人前で、下処理した白もつ300g、ゴボウ1本、ニラ5本、豆腐1/2丁、にんにくすりおろし1片、味噌大さじ3、中華スープの素小さじ1となります。作り方はまず下準備として、ゴボウの皮をむいてささがきにしておき、ニラは4cm程度に、豆腐は食べやすい大きさに切っておきます。

次に水をたっぷり入れた鍋にもつを入れて、沸騰したら水を取り替えて再度沸騰させます。これは余分な油や、臭みを取るのに必要で茹でこぼしとも言い、出来上がりの味の8割がここで決まると言っても過言ではありません。次に新しい鍋に水を3カップ入れて中火にかけて、調味料を全て溶かし入れたらもつを入れます。火が通ってきたら、野菜類を全ていれて15分ほど煮込んで完成となります。

博多名物!「味噌味もつ鍋」

材料は5人前で、牛もつ800g、にんにく3片、赤唐辛子2本、キャベツ1と1/2玉、ニラ2束、焼き豆腐1丁、ごま油大さじ1、ごま適量、鶏がらスープ8カップ、しょう油80cc、味噌100g、みりん50cc、酒大さじ2、砂糖大さじ1、塩小さじ1となります。次に下準備として、もつは湯通しした後さっと冷水で洗い流しておきます。キャベツはざく切り、ニラは4等分、にんにくは薄くスライス、焼き豆腐は12等分しておきます。

赤唐辛子は、種を取り除いておきます。辛めが好みの場合は小口切りにしておくといいです。次に、鶏がらスープとその他の調味料を混ぜ合わせておきます。それとは別の鍋にキャベツをたっぷり入れて、もつと焼き豆腐、にんにく、赤唐辛子も合わせて入れていきます。その後、先ほど混ぜ合わせておいたスープをたっぷりと、キャベツの入った鍋に注ぎ、火にかけます。

キャベツがしんなりしてきたら、その上にニラを入れて、ごまも振りかけます。更にそこにごま油を回し入れて鍋に蓋をします。だいたい2分くらいでニラにも火が通りしんなりしたら完成となります。このスープは非常に濃厚で、ごま油も入れているので風味も非常に豊かです。ここでのしめはラーメンが最適と言えます。

もつ鍋の本場塩味の人気レシピ

シンプルでも旨味凝縮「トマト入り塩もつ鍋」

一見、もつ鍋にトマトなんて合わないのでは?と思う人もいるかと思いますが、塩味ベースのスープにトマトの酸味がうまくマッチしていて非常に美味しいので、一度騙されたと思ってぜひ作ってみてほしいおすすめレシピの一つになります。

材料は、3人前となっています。牛もつ400g、キャベツ400~500g、ニラ1束、もやし1袋、トマト中玉2個、にんにく適量、唐辛子が適量、水3カップ、白だし大さじ1、ダシダ大さじ1と1/2程度、塩小さじ1程度、ごまが適量となっています。白だしがなければ、3倍濃縮の麺つゆで代用できますし、ダシダは韓国の万能調味料で牛肉エキスがベースになっているものですが、なければ鶏がらスープの素で代用できます。

下準備として、まず牛もつですがとても新鮮な場合は水洗いだけでもいいですが気になる方はやはりさっと湯通ししておきます。キャベツは食べやすい大きさに、ニラはだいたい5cm程度の長さに切っておきます。トマトは湯剥きしておきます。ちなみに、このトマトはトマト缶でも代用できます。

作り方ですが、鍋に水とその他の調味料を溶かし入れた後に、ニラとごま以外の材料を全て入れて強めの中火にかけます。火が通り鍋の中がぐつぐつ煮えてきたら、一度スープの味見をしておきます。味が薄いと思ったら、ダシダや鶏がらスープの素、塩などで好みの濃さに調整していきます。その後、ニラを上にかぶせるように入れて、好みで唐辛子やごまを入れて、ニラがしんなりしたら完成となります。

あっさりスープが魅力の塩もつ鍋

材料は、もつミックス300g、キャベツ1/2玉、ニラ1束、もやし1袋、玉ねぎ1個、昆布7cm×7cm、水5カップ、にんにく2片、鶏がらスープの素大さじ1、塩小さじ1、みりん大さじ1、白だし大さじ1と1/2、ほんだし小さじ1、すりごま大さじ1、唐辛子、一味唐辛子適量となります。

まず下準備として、キャベツは大きめのざく切りにして玉ねぎはくし形に、ニラは4等分に切っておき、にんにくは薄くスライスします。作り方は、鍋に水と昆布を入れて火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出したらもつを入れます。灰汁が出て来たら取り除いてください。その後、調味料を全て加えて再沸騰させます。沸騰したら、最初に玉ねぎ、次はもやし、キャベツ、最後にニラを入れて蓋をして10分煮込んで完成です。

お好みで、唐辛子やごまを仕上げにかけてもいいですし、小さな子供がいる家庭ではもつの量を少し減らして豚肉を加えても美味しいです。スープが非常にあっさりしているので最後の方がしょっぱくなったり飽きるということがあまりなく、スープもけっこう飲めてしまうほどです。

ダイエッター必見!ヘルシーで簡単な炊飯器で塩もつ鍋

なんと、もつ鍋が炊飯器で簡単にできてしまうという驚きで人気のレシピとなります。材料は2人前で、もつ400g、キャベツ1/4個、ニラ1束、にんにくスライス2個、水もしくは出し汁1カップ、塩小さじ1、輪切り唐辛子1本となります。まずは下準備でもつを沸騰した鍋に入れて軽く茹でて、ざるにあげておきます。下処理が済んでいるもつであればそのままでも構いません。

キャベツ、ニラはざく切りにしておきます。次に炊飯器に、キャベツとニラ以外の材料を全て入れて炊飯ボタンを押します。20分後にキャベツを入れて、更にその10分後にニラを入れます。その後、炊けたら完成となります。このレシピは、あくまでもダイエット用なので非常に薄味の仕様になっていますので、特にダイエットを考えてない人はお好みで塩分などを調整してください。

博多名物同士のコラボレーション「明太子もつ鍋」レシピ

最後に紹介する人気のレシピは、なんと博多名物同士を合わせてしまうという明太子もつ鍋です。普通のもつ鍋に少し飽きてきた方におすすめです。この明太子もつ鍋はスープの味を選びません。しょう油でも味噌でも塩でもどのベースのスープにも非常に合いますので明太子好きな方はぜひ一度試してみてください。

材料は3人前で、牛もつ200g、明太子170g、にんにく1片、ニラ1束、キャベツ1/2玉、ゴボウ適量、市販のもつ鍋スープ1袋となっています。作り方は、鍋にスープを入れて沸騰させたら下処理の済んでいるもつを入れて、また再び沸騰したら、食べやすい大きさに切ったニラ以外の野菜を入れます。キャベツに火が通ったら、ニラをのせてしんなりしたら更にその上に明太子を乗せてひと煮立ちしたら完成となります。

最後のしめは、やはり明太子を使っているのでご飯が良く合います。残ったスープにご飯、卵、ネギなどをいれて雑炊にしてもいいですし、洋風であればご飯、粉チーズ、卵黄、ブラックペッパーを入れたリゾット風にするといいです。

もつ鍋はしめまで楽しもう!

鍋と言えば、最後にはしめが楽しみだったりします。野菜や肉が溶け込んだ旨味たっぷりのスープにご飯や麺を入れて雑炊やラーメン、うどんなどを食べて鍋を最後まで楽しめるうえに、お腹もしっかり満たされるという魅惑のしめですが、当然もつ鍋にもしめはあります。もつ鍋においてのしめは、オーソドックスにちゃんぽん麺を最後に入れるのが主流ですので一つレシピを紹介します。

ごまを加えて香ばしく「簡単しめちゃんぽん」

もつ鍋の残ったスープにちゃんぽん麺を投入して、仕上げにごまを振りかけたら出来上がりという非常にシンプルかつ、簡単なしめのメニューの一つになります。ポイントは少し、もつ鍋の野菜やもつを残しておいた方が、より美味しく食べることができます。仕上げにごまをお好みで振りかけることによって、香ばしさも増して、しめにはふさわしい一品です。

ちゃんぽん麺以外のしめメニュー

しかし、絶対ちゃんぽん麺でなくてはならないということはありません。はっきり言ってしまえば、しょう油ベースでも味噌ベースでも塩ベースでも、これには絶対これ!という決まりはないのです。例えば、人気のレシピからですと、トマト入り塩もつ鍋の場合はやはりトマトがアクセントになるので、ご飯とチーズ、黒コショウと仕上げにオリーブオイルを回し入れたらトマトチーズリゾット風にできます。

味噌ベースの人気レシピの味噌キムチもつ鍋ですと、ちゃんぽん麺でもご飯でも、うどんでも何を入れてもしめとしては最高です。味噌の味とキムチの味がしっかりスープに出ていますし、それにプラスして野菜や豚もつの旨味も加わって味が薄くもならずしっかりしているので、しめのために調理する必要はなく、ただ、麺やご飯などを入れるだけで充分です。

しょう油ベースの人気レシピから、王道の博多風もつ鍋のしめですとやはりちゃんぽん麺を選ぶ人が多数だと思われますが、ご飯が合わないというわけでもありません。ご飯に、溶きほぐした卵を回し入れて小ネギを刻んで入れたら非常に美味しい雑炊に早変わりです。このように、家庭でもつ鍋を作るとしめも家庭それぞれで好みのものを自由に入れることができる楽しみも増えます。

もつ鍋を自宅で美味しく作るコツ

スープをプロの味にしよう

鍋物全般において、スープというのは非常に重要で味の全てがそのスープで決まってしまいます。なので、このスープをちゃんと作ることこそ、お店の味に負けないもつ鍋を作ることに繋がりますのでここでは王道で人気の失敗しないしょう油ベースのスープの作り方を紹介します。

水が3カップに対して、鶏がらスープの素大さじ1半、しょう油大さじ2、みりん大さじ2、和風だしの素大さじ1/2、にんにく1片となります。これが基本中の基本のしょう油ベースのもつ鍋スープの材料です。作り方は至って簡単で、材料全てを鍋に入れて火にかけるだけなのですが、ここでポイントが一つあります。それは灰汁が出たら、都度丁寧にとるということです。それだけで本格的なもつ鍋スープができてしまいます。

メイン野菜はキャベツとニラ

もつ鍋においての野菜と言えば、キャベツとニラに尽きると言えます。キャベツの甘みとニラの風味がまたもつに非常によく合い、最高の組み合わせですがそれ以外の野菜を入れたらダメということは決してありません。他にもゴボウや豆腐、もやしなどはよく合いますし、鍋物は基本的に絶対この材料でなければだめだということはありませんので、基本のキャベツとニラさえ外さなければもつ鍋として成立します。

新鮮もつは炙ると絶品に!

もつ鍋を作る際に、スープに入れる前のもつを軽く炙ることによって余分な脂を落としてくれて、それだけでなく香ばしさも出て非常に美味しくなります。ただ注意点として、炙りすぎは厳禁です。脂も落としすぎると旨味がなくなりますし、基本的にもつは火に通すと小さくなってしまいますので適度に少し焦げ目がつくくらいガスバーナーで炙るといいです。

もつの下処理方法

もつ鍋において、スープの次に非常に大事になってくるのが主役のもつの下処理になります。下処理がきちんとできていないと、せっかくスープが美味しくできても台無しになってしまいますのでここでは下処理方法を詳しく解説します。

まず、ボウルに生もつと塩を入れて、ごしごし洗うようによくもみこみます。目安としてはもつが400gに対して塩は山盛小さじ1くらいです。その後、冷たい水を入れて軽く洗い流していきます。次に別のボウルに小麦粉を1/2カップ入れてそこにもつもいれてコーティングするように優しくもみこみます。ここでの注意点は、ごしごしやりすぎると美味しい脂が全てなくなってしまいますので優しくもむのがポイントです。

最後は、冷たい水を入れて小麦粉を落としてもつについた水分をキッチンペーパーで優しくふき取ったら下処理は終わりになります。小麦粉がもつの臭みや余分な脂を落としてくれる役割を果たしてくれるのです。生もつを仕入れた場合はここまできちんと下処理をしなければなりませんが、下処理済みのもつの場合はさっと湯通し程度でもいいですし、軽く水で洗うだけでの良い場合もあります。

具材を入れる順番

もつ鍋を美味しく食べようと思ったら、この具材を入れる順番も注意が必要になります。野菜類は、基本的に火の通りにくいものから順番にいれていくということです。もつ鍋の代表的な野菜でニラがありますが、ニラは非常に火が通りやすいので入れるのは他の野菜やもつが煮えて、もう仕上げの段階で入れても決して遅くありません。

煮込みすぎは厳禁!

煮込みすぎは、どの鍋物でも厳禁と言っても過言ではありませんがもつ鍋についてはそれが非常に顕著に現れます。もつは煮込みすぎると小さくなり食感もゴムのようになってしまって旨味が逃げてしまうからです。あと、野菜に関しても煮込みすぎたらどれもシャキシャキ感がなくなり、くたっとしてしまうと美味しさも半減してしまいますので火加減や煮込み時間は注意する必要があります。

もつ鍋の人気レシピで体温まる食卓を!

もつ鍋は、非常にバリエーションが豊富で野菜もたくさん食べられることからヘルシーな鍋物です。更にコラーゲンたっぷりのもつは、女性の人気も非常に高いうえに何と言ってもしょう油、味噌、塩とスープの味も選ばない鍋物の王様です。また、もつ鍋には必ずにんにくが入っていますので、疲労回復や保温効果もバッチリですので、寒い季節が来たらぜひ家庭でいろんなもつ鍋を作って心も体も温まる食卓を目指してください。

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