牛ホルモンの種類や部位を徹底リサーチ!人気レシピも紹介!

牛ホルモンの種類や部位について調べてまとめました。レバーやハツなどの定番の部位から少し珍しい部位まで、牛ホルモンの種類や部位の特徴について詳しく説明します。おすすめの人気レシピも紹介しているので、一緒にチェックしてみましょう。

牛ホルモンの種類や部位を徹底リサーチ!人気レシピも紹介!のイメージ

目次

  1. 1牛ホルモンの種類やおすすめレシピを知りたい!
  2. 2牛ホルモンの種類と部位【定番】
  3. 3牛ホルモンの種類と部位【レア】
  4. 4牛ホルモンを使った人気レシピ
  5. 5牛ホルモンの部位の違いを楽しもう!

牛ホルモンの種類やおすすめレシピを知りたい!

牛ホルモンは焼肉屋でも人気のメニューで、その種類にもさまざまなものがあります。本記事では牛ホルモンの種類について、その部位や特徴などを詳しくまとめました。牛ホルモンを使った人気のおすすめレシピも紹介しているので、家でホルモンを料理する時の参考にしてみてください。

牛ホルモンの種類と部位【定番】

ハツ

ハツは牛の心臓で、英語のハートがなまって「ハツ」になったといわれています。筋繊維が細かいため歯切れが良く、牛ホルモンの中では柔らかい部類に入ります。臭みや脂のしつこさも少ない牛ホルモンで、淡白な味を好む人におすすめです。ビタミンB12の含有量が多いので、貧血や不眠、美容などに効果があります。

レバー

レバーは牛の肝臓で、牛ホルモンの中でも知名度が高い部位のひとつです。レバーは牛ホルモンの中でも最も大きな部位で、重さは5〜6kgにもなるといわれています。

独特の臭みがあるため苦手な人も多いですが、調理の仕方を工夫すればある程度臭みが抑えられて甘みとコクが出てきます。栄養価が高いことでも有名で、タンパク質、ビタミンA、鉄分などを豊富に含んでいるのも特徴のひとつです。

丸腸

丸腸というとあまり聞き覚えがない人もいるかもしれませんが、別称の「コテッチャン」であれば大抵の人は聞き覚えがあるでしょう。丸腸は牛の小腸を裂かずに筒の裏返し、ひと口大にカットした牛ホルモンです。

他の牛ホルモンに比べて脂肪が厚いため、噛むと中からじゅわっと脂が溢れ出します。厚みがあるため、中心まで火が通るように弱火でじっくりと焼くのがポイントです。コラーゲンがたっぷりと含まれており、美肌食材のひとつとしても人気があります。

ハラミ

ハラミときくと正肉の一部だと勘違いする人もいますが、ハラミは横隔膜の一部でれっきとした牛ホルモンです。肉質が柔らかく適度な脂肪を含んでいるのが特徴で、味わいはカルビにも似ています。しかし、カルビよりもカロリーが低いため、ヘルシーで美味しいと女性からの人気も高い、牛ホルモンです。

タン

タンは焼肉の中でも人気の高い定番メニューで、適度な歯ごたえとコクのある深い味わいが特徴です。タンはタン先、タン中、芯タン、タン下などの種類に分かれており、それぞれ希少度も異なります。芯タンはタンの中でも最も柔らかい部位で、高級食材として扱われています。

焼肉屋でよく見かけるタンはだいたい中タンで、薄切りにされているものがほとんどです。薄切りのタンは片面だけ焼き、火からおろして休ませてから食べるのがおすすめです。

ミノ

ミノは牛の4つある胃のうち、第一の胃のことです。形が蓑に似ていることから、この名前がついたといわれています。身が引き締まっているため、コリコリとした歯ごたえが楽しめます。臭みやクセが少ないため、牛ホルモン初心者にもおすすめの部位です。濃い味付けが良く合う牛ホルモンで、特に味噌ダレとの相性が抜群です。

牛ホルモンの種類と部位【レア】

ハチノス

見た目のインパクトが大きいハチノスは、牛の4つある胃のうちの2番目の部位です。あっさりとしていて食べやすく、イタリア料理や中華料理などにもよく使われています。

弾力のある独特の歯ごたえで、噛めば噛むほどクセになる食感です。焼肉屋で出されるハチノスは下処理の際に茹でられていることがほとんどですので、表面だけさっと焼けば食べることができます。

シビレ

シビレは仔牛の胸腺のことを指しますが、店によってはすい臓を含む場合もあります。胸腺は心臓付近の臓器で成熟すると脂肪に変化するため、まだ生後1年以内の仔牛からしか取ることができません。

日本では仔牛の数が少ないため、シビレのほとんどは輸入品です。脂肪がたっぷりと含まれており、濃厚でミルキーな味わいが特徴です。焼肉として食べる時は脂が出すぎないようにして、外側をカリカリに焼くのがおすすめです。

シマ腸

シマ腸は牛の大腸全体を指し、テッチャンとも呼ばれています。他の牛ホルモンとは比べ物にならないくらい多量の脂が含まれており、濃厚な味わいとクニュクニュとした歯ごたえが特徴です

ただ、赤身の脂に比べてあっさりとしているため、そこまでくどさを感じることはありません。もしも脂がしつこく感じる場合は、焼く時にある程度脂を落としてから食べると良いでしょう。

センマイ

牛の第3の胃でもあるセンマイは、布を千枚重ねたように見えるところから名付けられました。下処理に時間はかかりますが、シャキシャキとした食感がたまらない美味しさです。牛ホルモンの中でも一番臭みのない部位で、そのまま生で食べることもできます。脂肪が少なくヘルシーで、鉄分や亜鉛を多く含む栄養価の高い牛ホルモンでもあります。

テール

テールとはその名の通り牛のしっぽの部分で、よく動いているため濃厚な味わいを楽しめます。肉質は固くて筋っぽいところがありますが、その濃厚な味が通に好まれています。とてもよいダシが出るため、スープなどに使うのもおすすめです。

テールは骨がついているままのものもあれば、すでに骨が取られているものもあります。骨がついていないもののほうが食べやすいですが、骨付きよりも鮮度が落ちているのでしっかりと火を通すようにしましょう。

フワ

フワは牛の肺の部分で、マシュマロのような柔らかい食感が面白い牛ホルモンです。味は比較的淡白ですので、味というよりは食感を楽しむのがおすすめです。味付けによってもだいぶ印象が変わるので、慣れていないうちは濃い味付けのタレをつけると良いでしょう。

牛ホルモンを使った人気レシピ

ネギ塩牛ハラミ丼

【材料】

  • ハラミ 100〜150g
  • 塩コショウ 適量
  • 酒 50cc
  • 酢 大さじ1
  • すりごま 大さじ1
  • レモン汁 小さじ1
  • すりおろしにんにく 1片
  • 塩 小さじ1/2
  • だしの素 2g
  • 砂糖 小さじ1/2
  • ごま油 適量
  • ご飯 丼一杯
  • ネギの小口切り 適量

【作り方】
  1. Aを混ぜ合わせておきます。
  2. ハラミに塩コショウを振ります。
  3. フライパンにごま油を熱し、1の両面をさっと焼きます。
  4. 1を加え、強火で1分ほど煮詰めます。
  5. 丼にご飯を盛り付け、4を乗せてネギを散らしたら完成です。

ガッツリと食べたい時におすすめの、ネギ塩牛ハラミ丼のレシピです。ごま油やだしの素で旨みを出しつつも、酸味がきいた塩ダレでさっぱりと食べることができます。塩ダレは焼きそばや炒め物に利用できるので、作り置きしておくと便利です。肉の種類は何を使っても大丈夫ですので、牛カルビや豚バラなどお好みの食材を使ってみましょう。

シロコロホルモン焼きうどん

【材料】(1人分)

  • うどん 1玉
  • 丸腸 150g
  • もやし 2/3袋
  • 青ネギ 適量
  • ネギ 適量
  • ブラックペッパー 適量
  • 味付け塩コショウ 適量
  • A 味噌 大さじ1/2
  • A 味の素 5振り
  • A 焼肉のタレ 大さじ2〜4
  • A コチュジャン 3cm
  • A 生にんにく 3cm
  • A 鶏ガラスープの素 小さじ1
  • A 水 大さじ2
  • A ごま 小さじ1

【作り方】
  1. Aを混ぜ合わせておきます。
  2. うどんをでんレンジで30秒加熱します。
  3. 中火に熱したフライパンに丸腸を乗せ、塩コショウをまんべんなくかけます。
  4. もやしを入れて炒めたら、薄切りにしたネギも加えて炒めます。
  5. うどんと1を入れて1〜2分炒めます。
  6. ブラックペッパーと小ネギをかけ、皿に盛り付けたら完成です。

こってりとした味付けがたまらない、シロコロホルモン焼きうどんを紹介します。丸腸の脂を利用して野菜やうどんを炒めるので、ホルモンの旨みと脂の甘みを思う存分堪能することができます。うどんがなくても美味しく食べられるので、お酒のおつまみなどに利用するのも良いでしょう。

牛レバーの竜田揚げ

お弁当のおかずやおつまみに活躍する、牛レバーの竜田揚げのレシピです。レバーはあらかじめ牛乳に浸けておくことで臭みが消え、レバーが苦手な人でも美味しく食べることができます。タレには15分ほど漬けておけばしっかりと味が付きますが、もっと濃い味にしたい場合は漬け時間を長くするのがおすすめです。

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牛ホルモンの部位の違いを楽しもう!

牛ホルモンの種類や部位、人気のおすすめレシピをまとめました。牛ホルモンは部位によっても味や食感がさまざまで、好みも人によって大きく分かれます。あまり多くの種類を食べたことがない人は、いろいろな部位を食べ比べてみるのも良いでしょう。

牛ホルモンは家でも簡単に調理することができるので、本記事で紹介したレシピを参考にいろいろなメニューに挑戦してみましょう。

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