レモンのはちみつ漬けの作り方と保存方法!苦くならないコツと食べ方も紹介
レモンのはちみつ漬けの作り方を知って、美味しいはちみつ漬けレモンを作ってみませんか?暑い日が続く夏のおやつには、クエン酸がたっぷり入って疲労回復効果のあるレモンと、エネルギーに変換しやすいブドウ糖と果糖を含むはちみつで作ったレモンのはちみつ漬けがぴったりです。今回はレモンのはちみつ漬けの人気の作り方レシピと保存方法、それに美味しい食べ方について特集しています。皮を剥いて作った方が良いのかなど、はちみつ漬けレモンを作る上での素朴な疑問についても調査してみました!
目次
レモンのはちみつ漬けとは?
レモンのはちみつ漬けは甘酸っぱくてさっぱりとした味わいが美味しい保存食です。すぐにエネルギー変換が可能なブドウ糖や果糖を含み、また、疲労回復の効果が期待できるクエン酸をたっぷりと含んでいいます。夏のおやつや、スポーツ選手などにも人気の保存食です。
今回はレモンのはちみつ漬けの作り方や、人気のレシピ、また保存方法などについて解説していきます。意外に簡単にできるのでこの機会に美味しいはちみつ漬けレモンの作り方を覚えてみませんか?
レモンのはちみつ漬けの作り方
レモンのはちみつ漬けはどのように作るのでしょうか?身近な材料さえあれば実はとても簡単にできてしまいます。本項ではレモンのはちみつ漬けの作り方を必要な材料から、道具、レモンの皮の下処理の方法まで詳しく解説しています。
材料
レモンのはちみつ漬けにはどんな材料が必要なのでしょうか?まずは何と言ってもレモンが必要です。できれば国産の無農薬のレモンを用意しましょう。外国産のレモンには、防腐剤が多く添加されており、皮ごとはちみつ漬けにするのには向いていません。
レモンの他には、はちみつと、好みで砂糖を用意します。もちろんはちみつだけで漬けても美味しいのでいろいろと分量を試して好みを見つけるといいでしょう。
用意するもの
続いてレモンのはちみつ漬けを作るにあたって必要な道具について紹介しましょう。といっても特別な道具は必要ありません。レモンを漬けて置くのに使う瓶がひとつあれば十分です。煮沸消毒ができてしっかりとフタができるものが良く、ガラス瓶などがおすすめです。
レモンの下処理
レモンのはちみつ漬けを作る時に、レモンにしておきたい下準備について説明しましょう。まずはレモンの皮を入れない場合、レモンの皮を剥くことが必要です。
国産の無農薬レモンを使い皮ごとはちみつ漬けにする場合は、レモンの表面についているワックスを取り除く必要があります。ワックスを取り除くには塩を使うのが効果的です。果皮を塩でもみ込むようにしてから流水で流し表面のワックスを取り除いておきましょう。
容器の煮沸消毒
レモンのはちみつ漬けを作る前に、漬けておく瓶の煮沸消毒をしておきましょう。煮沸消毒をすることで効果的に瓶の殺菌ができ、レモンのはちみつ漬けの長期保存が可能になります。
煮沸消毒の方法は、まずは瓶がしっかりと浸かるだけの大きな鍋に湯を沸かし瓶を入れ、ぐらぐらと沸いている状態で5分保ちます。その後はトングで瓶を取り出し、ペーパータオルの上で乾かしてください。完全に乾いたらできるだけ早いうちに使うようにしましょう。
作り方
- レモン(無農薬で適量)
- はちみつ(瓶を満たせるだけ)
- ガラス容器は煮沸消毒する
- レモンを洗って3mm~5mm幅の輪切りにして種を取り除く
- ガラス瓶にレモンとはちみつを交互に重ねながら入れ、最後ははちみつで瓶を満たす
- 3の状態で冷蔵庫に1週間ほどおいてできあがり
参考動画は、レモンのはちみつ漬けの基本的な作り方を紹介したものです。美味しくなるポイントとしては、レモンとはちみつを交互に重ね、最後に浸すようにはちみつを注ぐことです。はちみつでフタをするようにするとレモン全体にはちみつが効果的に行き渡り、美味しく仕上がります。
レモンのはちみつ漬けの保存方法
レモンのはちみつ漬けを作ったら、どのように保存すればいいのでしょうか?本項ではレモンのはちみつ漬けに最適な保存方法と、保存する上で気をつけておきたいこと、また、保存期間について解説しています。
おすすめの保存容器
レモンのはちみつ漬けを作るのに必要な保存容器はどんなものが適しているのでしょうか?ベストは煮沸消毒ができてフタができるガラス瓶が良いでしょう。
レモンのはちみつ漬けは冷蔵庫で寝かせている間、時々逆さにしてレモンにはちみつを馴染ませるとより美味しく仕上がります。このため逆さにしても漏れないしっかりと密封できる瓶がおすすめです。
煮沸消毒は必須
レモンのはちみつ漬けは保存食ですが、より効果的に長期保存するためにはレモンのはちみつ漬けを入れる瓶は必ず煮沸消毒しておきましょう。
煮沸消毒は鍋の湯がぐらぐらと沸いている状態で5分、瓶を沸かします。取り出す時も素手ではなく、トングを使いましょう。また、瓶だけでなくフタもきちんと煮沸する必要があります。
保存期間(消費期限)
レモンのはちみつ漬けは保存食でもありますが、どれくらいの期間保存できるのでしょうか?まずは使い切るべき「消費期限」について説明しましょう。
はちみつの消費期限は1年以上あり、レモンのはちみつ漬けについても煮沸消毒をしてしっかりと殺菌をすれば冷蔵庫保存で半年以上持つとされています。ただし、密封された状態ではないため、長期保存したものを食べる場合には状態に気をつけた方がいいかもしれません。
賞味期限
では、使い切るべき「消費期限」ではなく、美味しく食べられる「賞味期限」ではどうでしょうか?レモンのはちみつ漬けは漬けてから1晩経ってから食べられるようになり、2週間程度寝かすと味が馴染んで美味しくなります。
レモンのはちみつ漬け美味しく食べるためには、作ってからおおよそ1か月以内に食べきるようにしましょう。
レモンのはちみつ漬けが苦くならないコツ
レモンのはちみつ漬けを作ってみたけれど、苦くなってしまったことはありませんか?本項ではレモンのはちみつ漬けを作るうえで気をつけておきたい苦くならないコツについて解説しています。
皮を剥く
レモンのはちみつ漬けをできるだけ苦み少なく仕上げたい場合は、レモンの皮を剥いて作りましょう。レモンの皮には苦み成分があり、これを取り除くことで苦みのないはちみつ漬けにすることができます。
皮と果肉の間の白いワタを取り除く
レモンの苦み成分は皮だけでなく、外皮と薄皮の間にある白い部分にも存在しています。できるだけ苦みを取り除きたいという人は、外皮だけでなく、白い部分も削って処理するのをおすすめします。
レモンのはちみつ漬けの食べ方
レモンのはちみつ漬けを作ったら、どんなふうに食べると美味しいのでしょうか?本項ではレモンのはちみつ漬けの美味しい食べ方について紹介しています。
そのまま食べる
レモンのはちみつ漬けはそのまま食べることができます。ヘルシーなおやつとして、疲れた時の栄養補給として、ひと口かじるだけで、その甘酸っぱさに元気が出るでしょう。
トッピングに使う
レモンのはちみつ漬けは、トッピングの材料として使うこともできます。お菓子作りの仕上げに加えても彩りや香りが足され美味しくなりますし、プレーンヨーグルトに砂糖代わりに入れるのもおすすめです。画像のようにトーストにトッピングしても美味しいのでぜひ試してみてください。
ドリンクに入れる
紅茶やソーダなど、好みのドリンクにレモンのはちみつ漬けを添えるのもおすすめの食べ方です。シロップなど他の甘みを足す代わりにはちみつ漬けを使ってみましょう。レモンの香りと風味がいつものドリンクをワンランクアップしてくれます。
レモンのはちみつ漬けを使った人気レシピ
本項ではレモンのはちみつ漬けを使った人気レシピを紹介しています。甘酸っぱさが美味しいレモンのはちみつ漬けはさまざまな健康効果が期待できるヘルシーなおやつです。レモンのはちみつ漬けをいろいろなレシピにアレンジしてみてはいかがですか?
クリームチーズマフィンはちみつレモン
- レモン(1個)
- バター(80g)
- 砂糖(80g)
- たまご(1個)
- ベーキングパウダー(小さじ1)
- 塩(少々)
- 牛乳(50ml)
- クリームチーズ(50g)
- レモンはカットした半分は果汁を絞り、もう半分は皮を剥いて輪切りからいちょう切りにする
- 常温に戻したバターは泡だて器で混ぜ、そこに砂糖と卵を順に加えて混ぜる
- ベーキングパウダーと塩を振り入れ混ぜ、そこに牛乳、レモン果汁を順に入れて混ぜる
- マフィン型に半分まで生地を入れ、カットしたクリームチーズをのせて上に生地をのせる
- トッピングにカットしたはちみつレモンを飾り、焼き上げれば完成
はちみつ漬けレモンの人気レシピ、こちらは「クリームチーズマフィンはちみつレモン」のレシピ動画です。クリームチーズのまろやかさに、はちみつ漬けレモンの酸味が効果的なアクセントになって美味しいマフィンです。
はちみつレモンソーダ
- レモン(無農薬で1個)
- はちみつ(適量)
- 炭酸水
- レモンを輪切りにして種を取り除く
- 耐熱容器にはちみつをかけながらレモンを重ね、容器一杯になるまではちみつを入れる
- 2の状態で2日置き、できたはちみつレモンの汁をスプーン5杯程度入れる
- 3のグラスに炭酸水を注いでレモンを飾ったら完成
はちみつ漬けレモンの人気レシピ、こちらは「はちみつレモンソーダ」のレシピ動画です。はちみつ漬けレモンがあれば思いついた時にすぐできる簡単レシピです。
レモンのはちみつ漬けは簡単に作れる
甘酸っぱくて爽やかな風味が美味しいレモンのはちみつ漬けは、夏に美味しい人気のおやつです。長期保存も可能なので保存食としても使え、さまざまなアレンジができるのもはちみつ漬けレモンのメリットです。
今回はレモンのはちみつ漬けの作り方や保存方法、美味しい食べ方と人気のレシピについて紹介しました。疲れた日に食べたい美味しいレモンのはちみつ漬けを家でも作ってみませんか?